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四章 ~力の代償~ カロルの世界
募る苛立ち
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嫌な事は続くもの、お陰でカロルの気持ちが晴れる間もない。次の日もシルワの激しいビンタと笑顔で目を覚ます。再び寝起きにこの顔を見ることになりカロルの気持ちはもうどん底である。そのまま修練場に強制連行され授業を受けさせられるが半日ネチネチといびられた。あまりの嫌らしさにキレたら、懲罰房に入れられてしまう。そこはシルワの術で作られた空間で、座ることも出来ない程狭かった。あまりの居心地の悪さにシルワへの悪態をつくと、周りの空間がカロルを容赦なく圧迫してくる。そこで更に文句をいうと空間は容赦なくカロルを締め付けてくる。
『良い子になって、反省すればすぐに出られますよ』
シルワはそう言ったのに、息苦しくなるほど絞められた状態のまま時間だけが過ぎていく。
《まったく、何やっているのですが、私の言ったこと聞いていたんですか? 貴方は自分のした事を見つめ直し、悪かった点をちゃんと言葉にだし反省しろといったでしょう》
シルワの心話が聞こえてきて、カロルの不快度は頂点に達する。
「別にお前に謝ることなんてない!」
カロルはそう怒鳴り、さらに言葉を続けようとしたがそれは不可能だった。呼吸をして胸を膨らませることも、指一本も動かせないほどの空間がカロルを押しつぶしてきたのだ。誰から聞いたか忘れたが、童話の大蛇に巻き付けられ苦しむ登場人物のことを思い出した。大蛇に締め付けられるというのに似ているのかもしれないが、身体だけでなく全身が苦しい。声を上げることも出来ずカロルはそのまま意識を飛ばす。
カロルが次に目を開けたときは、ベッドの上だった。嫌な夢だったと思いたがったが、節々が痛む身体がそれを否定する。
昨日の事を思い出すと腹がたってきて枕を投げつけた。投げた先にあった花瓶が台座から落ち派手な音をあげ割れた。そんな事をしても気は少ししか晴れなかった。
※ ※ ※
マレが何処にいるのかを知りカロルは愕然とする。シルワの研究所内にある温室にいるという。
シルワの厳しすぎる訓練に倒れて、以後そこで療養しているという事らしいが、幽閉されているのに等しい状況でマレはそこから出ることもできないし、カロルは勿論そこに近付くことすら許してもらえない。
父であるソーリスにシルワの元にマレを置いておくのは危険だと訴えても、鼻で笑われるだけ。
「流石のマレも、シルワの元だと悪さもできまい。それにあの二人は意外に仲も良いから問題はないだろう」
あのシルワと仲良く出来る人がいるとは思えない。
「でも、シルワのヤツのマレを見つめる視線が怪しいって!」
ソーリスはカロルの言葉に大笑いをする。
危険すぎる存在がマレの側にいるというが堪らなく心配で、シルワと四六時中一緒にいなければならない事でマレの精神が参ってしまいやしないかという事も心配である。
何よりもカロルがまったくマレに会えない事が辛すぎる。
「カロル、お前も変な心配するんだな。シルワはそういう意味で人を気に入る事はない。あれはその方面の感情は抜け落ちている。そういう人間だ。それにマレもお前が思っているほどヤワではない」
父が何故こんなに落ち着いていられるのかが、カロルには理解できない。それだけシルワに対して強い力を持ち、マレとの絆を作っているという事なのだろうが、カロルとしては落ち着いていられない。しかもシルワの研究所自体が高台にあるために、外から忍び込むのは至難の業。こういう時、風の属性ならばまだ気を放ち様子を伺う事だけでも出来るのにと、カロルは今更のように自分がアグニのファクルタースであることを残念に思っていた。
温室の見える木の上でカロルは恨めしげにマレのいるであろう場所を見上げることしか出来なかった。しかしそこからは温室は遠すぎた。
カロルが出たくもない授業に最近真面目にでているのはそういう事情だからだ。マレに少しでも近づける事とこの時だけは研究所に堂々と入れるから。授業を適当にすませたカロルは修練場から外に出るふりをして、そのまま研究所の奥に入り込む。シルワは外に出たのは確認した。研究員がせわしく働く中に、物陰に隠れながら侵入していく。本人は見つからないようにしているのだが、存在感がありすぎるカロルだけにそういうコッソリとした行動が似合って無い事に気が付いていない。
研究員は下手に声をかけると、無理難題を言いつけてきて、それを断るとキレて手が付けられなくなるカロルを理解しているだけに、ヒヤヒヤと見守っていたのだ。
カロルはそんな視線の中奧へと進んでいく。温室はよりにもよって研究所の最深部にあり、シルワのプライベートエリアの中にあるので侵入するのも大変なのだ。
「何しているのですか?」
もう少しで辿り着くという温室まで通じる回廊への扉が見えた時に、背後から一番聞きたくない声が聞こえる。部下の報告をうけ戻ってきたシルワは、カロルのコソコソした様子が滑稽なので、あえてギリギリまでそしてカロルが最も落胆するであろうタイミングまで、その様子を観察していたのである。
「別に、散歩を」
カロルは惚けるが、シルワ馬鹿にしたような冷たい目だけを返す。
「そんな事は外でやって下さい。邪魔です」
ここで引き下がるわけにもいかないと、カロルは胸を張る。
「別にお前らには用はない! マレの所に連れていけ」
尊大に言い放つカロルに、シルワは大げさに溜息をつく。
「貴方は、またマレの療養を邪魔したいのですか? 貴方の子守が出来るほどマレも元気ではないのでご遠慮いただけますか?」
言葉は丁寧なものの、冷たい口調でそう言い放ち、さっさと研究所から追い出されてしまう。しかもご丁寧に研究所の入り口にすら入れないように封を施しされてしまいどうしようもなくなる。
研究所で働く者やアミークスの侍従の方が、マレのいる温室に近づけるというのがカロルには納得がいかない。この世界で三番目に強力なファクルタースをもつ自分が、何故アミークスにも劣る扱いを受けるのか?
