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番外編 心配性②
「ぁっ、あ…んんっ!」
さわさわと優しく乳首を撫でると、もどかしそうに腰を振って涙目になっている。空いている手でもう片方の乳首をくすぐると、更に体の悶えは激しくなった。
「っあ、だめぇ…!」
ジタバタ暴れて逃げようとするも、虚しい抵抗に終わるだけ。特に何の言葉をかけず、ひたすらじっくりと焦らして追い詰めた。
さっきまで盛大に笑い転げていた脇の下や脇腹も、筆で撫でると気持ち良さそうに善がる。
「ふぁぁ…!そこっ、やだぁぁ……!」
「さっきは笑い転げてたけど、今は気持ち良さそうだよ」
ウエストや腹部、おへその周りを優しく撫でると、ずっと甘い声が聞こえる。
ピクピクと震えるおへそにも筆を滑らせると、やだやだと首を振った。そのままゆっくりゆっくりと筆で肌全体を撫でていき、最後に限界を訴える下半身へと滑らせた。
足の間に座り、根元に指を添えて逃げれないようにした後、先端をすっと撫でると先走りが溢れ出した。
「……っく、ぅぅぅ……」
くるくると毛先で先端をくすぐると、溢れ出す透明な汁。とめどなく溢れてくるのが面白くて緩く根元を揉みしだきながら先端を筆でいじめると、びくびくと太腿を震わせて悶えだした。
「やだぁぁぁ…!それやだ!お願いっ、やだ……!」
ガクガクと震える体が可愛くて、執拗に先端を筆でくすぐると、必死に腰を浮かせて俺の手に当てようとしてきた。
それを交わして大きな刺激を与えないよう、じっくりと焦らして追い詰めた。
焦ったくてだんだんと涙声になって暴れる姿は見ていてとても興奮して、もっと意地悪したくなる。
「颯くん…!お願い…!焦らすの、やだっ……」
「お仕置きだから」
「ひゃあんっ!あ、やぁぁ!」
決してイケない刺激を与え続けると、本当に限界なのか腰を何度も動かしては直接的な快感を得ようとしている。
「そんなに腰振って恥ずかしくない?」
「……意地悪…!もう、だめ…!早く、触って…」
「だーめ」
筆を一旦ベッドへ置き、涙を流す目元を軽く拭き取った後にアイマスクを装着した。
「!やだ…!颯くっ、ひゃぁ!?」
視界を塞いだ直後、ツン、と脇腹を突くと、かなり大きな声がした。
「次はこっちね」
「ひゃあああっ!!」
触る箇所を詳しく言わずに、次は乳首を弾くと、ひとつひとつ反応が大きい。
不意打ちでキスしたり、脇腹をくすぐったり、先端を弾いてみたり。強くはない刺激を与え続けると、先走りがこぼれ落ちて下半身のシーツはぐっしょりと濡れ始めた。
「先走りすごいね」
「…だ、て…っ」
「じゃあ次はローターにしようか」
「!」
弱で振動させ、一番最初に乳首に当てると、甘くて高い声を出しながら背中をのけ反らせた。
「ひゃぅっ、ぁぁあ!」
乳首にローターを当てながら、もう片方をクリクリと捏ね回してやると、ぶんぶんと首を振りならもう限界!と叫び出した。
「はいはい。じゃあ最後はお待ちかねのここね」
カリの辺りをきゅっと固定し、先端にローターを押し当てた。
「ひゃあああっっ」
けど強度はかなり弱いので、例え一番敏感な場所を刺激してもイケはしないだろう。もしこれでイッたら電マでも当てて連続で攻めよう。
「んぁっ、ぁあ!やだぁ…!イキ、たいっ、イキたい…!」
「イッていいよ。ここに当ててるしイケるでしょ」
「こ、んなっ、弱い刺激じゃ無理ぃ…!お願いっ、ローター当てるなら、もっと、強くして…!」
「じゃあイカせてくださいって甘えた声で言ってみて」
少し変態チックなので自分でも恥ずかしいが、そう命令すると、歩はぶわっと顔を赤くしながら文句を言いたそうにもごもごを口を動かしていた。
