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冬の戦士編
第15話 ターニバルの成長!?
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それから30分後……
波乱だった。
サンディルとヘライクマーは電話越しに延々と言い合いを続けていた。
「何よ!!今更どうしたっていいじゃない
!!
私だって自分の試練を車の待ち時間で乗り越えようとしてるんだから!!!」
「車の中じゃぁ追加の重りなんてないだろ!!
いっその事車そのものを浮かせようとでも思ってんのか!?
夢見んな!!!
イジュースはそんな甘いもんじゃないんだ!!!」
ミゲルはこの波乱をターニバルと見つめていた。
そしてミゲルとターニバルはゆっくりと目を合わせた。「ヘライクマーなんて大っ嫌い!!
本の番人でもしてれば!?」
「うるせぇ!!言われなくても本の番人と両立しながらお前らの手助けしてんだよ!!
なんならお前が今、やるべき事と両立してみれば!?」
ミゲルはターニバルの方を見た。
「何か一言鶴の一声が必要なんじゃない ?」
ミゲルは恐る恐るターニバルに聞いた。
「そうみたいだな…。お前何か一声かけてやれよ…。」
ターニバルは恐る恐るにミゲルに提案をした。
「なんで僕なんだよ!!僕関係ないだろ!?」
「おいおい自分で鶴の一声をかける!なんて言っておいて人任せかよ!!
ほらサンディルとヘライクマーの関係が悪くなる前に何か言ってやれよ!!」
「何だって!?」
サンディルとヘライクマーの言い合いは完全にミゲルとターニバルに飛び火した。
ヘライクマーはサンディルと自分合わせて今ここにいる3人がギスギスしていたことに気づいた。
「はぁ……。みんな一旦落ち着こう。」
ヘライクマーはここにいる2人に落ち着いた様子で言った。
「落ち着こうっての!?あなたから言ってきたんでしょ!?
いいからターニバルに代わってよ!!!」
サンディルの怒りは襲ってくる波の如くヒートアップした。
「分かった!!代わるから落ち着いてくれ!
ことを大袈裟にしすぎた俺が悪かったから…!」
ヘライクマーは納得いかないが、自分の非ということでサンディルを納得させ、ターニバルに電話を代わらせた。
「もしもし、サンディル?答えはもう分かったぜ。
ヘライクマーをぶっ殺したい!!だろ??」
サンディルは地蔵のように黙り込んだ。
「もしかして私とヘライクマーの会話はそっちに筒抜けだったってこと??」
「だな。」
ターニバルは淡々と答えた。
サンディルは手で顔を抑えながら
「分かったわ。確かに正解よ。でもそれって全く情報収集せずに出した答えでしょ?
私新たに別のことを考えるからそれを答えて。
「分かったぜ。
それじゃ今からな ?
いつでも来い。」
サンディルは電話を切ってすぐさま別のことを考えようとしていた。
「それじゃぁ今度はどうしようかしら。
車についてるステッカーが可愛いことでも考えようかしら。」
ターニバルはまた頭の中で情報収集の網をより遠くに広げていった。
「今度は更に距離が伸びたんだ。
さっきの情報収集能力じゃ足りないな。
その倍の収集能力を発揮させなければな。」
ターニバルは中々サンディルの位置情報を特定できずにいた。
どうすればいいかと考えたターニバル。
しかし、諦めるわけにもいかない。
似たような事をさっきも考えたがサンディルをわざわざ長距離まで行かせたのだから、責任を持たなければいけないと思っているターニバル。
その時、閃いたのだった。
「そう言えばサンディルは車で移動してるって言ってたな…。
つまり、さっき収集した車の通った場所を順に辿っていけばいいんじゃないか…?」
ターニバルは車が通った場所を特定し始めた。
するとサンディルたちが乗ってる車は
南の方向に真っ直ぐ進んでいる事が分かった。
これを辿っていけばサンディルの位置情報が分かると確信したターニバル。
そして、とうとうサンディルの位置情報を特定する事に成功したのであった。
「よし!!やったぞ!!」
思わず喜びが口に出るターニバル。
「おお、分かったんだな。」
ヘライクマーは横から茶々を入れるように口を挟んだ。
「よかったじゃん」
ミゲルも似たような感じで口を挟んだ。
そして問題のサンディルが何を考えてるか…それはまだ特定できずにいた。
一方サンディルは……
「いつまでも同じ事を考え続けるって難しい事なのね。
私もう耐えられなくなってきたわ。」
「キミは良い奴だな。
仲間のために身体を張ってここまでやるんだから。」
カー・リッカーはサンディルを軽く褒めた。
「そ……そんなことないわよ!!恥ずかしい!!」
ターニバル達……
「なんとなく考えてる事が伝わってきたぞ!
