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第1章 精霊がいる薬屋
12、納品、そして日常へ
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素材採取に向かった次の日。ヴァレリアさんは一日調薬部屋に篭っていた。説明を聞いたところによると、月光草と魔力草が保有する魔力を、調薬者の魔力で全く干渉せずに混ぜ合わせる必要があるらしい。
しかし魔力を混ぜ合わせるには魔力干渉が必要で、ならどうやって魔力を混ぜ合わせるの? と疑問になるような調薬法なのだ。そもそも普通の調薬では薬草同士の魔力を混ぜ合わせたりしない。
そんな異次元の調薬を成功させるには、ヴァレリアさんの魔力を使って薬草の魔力を混ぜ合わせるけど、そのヴァレリアさんの魔力は薬草の魔力に一切混ざらないようにしなければならないらしい。
要するに魔力に膜を張って伸ばし、魔力を混ぜ棒のようにしながらもいっさい魔力を薬草に干渉させない。そんな技術が必要になるそうだ。とりあえず分かることは、私には絶対に無理だということだけだ。
「レ、レイラ……また失敗した」
「お疲れ様です。一度休んだ方が良いですよ。お昼ご飯にしませんか?」
「そうだな……よろしく頼む」
ソファーに横になったヴァレリアさんから弱々しい声が聞こえてきたので、私はフェリスと一緒に台所へと向かった。
「フェリス、お昼ご飯は何が良い?」
私がそう声をかけると、堂々と話せることが嬉しいのか満面の笑みで答えてくれる。
『僕あれが食べたいな。お米!』
「お米かぁ……あったかな」
お米はこの国では作られていないため、別の国からの輸入品なので高価で、たまにしか買わないのだ。
「あっ、あと少し残ってるみたい。じゃあお米は鍋で炊いて……お肉でも焼こうか。ステーキにする?」
『うん! 焼き加減は僕に任せてよ』
「ありがとう。ちょっと待ってね」
それからはフェリスと一緒に楽しくお昼ご飯を作って、ヴァレリアさんも呼んで三人でステーキを味わった。久しぶりに食べたけど、お米も意外と美味しい。
「このステーキのタレ、美味いな」
「本当ですか? 私が作ったんです」
「レイラは料理が美味いよなぁ」
「ふふっ、ありがとうございます。ヴァレリアさんにも教えてあげますよ?」
「……いや、私はいい。私が料理をすると黒い何かが出来上がるんだ」
黒い何かって……いや、そういえば私の誕生日にヴァレリアさんが料理を作ってくれようとして、台所を滅茶苦茶にされたような記憶がある。
今思い出すまで忘れていた。……ヴァレリアさんは、食べる専門が良いかな。
「そうですね。私がいない時があったら屋台で買うことをお勧めします」
「ああ、そうする予定だ。――よしっ、腹もいっぱいになったしまた頑張るかな」
「分かりました。頑張ってください!」
――それから数時間。
ヴァレリアさんは調薬部屋から出てこなかった。時計を気にしつつ私は部屋の掃除を進めていると……日が暮れた頃に突然、バタンッと調薬部屋の扉が開いた。
「レイラ! 成功した……っ!!」
「本当ですか!? ヴァレリアさん凄いです!」
「今から公爵家に行こう!」
「え、今から? さすがに迷惑なんじゃ……」
「時間を置いたら効果が減少するかもしれないんだ。早く行くぞ」
ヴァレリアさんはそう言って自室へと駆け上がっていった。効果が減少って……私も早く準備をしないと!
