3 / 4
ボードゲーム
しおりを挟む
この話をすると良くない事が起こるというので、今日まで人前で語るのを避けきたけどそれを今日話そうと思う。
俺が小学校五年生の時の夏休み、田舎の祖母の家に遊びに行った。
その時集まったのは兄と従兄弟のコウちゃんとシンちゃんの四人。
毎日森にカブトムシを取りにいったり海で一日中泳いで遊んだりと、夏を満喫していた。
そんなある日の夕方、知らないオジサンが俺達を呼び止めてきた。
オジサンは『このゲーム、君達にあげる』と手にもっていた箱を手渡してくる。
無表情で抑揚のない話し方をするそのオジサンの様子が少し気持ち悪かった。
しかも見知らぬ人から突然そんな事を言われ、どうしたらよいか分からず四人と顔を見合せ困っているうちにオジサンはどこかに消えていなくなっていた。
そして手元に箱だけが残った。
それは本当に古いボードゲームのようで箱も色あせている。
元々なのか褪せたせいだからなのか顔色の悪い人がズラー並んでいるイラストに赤黒い【臨死体験】という文字のあるパッケージで何とも気持ち悪い。
気味が悪かったけど、ただ古ぼけたボードゲームを貰っただけという状況なので、そこまで深刻に思う事もしなかった。
祖母の家でそれがどういうゲームなのか箱を開けてみてみる。そのゲームは古い町並みの中、探索しながらお寺を目指すという双六。
途中にある赤いマスに止まるとカードを引く。そのカードは【死者カード】という名前で、その場所で誰がどういう死に方をしたかを死者自身の証言という形で書かれている。
引いた人は感情を込めてその言葉を読みあげなければならない。
さらにそのカードにはその人物がどれくらい苦しんで死んだかという苦痛が数値で示されている。
ゴールにつくまでその数値の合計が四十二以上になったらその人は【死に】という事で死んでしまう。そのままゲームを続けられなくなるというモノ。
苦痛を溜め込まないでゴールであるお寺に誰かが辿りついたら俺達の勝ち、誰か一人でも死なせてしまったら俺達の負け。
そんな単純なルールだった。
意外と面白そうに思えた。雰囲気を出して楽しむ為に夜中まで待って、【臨死体験】というゲームをスタートさせた。
最初に赤いマスに止まったのはシンちゃんで、病気でだんだん衰弱して亡くなってしまった少女の証言を読み上げていた。
笑いをこらえているからなのか声が変に震える。それも面白くて皆でクスクス笑ってしまう。
シンちゃんが読み上げた後、少し首を傾げていたのも俺は気にしないでサイコロ振った。
そのあとコウちゃんが赤いマスに止まり、酔った父親の暴力によって死んでいった男の子の証言を読みあげた。
あまりにも雰囲気出しすぎて演技しながら読み上げたせいかコウちゃんは読み終わりゲホゲホと咳き込み、それがまた皆の笑いを誘い……そんな感じで楽しく遊んでいた。
そして俺も赤いマスに止まり、梁にロープをかけ首つり自殺をした女の証言を読み上げることになった。
その時なんか妙な感覚を覚える。カードを手にとり読み上げていると耳元で女の人の声がする。
その声は俺が今読んでいるカードの内容とまったく同じ言葉を囁やいてくる。
読み進めるにつれ首に何かが巻き付いているかのように苦しくなった。
読み終わったらその声も聞こえなくなり、息苦しさもなくなったので、気のせいかと思いそのまま遊び続けた。
サイコロを振り遊んでいるうちに、コウちゃんは八枚、シンちゃんは五枚、兄は六枚、俺は四枚と手元の死者カードが増えていく。
コウちゃんが赤いマスに止まり死者カードを引く事になる。