カロルは大きく溜息をつく。何から何までが面白くなかった。
外郭の外に飛び出し、森を走りお気に入りの大きな木の上で一休みする。あれ程面白かった日常が、マレの消失とともに色あせ味気ないものになってしまった。カロルは大きく溜息をつく。
温室の見える木の上でしばらくノンビリしていたら、何処からか子供の笑い声がする。見下ろした森の中で四人の子供が見える。クルクルとした癖毛の赤い長い髪の子供が二人とカロルと変わらないかやや大きい子供と、長身のヒョロっとした子供。何が楽しいのか、キャッキャと笑いながら走っている。良く見ると、二人は先日滝壺にきた子供である。そして他の二人にも見覚えがあった。そう四人ともこないだアミークスの聖堂にいた子供だ。
「シワン、ちゃんと受け取めるのよ! 落としたら承知しないから!」
木に登っている赤毛の子供が下に向かって叫ぶ。
四人は草を摘んだり、木に登って実を摘んだりしていて遊んでいるようだ。
「ローリー見て! このお花!」
そんな事の何が楽しいのか? 四人のはしゃいだ様子がカロルには気に入らない
「ローリー、マギー、キリー、シワン」
大人のアミークスの声が聞こえる。四人は顔を見合わせてまた笑い合う。カロルはこんなにも不機嫌で面白くないというのに四人はずっと笑っている。
やがて四人の前に、グレーのケープを纏った大人のアミークスがやってくる。何やら叱られているようだ。しかししょげた様子もなくニコニコとその大人を見つめている。一人が籠を持ち上げその大人に見せ自慢気な顔をして、一人が甘えるように大人に抱きつく。
何やら話をしている五人は仲睦ましやかで、一つの暖かく優しい世界がそこにあった。
カロルは何故か、その様子を見て心の中に嫌なものが広がっていくのを感じた。
大人が子供達を優しく撫で、五人が帰っていくのを、カロルは憎しみに似た気持ちで見つめていた。
『良い子になって、反省すればすぐに出られますよ』
シルワはそう言ったのに、息苦しくなるほど絞められた状態のまま時間だけが過ぎていく。
《まったく、何やっているのですが、私の言ったこと聞いていたんですか? 貴方は自分のした事を見つめ直し、悪かった点をちゃんと言葉にだし反省しろといったでしょう》
シルワの心話が聞こえてきて、カロルの不快度は頂点に達する。
「別にお前に謝ることなんてない!」
カロルはそう怒鳴り、さらに言葉を続けようとしたがそれは不可能だった。呼吸をして胸を膨らませることも、指一本も動かせないほどの空間がカロルを押しつぶしてきたのだ。誰から聞いたか忘れたが、童話の大蛇に巻き付けられ苦しむ登場人物のことを思い出した。大蛇に締め付けられるというのに似ているのかもしれないが、身体だけでなく全身が苦しい。声を上げることも出来ずカロルはそのまま意識を飛ばす。
カロルが次に目を開けたときは、ベッドの上だった。嫌な夢だったと思いたがったが、節々が痛む身体がそれを否定する。
昨日の事を思い出すと腹がたってきて枕を投げつけた。投げた先にあった花瓶が台座から落ち派手な音をあげ割れた。そんな事をしても気は少ししか晴れなかった。
※ ※ ※
マレが何処にいるのかを知りカロルは愕然とする。シルワの研究所内にある温室にいるという。
シルワの厳しすぎる訓練に倒れて、以後そこで療養しているという事らしいが、幽閉されているのに等しい状況でマレはそこから出ることもできないし、カロルは勿論そこに近付くことすら許してもらえない。
父であるソーリスにシルワの元にマレを置いておくのは危険だと訴えても、鼻で笑われるだけ。
「流石のマレも、シルワの元だと悪さもできまい。それにあの二人は意外に仲も良いから問題はないだろう」
あのシルワと仲良く出来る人がいるとは思えない。
「でも、シルワのヤツのマレを見つめる視線が怪しいって!」
ソーリスはカロルの言葉に大笑いをする。
危険すぎる存在がマレの側にいるというが堪らなく心配で、シルワと四六時中一緒にいなければならない事でマレの精神が参ってしまいやしないかという事も心配である。
何よりもカロルがまったくマレに会えない事が辛すぎる。
「カロル、お前も変な心配するんだな。シルワはそういう意味で人を気に入る事はない。あれはその方面の感情は抜け落ちている。そういう人間だ。それにマレもお前が思っているほどヤワではない」