なんだか……照れてる??」
ターニバルはようやくサンディルの考えてる事が理解出来そうだったが、よりにもよってカー・リッカーに褒められている瞬間を理解できそうでいたのだった。
「俺に罵られて照れてるのか。
アイツはドMだな。」
ヘライクマーは軽くサンディルにひいた。
「サンディル変態。」
ミゲルも軽く共感した。
すると、電話がかかってきた。
「もしもしターニバル??私が何考えてるか分かった??」
ターニバルは声をモジモジさせながら言った。
「照れてたね。
しかも嬉しそうに。」
ターニバルがそう言うと、サンディルはギクッとした様子だった。
「そ……そうよ。正解よ!
リッカーさんに褒められて照れてたの!!
仲間思いでいいねってね!!
別にドMでヘライクマーに説教を受けて興奮してたわけとかじゃないからね!!」
「そう……そうだよな!!
ドMなはずないもんな!!サンディルが……」
静かなどえらい沈黙が訪れた。
「ま…まぁ、私の家からエーレブルーが120kmでストックホルムが130kmぐらいだから…
もう能力は充分についたんじゃないかしら!」
サンディルはターニバルの能力の向上を認めた。
「そうか??案外楽だったな。
でもこうして能力が向上したのはサンディルのお陰だな。
ありがとうなサンディル。」
サンディルはカー・リッカーに褒められた時以上に照れた。
「ヘライクマーはあんなこと言ってたけど結局こうした方が良かったのよきっと!!」
カー・リッカーは電話越しに照れるサンディルを見てクスリと笑った。
「それじゃぁ用も済んだようだし。
帰るか。」
「そうね。そうしましょ。」
そしてカー・リッカーはサンディル宅をめざして車を走らせた。
「長い旅だったわねリッカーさん」
サンディルは運転中のカー・リッカーに向かってひっそり声をかけた。
「このくらい旅の部類にも入らないな。」
カー・リッカーは軽く格好をつけた。
「またまたー……。本当に……。今日はありがとう。」
「いいんだよ……。これが俺の貢献出来る唯一の形だからな。」
「本当に格好つけるのが好きなのね。」
「男だからな。
女の前では格好つけたくなるんだよ。」
「へぇー、かっこいい。」
サンディルはカー・リッカーの求めそうな返事をした。すると、
「お前には敵わないよ。
戦う女。」
カー・リッカーはサンディルを崇拝したのであった。
「そんなぁ!また照れるじゃない!!」
陽が落ちていく空の下を走る車の中、サンディルはまた照れたのであった。
一方ターニバル達は……
「サンディル達、帰ってくるみたいだぜ。」
ターニバルがへライクマーとミゲルに告げた。
ターニバルは疲れていたみたいでどっとその場で寝転んだのであった。
「用は済んだみたいだな。
後は帰って来るのを楽しみに待つだけだな。」
ヘライクマーはサンディルがどんな顔で帰ってくるか想像するだけで笑みがこぼれていた。
「趣味が悪いんじゃない ?ヘライクマー。」
ミゲルが横から訝しげに言った。
それでもこの日はターニバルにとって、大きな成長が見られた日であった。
果たしてターニバルは事前に植物の人間の発生を抑えることが出来るのか。
次回に続く。
波乱だった。
サンディルとヘライクマーは電話越しに延々と言い合いを続けていた。
「何よ!!今更どうしたっていいじゃない
!!