もうコウちゃんの苦痛の合計は四十一。コレで確実に脱落するという状況。
コウちゃんは溜息をつきながらカードを引き、野犬に身体中噛まれ死んだ男の証言を読みあげる。
そのカードを読み終わった途端にコウちゃんは呻き声をあげ倒れ、苦しそうに転げ回る。いきなりの事態に動揺してコウちゃんに泣きながら名前を呼んで抱き付くシンちゃん。
俺は祖母に助けを求めようと慌てて襖の方へ走りだしたが、何かにぶつかり跳ね返される。
背後から兄の悲鳴を聞きながら俺はぶつかったモノを見上げギョっとした。
知らない人がそこに立っていたから。しかもその男はむやみに背が高くて天井に頭がつかえそうなくらい馬鹿でかい。
その顔には表情がない。ぶつかった俺の事なんて気にもしていないようでジーと苦しんでいるコウちゃんをただ見つめているだけ。
悲鳴を上げ続けている兄とは逆に、俺は逆に恐怖で声も出ずにその男を見続けるしかなかった。男が突然ニヤリと笑う。それまで感情というものがなかった顔が、途端に禍々しいものになる。
すると部屋というか空間がいきなり黒く染まる。そのまま俺達は気を失ってしまった。
次の日の朝眩しい太陽の光と鳥の声で目を覚ます。
皆同じ記憶があるので夢ではないし、昨日遊んだままの状態でボードゲームは部屋にある。
でもどこまでが夢でどこまでが現実か分からない。昨日部屋にいた男は何者だったのか分からないけれど、コウちゃんも元気に戻ったので気にしないことにした。
単なる気のせいで庭の木の影が襖に映り人のように見えただけだろうと無理矢理結論をつけて、ゲームをした夜の事はもう話す事は止めることにした。
夏休みも終わり、俺達はそれぞれの家に帰り退屈な日々を過ごす。
新学期が始まり少し経ったとき、コウちゃんが亡くなったという連絡がきた。
理由は分からない。ただごとでない状態で亡くなったとかで棺も閉じられたままでコウちゃんの顔を見る事も出来なかったし、兄弟だから知っている筈のシンちゃんも何も教えてくれなかったから。
どういう死に方だったか未だに謎。コウちゃんが亡くなったのは、ゲームで遊んでから四十二日後だったので、ああそう言う事なのだろうと何となく思った。
次の夏休み、コウちゃんを除く三人で再び祖母の家を訪れた。押し入れにしまっておいたあのボードゲームを処分する為に。
夜こっそりと三人で海に行き焚火を囲みあの箱を取り出す。
まず一番上にあったボードを燃やし次にカードをくべていく。
すると死者カード一枚一枚からおびただしい数の人魂が宙を舞い空へと登っていった。俺達は何も言葉を交わさず、ただ空へ登っていくぼんやりとしたその光を静かに見つめつづけた。
ん? なんでその話を今日皆に話をする事にしたのかって?
実はこの話には少し続きがあって、コウちゃんの死から四十二週後、またあのオジサンがやってきた。シンちゃんの所に。
『今日から四十二日以内あのボードゲームをやらないと三人共死んじゃうよ。だからまたこのゲーム持ってきてあげた』
男はそう言ってきたらしい。
だから俺達は三人で集まって再びこのゲームで遊んだ。そしてその四十二日後に兄が死んだ。
さらに次の年にも二人で遊んで、シンちゃんが死んでしまった。
で、今年……このボードゲームは一人じゃ遊ぶことできないだろ?
だから今日ここに皆と遊ぶ為に持ってきたんだ。
えっ遊びたくないって? でもねこのゲームの事、纏わる話を聞いた時からもう遊びはスタートしていたんだ。
つまり君たちはもう参加している。遊ばないと死んじゃうよ。だからやるしかない!
