上 下
2 / 5
1章 魔王になっちゃいました。

1話 神の失態

しおりを挟む
目が覚めるといい青空でした。
…天国?夢?

「天国じゃ無いがあの世ではあるな。」
話しかけられた方を見ると1人のお爺さんがいた。白い服を着ている事以外は普通に居るおじいさんだ。
…おじいさんも死んでしまったのかな?

「ふぉふぉふぉ、わしは生きとるよ(笑)」

…心をよまれた?なら神様かな?

「有無あってるよ。わしの起きた地震で死んでしまったのじゃ。」

…さいですか…自分は今から黄泉の国へいくのかな?

「それで良いならそうするが、死ぬ前に異世界転生したいと言ってたじゃろ?お詫びにどうかなと思っての…」

…おー、こんな形で異世界転生がかなうとは!テンションあがります!

「そうかそうか!さて君が行く世界は魔法に剣、魔物に魔族が存在する。なのでないくつかスキルを渡そうと思う。あと…しゃべってくれんかの?側から見たら1人喋りかけている耄碌もうろくジジイにしかみえんでの…」

「すみません、心に思い浮かべたら会話ができてたので(笑)」

「うむ…さて本題じゃがほしいスキルはあるかの?」

「好きなの言っていいのですか?」

「大体は大丈夫じゃ、わしの作った世界じゃからな。」

「じゃあ…鑑定とストレージは欲しいかな…あとナビも欲しいし…ん~魔法も使いたいな…あ!自分の好きな魔装が使えるみたいなスキルありますか?」

「無いが作ろうかの。魔装自体は存在するのでな。ナビと連動させて扱いやすくしとこう。名前は…とでもしとこうかの。」

「後はお任せします。」

「有無、少しまっとれ…ここをこうして、後は…あっ!ま…いいか…。」

「神様?何かやらかしませんでした?」

「いや大丈夫じゃ…(笑)」

「でもあっていいましたよ?」

「まなとよ新しい世界をたのしんでくるのじゃ!」

「ちょ!神様?」

突然足元が沈みだし飲み込まれた…
そして目を覚ますと草原にいた…

…此処は何処?
「マスター、ナビです。」
…そうだ!ナビがあった!で此処どこ?

「ここはトランプ王国から少し南に行った場所にある草原ですね。」

…メンルヘンチックな名前な国で…

「マスターステータスと念じて下さい。」
…わかった。

すると目の前に半透明な板が浮かびあがった。内容を見てみると

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ステータス

名前 マナト

種族 人属

年齢9歳

職業 無し

レベル 5

HP    350

力  9

魔力    9999

知力 10

運        15

称号 神の愛子 生まれ変われし者

   神の被害者 

魔法適正 火 風 土 水 闇 光

スキル 

鑑定LV 1

ナビ 

創造魔装LV1

ストレージ

言語理解LV Max

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

神様…魔力おかしいです…
あってそれの事ですか?

「マスター、とりあえずトランプ国へ行きましょう歩けば夕方には着きます。ストレージには人属の国での共通通貨が入ってますので宿を取りましょう。」

「わかった。」

僕はとりあえず進む事にした。
歩き出す事2時間…街を囲む壁が見えて来たが…

何故か兵士が此方に剣を向けていた…

「あのー「魔族か!」」

「え…」

「マスター…魔力が漏れてます…」

「あ!」

「押さえ込無かんじでって危ない!」

1人の兵士が斬りかかって来た。
唐突な攻撃の為避けれない…

…まだ死にたく無い!

「魔装展開します!」

ナビの声とともに黒い粒子が体を包み剣を弾いた。

「く…魔装…やはり魔族…嫌、このプレッシャーは魔王か!」

「いや違うって!」 

「マスター…魔装は魔族しか使える者が居ないのです…」

「え…」

「魔力を多く使う為人族にはつかえないのです…バカ神…またやらかしたわね!」

…ナビさん?口調変わってますよ?

「マスター跳躍して離脱します。口を閉じて下さい!」

「魔王め!かくご!」

城壁の上からいろいろな魔法が飛んできたが、直撃する寸前に僕の身体はジャンプし1000メートルほど飛びあがった。

そのため地面が抉れたが…魔法が着弾した為に出来た穴だと思われた。

その頃飛びあがった僕はナビが操作する魔装で空を飛んでいた。魔装の背中が変形し翼とエンジンのようなものが出来飛んでいる。形はマジ○ガーのような奴だ。

「マスターいい場所を探しますので少し寝てて大丈夫です。」

僕は暇なので寝る事にした…
しおりを挟む

処理中です...