それから五分ほどで準備を整えて、出来上がった治療薬を大切に持って私達はお店を出た。一番近くの乗合馬車乗り場に行き、通常料金の五倍のお金を渡して貸切にしてもらう。
そうして馬車に揺られること数十分、公爵家の屋敷の近くに到着した。馬車を降りて門に向かうと、門番さんに怪訝な表情を向けられる。
「ヴァレリア薬屋のヴァレリアとレイラだ。ご依頼の薬が出来上がったので届けにきた」
「……来訪の予定があるとは聞いてないが」
「事前連絡はしていない。薬がいつ出来上がるか分からなかったのだ。早く渡さなければ効果が薄れてしまうゆえ、早めに屋敷へと取り次いでほしい」
薬の効果が薄れてしまうという言葉を聞き、門番は慌てたように動き出した。
「分かった。じゃあお前達はそこの詰所で待っていてくれ。中に連絡をしてくる」
「頼んだ」
それから詰所で待つこと数十分。詰所の応接室に慌てた様子で執事らしい男性が駆け込んできた。
「お、お待たせいたしましたっ! 旦那様と奥様の下へ案内させていただきますので、どうぞこちらへ」
「分かった。よろしく頼む」
詰所を出ると、目の前には敷地内で使うための馬車が私達を待っていた。それに乗るとすぐ屋敷に向かって動き始める。敷地内でも馬車が必要とか、お庭が広すぎるよ……
「こちらへお願いいたします。本日はそのままお嬢様のお部屋へご案内いたします」
フィラート病を患っているご令嬢のところに、直接通してくれるらしい。治ったら良いけど……ヴァレリアさんの話では、薬が効けばすぐに赤い跡が消えていくのだそうだ。
「ヴァレリア薬屋のヴァレリア様とレイラ様をお連れいたしました」
執事の男性がそう声をかけると、部屋の内側から扉が開かれた。ご令嬢の私室のようで、中はとても可愛らしい内装になっている。
そんな部屋の中にはベッドに横たわって辛そうな女の子と、ベッド脇のスツールに腰掛けている公爵様と公爵夫人がいた。
「よく来てくれたな。薬ができたというのは……本当なのか?」
「はい。しかし本当に効くのかは定かではありません。こちらの薬なのですが、ご令嬢に処方しても良いでしょうか?」
ヴァレリアさんが鞄から取り出したのは、虹色に輝く丸薬だった。凄く綺麗な薬……
「もちろんだ。よろしく頼む」
「かしこまりました。お嬢様、失礼いたします」
ヴァレリアさんはご令嬢の枕元に膝をつくと、優しい声音で話しかけた。
「これを飲めばフィラート病が治るかもしれません。少し大きいですが、水と一緒に噛まずに飲み込んでください」
その言葉にご令嬢が頷いたのを確認し、ヴァレリアさんはご令嬢の上半身を起き上がらせて、丸薬を口に含ませた。そしてメイドから受け取った水を、口元につけて傾けていく。するとご令嬢は何とか薬を飲み込んでくれたようだ。
「これで……治ったのか?」
どうなんだろう。今のところ何も起こらない。お願いだから治って……!
私のそんな願いが通じたのか、丸薬を飲んでから数十秒後、突然ご令嬢の体が一瞬だけ光り輝いた。そしてその光が収まると……顔や腕にあった赤いあざが、どんどん体に吸い込まれるようにして消えていく。
「やった! 効いた!」
私は思わずそう叫んでから、ここが公爵家の一室だということを思い出した。やばいと思って慌てて口を閉じたけど、公爵様も公爵夫人も瞳に涙を浮かべて微笑むだけで、責められたりはしない。
「本当に……本当にありがとう。君達は娘の命の恩人だ」
「いえ、薬師として当然のことをしたまでです」
安心したような笑みを浮かべながらそう返したヴァレリアさんは、誰よりもカッコ良かった。
それからは家族で喜びを分かち合いたいだろうということで、私達は公爵家を後にした。報酬については後で話し合うことになった。
治療が不可能だと思われていた病気の治療薬を作り出して、その治療薬で公爵家のご令嬢を救うって……どんな報酬がもらえるんだろう。
「あの……ヴァレリアさんがあのお店にいられなくなるとか、そんなことはないですよね?」
こんな凄い人材を国が放っておくだろうか。王宮所属の薬師にスカウトされるとか、フィラート病の治療薬に関する論文を書いて、その功績で貴族になっちゃうとか……
「そんな不安そうな顔をするな。私はあの店が好きだから何を言われても断るさ。……まあ、これからは貴族からの依頼が増えるだろうけどな。あとは国からの依頼もくるだろう。レイラ、配達頑張れよ」
「え、王宮にも私が配達するんですか!?」
「決まってるだろう? 私の優秀な弟子なんだから」
優秀な弟子、優秀な弟子……
「えへへ、そうですか? まあ、確かにそうですよね」
私はその言葉の響きが嬉しくて、思わず肯定してしまった。
「だろう? だから配達はよろしくな」
「はっ……嵌められた?」
「そんなことはない。ほら、早く帰るぞ」
『レイラ、王宮に配達に行ったら、美味しいクッキーをたくさんもらえるかな』
いやいや、クッキーなんてもらってる場合じゃないから。絶対に緊張してそれどころじゃないから!