そんな怯えないでよ、苦痛ポイントを四十二貯めなければ死なないし、誰かがゴールしたらそれで終わり! 簡単なゲームだよ。
さあ、遊ぼう。
※ ※ ※
コチラの作品、【∞怪談】というカードゲームで遊んでいる時に作った怪談を膨らませて書いています。
私がひいた怪談カードから
【この話をするとよくないことが起きるというので、今日まで人前で語るのを避けてきました】
【知らないおじさん】
【臨死体験】
【ボードゲーム】
【むやみに背が高くて、天井に頭がつかえそうなくらいだ】
【おびただしい数の人魂】
という言葉を選んで作り上げたモノです。コチラで掲載する旨はゲームの作者の方から許可を頂いております。
俺が小学校五年生の時の夏休み、田舎の祖母の家に遊びに行った。
その時集まったのは兄と従兄弟のコウちゃんとシンちゃんの四人。
毎日森にカブトムシを取りにいったり海で一日中泳いで遊んだりと、夏を満喫していた。
そんなある日の夕方、知らないオジサンが俺達を呼び止めてきた。
オジサンは『このゲーム、君達にあげる』と手にもっていた箱を手渡してくる。
無表情で抑揚のない話し方をするそのオジサンの様子が少し気持ち悪かった。
しかも見知らぬ人から突然そんな事を言われ、どうしたらよいか分からず四人と顔を見合せ困っているうちにオジサンはどこかに消えていなくなっていた。
そして手元に箱だけが残った。
それは本当に古いボードゲームのようで箱も色あせている。
元々なのか褪せたせいだからなのか顔色の悪い人がズラー並んでいるイラストに赤黒い【臨死体験】という文字のあるパッケージで何とも気持ち悪い。
気味が悪かったけど、ただ古ぼけたボードゲームを貰っただけという状況なので、そこまで深刻に思う事もしなかった。
祖母の家でそれがどういうゲームなのか箱を開けてみてみる。そのゲームは古い町並みの中、探索しながらお寺を目指すという双六。
途中にある赤いマスに止まるとカードを引く。そのカードは【死者カード】という名前で、その場所で誰がどういう死に方をしたかを死者自身の証言という形で書かれている。
引いた人は感情を込めてその言葉を読みあげなければならない。
さらにそのカードにはその人物がどれくらい苦しんで死んだかという苦痛が数値で示されている。
ゴールにつくまでその数値の合計が四十二以上になったらその人は【死に】という事で死んでしまう。そのままゲームを続けられなくなるというモノ。
苦痛を溜め込まないでゴールであるお寺に誰かが辿りついたら俺達の勝ち、誰か一人でも死なせてしまったら俺達の負け。
そんな単純なルールだった。
意外と面白そうに思えた。雰囲気を出して楽しむ為に夜中まで待って、【臨死体験】というゲームをスタートさせた。
最初に赤いマスに止まったのはシンちゃんで、病気でだんだん衰弱して亡くなってしまった少女の証言を読み上げていた。
笑いをこらえているからなのか声が変に震える。それも面白くて皆でクスクス笑ってしまう。
シンちゃんが読み上げた後、少し首を傾げていたのも俺は気にしないでサイコロ振った。
そのあとコウちゃんが赤いマスに止まり、酔った父親の暴力によって死んでいった男の子の証言を読みあげた。
あまりにも雰囲気出しすぎて演技しながら読み上げたせいかコウちゃんは読み終わりゲホゲホと咳き込み、それがまた皆の笑いを誘い……そんな感じで楽しく遊んでいた。
そして俺も赤いマスに止まり、梁にロープをかけ首つり自殺をした女の証言を読み上げることになった。
その時なんか妙な感覚を覚える。カードを手にとり読み上げていると耳元で女の人の声がする。
その声は俺が今読んでいるカードの内容とまったく同じ言葉を囁やいてくる。
読み進めるにつれ首に何かが巻き付いているかのように苦しくなった。
読み終わったらその声も聞こえなくなり、息苦しさもなくなったので、気のせいかと思いそのまま遊び続けた。
サイコロを振り遊んでいるうちに、コウちゃんは八枚、シンちゃんは五枚、兄は六枚、俺は四枚と手元の死者カードが増えていく。
コウちゃんが赤いマスに止まり死者カードを引く事になる。
もうコウちゃんの苦痛の合計は四十一。コレで確実に脱落するという状況。
コウちゃんは溜息をつきながらカードを引き、野犬に身体中噛まれ死んだ男の証言を読みあげる。
