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しかし朝起きると、颯の姿はなく、ホテルに置かれたメモ用紙にきれいな可愛らしい字で文字が残されていた。
『ありがとう』
たった一言だけのメモ用紙がとても淋しい。メモ用紙の隣にはホテル代も置かれており、より虚しさが襲う。まぁ金が置かれていなかったらいなかったで悲しいのだが。
次会う約束もしてないし、連絡先も分からない。あいつがあのバーに来なければもう二度と会えない関係性は、とても脆く感じた。
(せめて、またねって言って別れたかった…)
けど二度と会う気がないなら、名前はきっと言わなかったはずだし、またいつか必ず会えるはずだ。そう信じて、ホテルを後にした。
それから毎日あのバーに通うこと数週間。まさかのまさか。
(会えねぇぇぇ…)
今まで「今日はどんな子と出会えるかな」とワクワクした気持ちでバーに来ていたのに。好みの相手に話しかけられても颯に会えるかもしれないと断ることが増えた。
(くっそ…)
向こうはもしかしたら俺がメンヘラ化するのを恐れて名乗っただけかもしれない。そもそも本名かも分からないし、浮かれた自分が情けない。
本当は颯以外とする気なんてなかったが、体も心も限界かもしれない。
(どうせ会えないなら、やっぱり前みたいに好みの相手と一夜限り過ごすか…もしかしたらあいつみたいにグッと来る相手と出会えるかもしれないし)
考え方をシフトして、好みの相手を探そうとしたタイミングでバーの扉が開いて一人の男が入って来た。
「…!?」
それは数週間、ずっと探していた相手。
「──っは、」
颯くん。そう呼ぼうとした瞬間、他の男が颯くんに声をかけているのが見えた。
「あ…」
颯くんに話しかけた相手は、俺と同じくこのバーの常連で、積極的なネコちゃん。初めてこのバーに来た時にお世話になった人でもあり、好みの相手を選りすぐって、一夜限りメインに遊ぶ人だった。
(あいつ、確か黒髪の落ち着いた人が好みって言ってたよな…)
明らかにロックオンしたネコちゃんは、笑顔で颯に話しかけてボディタッチをしている。その姿を見て、妙に心がざわついた。
(俺たちは恋人関係じゃないし、こんな気持ちになるのもおかしいけど、すげーむかつく…)
これなら俺も新しい相手探して遊んでれば良かった。たった一度、優しく抱かれただけで心持っていかれるのがそもそも俺らしくなかった。
うん。気持ちを切り替えて次いこ次。あいつは俺が好きだから優しく抱いたわけじゃないし、きっと誰が誘ってもめちゃくちゃ優しく抱くんだろう。
手元にある酒を一気飲みした後、好みの相手を探そうと立ち上がった瞬間。
「久しぶり」
「……へ?」
一人になった颯が俺に声をかけてきた。遠目で確認すると、ネコちゃんはいつもと変わらない様子で他の黒髪の男に話しかけており、こちらを見ている様子もない。
「あ、覚えてるかな?この前このバーで知り合った颯だけど」
「いや、覚えてるよ。ずっと──」
探してたし。と言いかけてやめた。あれから結構経つし、ずっと探してたと言うと怖がられるかもしれない。
「ずっと、何?」
「…や、違う。そっ、そういえばさっき、話しかけられてたけどいいの?」
「うん。俺のブレスレット見て別の人の所に行ったよ」
ふと颯の手元を見ると、バリタチのブレスレットとは別にもう一つ「お話しするだけ」のブレスレットがついていた。
「……今日は話すだけなの?」
「うん。君目的で来たから、会えなかったら帰ろうと思ってた。最近仕事が忙しくて来れなかったし、君もよくこのバーでたくさん遊んでるって聞いてたから望みは薄かったけど良かった」
その言葉にぎゅうっと胸が締め付けられたような感覚がした。
「…き、気持ち悪いと思わずに聞いてほしいんだけど」
「うん」
「俺、あれから颯くんだけに会うために毎日通ってた」
「毎日?──暇なんだね」
「突然の毒舌やめろ。まぁ暇、ではないけどっ。とにかく、あれから俺は誰とも遊んでないし、颯くんに会いたかった」
「そっか。じゃあ早速、ホテル行く?──本当はもう少し喋ろうかと思ったけど、随分余裕なさそうな顔してるし」
「………」
こいつ、もしかして手の平の上で俺を転がしているのかもしれない。少し悔しい気持ちもしたが、ここで強がってしまえば今までの時間が無駄になる。
