エナジークエスト

リョウタ

文字の大きさ
147 / 184

第142エナジー 「お願いします」

しおりを挟む
「『アーク』『キング』。もしかして妙なこと企んでるんじゃないだろうな?」


「冗談だ。俺の住んでた星を破壊した張本人に協力するわけないだろ。ただズリーよ。『竜牙』。おまえだけ強くなり過ぎ。」


「仕方ねーだろ?元々『マクロ生物』だったんだからこれくらいの強さ普通だろ?でもこんな力じゃまだまだ『宇宙三戦士』の足元にも及ばないだろ?」


「『竜牙』は本当に『宇宙三戦士』と同等の力を目標にしているのですね。あの方たちは『宇宙』によって創られた『宇宙兵器』。普通の鍛え方であの強さには到底たどり着けないでしょう。まずは、『竜牙』、この『超銀河』の『覇者』を目標にするというのはどうですか?『エナジー力』は『銀河クラス』。さっき話していた『黒竜』なんかと比べ物にならないくらい強いですよ。」


「それだーーーー!!」


「ん?何ですか?『覇者』のことですか?」


「そうだ。そいつそいつ。『覇者』ってやつ。俺、そいつに会わなくちゃならないんだ。」


「私も『覇者』には会ったことありませんが、何があったのですか?」


「この今寝ている『雷牙』と『青牙』が、『覇者』に『エナジー武具』を創ってもらったらしいだけど、すげー強かったから俺も欲しいと思って。」


「『エナジー武具』。私も直接みたことはなかったですが、私が創る『エナジーアイテム』や『アーク』が創っていた『エナジーアイテム』とは次元が異なる代物です。ただ『覇者』にそれを創ってもらうにはそれ相応の代償があるとも聞きます。噂では心を抜かれるとか?」


「心を抜かれる?よくわかんないな。でもこの二人が持ってるんだから俺、大丈夫だと思う。あっ『覇者』ってどこいるのかな?」


「私にもわかりません。『銀河クラス』の『エナジー力』を持っているので、片っぱしから強そうなエナジー使いを探していけばいいと思いますよ。」


「そ、そう。(聞く必要なかったな。)じゃあ俺、ちょっと『覇者』探してくるよ。その間、『雷牙』と『青牙』の面倒よろしくな。」


「もう我慢できん!!おまえ強くなってからって態度デカ過ぎ!!この『恐竜星』を統治しているのは『ディノ』さんなんだ。もっと丁寧にお願いしろ!!」


「『アーク』はほんとにうるさい。『ディノヒューマン』・・・さん。二人の面倒よろしくお願いします。」


「任せておきなさい。『竜牙』。『覇者』に会ったらまた帰ってきてください。美味しい恐竜の肉を用意しときますよ。」


「おう。」


「竜牙」と「ディノヒューマン」の最期の会話だった。


そうなることも知らず、「竜牙」は元気良く「恐竜星」を飛び出していった。


次回。  第143エナジー  「『覇者』はどこ?」
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

欠席魔の公爵令嬢、冤罪断罪も欠席す 〜メイリーン戦記〜

水戸直樹
ファンタジー
王太子との婚約――それは、彼に恋したからでも、権力のためでもなかった。 魔王乱立の時代。 王も公爵も外征に出ている王都で、公爵令嬢メイリーンは“地味な婚約者”として王城に現れる。 だが、王太子は初顔合わせに現れなかった。 にもかかわらず、記録に残ったのは「公爵令嬢の欠席」。 抗議はしない。 訂正もしない。 ただ一つ、欠席という事実だけを積み上げていく。 ――それが、誰にとっての不合格なのか。 まだ、誰も気づいていない。 欠席から始まる、静かなるファンタジー戦記。

アブナイお殿様-月野家江戸屋敷騒動顛末-(R15版)

三矢由巳
歴史・時代
時は江戸、老中水野忠邦が失脚した頃のこと。 佳穂(かほ)は江戸の望月藩月野家上屋敷の奥方様に仕える中臈。 幼い頃に会った千代という少女に憧れ、奥での一生奉公を望んでいた。 ところが、若殿様が急死し事態は一変、分家から養子に入った慶温(よしはる)こと又四郎に侍ることに。 又四郎はずっと前にも会ったことがあると言うが、佳穂には心当たりがない。 海外の事情や英吉利語を教える又四郎に翻弄されるも、惹かれていく佳穂。 一方、二人の周辺では次々に不可解な事件が起きる。 事件の真相を追うのは又四郎や屋敷の人々、そしてスタンダードプードルのシロ。 果たして、佳穂は又四郎と結ばれるのか。 シロの鼻が真実を追い詰める! 別サイトで発表した作品のR15版です。

Husband's secret (夫の秘密)

設楽理沙
ライト文芸
果たして・・ 秘密などあったのだろうか! むちゃくちゃ、1回投稿文が短いです。(^^ゞ💦アセアセ  10秒~30秒?  何気ない隠し事が、とんでもないことに繋がっていくこともあるんですね。 ❦ イラストはAI生成画像 自作

後宮薬師は名を持たない

由香
キャラ文芸
後宮で怪異を診る薬師・玉玲は、母が禁薬により処刑された過去を持つ。 帝と皇子に迫る“鬼”の気配、母の遺した禁薬、鬼神の青年・玄曜との出会い。 救いと犠牲の狭間で、玉玲は母が選ばなかった選択を重ねていく。 後宮が燃え、名を失ってもなお―― 彼女は薬師として、人として、生きる道を選ぶ。

アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~

ma-no
ファンタジー
 神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。  その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。  世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。  そして何故かハンターになって、王様に即位!?  この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。 注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。   R指定は念の為です。   登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。   「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。   一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。

公爵令嬢は結婚式当日に死んだ

白雲八鈴
恋愛
 今日はとある公爵令嬢の結婚式だ。幸せいっぱいの公爵令嬢の前に婚約者のレイモンドが現れる。 「今日の結婚式は俺と番であるナタリーの結婚式に変更だ!そのドレスをナタリーに渡せ!」  突然のことに公爵令嬢は何を言われたのか理解できなかった。いや、したくなかった。 婚約者のレイモンドは番という運命に出逢ってしまったという。  そして、真っ白な花嫁衣装を脱がされ、そのドレスは番だという女性に着させられる。周りの者達はめでたいと大喜びだ。  その場所に居ることが出来ず公爵令嬢は外に飛び出し……  生まれ変わった令嬢は復讐を誓ったのだった。  婚約者とその番という女性に 『一発ぐらい思いっきり殴ってもいいですわね?』 そして、つがいという者に囚われた者の存在が現れる。 *タグ注意 *不快であれば閉じてください。

愛人を選んだ夫を捨てたら、元婚約者の公爵に捕まりました

由香
恋愛
伯爵夫人リュシエンヌは、夫が公然と愛人を囲う結婚生活を送っていた。 尽くしても感謝されず、妻としての役割だけを求められる日々。 けれど彼女は、泣きわめくことも縋ることもなく、静かに離婚を選ぶ。 そうして“捨てられた妻”になったはずの彼女の前に現れたのは、かつて婚約していた元婚約者――冷静沈着で有能な公爵セドリックだった。 再会とともに始まるのは、彼女の価値を正しく理解し、決して手放さない男による溺愛の日々。 一方、彼女を失った元夫は、妻が担っていたすべてを失い、社会的にも転落していく。 “尽くすだけの妻”から、“選ばれ、守られる女性”へ。 静かに離婚しただけなのに、 なぜか元婚約者の公爵に捕まりました。

月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~

真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。

処理中です...