20 / 183
施設とダンジョン
ダンジョン
しおりを挟む
一階層に降り立ったロンドは、その雰囲気に何度目になるか分からない唾を飲み込んだ。
地面は荒野のど真ん中にあるダンジョンに即して乾いた砂や砂利が敷き詰められているが、壁は岩肌がむき出しになっており、撫でるとザラザラとして痛みを伴ってしまう。
通路は広く取られており、パーティで潜ったとしても横並びで四人は悠々と歩ける広さだ。
等間隔で並んでいた松明は通路には一切ない。それでも不思議なことにぼんやりとした灯りが壁から放たれており、暗闇の中を一人で歩くという恐怖はなかった。
「……よし、行くか」
ダンジョンの生暖かく、どんよりとした空気を肌で感じながら、ロンドが歩き始める。
『──ロンド君!』
「うわあっ!」
突如として聞こえてきた声に、ダンジョン内ということを忘れてロンドは大声を上げてしまう。
「えっ、あの、メグル様?」
『──わー、凄い! 本当に聞こえるのね!』
「ど、どうなってるんですか?」
聞こえてきたのは経営者の部屋にいるはずの廻の声。それも耳元とも違い、頭の中に直接聞こえてきた。
『──ニャルバンが、私だったらロンド君に話しかけられるって聞いたからさ! 声を掛けてみたの!」
「……そういうのは先に言ってもらえると助かります」
『──……そ、そうだよねー、ごめーん』
「いや、まあ、いいんですけど」
困惑しながら頭を掻くロンドは、気を取り直して歩き出した。
それでも先程までの気負いがいい感じに抜け、リラックスすることができたのでよかったのかもしれない。
「ところで、何かあったんですか?」
『──えっ? 何で?』
「だって、声を掛けてきたので」
『──あー、ちゃんと聞こえるかなって思っただけだよ?』
「……そ、そうですか」
はぁ、と溜息をつき周囲を警戒していると、奥のフロアに何かの気配を感じ取った。
──ひた、ひた。
何かの足音が聞こえ、曲がり角の奥から一匹のモンスターが姿を現した。
「ゴブリンですね」
『──えっと、一階層のゴブリンは、オートだから多分弱いよー』
「モンスターに強いも弱いもないと思うんですけど……よし、やるか」
廻の言葉を頭から振り払うかのように頭を左右に振り、ショートソードを抜いてゴブリンを見据える。
剣先を正面に、やや立てて構え、すり足で間合いを詰めていく。
ロンドに気づいたゴブリンは、間合いなど考えることなく真っ直ぐに突進してきた。その右手には棍棒が握られており、頭の上で振り回している。
呼吸が乱れないようにゆっくりと息を吸い、吐き出しながらゴブリンの動きを注視する。
ケラケラと笑いながらお互いの間合いに侵入すると、大きく振りかぶった棍棒を振り下ろす。
「ふっ!」
大振りの棍棒を、左足を下げて半身を取り回避、ガラ空きになった背中に袈裟斬りを放つ。
肩口から深々と侵入して肉と骨を斬り裂き、臓腑を巻き込みながら逆の脇腹へ抜けていく。
絶叫を上げながら二つに切り裂かれたらゴブリンはその場に崩れ落ちると、不思議なことに絶命してから数秒後には白い灰となって消えてしまった。
その後に残されたのは、ゴブリンから出てきたドロップアイテムだ。
「ゴブリンの爪、ですね」
『──……グ、グロい』
「えっ? 何か言いましたか?」
『──ううん、何でもない、何でもないわよ』
「そ、そうですか」
首を傾げながら、ドロップアイテムを腰に下げた袋に入れて再び歩き出す。
道中では何度もオートのゴブリンと遭遇したが、ロンドは危なげなく斬り捨てていった。
※※※※
経営者の部屋では、廻とニャルバンが椅子に腰掛けてモニターのようなものを見ていた。
そこには上から覗き込むようにして映し出されたロンドの姿があった。
「……ねえ、ニャルバン」
「どうしたのにゃ?」
「モンスターを殺すのって、こんなにもグロいんだね」
「モンスターも生きているからにゃ。そこは仕方ないのにゃ」
「見てるだけでも気持ち悪くなりそうだわ」
ふぅ、と息を吐き出して上を向く廻。真っ暗な空間で何もないことは分かっているのだが、一度視線をモニターから外したかった。
「それにしても、前に見た地図も凄かったけど、モニターまであるなんてビックリだわ」
「これは経営者の部屋でしか使えないから気をつけるにゃ」
「外でもダンジョンの中を見たいとは思わないわね。でも、これってお試しだから見れてるのかな?」