私だって自分の試練を車の待ち時間で乗り越えようとしてるんだから!!!」
「車の中じゃぁ追加の重りなんてないだろ!!
いっその事車そのものを浮かせようとでも思ってんのか!?
夢見んな!!!
イジュースはそんな甘いもんじゃないんだ!!!」
ミゲルはこの波乱をターニバルと見つめていた。
そしてミゲルとターニバルはゆっくりと目を合わせた。「ヘライクマーなんて大っ嫌い!!
本の番人でもしてれば!?」
「うるせぇ!!言われなくても本の番人と両立しながらお前らの手助けしてんだよ!!
なんならお前が今、やるべき事と両立してみれば!?」
ミゲルはターニバルの方を見た。
「何か一言鶴の一声が必要なんじゃない ?」
ミゲルは恐る恐るターニバルに聞いた。
「そうみたいだな…。お前何か一声かけてやれよ…。」
ターニバルは恐る恐るにミゲルに提案をした。
「なんで僕なんだよ!!僕関係ないだろ!?」
「おいおい自分で鶴の一声をかける!なんて言っておいて人任せかよ!!
ほらサンディルとヘライクマーの関係が悪くなる前に何か言ってやれよ!!」
「何だって!?」
サンディルとヘライクマーの言い合いは完全にミゲルとターニバルに飛び火した。
ヘライクマーはサンディルと自分合わせて今ここにいる3人がギスギスしていたことに気づいた。
「はぁ……。みんな一旦落ち着こう。」
ヘライクマーはここにいる2人に落ち着いた様子で言った。
「落ち着こうっての!?あなたから言ってきたんでしょ!?
いいからターニバルに代わってよ!!!」
サンディルの怒りは襲ってくる波の如くヒートアップした。
「分かった!!代わるから落ち着いてくれ!
ことを大袈裟にしすぎた俺が悪かったから…!」
ヘライクマーは納得いかないが、自分の非ということでサンディルを納得させ、ターニバルに電話を代わらせた。
「もしもし、サンディル?答えはもう分かったぜ。
ヘライクマーをぶっ殺したい!!だろ??」
サンディルは地蔵のように黙り込んだ。
「もしかして私とヘライクマーの会話はそっちに筒抜けだったってこと??」
「だな。」
ターニバルは淡々と答えた。
サンディルは手で顔を抑えながら
「分かったわ。確かに正解よ。でもそれって全く情報収集せずに出した答えでしょ?
私新たに別のことを考えるからそれを答えて。
「分かったぜ。
それじゃ今からな ?
いつでも来い。」
サンディルは電話を切ってすぐさま別のことを考えようとしていた。
「それじゃぁ今度はどうしようかしら。
車についてるステッカーが可愛いことでも考えようかしら。」
ターニバルはまた頭の中で情報収集の網をより遠くに広げていった。
「今度は更に距離が伸びたんだ。
さっきの情報収集能力じゃ足りないな。
その倍の収集能力を発揮させなければな。」
ターニバルは中々サンディルの位置情報を特定できずにいた。
どうすればいいかと考えたターニバル。
しかし、諦めるわけにもいかない。
似たような事をさっきも考えたがサンディルをわざわざ長距離まで行かせたのだから、責任を持たなければいけないと思っているターニバル。
その時、閃いたのだった。
「そう言えばサンディルは車で移動してるって言ってたな…。
つまり、さっき収集した車の通った場所を順に辿っていけばいいんじゃないか…?」
ターニバルは車が通った場所を特定し始めた。
するとサンディルたちが乗ってる車は
南の方向に真っ直ぐ進んでいる事が分かった。
これを辿っていけばサンディルの位置情報が分かると確信したターニバル。
そして、とうとうサンディルの位置情報を特定する事に成功したのであった。
「よし!!やったぞ!!」
思わず喜びが口に出るターニバル。
「おお、分かったんだな。」
ヘライクマーは横から茶々を入れるように口を挟んだ。
「よかったじゃん」
ミゲルも似たような感じで口を挟んだ。
そして問題のサンディルが何を考えてるか…それはまだ特定できずにいた。
一方サンディルは……
「いつまでも同じ事を考え続けるって難しい事なのね。
私もう耐えられなくなってきたわ。」
「キミは良い奴だな。
仲間のために身体を張ってここまでやるんだから。」
カー・リッカーはサンディルを軽く褒めた。
「そ……そんなことないわよ!!恥ずかしい!!」
ターニバル達……
「なんとなく考えてる事が伝わってきたぞ!
