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第二章 現象⑦
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「は……?」
訳が分からなかった。八卦を手伝おうと考えていたのに、近づくなというのはどういうことなのだろうか。
「言い方が悪かったかしらね。ずっと近づくなと言っているわけではないのよ。ただ、儀式を行った直後の私には絶対に近づいてほしくないのよ」
「……何か問題でもあるのか?」
「……あるわ。だから、何が起きても近づいては駄目よ」
八卦の言葉には強い意志が込められていた。
きっと俺が何を言っても、その言葉は頑なに曲げないだろう。
「……お前には何も問題はないのか?」
「……ええ」
沈黙の後、八卦はただ一言だけで答えた。
「八卦――」
「じゃあ、お願いよ?」
八卦は俺の言葉を遮り、大幣を構えた。
釈然としない思いはあった。しかし、夢を救うためには、ただ八卦の言葉を信じて待つことしかできなさそうだった。
「では、始めるわ……」
そう言うと八卦は大幣を夢に向けた。
「祓い給い、清め給え、神ながら守り給い、幸え給え」
八卦は大幣を振りながら唱える。
その大幣を振るう姿は神秘的であり、振るうたびに空気が清められるかのようだ。
あたりに神聖な気配が漂ってくるような気さえする。
三回、八卦は言葉を繰り返した。
唐突に夢から何か黒い霧のようなものが出てくる。夜にも関わらず、夜の闇よりもなお暗いそれは俺の目にも映っていた。
八卦は更に言葉を続ける。
やがて、黒い塊――穢れは八卦の言葉に答えるかのように少しずつ消えていく。
「やはり、現象を起こすほどの穢れはそう簡単にいかないわね……」
八卦が呟いた言葉通り、穢れの消えるスピードは鈍くなっていた。
そして、再び夢の中へ戻ろうと移動を始めた。
「いけないっ! 圭、貴方が呼びかけなさい!」
「い、いきなり何を――」
「いいから、早く夢に呼びかけるのよ! 穢れが夢の中に戻ってしまう前に早く!」
必死な八卦の言葉の意味が分からず困惑してしまった。
しかし、八卦は夢を助けるために行動してくれている。その八卦の言葉なのだ。きっと意味があるのだろう。
「夢! 聞こえるか、夢っ!」
俺の言葉に夢の中に戻ろうとする穢れが動きを止め――再び動き出した。
「くっ。まだ望みが現象から切り離されていないのね。……やっぱり、この手しかない、わね」
八卦は諦めるかのように言葉を吐き出すと大きく息を吸い、言葉を唱えた。
「汝の願いはいかなるものか。今起きたる現象は真に汝の願いなるや。全ての時を止め、現を否定す。それが真に汝の願いなるや。我は汝の願いを肯定す。叶えられなしと断ずる必要はなし。ただ、我に汝の願いを託せ」
八卦の言葉に反応したのか、穢れの夢へ戻ろうとする向きが変わり、八卦の方へ飛び始めた。
「は、八卦!」
「来ないで!」
慌てて駆け寄ろうとした俺を八卦の言葉が止めた。
「け、穢れが八卦の方に向か――」
「私のことはいいから。貴方は夢を呼び戻しなさい。貴方の目的は夢を助けることでしょう」
取りつく島もなかった。
しかし、八卦の言う通り、夢を何とかする必要があるのも事実だ。
幸いなことに穢れが八卦の方へ飛ぶ速さはかなり遅い。
「夢! 目を覚ませ!」
しかし、先ほどと同じように夢が反応することはない。
「夢の本当の願いを暴きなさい! 貴方が時を止められることがなかった、その願いを!」
夢の願い。八卦が言うそれがこの現象を解決するために必要なもの。
俺はこの現象が起きた時、夢に聞いたことを思い出していた。
あの時、俺は夢に今、この瞬間が止まればいいと思ったことはないか、と聞いた。
雫が答えてしまったがゆえに夢自身の言葉を聞くことは出来なかったが、夢は否定していなかった。
夢の願いは今、この瞬間が止まってほしいというもの、なのか……?
