エナジークエスト

リョウタ

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第102エナジー  「旅立ち」

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「『黒竜』と『竜星』をぶっ殺す。とりあえず頭ん中で考えてることはそれだけ。」


「そっか。すぐできる目標だな。あいつら『竜牙』と同じくらい弱いからすぐ倒せるな。」


「『まこ』は何しに『地球』に来たんだ?」


「おまえがどれくらい強くなったのかと思ってきたけど、弱すぎて残念だった。おまえ、オレや『さこ』『まこ』が住んでいる『フェアリーグリズリー星』に来い。その星まで自力で来れるようになれば、おまえと一回くらい手合わせしてもいいかもな。」


「わかった。あいつら倒したら行くよ。もう宇宙でも知り合いいなくなってきたし、知ってるやつが一人でも多い星に行きたいな。」


「甘ったれたことを。どーでもいいけどよー。おまえのエナジー能力全然ダメだな。エナジー力が強い敵には通用しない技ばかりだ。次に会うときは強くなっとけよ。」


そう言って「まこ」は姿を消した。


「相変わらず『まこ』は厳しいな。三年前と比べたら俺、だいぶ強くなったはずなのにな。『まこ』みたいに強いやつがいると自分が宇宙であまりにも小さい存在に感じて、もっと強くなりたいと思ってしまうな。でも今日は疲れた。エナジーを消費すると体が動かなくなるなんてエナジー体だったときには感じたことなかったもんな。少し寝よう。寝て起きたら出発だ。」


「竜牙」は地球の荒れ果てた大地の上で寝た。


「『竜牙』。『竜牙』。」


「ん?誰だ?俺寝てるんだけど。って俺の意識の中に語りかけてきてるな。」


「私は『地球』です。」


「言葉交わすなんて初めてだな。どーも。いつもお世話になってました。」


「『竜牙』に『ヤマタノオロチ』の退治を任せることになり、申し訳ない。全て『卑弥呼』様が計画された遠大な計画があって私、『太陽』『卑弥呼』様が協力して『地球』をエナジー無効化・拒否空間にすることになっていた。」


「もしかしてその話長くなる?俺疲れてるからまじ勘弁して欲しいんだけど。」


「えっ。『竜牙』。これから話す話はあなたが知りたがっていたエナジー体や『卑弥呼』様、『太陽』の光からもらっていた力についてですよ?興味あるでしょ?」


「なんかそれってもう終わった話だろ?これから俺の未来のためになるかわかんねーもん。俺、過去にはあんま興味ないんだ。大切なのはこれからのことじゃん?そんなことより俺が強くなる方法教えて。『地球』のエナジー全部ちょうだい。」


「そうですか。でしたらこの話はいずれ番外編でやろうと思います。」


「ん?何の話だ?」


「いえ。こちらの話です。今日はゆっくり私の大地で休み、『ヤマタノオロチ』どもを殲滅してください。私のかわいいミクロ生物を殺しまくったのですから。」


「おう。任せとけ。おやすみ。」


「竜牙」は10時間ほど「地球」で寝た。エナジーは回復し、いつでも「惑星クラス」の力を出せるコンディションになっていた。


エナジー消費のことを計算に入れ、「衛星クラス」のエナジー力を維持したまま、宇宙で飛行することに決め、地球を出た。


「俺が生きて『地球』まで帰ってこれたら、『地球』を修復するからちょっと待っとけよ。」


エナジークエスト  第二部  ヤマタノオロチ襲来  完


次回。  エナジークエスト  ガイド
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