きゅっと細い手に自らの指を絡め、こくんとうなずいた。
◇ ◆
「それにしても、あれから毎日通うなんて。そんなに俺のこと気に入ってくれたの?」
「掘り返すな」
ホテルに着いて準備が整うと、颯はニヤニヤと笑いながら俺を見下ろした。
「だって可愛くてさ。あれから結構経ってるのに、ずっと俺だけ待ってくれてたんだよね?」
「……っ、いいから、早くして」
からかう言葉に一気に体が熱くなり、ふいっと顔を背けて事を急かすと、前回と同じように耳元へ唇を寄せた。
「耳まで赤いけど恥ずかしかった?」
「別に…早くしてって、思ってるだけ……」
「ふぅん?」
余裕そうな表情を見るのが悔しくてぎゅっと目を閉じると、ずっと待ち焦がれていた快感がじわじわと体を火照らせていく。
「…んん」
ゆっくりと身体中を撫でる指が気持ち良い。ゾクゾクする快感にビクンと体が跳ねた。
「ぁっ……んん、」
絶えず跳ねる体が恥ずかしいけど、それ以上に体は快感を求めていて。触って欲しくて軽く腰を揺らしても、上半身の愛撫が続いた。
「随分焦らしちゃってたかな。下触るのはもっと後ね」
意地悪な囁きも、体をゾクゾクとさせる。早く触ってほしいけど、少し意地悪されるのも興奮するかもしれない。
「…はっ、やて、くん」
「うん?」
「……っ、気持ち良いっ、」
「素直でよろしい」
「っひゃあ」
耳元を愛撫していた唇が胸元へ移動すると、ツンと主張した乳首を転がした。
「っ、ぁ、」
その後はゆっくりと乳首の周りをなぞって焦らしてくる。
「んんっ……それ、やだ」
押し返そうとしても、甘い刺激に上手く力が入らない。少しでも直接的な刺激が欲しくて体を動かしても、それをかわして乳首の周りを舐めてくる。
「っ、焦らさないで…」
「久しぶりだと、前より焦らすの弱くなるんだね」
「だ、て…あれからずっと我慢してたし…一人でする時も胸とか触んないし…」
「あぁ、一人では結構してた?」
余計な事を言ってしまったと気付いたのは、楽しそうにする声を聞いてからだった。
「一人でしてる時、俺のこと少しは思い出してくれた?」
ニヤニヤとからかうように笑う顔が悔しい反面、ふと一人でしていた時のことを思い出した。
(今までは初恋の相手を思いながらしてたのに、今回はずっと颯くんのこと考えてた気がする……)
「──考え事する余裕、あるんだね」
「え……違っ、」
二回体を重ねて分かったことは、颯くんは優しいながらも意地悪するのが好きな人だった。たっぷりとした焦らしプレイで泣きそうになるほどに追い詰められた。
どれだけ強請っても、挿入すら中々してくれなくて。欲しくて欲しくて堪らなくて、初めて入れて下さいと口にした。
(なんかくっっやしい……)
事を終えて綺麗になった体でベッドに寝転んだ後、ふつふつと怒りが湧いた。
「何不貞腐れてるの?」
「颯くんのドS加減に腹が立った」
「俺、別にSじゃないと思うけど。優しくしてるつもりなんだけどなぁ」
「初めて、ドS=激しいだけじゃないと知れたよ…優しいのにドSとか怖すぎ…」
「俺はまた会うつもりだったけど、君が嫌なら他の人探すよ」
こうやって、試すわけじゃないであろう発言にも腹が立つ。俺を試すための発言だったとしても腹が立つけども。ドSと言っただけで、抱かれたくないなんて言ってない。
「………」
「何か気に障った?ごめんね」
「……颯くんとするのが嫌だ、なんて言ってない」
「…そうだね。ごめん。じゃあまた会ってくれる?」
「うん」
少しの沈黙が流れた後、颯がもう一度口を開いた。
「あのさ、本当は言わないつもりだったけど。俺、不特定多数じゃなくて一人の人と関係持つタイプでさ。俺と居る時は他の人とするのはやめてほしいんだけどいいかな?」
「……うん。俺も相性合う人探してただけだし、不特定多数とヤりまくりたいとかないから。颯くんが飽きるまでは他の人と関係持たないよ」
そう伝えると、颯くんは柔らかい笑みを浮かべた。それを見て、不覚にもきゅんときた。
体だけの関係だとしても、一夜限りをメインにしていた俺にとってこの関係は特別。今まで散々遊んできたし、これを機に落ち着くのもありかもしれない。二度と会えない初恋の相手を忘れるためにも、俺も彼を好きになれるようにしようかな。
(それで、その次は颯くんも俺を好きになってくれたらいいな)