これからは今まで以上に忙しくて大変な毎日になるのだろう。……でも、そんな毎日も楽しみだ。
私はこれからの日々に思いを馳せ、前を歩くヴァレリアさんの背中と私の隣にいるフェリスを見て、自然と笑顔になった。もう、不安な気持ちは消えていた。
しかし魔力を混ぜ合わせるには魔力干渉が必要で、ならどうやって魔力を混ぜ合わせるの? と疑問になるような調薬法なのだ。そもそも普通の調薬では薬草同士の魔力を混ぜ合わせたりしない。
そんな異次元の調薬を成功させるには、ヴァレリアさんの魔力を使って薬草の魔力を混ぜ合わせるけど、そのヴァレリアさんの魔力は薬草の魔力に一切混ざらないようにしなければならないらしい。
要するに魔力に膜を張って伸ばし、魔力を混ぜ棒のようにしながらもいっさい魔力を薬草に干渉させない。そんな技術が必要になるそうだ。とりあえず分かることは、私には絶対に無理だということだけだ。
「レ、レイラ……また失敗した」
「お疲れ様です。一度休んだ方が良いですよ。お昼ご飯にしませんか?」
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「フェリス、お昼ご飯は何が良い?」
私がそう声をかけると、堂々と話せることが嬉しいのか満面の笑みで答えてくれる。
『僕あれが食べたいな。お米!』
「お米かぁ……あったかな」
お米はこの国では作られていないため、別の国からの輸入品なので高価で、たまにしか買わないのだ。
「あっ、あと少し残ってるみたい。じゃあお米は鍋で炊いて……お肉でも焼こうか。ステーキにする?」
『うん! 焼き加減は僕に任せてよ』
「ありがとう。ちょっと待ってね」
それからはフェリスと一緒に楽しくお昼ご飯を作って、ヴァレリアさんも呼んで三人でステーキを味わった。久しぶりに食べたけど、お米も意外と美味しい。
「このステーキのタレ、美味いな」
「本当ですか? 私が作ったんです」
「レイラは料理が美味いよなぁ」
「ふふっ、ありがとうございます。ヴァレリアさんにも教えてあげますよ?」
「……いや、私はいい。私が料理をすると黒い何かが出来上がるんだ」
黒い何かって……いや、そういえば私の誕生日にヴァレリアさんが料理を作ってくれようとして、台所を滅茶苦茶にされたような記憶がある。
今思い出すまで忘れていた。……ヴァレリアさんは、食べる専門が良いかな。
「そうですね。私がいない時があったら屋台で買うことをお勧めします」
「ああ、そうする予定だ。――よしっ、腹もいっぱいになったしまた頑張るかな」
「分かりました。頑張ってください!」
――それから数時間。
ヴァレリアさんは調薬部屋から出てこなかった。時計を気にしつつ私は部屋の掃除を進めていると……日が暮れた頃に突然、バタンッと調薬部屋の扉が開いた。
「レイラ! 成功した……っ!!」
「本当ですか!? ヴァレリアさん凄いです!」
「今から公爵家に行こう!」
「え、今から? さすがに迷惑なんじゃ……」
「時間を置いたら効果が減少するかもしれないんだ。早く行くぞ」
ヴァレリアさんはそう言って自室へと駆け上がっていった。効果が減少って……私も早く準備をしないと!