父が何故こんなに落ち着いていられるのかが、カロルには理解できない。それだけシルワに対して強い力を持ち、マレとの絆を作っているという事なのだろうが、カロルとしては落ち着いていられない。しかもシルワの研究所自体が高台にあるために、外から忍び込むのは至難の業。こういう時、風の属性ならばまだ気を放ち様子を伺う事だけでも出来るのにと、カロルは今更のように自分がアグニのファクルタースであることを残念に思っていた。
温室の見える木の上でカロルは恨めしげにマレのいるであろう場所を見上げることしか出来なかった。しかしそこからは温室は遠すぎた。
カロルが出たくもない授業に最近真面目にでているのはそういう事情だからだ。マレに少しでも近づける事とこの時だけは研究所に堂々と入れるから。授業を適当にすませたカロルは修練場から外に出るふりをして、そのまま研究所の奥に入り込む。シルワは外に出たのは確認した。研究員がせわしく働く中に、物陰に隠れながら侵入していく。本人は見つからないようにしているのだが、存在感がありすぎるカロルだけにそういうコッソリとした行動が似合って無い事に気が付いていない。
研究員は下手に声をかけると、無理難題を言いつけてきて、それを断るとキレて手が付けられなくなるカロルを理解しているだけに、ヒヤヒヤと見守っていたのだ。
カロルはそんな視線の中奧へと進んでいく。温室はよりにもよって研究所の最深部にあり、シルワのプライベートエリアの中にあるので侵入するのも大変なのだ。
「何しているのですか?」
もう少しで辿り着くという温室まで通じる回廊への扉が見えた時に、背後から一番聞きたくない声が聞こえる。部下の報告をうけ戻ってきたシルワは、カロルのコソコソした様子が滑稽なので、あえてギリギリまでそしてカロルが最も落胆するであろうタイミングまで、その様子を観察していたのである。
「別に、散歩を」
カロルは惚けるが、シルワ馬鹿にしたような冷たい目だけを返す。
「そんな事は外でやって下さい。邪魔です」
ここで引き下がるわけにもいかないと、カロルは胸を張る。
「別にお前らには用はない! マレの所に連れていけ」
尊大に言い放つカロルに、シルワは大げさに溜息をつく。
「貴方は、またマレの療養を邪魔したいのですか? 貴方の子守が出来るほどマレも元気ではないのでご遠慮いただけますか?」
言葉は丁寧なものの、冷たい口調でそう言い放ち、さっさと研究所から追い出されてしまう。しかもご丁寧に研究所の入り口にすら入れないように封を施しされてしまいどうしようもなくなる。
研究所で働く者やアミークスの侍従の方が、マレのいる温室に近づけるというのがカロルには納得がいかない。この世界で三番目に強力なファクルタースをもつ自分が、何故アミークスにも劣る扱いを受けるのか?
カロルは大きく溜息をつく。何から何までが面白くなかった。
外郭の外に飛び出し、森を走りお気に入りの大きな木の上で一休みする。あれ程面白かった日常が、マレの消失とともに色あせ味気ないものになってしまった。カロルは大きく溜息をつく。
温室の見える木の上でしばらくノンビリしていたら、何処からか子供の笑い声がする。見下ろした森の中で四人の子供が見える。クルクルとした癖毛の赤い長い髪の子供が二人とカロルと変わらないかやや大きい子供と、長身のヒョロっとした子供。何が楽しいのか、キャッキャと笑いながら走っている。良く見ると、二人は先日滝壺にきた子供である。そして他の二人にも見覚えがあった。そう四人ともこないだアミークスの聖堂にいた子供だ。
「シワン、ちゃんと受け取めるのよ! 落としたら承知しないから!」
木に登っている赤毛の子供が下に向かって叫ぶ。
四人は草を摘んだり、木に登って実を摘んだりしていて遊んでいるようだ。
「ローリー見て! このお花!」
そんな事の何が楽しいのか? 四人のはしゃいだ様子がカロルには気に入らない
「ローリー、マギー、キリー、シワン」
大人のアミークスの声が聞こえる。四人は顔を見合わせてまた笑い合う。カロルはこんなにも不機嫌で面白くないというのに四人はずっと笑っている。
やがて四人の前に、グレーのケープを纏った大人のアミークスがやってくる。何やら叱られているようだ。しかししょげた様子もなくニコニコとその大人を見つめている。一人が籠を持ち上げその大人に見せ自慢気な顔をして、一人が甘えるように大人に抱きつく。
何やら話をしている五人は仲睦ましやかで、一つの暖かく優しい世界がそこにあった。
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