こうして、俺と颯くんの関係がスタートした。
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『ありがとう』
たった一言だけのメモ用紙がとても淋しい。メモ用紙の隣にはホテル代も置かれており、より虚しさが襲う。まぁ金が置かれていなかったらいなかったで悲しいのだが。
次会う約束もしてないし、連絡先も分からない。あいつがあのバーに来なければもう二度と会えない関係性は、とても脆く感じた。
(せめて、またねって言って別れたかった…)
けど二度と会う気がないなら、名前はきっと言わなかったはずだし、またいつか必ず会えるはずだ。そう信じて、ホテルを後にした。
それから毎日あのバーに通うこと数週間。まさかのまさか。
(会えねぇぇぇ…)
今まで「今日はどんな子と出会えるかな」とワクワクした気持ちでバーに来ていたのに。好みの相手に話しかけられても颯に会えるかもしれないと断ることが増えた。
(くっそ…)
向こうはもしかしたら俺がメンヘラ化するのを恐れて名乗っただけかもしれない。そもそも本名かも分からないし、浮かれた自分が情けない。
本当は颯以外とする気なんてなかったが、体も心も限界かもしれない。
(どうせ会えないなら、やっぱり前みたいに好みの相手と一夜限り過ごすか…もしかしたらあいつみたいにグッと来る相手と出会えるかもしれないし)
考え方をシフトして、好みの相手を探そうとしたタイミングでバーの扉が開いて一人の男が入って来た。
「…!?」
それは数週間、ずっと探していた相手。
「──っは、」
颯くん。そう呼ぼうとした瞬間、他の男が颯くんに声をかけているのが見えた。
「あ…」
颯くんに話しかけた相手は、俺と同じくこのバーの常連で、積極的なネコちゃん。初めてこのバーに来た時にお世話になった人でもあり、好みの相手を選りすぐって、一夜限りメインに遊ぶ人だった。
(あいつ、確か黒髪の落ち着いた人が好みって言ってたよな…)
明らかにロックオンしたネコちゃんは、笑顔で颯に話しかけてボディタッチをしている。その姿を見て、妙に心がざわついた。
(俺たちは恋人関係じゃないし、こんな気持ちになるのもおかしいけど、すげーむかつく…)
これなら俺も新しい相手探して遊んでれば良かった。たった一度、優しく抱かれただけで心持っていかれるのがそもそも俺らしくなかった。
うん。気持ちを切り替えて次いこ次。あいつは俺が好きだから優しく抱いたわけじゃないし、きっと誰が誘ってもめちゃくちゃ優しく抱くんだろう。
手元にある酒を一気飲みした後、好みの相手を探そうと立ち上がった瞬間。
「久しぶり」
「……へ?」
一人になった颯が俺に声をかけてきた。遠目で確認すると、ネコちゃんはいつもと変わらない様子で他の黒髪の男に話しかけており、こちらを見ている様子もない。
「あ、覚えてるかな?この前このバーで知り合った颯だけど」
「いや、覚えてるよ。ずっと──」
探してたし。と言いかけてやめた。あれから結構経つし、ずっと探してたと言うと怖がられるかもしれない。
「ずっと、何?」
「…や、違う。そっ、そういえばさっき、話しかけられてたけどいいの?」
「うん。俺のブレスレット見て別の人の所に行ったよ」
ふと颯の手元を見ると、バリタチのブレスレットとは別にもう一つ「お話しするだけ」のブレスレットがついていた。
「……今日は話すだけなの?」
「うん。君目的で来たから、会えなかったら帰ろうと思ってた。最近仕事が忙しくて来れなかったし、君もよくこのバーでたくさん遊んでるって聞いてたから望みは薄かったけど良かった」
その言葉にぎゅうっと胸が締め付けられたような感覚がした。
「…き、気持ち悪いと思わずに聞いてほしいんだけど」
「うん」
「俺、あれから颯くんだけに会うために毎日通ってた」
「毎日?──暇なんだね」
「突然の毒舌やめろ。まぁ暇、ではないけどっ。とにかく、あれから俺は誰とも遊んでないし、颯くんに会いたかった」
「そっか。じゃあ早速、ホテル行く?──本当はもう少し喋ろうかと思ったけど、随分余裕なさそうな顔してるし」
「………」
こいつ、もしかして手の平の上で俺を転がしているのかもしれない。少し悔しい気持ちもしたが、ここで強がってしまえば今までの時間が無駄になる。
きゅっと細い手に自らの指を絡め、こくんとうなずいた。
