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7話 元バンドマン53歳のセックスアピール

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「じゃあなんでその彼女と別れたの?」
「なんか束縛がキツくなってきたから。」
「ふーん。どういうふうに?」
「しょっちゅう電話かかってきて今どこなん?って。
仕事やって言ってんのに信じなくて。」
「ふーん。それはめんどくさいね。」
「最後一緒に助手席乗って現場について来てて。」
「えー!じゃあ助手で手伝ってたの?」
「ううん。俺が作業してる間車で待ってるだけ。」
「へー。暇だね。笑」
「で、ちょっと他の人と話してたら誰と話してたん?とかしつこくて。」
「やきもち焼きなんだね。」
「しんどいやろ?だからもう別れた。」
「ふーん。大変だったね。じゃあ、今は彼女いないんだ。」
「うん。」

さちこが淡々と日本酒を呑んでいると
彼はさちこの右手の甲を自分の頬に摺り寄せて甘えるような表情を浮かべた。

(きた、きたぞ。でも今日の私のやる気は半々なんだ。
もう眠いし、酒飲んじゃったしね。
一応ブラとパンティは上下お揃いのつけてるけど勝負下着じゃないんだよね)

「今彼氏いるの?」
「彼氏はいない。旦那はいるけど」
「それは知ってる じゃあつきあおう」
「つきあうって、お互いのことまだ全然知らないし、私もうすぐ引っ越すよ。
遠距離とかする気ないから、
引っ越してから向こうで彼氏作ろうと思ってるねん。」
「じゃあ引っ越すまででいいから」
「引っ越すまでって1ヶ月しかないよ」
「うん、1ヶ月だけでいいから」

(ただ今やりたいだけじゃないの?)

「私さあ、剥けてる人じゃないと嫌なんだよね。剥けてるの?」
「剥けてる。」
「ふーん。さすがバンドマンだね」
「俺、こう見えて結構長いねん。」
「え?長いの?これくらい?」

さちこは急にテンションが上がり、
両手をかざして20cmくらいの長さを示した。

「違う。時間が。」
「あー、そっちの長さね」

少々落胆した。

「俺結構前戯もしっかりするし。」
「そうなん?ちゃんと味わってくれるの?」
「うん。」
「へー、それはちょっと楽しみかも」
「持続力もあるで。」
「53歳やのに?」
「うん。俺手先が器用やから。だからこの仕事にも向いてるし。」
「へー。」
「試してみる?」

彼の手はいつの間にかセーターをめくり上げ
ブラジャーをずらして乳首を捉えていた。

そのまま放置して酒を飲んでいると
ブラジャーのホックを外して乳首に吸い付き始めた。

「私お酒飲んでたらいかないよ。」
「どうかなあ?」

彼の手が堂々とスェットパンツを飛び越えてパンティの中に滑り込んできた。

「もうびちょびちょやん。」
「だから濡れるけどいかないよ。」
「そうなん?」

今度は大胆にさちこのスエットパンツを脱がして足を開き
その前にしゃがみこんだ。

「じゃあお友達ってことなら。。。試してみる?」

そう言った時にはすでに彼の試食は始まっていた。

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