そこまで考えた俺は自身の考えを否定した。
なぜなら、俺自身がその夢の願いを否定する材料だからだ。八卦も言っていた。夢の起こした現象に巻き込まれなかった俺の力が必要なのだ、と。
そして、俺は気づいた。夢の現象に巻き込まれなかったのは雫も同様だということ。
本当にこの瞬間が止まってほしい、というものなら俺も雫も時が止まっていておかしくない。
しかし、俺たちは時が止まることなかった。時が止まったのは夢自身だ。そのことが意味することは――
「そういうことか……」
俺は呟く。夢の願いは時が止まってほしい、というものではないと理解できた。
夢の本当の願い。それは――
「夢。お前を置いてみんな消えることはないよ。――失うことを恐れる必要なんてないんだ」
今の瞬間を失いたくない。それが自身の時を止めてまで願った夢の願いだ。
俺の言葉が引き金になったのか、穢れが八卦に向かう速さが上がり、八卦の中へ入っていった。
「八卦――」
「大丈夫よ」
またも手で制す八卦。
「終わったのか……?」
「ええ……」
八卦は大幣を持ったまま腕を下げる。疲れが出たのか、少し声が小さくなっていた。
「本当に大丈夫か?」
「ええ、大丈夫よ……。ほんの少しだけ疲れただけだから……。その子はすぐに目を覚ますと思うわ……」
八卦はそう言うと立ち去ろうとする。
その時――八卦がふらついた。
「おい!」
俺は慌てて今にも倒れそうな八卦の元へ近づき、支えようと――
「来ないで!」
鋭い八卦の言葉にさえぎられた。八卦はすんでのところで踏みとどまったが、まだふらついていた。
「でも、八卦――」
「いいから!」
強い剣幕で八卦が言い放つ。
その言葉は俺が動くのを躊躇するのに十分だった。
「ありがとう……。でも、本当に大丈夫だから……」
八卦は嬉しさと少しだけ悲しみを織り交ぜたような声で言うとその場から去って行った。
「…………」
俺は何も言えないまま、ただ立ち尽くしていた。
不意に鳥の羽ばたく音が聞こえた。
「え?」
俺がその方向を見ると目の前に鳥が飛んでいくのが見えた。
今は夜。鳥目なんて言葉があるくらいだ。普通の鳥は夜に飛ぶことはない。そう考えた俺は夢の家に来た時を思い出した。玄関で鳥が固まっていたことを。
「もしかして……」
俺はほんの少しだけ期待を込め、夢を見る。
「圭さん……?」
目の前で夢がゆっくりと顔を上げ、俺のことを見ながら不思議そうに声をかけてきた。
「よかった……」
俺はその姿を見て、ただ嬉しさを言葉にすることしかできなかった。
「圭さんが助けてくれたの……?」
「いや……、八卦が……」
「八卦さんが……?」
夢は不思議そうな顔で呟く。
既に八卦の姿はない。それでも、感謝の気持ちは変わらなかった。
俺は先ほど言いそびれてしまった感謝の言葉を心の中で呟くのだった。
訳が分からなかった。八卦を手伝おうと考えていたのに、近づくなというのはどういうことなのだろうか。
「言い方が悪かったかしらね。ずっと近づくなと言っているわけではないのよ。ただ、儀式を行った直後の私には絶対に近づいてほしくないのよ」
「……何か問題でもあるのか?」
「……あるわ。だから、何が起きても近づいては駄目よ」
八卦の言葉には強い意志が込められていた。
きっと俺が何を言っても、その言葉は頑なに曲げないだろう。
「……お前には何も問題はないのか?」
「……ええ」
沈黙の後、八卦はただ一言だけで答えた。
「八卦――」
「じゃあ、お願いよ?」
八卦は俺の言葉を遮り、大幣を構えた。
釈然としない思いはあった。しかし、夢を救うためには、ただ八卦の言葉を信じて待つことしかできなさそうだった。
「では、始めるわ……」
そう言うと八卦は大幣を夢に向けた。
「祓い給い、清め給え、神ながら守り給い、幸え給え」
八卦は大幣を振りながら唱える。
その大幣を振るう姿は神秘的であり、振るうたびに空気が清められるかのようだ。
あたりに神聖な気配が漂ってくるような気さえする。
三回、八卦は言葉を繰り返した。
唐突に夢から何か黒い霧のようなものが出てくる。夜にも関わらず、夜の闇よりもなお暗いそれは俺の目にも映っていた。
八卦は更に言葉を続ける。
やがて、黒い塊――穢れは八卦の言葉に答えるかのように少しずつ消えていく。
「やはり、現象を起こすほどの穢れはそう簡単にいかないわね……」
八卦が呟いた言葉通り、穢れの消えるスピードは鈍くなっていた。
そして、再び夢の中へ戻ろうと移動を始めた。
「いけないっ! 圭、貴方が呼びかけなさい!」
「い、いきなり何を――」
「いいから、早く夢に呼びかけるのよ! 穢れが夢の中に戻ってしまう前に早く!」
必死な八卦の言葉の意味が分からず困惑してしまった。
しかし、八卦は夢を助けるために行動してくれている。その八卦の言葉なのだ。きっと意味があるのだろう。
「夢! 聞こえるか、夢っ!」
俺の言葉に夢の中に戻ろうとする穢れが動きを止め――再び動き出した。
「くっ。まだ望みが現象から切り離されていないのね。……やっぱり、この手しかない、わね」
八卦は諦めるかのように言葉を吐き出すと大きく息を吸い、言葉を唱えた。
「汝の願いはいかなるものか。今起きたる現象は真に汝の願いなるや。全ての時を止め、現を否定す。それが真に汝の願いなるや。我は汝の願いを肯定す。叶えられなしと断ずる必要はなし。ただ、我に汝の願いを託せ」
八卦の言葉に反応したのか、穢れの夢へ戻ろうとする向きが変わり、八卦の方へ飛び始めた。
「は、八卦!」
「来ないで!」
慌てて駆け寄ろうとした俺を八卦の言葉が止めた。
「け、穢れが八卦の方に向か――」
「私のことはいいから。貴方は夢を呼び戻しなさい。貴方の目的は夢を助けることでしょう」
取りつく島もなかった。
しかし、八卦の言う通り、夢を何とかする必要があるのも事実だ。
幸いなことに穢れが八卦の方へ飛ぶ速さはかなり遅い。
「夢! 目を覚ませ!」
しかし、先ほどと同じように夢が反応することはない。
「夢の本当の願いを暴きなさい! 貴方が時を止められることがなかった、その願いを!」
夢の願い。八卦が言うそれがこの現象を解決するために必要なもの。
俺はこの現象が起きた時、夢に聞いたことを思い出していた。
あの時、俺は夢に今、この瞬間が止まればいいと思ったことはないか、と聞いた。
雫が答えてしまったがゆえに夢自身の言葉を聞くことは出来なかったが、夢は否定していなかった。
夢の願いは今、この瞬間が止まってほしいというもの、なのか……?
そこまで考えた俺は自身の考えを否定した。
なぜなら、俺自身がその夢の願いを否定する材料だからだ。八卦も言っていた。夢の起こした現象に巻き込まれなかった俺の力が必要なのだ、と。
そして、俺は気づいた。夢の現象に巻き込まれなかったのは雫も同様だということ。
本当にこの瞬間が止まってほしい、というものなら俺も雫も時が止まっていておかしくない。
しかし、俺たちは時が止まることなかった。時が止まったのは夢自身だ。そのことが意味することは――
「そういうことか……」
俺は呟く。夢の願いは時が止まってほしい、というものではないと理解できた。
夢の本当の願い。それは――
「夢。お前を置いてみんな消えることはないよ。――失うことを恐れる必要なんてないんだ」
今の瞬間を失いたくない。それが自身の時を止めてまで願った夢の願いだ。
俺の言葉が引き金になったのか、穢れが八卦に向かう速さが上がり、八卦の中へ入っていった。
「八卦――」
「大丈夫よ」
またも手で制す八卦。
「終わったのか……?」
「ええ……」
八卦は大幣を持ったまま腕を下げる。疲れが出たのか、少し声が小さくなっていた。
「本当に大丈夫か?」
「ええ、大丈夫よ……。ほんの少しだけ疲れただけだから……。その子はすぐに目を覚ますと思うわ……」
八卦はそう言うと立ち去ろうとする。
その時――八卦がふらついた。
「おい!」
俺は慌てて今にも倒れそうな八卦の元へ近づき、支えようと――
「来ないで!」
鋭い八卦の言葉にさえぎられた。八卦はすんでのところで踏みとどまったが、まだふらついていた。
「でも、八卦――」
「いいから!」
強い剣幕で八卦が言い放つ。
その言葉は俺が動くのを躊躇するのに十分だった。
「ありがとう……。でも、本当に大丈夫だから……」
八卦は嬉しさと少しだけ悲しみを織り交ぜたような声で言うとその場から去って行った。
「…………」
俺は何も言えないまま、ただ立ち尽くしていた。
不意に鳥の羽ばたく音が聞こえた。
「え?」
俺がその方向を見ると目の前に鳥が飛んでいくのが見えた。
今は夜。鳥目なんて言葉があるくらいだ。普通の鳥は夜に飛ぶことはない。そう考えた俺は夢の家に来た時を思い出した。玄関で鳥が固まっていたことを。
「もしかして……」
俺はほんの少しだけ期待を込め、夢を見る。
「圭さん……?」
目の前で夢がゆっくりと顔を上げ、俺のことを見ながら不思議そうに声をかけてきた。
「よかった……」
俺はその姿を見て、ただ嬉しさを言葉にすることしかできなかった。
「圭さんが助けてくれたの……?」
「いや……、八卦が……」
「八卦さんが……?」
夢は不思議そうな顔で呟く。
既に八卦の姿はない。それでも、感謝の気持ちは変わらなかった。
俺は先ほど言いそびれてしまった感謝の言葉を心の中で呟くのだった。
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