「あと、俺の名前もつけてね」
「……変態ぃぃ。……イカ、せてください…颯くん…」
「ごめん、聞こえない」
「~~っっ!!イカせてください!颯くん!」
真っ赤になりながらヤケクソにそう叫ぶ姿も可愛くて、ローターの強度を変えて先端に押し当てると、1分も経たない内に勢いよく射精した。
「あっ、ぅ、っんん、イキ、ましたっ、イッた!イッた…!!」
イッた後もローターを止めずに当て続けると、ガクガクと足を震わせながら泣き始めた。
「うん。みてたから知ってる」
「じっ、じゃあ!ローターっ、止めてっ!とめてぇぇぇ!!」
逃げれないようにしっかりと固定したまま、ぐりぐりとローターを当てると、更に高い声を上げて背中をのけ反らせた。
(電マも使おうかと思ったけど、ローターの強さでも十分お仕置き出来そう)
その後、何度か射精してもローターを止めずにいると、ごめんなさいと泣き叫びながら発狂し始めたので、一度スイッチを切り、アイマスクを外してそっと唇を重ねた。
「っはや、てくんのっ、鬼畜ぅぅぅ…!」
「お仕置きだし当然でしょ?もし酔い潰れて誰にホテルに連れ込まれてたらもっと酷いことされてたかもよ」
「……それは…ごめんなさい……っ」
「まぁマスターさんも居るし大丈夫だと思うけど、心配なんだよね」
しゅんと落ち込んでいる内にローションを取り出し、つぷりと指を入れてナカを解し出すと、先程の絶叫もは違う甘い声が聞こえてきた。
「これから俺以外に体を触らせたらダメだよ」
「っはい、…颯くんも、だめだからっ」
ゆっくりと指を進めながら歩の好きな箇所を探した。
「んっ、颯くん……もうちょっと、こっち、だよ…」
モゾモゾと腰を動かし、自分の好きな場所へ誘導する姿に一瞬理性が飛びそうになった。
「──可愛い」
「…ふふっ、颯くんに言われたら嬉しい…ねぇ、すごく反省したから…拘束、解いてほしい。俺、やっぱり颯くんに触れてないとダメ」
甘えた声で、甘えた表情でそんなお願いをされたら断れるはずもない。すぐに拘束を外すと、ぎゅっと勢いよくしがみついてきた。
「はぁ……さっきまでのも気持ち良かったし、連続でイッちゃったけど……俺は颯くんの手と、颯くんでイクのが一番気持ち良い」
「…可愛いね、本当」
ぎゅっと抱きしめ返した後、触れるだけのキスをすると、我慢出来なくなったのか歩は俺を押し倒して馬乗りになった。
「いっぱい動くから、颯くんは気持ち良くなってね」
ゆっくりと腰を沈めていく歩を見つめながら、こくんとうなずいた。歩が上にいるのも新鮮で楽しいな。
一生懸命俺を気持ち良くさせようと行動する姿は本当に可愛くて。俺は寝転んで歩の体を支えながらゆっくり下から突き上げるように腰を動かした。
「っ、騎乗位も初めて…っ、俺、颯くんといっぱい初めてを更新していくから…っ、いろんなこと、しようね…」
その嬉しい言葉に、俺は笑顔で小さくうなずいた。
◇ ◆
その後、歩が一生懸命頑張ってくれたので幸せな時間が過ごせた。今は一緒に体を洗った後、ホテルの湯船に浸かっている。
「はぁ…気持ち良い」
「気持ち良いね。あ、そういえば今度の連休、結婚式だっけ。気を付けていくんだよ」
「あ、そうなんだー。めちゃくちゃ楽しみ。しずくも狙ってた相手と付き合えたみたいだしみんな幸せになれて良かった。あ、そういえば明日結婚する友達なんだけど、昔、颯くんが俺の学校に来てくれた時に一回見てる人だよ。俺の携帯壊れた時、ずっと慰めてくれた二人。お互い初恋人同士で結婚て凄いよなぁ」
おそろく、昔何度も聞いたことのある親友の大樹くんと梓さんのことだろう。湯船で嬉しそうに二人のことを話す歩はとても無邪気だった。
「確か一回破局寸前だったけど、歩がちゃんと話し合いなよって言ってたよね」