それから五分ほどで準備を整えて、出来上がった治療薬を大切に持って私達はお店を出た。一番近くの乗合馬車乗り場に行き、通常料金の五倍のお金を渡して貸切にしてもらう。
そうして馬車に揺られること数十分、公爵家の屋敷の近くに到着した。馬車を降りて門に向かうと、門番さんに怪訝な表情を向けられる。
「ヴァレリア薬屋のヴァレリアとレイラだ。ご依頼の薬が出来上がったので届けにきた」
「……来訪の予定があるとは聞いてないが」
「事前連絡はしていない。薬がいつ出来上がるか分からなかったのだ。早く渡さなければ効果が薄れてしまうゆえ、早めに屋敷へと取り次いでほしい」
薬の効果が薄れてしまうという言葉を聞き、門番は慌てたように動き出した。
「分かった。じゃあお前達はそこの詰所で待っていてくれ。中に連絡をしてくる」
「頼んだ」
それから詰所で待つこと数十分。詰所の応接室に慌てた様子で執事らしい男性が駆け込んできた。
「お、お待たせいたしましたっ! 旦那様と奥様の下へ案内させていただきますので、どうぞこちらへ」
「分かった。よろしく頼む」
詰所を出ると、目の前には敷地内で使うための馬車が私達を待っていた。それに乗るとすぐ屋敷に向かって動き始める。敷地内でも馬車が必要とか、お庭が広すぎるよ……
「こちらへお願いいたします。本日はそのままお嬢様のお部屋へご案内いたします」
フィラート病を患っているご令嬢のところに、直接通してくれるらしい。治ったら良いけど……ヴァレリアさんの話では、薬が効けばすぐに赤い跡が消えていくのだそうだ。
「ヴァレリア薬屋のヴァレリア様とレイラ様をお連れいたしました」
執事の男性がそう声をかけると、部屋の内側から扉が開かれた。ご令嬢の私室のようで、中はとても可愛らしい内装になっている。
そんな部屋の中にはベッドに横たわって辛そうな女の子と、ベッド脇のスツールに腰掛けている公爵様と公爵夫人がいた。
「よく来てくれたな。薬ができたというのは……本当なのか?」
「はい。しかし本当に効くのかは定かではありません。こちらの薬なのですが、ご令嬢に処方しても良いでしょうか?」
ヴァレリアさんが鞄から取り出したのは、虹色に輝く丸薬だった。凄く綺麗な薬……
「もちろんだ。よろしく頼む」
「かしこまりました。お嬢様、失礼いたします」
ヴァレリアさんはご令嬢の枕元に膝をつくと、優しい声音で話しかけた。
「これを飲めばフィラート病が治るかもしれません。少し大きいですが、水と一緒に噛まずに飲み込んでください」
その言葉にご令嬢が頷いたのを確認し、ヴァレリアさんはご令嬢の上半身を起き上がらせて、丸薬を口に含ませた。そしてメイドから受け取った水を、口元につけて傾けていく。するとご令嬢は何とか薬を飲み込んでくれたようだ。
「これで……治ったのか?」
どうなんだろう。今のところ何も起こらない。お願いだから治って……!
私のそんな願いが通じたのか、丸薬を飲んでから数十秒後、突然ご令嬢の体が一瞬だけ光り輝いた。そしてその光が収まると……顔や腕にあった赤いあざが、どんどん体に吸い込まれるようにして消えていく。
「やった! 効いた!」
私は思わずそう叫んでから、ここが公爵家の一室だということを思い出した。やばいと思って慌てて口を閉じたけど、公爵様も公爵夫人も瞳に涙を浮かべて微笑むだけで、責められたりはしない。
「本当に……本当にありがとう。君達は娘の命の恩人だ」
「いえ、薬師として当然のことをしたまでです」
安心したような笑みを浮かべながらそう返したヴァレリアさんは、誰よりもカッコ良かった。
それからは家族で喜びを分かち合いたいだろうということで、私達は公爵家を後にした。報酬については後で話し合うことになった。
治療が不可能だと思われていた病気の治療薬を作り出して、その治療薬で公爵家のご令嬢を救うって……どんな報酬がもらえるんだろう。
「あの……ヴァレリアさんがあのお店にいられなくなるとか、そんなことはないですよね?」
こんな凄い人材を国が放っておくだろうか。王宮所属の薬師にスカウトされるとか、フィラート病の治療薬に関する論文を書いて、その功績で貴族になっちゃうとか……
「そんな不安そうな顔をするな。私はあの店が好きだから何を言われても断るさ。……まあ、これからは貴族からの依頼が増えるだろうけどな。あとは国からの依頼もくるだろう。レイラ、配達頑張れよ」
「え、王宮にも私が配達するんですか!?」
「決まってるだろう? 私の優秀な弟子なんだから」
優秀な弟子、優秀な弟子……
「えへへ、そうですか? まあ、確かにそうですよね」
私はその言葉の響きが嬉しくて、思わず肯定してしまった。
「だろう? だから配達はよろしくな」
「はっ……嵌められた?」
「そんなことはない。ほら、早く帰るぞ」
『レイラ、王宮に配達に行ったら、美味しいクッキーをたくさんもらえるかな』
いやいや、クッキーなんてもらってる場合じゃないから。絶対に緊張してそれどころじゃないから!
これからは今まで以上に忙しくて大変な毎日になるのだろう。……でも、そんな毎日も楽しみだ。
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