◇ ◆
「それにしても、あれから毎日通うなんて。そんなに俺のこと気に入ってくれたの?」
「掘り返すな」
ホテルに着いて準備が整うと、颯はニヤニヤと笑いながら俺を見下ろした。
「だって可愛くてさ。あれから結構経ってるのに、ずっと俺だけ待ってくれてたんだよね?」
「……っ、いいから、早くして」
からかう言葉に一気に体が熱くなり、ふいっと顔を背けて事を急かすと、前回と同じように耳元へ唇を寄せた。
「耳まで赤いけど恥ずかしかった?」
「別に…早くしてって、思ってるだけ……」
「ふぅん?」
余裕そうな表情を見るのが悔しくてぎゅっと目を閉じると、ずっと待ち焦がれていた快感がじわじわと体を火照らせていく。
「…んん」
ゆっくりと身体中を撫でる指が気持ち良い。ゾクゾクする快感にビクンと体が跳ねた。
「ぁっ……んん、」
絶えず跳ねる体が恥ずかしいけど、それ以上に体は快感を求めていて。触って欲しくて軽く腰を揺らしても、上半身の愛撫が続いた。
「随分焦らしちゃってたかな。下触るのはもっと後ね」
意地悪な囁きも、体をゾクゾクとさせる。早く触ってほしいけど、少し意地悪されるのも興奮するかもしれない。
「…はっ、やて、くん」
「うん?」
「……っ、気持ち良いっ、」
「素直でよろしい」
「っひゃあ」
耳元を愛撫していた唇が胸元へ移動すると、ツンと主張した乳首を転がした。
「っ、ぁ、」
その後はゆっくりと乳首の周りをなぞって焦らしてくる。
「んんっ……それ、やだ」
押し返そうとしても、甘い刺激に上手く力が入らない。少しでも直接的な刺激が欲しくて体を動かしても、それをかわして乳首の周りを舐めてくる。
「っ、焦らさないで…」
「久しぶりだと、前より焦らすの弱くなるんだね」
「だ、て…あれからずっと我慢してたし…一人でする時も胸とか触んないし…」
「あぁ、一人では結構してた?」
余計な事を言ってしまったと気付いたのは、楽しそうにする声を聞いてからだった。
「一人でしてる時、俺のこと少しは思い出してくれた?」
ニヤニヤとからかうように笑う顔が悔しい反面、ふと一人でしていた時のことを思い出した。
(今までは初恋の相手を思いながらしてたのに、今回はずっと颯くんのこと考えてた気がする……)
「──考え事する余裕、あるんだね」
「え……違っ、」
二回体を重ねて分かったことは、颯くんは優しいながらも意地悪するのが好きな人だった。たっぷりとした焦らしプレイで泣きそうになるほどに追い詰められた。
どれだけ強請っても、挿入すら中々してくれなくて。欲しくて欲しくて堪らなくて、初めて入れて下さいと口にした。
(なんかくっっやしい……)
事を終えて綺麗になった体でベッドに寝転んだ後、ふつふつと怒りが湧いた。
「何不貞腐れてるの?」
「颯くんのドS加減に腹が立った」
「俺、別にSじゃないと思うけど。優しくしてるつもりなんだけどなぁ」
「初めて、ドS=激しいだけじゃないと知れたよ…優しいのにドSとか怖すぎ…」
「俺はまた会うつもりだったけど、君が嫌なら他の人探すよ」
こうやって、試すわけじゃないであろう発言にも腹が立つ。俺を試すための発言だったとしても腹が立つけども。ドSと言っただけで、抱かれたくないなんて言ってない。
「………」
「何か気に障った?ごめんね」
「……颯くんとするのが嫌だ、なんて言ってない」
「…そうだね。ごめん。じゃあまた会ってくれる?」
「うん」
少しの沈黙が流れた後、颯がもう一度口を開いた。
「あのさ、本当は言わないつもりだったけど。俺、不特定多数じゃなくて一人の人と関係持つタイプでさ。俺と居る時は他の人とするのはやめてほしいんだけどいいかな?」
「……うん。俺も相性合う人探してただけだし、不特定多数とヤりまくりたいとかないから。颯くんが飽きるまでは他の人と関係持たないよ」
そう伝えると、颯くんは柔らかい笑みを浮かべた。それを見て、不覚にもきゅんときた。
体だけの関係だとしても、一夜限りをメインにしていた俺にとってこの関係は特別。今まで散々遊んできたし、これを機に落ち着くのもありかもしれない。二度と会えない初恋の相手を忘れるためにも、俺も彼を好きになれるようにしようかな。
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