そのカードを読み終わった途端にコウちゃんは呻き声をあげ倒れ、苦しそうに転げ回る。いきなりの事態に動揺してコウちゃんに泣きながら名前を呼んで抱き付くシンちゃん。
俺は祖母に助けを求めようと慌てて襖の方へ走りだしたが、何かにぶつかり跳ね返される。
背後から兄の悲鳴を聞きながら俺はぶつかったモノを見上げギョっとした。
知らない人がそこに立っていたから。しかもその男はむやみに背が高くて天井に頭がつかえそうなくらい馬鹿でかい。
その顔には表情がない。ぶつかった俺の事なんて気にもしていないようでジーと苦しんでいるコウちゃんをただ見つめているだけ。
悲鳴を上げ続けている兄とは逆に、俺は逆に恐怖で声も出ずにその男を見続けるしかなかった。男が突然ニヤリと笑う。それまで感情というものがなかった顔が、途端に禍々しいものになる。
すると部屋というか空間がいきなり黒く染まる。そのまま俺達は気を失ってしまった。
次の日の朝眩しい太陽の光と鳥の声で目を覚ます。
皆同じ記憶があるので夢ではないし、昨日遊んだままの状態でボードゲームは部屋にある。
でもどこまでが夢でどこまでが現実か分からない。昨日部屋にいた男は何者だったのか分からないけれど、コウちゃんも元気に戻ったので気にしないことにした。
単なる気のせいで庭の木の影が襖に映り人のように見えただけだろうと無理矢理結論をつけて、ゲームをした夜の事はもう話す事は止めることにした。
夏休みも終わり、俺達はそれぞれの家に帰り退屈な日々を過ごす。
新学期が始まり少し経ったとき、コウちゃんが亡くなったという連絡がきた。
理由は分からない。ただごとでない状態で亡くなったとかで棺も閉じられたままでコウちゃんの顔を見る事も出来なかったし、兄弟だから知っている筈のシンちゃんも何も教えてくれなかったから。
どういう死に方だったか未だに謎。コウちゃんが亡くなったのは、ゲームで遊んでから四十二日後だったので、ああそう言う事なのだろうと何となく思った。
次の夏休み、コウちゃんを除く三人で再び祖母の家を訪れた。押し入れにしまっておいたあのボードゲームを処分する為に。
夜こっそりと三人で海に行き焚火を囲みあの箱を取り出す。
まず一番上にあったボードを燃やし次にカードをくべていく。
すると死者カード一枚一枚からおびただしい数の人魂が宙を舞い空へと登っていった。俺達は何も言葉を交わさず、ただ空へ登っていくぼんやりとしたその光を静かに見つめつづけた。
ん? なんでその話を今日皆に話をする事にしたのかって?
実はこの話には少し続きがあって、コウちゃんの死から四十二週後、またあのオジサンがやってきた。シンちゃんの所に。
『今日から四十二日以内あのボードゲームをやらないと三人共死んじゃうよ。だからまたこのゲーム持ってきてあげた』
男はそう言ってきたらしい。
だから俺達は三人で集まって再びこのゲームで遊んだ。そしてその四十二日後に兄が死んだ。
さらに次の年にも二人で遊んで、シンちゃんが死んでしまった。
で、今年……このボードゲームは一人じゃ遊ぶことできないだろ?
だから今日ここに皆と遊ぶ為に持ってきたんだ。
えっ遊びたくないって? でもねこのゲームの事、纏わる話を聞いた時からもう遊びはスタートしていたんだ。
つまり君たちはもう参加している。遊ばないと死んじゃうよ。だからやるしかない!
そんな怯えないでよ、苦痛ポイントを四十二貯めなければ死なないし、誰かがゴールしたらそれで終わり! 簡単なゲームだよ。
さあ、遊ぼう。
※ ※ ※
コチラの作品、【∞怪談】というカードゲームで遊んでいる時に作った怪談を膨らませて書いています。
私がひいた怪談カードから
【この話をするとよくないことが起きるというので、今日まで人前で語るのを避けてきました】
【知らないおじさん】
【臨死体験】
【ボードゲーム】
【むやみに背が高くて、天井に頭がつかえそうなくらいだ】
【おびただしい数の人魂】
という言葉を選んで作り上げたモノです。コチラで掲載する旨はゲームの作者の方から許可を頂いております。
0
あなたにおすすめの小説
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
現代文学
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる