昭和のヲ宅召喚されますん!(仮)

園多一名

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#18_ジジイふたたび

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『では、
条件付けですが難しく考える必要はありません
分かり易く言えば、元は生物ですので元の生物の子供位の
判断は出来る、つまり、ペットに指示する感覚で構いません
ただし、魔核そのものは生物ではありませんので
3大欲求など当然ありません
ついでに言えば生存本能も反射運動もありません
そして、回避や防御も条件設定無しには行いません』

つまり、脳みそ空っぽの木偶の坊?
違うな、OSは入ってるけど基本アプリすらないPCか
そうか、昭和のPCだわそれ、理解した、おk

『条件に自分が攻撃を受けたら防御、程度の条件で
自律的防御が可能です』

ふむ便利だな、専用の開発用キットが充実してるな

『2足歩行していた魔核に蜘蛛の足を操作させるのは
条件付けだけではほぼ無理ですが
複数の魔核を利用することで可能となります』

条件で多腕多脚の動かし方なんて考えたくないな
それぞれのに他の足との衝突回避をさせたりするって事ね
でメインは全体として各部位に動きを指示すると、
集団競技とか体操とかチアって感じだな

これで、条件付けは終わり?

え?、そんな簡単でいいの?

でも、だとすると・・・
「えぇと、概要は以上でしょうか?」

『はい、以上になります』
やり切った様な、いや、逃げ切ったですか顔をしてますが
大丈夫ですか?

「では、詳細について、お聞きしても宜しいでしょうか?」
え?だってい今までのは概要ですよ概要
素人じゃありませんからね、こっちは

『え?ちょ!・・』
『ちょっと待ってください、これ以上何があると言うんです?』
やっぱり出ました、よくあるんですよ
実務に必要な物を作るのに現場の物の仕様決めに、
実務をしない管理職が出てくると

「はい、今までのは概要ですよね?」
ニッコリプライスレス

『少々お待ちいただけますか』

はい、上司か現場の人登場ですね、解ります
「はい、構いませんよ」

そうなんですよね~
例えば”庶務からビニールテープもらってくる”ですが
申請の為に書類を書き
上司にハンコをもらい
庶務に言って物を受け取り
受取証にサインして

と実は複数の事をしなくてはならなかったりします
そこでの特に”当たり前”って意外と面倒なんですよ

仕様漏れとかの根本原因は大概コレです、なので
仕様決めには空気を読まないバカや
その仕事に無知な人を連れて行くと
意外と役に立つんですよ
もちろん、本当のバカはだめですけど
自分もスルーする様な事を質問してくれますから

結構な頻度で相手には引かれますが、必要な事ですから
結局は出来上がった物はトラブル少なくて最後は
現場から感謝されたり高評価頂いたりしますしね

何より、仕様不明での作業停滞もありません

っと、来ましたね?

「なぜジジイ?」

『爺、爺と失礼なやつじゃのう』

「ちなみに俺はおっさんだ」
あいや、普通に素で返してしまいました

『まぁよい、それで要望と質問は?』
情報共有が出来てませんよ
出張って来るなら最低限の情報位共有してください

「では、ゴーレムの作成・運用についてお聞かせください」

『随分、口調や話し方が違うのう、猫でも被っておるのか?』

当然被ってますが、普通でしょう?

「いえ、仕事柄と言いますか、職業病でしょう」

『で、ゴーレムじゃったか?、何をしようとしておる?』

「単にゴーレムを作成・運用したいと思っただけですが?

『ゴーレムなぞ唯の木偶じゃぞ、コストも高いしの』
いや、使い方次第だと思いますが?

「農耕や採取、生産、戦闘に使えると思いますが?」

『農耕や生産は人を使った方が余程マシじゃ
戦闘など動く盾か囮、せいぜい敵陣に突っ込ませて
破壊されるまで暴れさせる嫌がらせか
防壁や門を破壊するための攻城兵器といった程度じゃ』

え?そんな認識?

『だいいち魔核なぞ、そうそう数が揃う物ではない
なんせ高価な物じゃ』

「そんなに量が要る物なんですか?」

『作業させるにはそこそこランクの高い魔核が必要じゃ
しかも、軍隊で使用する様な大きさでは常時運用なぞ不可能じゃ』

うん、軍で使うようなのは確かに5~8m位ですね
ゴツイし重いし不器用だし
でも、そこまでの大きさの物が必要ですか?
というか、それ機能や実用性を無視したロマン武器ですよね?

「それはサイズの問題では?」

『それではゴーレムを使う意味が無いではないか
結局は人間で良いとなる』

あぁ、根本的に運用方法が違うのか
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