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第9話 家庭訪問、再び
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高田ユニ
高校2年生(1年の2月より休学中)
成績は上の下
部活は帰宅部
基本的に自分から他人へ話しかけることはなく、重度の人見知り。
1年の頃は牧村楓と親しくしていたことがあった。
1年の3月、すなわち春休みが始まる前からたびたび欠席することがあった。春休み明けからは学校に姿を現さず、現在まで不登校。
結局のところ、僕が安藤先生から引き出せた情報はこんなものだった。
生徒の個人情報についてある程度知ることはできても、流石に交友関係についてとなるとブラックボックスに近い。仕方がないとは言え、もう少しなんとかならなかったかなぁとも思う。
そんなことを考えていると、目的の高田家が近づいてきた。
さて……どうやって高田さんとお近づきになろうかなと策を練っていたその時だった。
「ん……?」
高田家の玄関から女性が出てきた。
その姿を見た時、僕は先生から見せて貰った高田ユニの顔写真が脳裏に浮かんだ。
「じゃあユニちゃん!お母さん行ってくるからー!」
ハキハキした声がこちらにまで聞こえてくる。
以前に聞いたユニの声、そしてボイスチャットで聴くそれとはまるで正反対だなと思う。
信じ難いけど、もしかしてあれ母親かなぁ?……などと思っていると
「あら?あなた……それ、ユニちゃんの学校の制服よね?」
おっと、先制攻撃を許してしまった。
……いや、むしろこれはチャンスと考えるべきか
「はじめまして、古城学園2-Bの紬久遠です。……もしかして高田ユニさんのお母様でしょうか?」
「あら……あらあらあら!えぇそうです!!ユニの母の 恵梨ですー!」
閑静な住宅街に、美声が響き渡った。
恵梨さん、元気いっぱいである。
異国の血が入っているのか見た目は金髪美人。スタイルも抜群な彼女は言動も相まって年齢不詳感が半端ない。ちょっと待ってくれ。本当にこれが一児の母なのか……?
「あなたユニちゃんのお友達?こうしちゃいられないわ!ちょっと上がっていきなさい!!」
「……え?いや、でも……恵梨さん、今から出かけるところだったのでは?」
「そんなのどうでもいいのよ!ほら、上がった上がった!!」
「は、はぁ……じゃあお言葉に甘えて」
お言葉に甘えてとか人生で初めて言った気がする。
もっと手こずるかと思ったけれど、恵梨さんに半ば強引に引き込まれる形で、僕は高田家に入ることに難なく成功したのであった。
「散らかっててごめんなさいね~とりあえずここに座って待ってて!お茶でも出してくるわ♪」
「お構いなく~」
お言葉に甘えてに続き、お構いなくも人生で初めて言ったことかもしれない。
さっきからユニ母に初めてを奪われっぱなしの僕である。
同級生の家に訪問するなんて何年ぶりだろう。
なんだかムズムズする。
ユニ母はきっと僕のことを娘の友達かなんかだと勘違いしているのかもしれないと思うと、なんだか罪悪感も湧いてくる。
高田家に入った僕はリビングに通され、テーブルを挟んでソファに座っていた。
ソファはふかふかで気持ちが良く、机はよく手入れがされているのかピカピカだ。
まるで自分の第二の実家の如く、くつろぎ始めた僕だったが
「お・ま・た・せ♡」
何かを持ってきたユニ母によって余韻はかき消される。
……さっきからこの人テンション高過ぎません?
普段からこんななの?……こんなんなんだろうね。
「甘いものは好きかしら?遠慮しないでいっぱい食べていってね!」
「おおぅ……これは」
大きなお皿の上にはマドレーヌやカヌレ、ミニドーナツにバウムクーヘンなどなど所狭しと洋菓子が並んでいる。
甘いものは好みだけど、流石にこれは……糖尿病になっちゃうよ。
「紅茶派?コーヒー派?」
「コーヒーで」
「オッケー♪角砂糖は?」
「3つで」
「久遠ちゃん……あなたなかなかいけるクチね!ますます気に入ったわ!!」
出会って5分も経っていないはずの同級生の母親にいたく気に入られてしまった。
もしかして人類なら誰でも好きなんじゃないか?この人
「さて……改めて今日は来てくれてありがとうね、クオンちゃん」
「あ、はい、こちらこそ。すみませんおうちにまでお邪魔してしまって」
「別に泊まっていってもいいのよ?」
おかしい、好感度の上昇の具合がバグっているぞこの人。
「え、遠慮しておきます。……それとあの、これ」
僕は安藤先生から預かっていたプリントを手渡す。
「わざわざ持ってきてくれたの?悪いわね~……クオンちゃんのおうちはどの辺?良ければ車出すわ」
「ここから結構近いのでそちらもお構いなく」
「あら、そう」
ちょっと残念、みたいな顔しないで欲しいなあ。
「あの……恵梨さん」
「若い子から下の名前で呼ばれるなんておばさんなんだかドキドキしちゃうわ」
この人ほんとにユニさんの母親なんだろうか?