「あはは。よく覚えてんねぇ。そうなんだー。あの時はどうなることかと思ったけど、あれから何かがある度に時間を置いて冷静に話し合うようにしてたんだって」
「そっか。じゃあ俺たちも何かあれば冷静に話し合えるといいね。これからもずっと一緒に居たいから」
湯船の中でぎゅっと抱き締めてそう伝えると、歩はばしゃっと俺に向き直り、じっと見つめてきた。
「じゃあ早速言わせてもらうけど」
「……はい」
さっきのお仕置きがよっぽど不満だったのだろうか。俺は正直意地悪するのが楽しくて、お仕置きを忘れて普通に楽しんでしまった。
「エッチの時だけでいいから、歩って呼んでほしい」
「──え?」
俺がきょとんとした顔をすると、歩は「自覚ないの?」
と頬を膨らませた。
「颯くん、全然俺の名前呼ばないよ」
心の中ではたくさん呼んでいたので気付かなかったが、思い返せば確かにあまり呼んでないかもしれない。
「ごめん。心の中ではずっと呼んでるから」
「……本当?」
「うん。歩、今日も可愛いなとか、大好きだなってずっと思ってるよ」
少し不貞腐れていたので、宥めるように頭を撫でると、にぱっと笑顔になった。
「えへへ。それなら良かったぁ。俺、颯くんに名前呼ばれながら好きって言われたらそれだけでイケる自信ある!」
「へぇ。じゃあ今から試してみる?」
「うん。実はもう一回したかった」
最後は歩主導で終わったので、少し物足りなかったのだろうか。嬉しそうに微笑んだ歩は、すぐさま湯船から出ようとした。
「ねぇ」
「ん?」
「ベッドもいいけど、お風呂でしてみたい」
「お風呂もいいね!俺初めて!」
ワクワクと期待する表情をする歩を引き寄せ、触れるだけのキスをするとそれだけで一気にそういうムードへと変化した。
「ん……颯くん、大好き」
「俺も歩のこと好きだよ」
お互いそう囁き合って、お互い初めてのお風呂でのプレイを開始した。
end.
さわさわと優しく乳首を撫でると、もどかしそうに腰を振って涙目になっている。空いている手でもう片方の乳首をくすぐると、更に体の悶えは激しくなった。
「っあ、だめぇ…!」
ジタバタ暴れて逃げようとするも、虚しい抵抗に終わるだけ。特に何の言葉をかけず、ひたすらじっくりと焦らして追い詰めた。
さっきまで盛大に笑い転げていた脇の下や脇腹も、筆で撫でると気持ち良さそうに善がる。
「ふぁぁ…!そこっ、やだぁぁ……!」
「さっきは笑い転げてたけど、今は気持ち良さそうだよ」
ウエストや腹部、おへその周りを優しく撫でると、ずっと甘い声が聞こえる。
ピクピクと震えるおへそにも筆を滑らせると、やだやだと首を振った。そのままゆっくりゆっくりと筆で肌全体を撫でていき、最後に限界を訴える下半身へと滑らせた。
足の間に座り、根元に指を添えて逃げれないようにした後、先端をすっと撫でると先走りが溢れ出した。
「……っく、ぅぅぅ……」
くるくると毛先で先端をくすぐると、溢れ出す透明な汁。とめどなく溢れてくるのが面白くて緩く根元を揉みしだきながら先端を筆でいじめると、びくびくと太腿を震わせて悶えだした。
「やだぁぁぁ…!それやだ!お願いっ、やだ……!」
ガクガクと震える体が可愛くて、執拗に先端を筆でくすぐると、必死に腰を浮かせて俺の手に当てようとしてきた。
それを交わして大きな刺激を与えないよう、じっくりと焦らして追い詰めた。
焦ったくてだんだんと涙声になって暴れる姿は見ていてとても興奮して、もっと意地悪したくなる。
「颯くん…!お願い…!焦らすの、やだっ……」
「お仕置きだから」
「ひゃあんっ!あ、やぁぁ!」
決してイケない刺激を与え続けると、本当に限界なのか腰を何度も動かしては直接的な快感を得ようとしている。
「そんなに腰振って恥ずかしくない?」
