ユメニッキ

Auguste

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プロローグ〜憂鬱な目覚め〜

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目覚めはいつも憂鬱だ。
突然目が覚めることもあるし、目覚まし通りに起きることも、体が重くて起きれないこともある。
毎日ではないが、夢を見ることがある。
この世に生まれてから多くの夢を見てきた。
夢とは体験したこと、断片的に見たもの、中にはありえないことが組み合わさってできていると言われている。
夢を見た後、自分はこう思う。
自分が見てるこの世の中はこのように見えているのかなと。
家族から聞いた話だと、よくうなされているらしい。
目覚めが憂鬱なのは、きっと夢のせいなのだろう。

小説家として活動を始めて、数ヶ月が経った。
この機会に自分が今まで見た、あるいはこれから見た夢の中を短編として紹介したいと思う。
是非、黒の道化師の夢の中の世界を、堪能していただきたい。
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