ええい!さっきからペースを乱されっぱなしだ。
本題……そう、さっさと本題に入ろうではないか。
「すみません……正直に言えば今日、僕は先生に頼まれてここに来ました。用件はどうしてユニさんが学校に来なくなってしまったのかを伺い、報告してほしいと」
「そう……今になってくるってことは、もしかして出席日数もそろそろまずいのかしら」
「おっしゃる通りです」
「でもクオンちゃん、あなたがここに来た理由はそれだけでもないんでしょう?」
恵梨さんは先ほどまでのはしゃぎようが嘘みたいに冷静だった。
なるほど……やはりこの人も一児の母なのだ。
「はい。先生に言われたというのは建前であり、行為を正当化するための言い訳に過ぎません。僕は……あなたの娘さんについて……ユニさんについて個人的に知りたくて、ここに来ました」
「単なる好奇心ってわけでもないのかしら?……もしかしてクオンちゃんってユニちゃんと知り合いだったりするの?」
少し雰囲気が変わったな。
返答次第ではさっきまでカンスト寸前だった好感度が一気に暴落する危険もありそうだ。でも
「僕はユニさんについて何も知りません」
余計な搦め手も嘘もいらない。
ありのまま、僕の正直な気持ちを目の前の母親にぶつける。
「だから僕はユニさんについて知りたいんです」
僕の言葉を聞いた恵梨さんは一瞬、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしてから
「ぷくく……ふふっ……アハハハハハハハハ!!!!」
高田家の広い部屋にその笑い声を響かせ
「はー……笑った笑った……こんなに笑ったの久々かもしれないわぁ……」
涙を拭いながら笑いを噛み殺している。
このとき美人は笑うとさらに美人に見えるんだなあということを僕は知った。
「本当は娘のデリケートなことを他人にホイホイ話すなんて、母親失格かもしれないけれど」
そして恵梨さんは僕を見据えて言う。
「他人では無いあなたに聞いてもらいたい話があるの」
高校2年生(1年の2月より休学中)
成績は上の下
部活は帰宅部
基本的に自分から他人へ話しかけることはなく、重度の人見知り。
1年の頃は牧村楓と親しくしていたことがあった。
1年の3月、すなわち春休みが始まる前からたびたび欠席することがあった。春休み明けからは学校に姿を現さず、現在まで不登校。
結局のところ、僕が安藤先生から引き出せた情報はこんなものだった。
生徒の個人情報についてある程度知ることはできても、流石に交友関係についてとなるとブラックボックスに近い。仕方がないとは言え、もう少しなんとかならなかったかなぁとも思う。
そんなことを考えていると、目的の高田家が近づいてきた。
さて……どうやって高田さんとお近づきになろうかなと策を練っていたその時だった。
「ん……?」
高田家の玄関から女性が出てきた。
その姿を見た時、僕は先生から見せて貰った高田ユニの顔写真が脳裏に浮かんだ。
「じゃあユニちゃん!お母さん行ってくるからー!」
ハキハキした声がこちらにまで聞こえてくる。
以前に聞いたユニの声、そしてボイスチャットで聴くそれとはまるで正反対だなと思う。
信じ難いけど、もしかしてあれ母親かなぁ?……などと思っていると
「あら?あなた……それ、ユニちゃんの学校の制服よね?」
おっと、先制攻撃を許してしまった。
……いや、むしろこれはチャンスと考えるべきか
「はじめまして、古城学園2-Bの紬久遠です。……もしかして高田ユニさんのお母様でしょうか?」
「あら……あらあらあら!えぇそうです!!ユニの母の 恵梨ですー!」
閑静な住宅街に、美声が響き渡った。
恵梨さん、元気いっぱいである。
異国の血が入っているのか見た目は金髪美人。スタイルも抜群な彼女は言動も相まって年齢不詳感が半端ない。ちょっと待ってくれ。本当にこれが一児の母なのか……?
