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第2エナジー 「宇宙の三戦士」
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三匹が空から降ってきている。
緑色のドラゴンの口の中から、白いクマが顔を出している。
「なんかこの地球って星。青いよ。」
茶色い子ぐまが、可愛らしいつぶらな瞳の割には、険しい表情をしている。
「なんだ。この星。まるで『エナジー』を感じん。『マクロ』はいないな。つまらん。」
白い小さなうさぎは、かわいい外見の割には、賢明そうな雰囲気を醸し出している。
「太陽系は宇宙の中でも、弱小の『マクロ』どもの集まりだ。ここに来る前からそんなことはわかっていた。」
そして、竜牙と対面する。
「今まで相手にしてきた化け物と違って、ずいぶんかわいいな。だが、敵は排除する。」
竜牙は、三匹が口を開く前に、茶色い子ぐまの顔面に殴りかかった。
ドン!!
「たいていの化け物どもは俺の拳一発で、顔面が破裂するぜ。ごめんな。」
「どうやら、『ミクロ』はいたみたいだな。まるで『エナジー』を感じなかったからいないかと思った。」
茶色い子ぐまは、まるで無傷で何事もなかったかのようである。
「あっなんかクソガキがいる~。」
「俺の攻撃が効いてないのか?今まで化け物どもにほぼ苦戦もしたことがない俺が。クソが。この化け物ども!!」
ドドドドドド!!!
竜牙は、拳と蹴りのラッシュを茶色い子ぐまに喰らわせる。
「やったか。」
「おい。クソガキ。今すぐ死にたいのか?自分と相手の力の違いもわからないのか。呆れた種族だな。」
「ほんと。『まこ』ちゃんは宇宙で一番強いんだよ~。」
「これほど脆弱な種族いたとはな。『エナジー』の使い方をまるで知らぬとは。」
「なんなんだ。おまえらは。今までやってきた化け物と違って言葉を話すし、強さも桁違いだ。」
「オレは『まこ』。宇宙一の戦士だ。オレの次に強いのが、うさぎの『さこ』。そこのドラゴンの口から顔を出している白くまの『まよ』も本当の力を発揮すれば、オレたちに匹敵するほどの力を持っている。他の宇宙の奴らからは宇宙の三戦士とも呼ばれている。」
「『まよ』ちゃんは宇宙一かわいいの間違いだよ。」
「(宇宙?三戦士?こいつら何を言ってやがる。だが、こいつらが俺より強いのはわかる。俺、どうする?)」
「おいクソガキ。この星には他の『ミクロ』いや他の生物はいないのか?まるで『エナジー』を感じんぞ。」
「えっ。(こいつらがおかしいのか?俺がおかしいのか?)何言ってんだ。地上にはたくさん人間が住んでいるだ。おまえら滅ぼしきたんだろ?」
「に、人間?」
「え~いっぱいいるの?どこどこ。青いのと緑のしかわかんないけど。」
「なに!?(まさか、こいつらに人間は見えていないのか。)」
「『さこ』どう思う?」
「そうだな。この規模の惑星にこいつしか生物がいないのは、奇妙だ。何者かの『エナジー』が働き、この星の生物たちを外敵から守ろうとしているのだろう。このクソガキ自身も生物ではない。『エナジー』体だ。」
「おっ。よく見るとほんとだ。」
「『まよ』ちゃん。難しい話わかんない~。」
「(『エナジー』とか『ミクロ』とかなんなんだ?まるでわからん。)ん?」
そのとき、竜牙たちがいる空より遥か上から、巨大な隕石ほどの大きさのカマキリが降ってきた。
「ゲヘヘへ。上玉な『エナジー』を持っているな。食らって俺のものにしてやる。」
「やれやれ。また脆弱な種族が。」
次回。 第3エナジー 「エナジーショット」
緑色のドラゴンの口の中から、白いクマが顔を出している。
「なんかこの地球って星。青いよ。」
茶色い子ぐまが、可愛らしいつぶらな瞳の割には、険しい表情をしている。
「なんだ。この星。まるで『エナジー』を感じん。『マクロ』はいないな。つまらん。」
白い小さなうさぎは、かわいい外見の割には、賢明そうな雰囲気を醸し出している。
「太陽系は宇宙の中でも、弱小の『マクロ』どもの集まりだ。ここに来る前からそんなことはわかっていた。」
そして、竜牙と対面する。
「今まで相手にしてきた化け物と違って、ずいぶんかわいいな。だが、敵は排除する。」
竜牙は、三匹が口を開く前に、茶色い子ぐまの顔面に殴りかかった。
ドン!!
「たいていの化け物どもは俺の拳一発で、顔面が破裂するぜ。ごめんな。」
「どうやら、『ミクロ』はいたみたいだな。まるで『エナジー』を感じなかったからいないかと思った。」
茶色い子ぐまは、まるで無傷で何事もなかったかのようである。
「あっなんかクソガキがいる~。」
「俺の攻撃が効いてないのか?今まで化け物どもにほぼ苦戦もしたことがない俺が。クソが。この化け物ども!!」
ドドドドドド!!!
竜牙は、拳と蹴りのラッシュを茶色い子ぐまに喰らわせる。
「やったか。」
「おい。クソガキ。今すぐ死にたいのか?自分と相手の力の違いもわからないのか。呆れた種族だな。」
「ほんと。『まこ』ちゃんは宇宙で一番強いんだよ~。」
「これほど脆弱な種族いたとはな。『エナジー』の使い方をまるで知らぬとは。」
「なんなんだ。おまえらは。今までやってきた化け物と違って言葉を話すし、強さも桁違いだ。」
「オレは『まこ』。宇宙一の戦士だ。オレの次に強いのが、うさぎの『さこ』。そこのドラゴンの口から顔を出している白くまの『まよ』も本当の力を発揮すれば、オレたちに匹敵するほどの力を持っている。他の宇宙の奴らからは宇宙の三戦士とも呼ばれている。」
「『まよ』ちゃんは宇宙一かわいいの間違いだよ。」
「(宇宙?三戦士?こいつら何を言ってやがる。だが、こいつらが俺より強いのはわかる。俺、どうする?)」
「おいクソガキ。この星には他の『ミクロ』いや他の生物はいないのか?まるで『エナジー』を感じんぞ。」
「えっ。(こいつらがおかしいのか?俺がおかしいのか?)何言ってんだ。地上にはたくさん人間が住んでいるだ。おまえら滅ぼしきたんだろ?」
「に、人間?」
「え~いっぱいいるの?どこどこ。青いのと緑のしかわかんないけど。」
「なに!?(まさか、こいつらに人間は見えていないのか。)」
「『さこ』どう思う?」
「そうだな。この規模の惑星にこいつしか生物がいないのは、奇妙だ。何者かの『エナジー』が働き、この星の生物たちを外敵から守ろうとしているのだろう。このクソガキ自身も生物ではない。『エナジー』体だ。」
「おっ。よく見るとほんとだ。」
「『まよ』ちゃん。難しい話わかんない~。」
「(『エナジー』とか『ミクロ』とかなんなんだ?まるでわからん。)ん?」
そのとき、竜牙たちがいる空より遥か上から、巨大な隕石ほどの大きさのカマキリが降ってきた。
「ゲヘヘへ。上玉な『エナジー』を持っているな。食らって俺のものにしてやる。」
「やれやれ。また脆弱な種族が。」
次回。 第3エナジー 「エナジーショット」
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