「……意地悪…!もう、だめ…!早く、触って…」
「だーめ」
筆を一旦ベッドへ置き、涙を流す目元を軽く拭き取った後にアイマスクを装着した。
「!やだ…!颯くっ、ひゃぁ!?」
視界を塞いだ直後、ツン、と脇腹を突くと、かなり大きな声がした。
「次はこっちね」
「ひゃあああっ!!」
触る箇所を詳しく言わずに、次は乳首を弾くと、ひとつひとつ反応が大きい。
不意打ちでキスしたり、脇腹をくすぐったり、先端を弾いてみたり。強くはない刺激を与え続けると、先走りがこぼれ落ちて下半身のシーツはぐっしょりと濡れ始めた。
「先走りすごいね」
「…だ、て…っ」
「じゃあ次はローターにしようか」
「!」
弱で振動させ、一番最初に乳首に当てると、甘くて高い声を出しながら背中をのけ反らせた。
「ひゃぅっ、ぁぁあ!」
乳首にローターを当てながら、もう片方をクリクリと捏ね回してやると、ぶんぶんと首を振りならもう限界!と叫び出した。
「はいはい。じゃあ最後はお待ちかねのここね」
カリの辺りをきゅっと固定し、先端にローターを押し当てた。
「ひゃあああっっ」
けど強度はかなり弱いので、例え一番敏感な場所を刺激してもイケはしないだろう。もしこれでイッたら電マでも当てて連続で攻めよう。
「んぁっ、ぁあ!やだぁ…!イキ、たいっ、イキたい…!」
「イッていいよ。ここに当ててるしイケるでしょ」
「こ、んなっ、弱い刺激じゃ無理ぃ…!お願いっ、ローター当てるなら、もっと、強くして…!」
「じゃあイカせてくださいって甘えた声で言ってみて」
少し変態チックなので自分でも恥ずかしいが、そう命令すると、歩はぶわっと顔を赤くしながら文句を言いたそうにもごもごを口を動かしていた。
「あと、俺の名前もつけてね」
「……変態ぃぃ。……イカ、せてください…颯くん…」
「ごめん、聞こえない」
「~~っっ!!イカせてください!颯くん!」
真っ赤になりながらヤケクソにそう叫ぶ姿も可愛くて、ローターの強度を変えて先端に押し当てると、1分も経たない内に勢いよく射精した。
「あっ、ぅ、っんん、イキ、ましたっ、イッた!イッた…!!」
イッた後もローターを止めずに当て続けると、ガクガクと足を震わせながら泣き始めた。
「うん。みてたから知ってる」
「じっ、じゃあ!ローターっ、止めてっ!とめてぇぇぇ!!」
逃げれないようにしっかりと固定したまま、ぐりぐりとローターを当てると、更に高い声を上げて背中をのけ反らせた。
(電マも使おうかと思ったけど、ローターの強さでも十分お仕置き出来そう)
その後、何度か射精してもローターを止めずにいると、ごめんなさいと泣き叫びながら発狂し始めたので、一度スイッチを切り、アイマスクを外してそっと唇を重ねた。
「っはや、てくんのっ、鬼畜ぅぅぅ…!」
「お仕置きだし当然でしょ?もし酔い潰れて誰にホテルに連れ込まれてたらもっと酷いことされてたかもよ」
「……それは…ごめんなさい……っ」
「まぁマスターさんも居るし大丈夫だと思うけど、心配なんだよね」
しゅんと落ち込んでいる内にローションを取り出し、つぷりと指を入れてナカを解し出すと、先程の絶叫もは違う甘い声が聞こえてきた。
「これから俺以外に体を触らせたらダメだよ」
「っはい、…颯くんも、だめだからっ」
ゆっくりと指を進めながら歩の好きな箇所を探した。
「んっ、颯くん……もうちょっと、こっち、だよ…」
モゾモゾと腰を動かし、自分の好きな場所へ誘導する姿に一瞬理性が飛びそうになった。
「──可愛い」
「…ふふっ、颯くんに言われたら嬉しい…ねぇ、すごく反省したから…拘束、解いてほしい。俺、やっぱり颯くんに触れてないとダメ」
甘えた声で、甘えた表情でそんなお願いをされたら断れるはずもない。すぐに拘束を外すと、ぎゅっと勢いよくしがみついてきた。