なんだか……照れてる??」
ターニバルはようやくサンディルの考えてる事が理解出来そうだったが、よりにもよってカー・リッカーに褒められている瞬間を理解できそうでいたのだった。
「俺に罵られて照れてるのか。
アイツはドMだな。」
ヘライクマーは軽くサンディルにひいた。
「サンディル変態。」
ミゲルも軽く共感した。
すると、電話がかかってきた。
「もしもしターニバル??私が何考えてるか分かった??」
ターニバルは声をモジモジさせながら言った。
「照れてたね。
しかも嬉しそうに。」
ターニバルがそう言うと、サンディルはギクッとした様子だった。
「そ……そうよ。正解よ!
リッカーさんに褒められて照れてたの!!
仲間思いでいいねってね!!
別にドMでヘライクマーに説教を受けて興奮してたわけとかじゃないからね!!」
「そう……そうだよな!!
ドMなはずないもんな!!サンディルが……」
静かなどえらい沈黙が訪れた。
「ま…まぁ、私の家からエーレブルーが120kmでストックホルムが130kmぐらいだから…
もう能力は充分についたんじゃないかしら!」
サンディルはターニバルの能力の向上を認めた。
「そうか??案外楽だったな。
でもこうして能力が向上したのはサンディルのお陰だな。
ありがとうなサンディル。」
サンディルはカー・リッカーに褒められた時以上に照れた。
「ヘライクマーはあんなこと言ってたけど結局こうした方が良かったのよきっと!!」
カー・リッカーは電話越しに照れるサンディルを見てクスリと笑った。
「それじゃぁ用も済んだようだし。
帰るか。」
「そうね。そうしましょ。」
そしてカー・リッカーはサンディル宅をめざして車を走らせた。
「長い旅だったわねリッカーさん」
サンディルは運転中のカー・リッカーに向かってひっそり声をかけた。
「このくらい旅の部類にも入らないな。」
カー・リッカーは軽く格好をつけた。
「またまたー……。本当に……。今日はありがとう。」
「いいんだよ……。これが俺の貢献出来る唯一の形だからな。」
「本当に格好つけるのが好きなのね。」
「男だからな。
女の前では格好つけたくなるんだよ。」
「へぇー、かっこいい。」
サンディルはカー・リッカーの求めそうな返事をした。すると、
「お前には敵わないよ。
戦う女。」
カー・リッカーはサンディルを崇拝したのであった。
「そんなぁ!また照れるじゃない!!」
陽が落ちていく空の下を走る車の中、サンディルはまた照れたのであった。
一方ターニバル達は……
「サンディル達、帰ってくるみたいだぜ。」
ターニバルがへライクマーとミゲルに告げた。
ターニバルは疲れていたみたいでどっとその場で寝転んだのであった。
「用は済んだみたいだな。
後は帰って来るのを楽しみに待つだけだな。」
ヘライクマーはサンディルがどんな顔で帰ってくるか想像するだけで笑みがこぼれていた。
「趣味が悪いんじゃない ?ヘライクマー。」
ミゲルが横から訝しげに言った。
それでもこの日はターニバルにとって、大きな成長が見られた日であった。
果たしてターニバルは事前に植物の人間の発生を抑えることが出来るのか。
次回に続く。
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