「あなたユニちゃんのお友達?こうしちゃいられないわ!ちょっと上がっていきなさい!!」
「……え?いや、でも……恵梨さん、今から出かけるところだったのでは?」
「そんなのどうでもいいのよ!ほら、上がった上がった!!」
「は、はぁ……じゃあお言葉に甘えて」
お言葉に甘えてとか人生で初めて言った気がする。
もっと手こずるかと思ったけれど、恵梨さんに半ば強引に引き込まれる形で、僕は高田家に入ることに難なく成功したのであった。
「散らかっててごめんなさいね~とりあえずここに座って待ってて!お茶でも出してくるわ♪」
「お構いなく~」
お言葉に甘えてに続き、お構いなくも人生で初めて言ったことかもしれない。
さっきからユニ母に初めてを奪われっぱなしの僕である。
同級生の家に訪問するなんて何年ぶりだろう。
なんだかムズムズする。
ユニ母はきっと僕のことを娘の友達かなんかだと勘違いしているのかもしれないと思うと、なんだか罪悪感も湧いてくる。
高田家に入った僕はリビングに通され、テーブルを挟んでソファに座っていた。
ソファはふかふかで気持ちが良く、机はよく手入れがされているのかピカピカだ。
まるで自分の第二の実家の如く、くつろぎ始めた僕だったが
「お・ま・た・せ♡」
何かを持ってきたユニ母によって余韻はかき消される。
……さっきからこの人テンション高過ぎません?
普段からこんななの?……こんなんなんだろうね。
「甘いものは好きかしら?遠慮しないでいっぱい食べていってね!」
「おおぅ……これは」
大きなお皿の上にはマドレーヌやカヌレ、ミニドーナツにバウムクーヘンなどなど所狭しと洋菓子が並んでいる。
甘いものは好みだけど、流石にこれは……糖尿病になっちゃうよ。
「紅茶派?コーヒー派?」
「コーヒーで」
「オッケー♪角砂糖は?」
「3つで」
「久遠ちゃん……あなたなかなかいけるクチね!ますます気に入ったわ!!」
出会って5分も経っていないはずの同級生の母親にいたく気に入られてしまった。
もしかして人類なら誰でも好きなんじゃないか?この人
「さて……改めて今日は来てくれてありがとうね、クオンちゃん」
「あ、はい、こちらこそ。すみませんおうちにまでお邪魔してしまって」
「別に泊まっていってもいいのよ?」
おかしい、好感度の上昇の具合がバグっているぞこの人。
「え、遠慮しておきます。……それとあの、これ」
僕は安藤先生から預かっていたプリントを手渡す。
「わざわざ持ってきてくれたの?悪いわね~……クオンちゃんのおうちはどの辺?良ければ車出すわ」
「ここから結構近いのでそちらもお構いなく」
「あら、そう」
ちょっと残念、みたいな顔しないで欲しいなあ。
「あの……恵梨さん」
「若い子から下の名前で呼ばれるなんておばさんなんだかドキドキしちゃうわ」
この人ほんとにユニさんの母親なんだろうか?
ええい!さっきからペースを乱されっぱなしだ。
本題……そう、さっさと本題に入ろうではないか。
「すみません……正直に言えば今日、僕は先生に頼まれてここに来ました。用件はどうしてユニさんが学校に来なくなってしまったのかを伺い、報告してほしいと」
「そう……今になってくるってことは、もしかして出席日数もそろそろまずいのかしら」
「おっしゃる通りです」
「でもクオンちゃん、あなたがここに来た理由はそれだけでもないんでしょう?」
恵梨さんは先ほどまでのはしゃぎようが嘘みたいに冷静だった。
なるほど……やはりこの人も一児の母なのだ。
「はい。先生に言われたというのは建前であり、行為を正当化するための言い訳に過ぎません。僕は……あなたの娘さんについて……ユニさんについて個人的に知りたくて、ここに来ました」
「単なる好奇心ってわけでもないのかしら?……もしかしてクオンちゃんってユニちゃんと知り合いだったりするの?」
少し雰囲気が変わったな。
返答次第ではさっきまでカンスト寸前だった好感度が一気に暴落する危険もありそうだ。でも
「僕はユニさんについて何も知りません」
余計な搦め手も嘘もいらない。
ありのまま、僕の正直な気持ちを目の前の母親にぶつける。
「だから僕はユニさんについて知りたいんです」
僕の言葉を聞いた恵梨さんは一瞬、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしてから
「ぷくく……ふふっ……アハハハハハハハハ!!!!」
高田家の広い部屋にその笑い声を響かせ
「はー……笑った笑った……こんなに笑ったの久々かもしれないわぁ……」
涙を拭いながら笑いを噛み殺している。
このとき美人は笑うとさらに美人に見えるんだなあということを僕は知った。
「本当は娘のデリケートなことを他人にホイホイ話すなんて、母親失格かもしれないけれど」
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