「はぁ……さっきまでのも気持ち良かったし、連続でイッちゃったけど……俺は颯くんの手と、颯くんでイクのが一番気持ち良い」
「…可愛いね、本当」
ぎゅっと抱きしめ返した後、触れるだけのキスをすると、我慢出来なくなったのか歩は俺を押し倒して馬乗りになった。
「いっぱい動くから、颯くんは気持ち良くなってね」
ゆっくりと腰を沈めていく歩を見つめながら、こくんとうなずいた。歩が上にいるのも新鮮で楽しいな。
一生懸命俺を気持ち良くさせようと行動する姿は本当に可愛くて。俺は寝転んで歩の体を支えながらゆっくり下から突き上げるように腰を動かした。
「っ、騎乗位も初めて…っ、俺、颯くんといっぱい初めてを更新していくから…っ、いろんなこと、しようね…」
その嬉しい言葉に、俺は笑顔で小さくうなずいた。
◇ ◆
その後、歩が一生懸命頑張ってくれたので幸せな時間が過ごせた。今は一緒に体を洗った後、ホテルの湯船に浸かっている。
「はぁ…気持ち良い」
「気持ち良いね。あ、そういえば今度の連休、結婚式だっけ。気を付けていくんだよ」
「あ、そうなんだー。めちゃくちゃ楽しみ。しずくも狙ってた相手と付き合えたみたいだしみんな幸せになれて良かった。あ、そういえば明日結婚する友達なんだけど、昔、颯くんが俺の学校に来てくれた時に一回見てる人だよ。俺の携帯壊れた時、ずっと慰めてくれた二人。お互い初恋人同士で結婚て凄いよなぁ」
おそろく、昔何度も聞いたことのある親友の大樹くんと梓さんのことだろう。湯船で嬉しそうに二人のことを話す歩はとても無邪気だった。
「確か一回破局寸前だったけど、歩がちゃんと話し合いなよって言ってたよね」
「あはは。よく覚えてんねぇ。そうなんだー。あの時はどうなることかと思ったけど、あれから何かがある度に時間を置いて冷静に話し合うようにしてたんだって」
「そっか。じゃあ俺たちも何かあれば冷静に話し合えるといいね。これからもずっと一緒に居たいから」
湯船の中でぎゅっと抱き締めてそう伝えると、歩はばしゃっと俺に向き直り、じっと見つめてきた。
「じゃあ早速言わせてもらうけど」
「……はい」
さっきのお仕置きがよっぽど不満だったのだろうか。俺は正直意地悪するのが楽しくて、お仕置きを忘れて普通に楽しんでしまった。
「エッチの時だけでいいから、歩って呼んでほしい」
「──え?」
俺がきょとんとした顔をすると、歩は「自覚ないの?」
と頬を膨らませた。
「颯くん、全然俺の名前呼ばないよ」
心の中ではたくさん呼んでいたので気付かなかったが、思い返せば確かにあまり呼んでないかもしれない。
「ごめん。心の中ではずっと呼んでるから」
「……本当?」
「うん。歩、今日も可愛いなとか、大好きだなってずっと思ってるよ」
少し不貞腐れていたので、宥めるように頭を撫でると、にぱっと笑顔になった。
「えへへ。それなら良かったぁ。俺、颯くんに名前呼ばれながら好きって言われたらそれだけでイケる自信ある!」
「へぇ。じゃあ今から試してみる?」
「うん。実はもう一回したかった」
最後は歩主導で終わったので、少し物足りなかったのだろうか。嬉しそうに微笑んだ歩は、すぐさま湯船から出ようとした。
「ねぇ」
「ん?」
「ベッドもいいけど、お風呂でしてみたい」
「お風呂もいいね!俺初めて!」
ワクワクと期待する表情をする歩を引き寄せ、触れるだけのキスをするとそれだけで一気にそういうムードへと変化した。
「ん……颯くん、大好き」
「俺も歩のこと好きだよ」
お互いそう囁き合って、お互い初めてのお風呂でのプレイを開始した。
end.
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