「違うにゃ。解放して外から冒険者が入ってきた時も見られるにゃ」
経営者の部屋にいればいつでもダンジョンの状況を見ることができるというが、それが役に立つのかと考えると、廻にはよく分からなかった。
「まあ、冒険者を見るというよりかは、配置したモンスターの状況を見るのが一番かにゃ」
「見てどうするの?」
「経験値を獲得したのか、レベルアップしたのか、その時の状況を見ることができるのにゃ!」
「でもそれって、後からでも確認できるわよね?」
「そうだにゃ」
「……まあいっか。今はロンド君を見れて安心できるしね」
自分の中で納得させると、廻は視線をモニターに戻した。
「……あっ! あれってランダムのキラービーじゃないの?」
「本当だにゃ!」
今までオートのゴブリンとばかり戦っていたロンドだが、ついにランダムと相対することになった。
※※※※
耳障りな羽音を耳にして、ロンドは視線を通路の奥、やや上方へ向けた。
そこには黄と黒の縞模様が特徴的なモンスター、キラービーが複眼でロンドを凝視していた。
尻部分からは毒針を覗かせて、空を飛ぶモンスターで制空権を取られていることもあり、新人冒険者の天敵である。
『──ロンド君! そのモンスターはランダムだから気をつけてね!』
「分かりました!」
ショートソードを構えてその場で立ち止まる。すり足で近づかないのは、相手が空を飛んでいるからである。
空を飛ぶモンスターへの攻撃手段を持っていないロンドにとって、キラービーは天敵中の天敵だ。相手から仕掛けてくるのを待ち、カウンターで仕留める算段を立てていた。
キラービーは天井ギリギリまで飛び上がり、ホバリングしながらゆっくりと近づいてくる。
そして──急降下からロンド目掛けて毒針を突き刺しにきた。
毒針は掠るだけでも状態異常になる為、ゴブリンの時とは違い大きく後方へ飛び回避を選択。
キラービーは地面スレスレで軌道修正して円を描くようにして上昇、ロンドの攻撃が届かない位置まで移動すると再びホバリングしながら近づいてきた。
『──だ、大丈夫?』
「策は、あります」
ロンドはすり足で自分からもキラービーへ近づき、迎え撃つ態勢を整える。
今回も制空権を持っているキラービーから仕掛けた。先ほどと同様に急降下からの毒針だ。
すり足で近づいていたロンドだが、急降下が始まるやいなや、大股で後方へ移動を開始。彼我の距離が1メートルに迫った時、斜め後方に飛びながらショートソードを上段に構えた。
すれ違いざまに羽音が耳朶を震わせるが気にも止めずに、渾身の力で上段斬りを放つ。
黄と黒の縞模様が両断されたキラービーは、急降下の勢いそのままで地面に激突し転がっていくと、壁に激突してようやく止まった。
胴体を両断されたキラービーは、ゴブリンと同様に白い灰へと変わってしまう。
ロンドはというと、毒針は回避したもののすれ違いざまに羽が頬を掠めて小さな切傷を負ってしまった。
左腕で血を拭いながら、ドロップアイテムである毒針を回収して通路の先を見据える。
「確か、この先に安全地帯があったはずだよね」
一階層に降りてからここまで休む暇がなかったロンドは、自然と早足になりながら安全地帯を目指した。
地面は荒野のど真ん中にあるダンジョンに即して乾いた砂や砂利が敷き詰められているが、壁は岩肌がむき出しになっており、撫でるとザラザラとして痛みを伴ってしまう。
通路は広く取られており、パーティで潜ったとしても横並びで四人は悠々と歩ける広さだ。
等間隔で並んでいた松明は通路には一切ない。それでも不思議なことにぼんやりとした灯りが壁から放たれており、暗闇の中を一人で歩くという恐怖はなかった。
「……よし、行くか」
ダンジョンの生暖かく、どんよりとした空気を肌で感じながら、ロンドが歩き始める。
『──ロンド君!』
「うわあっ!」
突如として聞こえてきた声に、ダンジョン内ということを忘れてロンドは大声を上げてしまう。
「えっ、あの、メグル様?」
『──わー、凄い! 本当に聞こえるのね!』
「ど、どうなってるんですか?」
聞こえてきたのは経営者の部屋にいるはずの廻の声。それも耳元とも違い、頭の中に直接聞こえてきた。
『──ニャルバンが、私だったらロンド君に話しかけられるって聞いたからさ! 声を掛けてみたの!」
「……そういうのは先に言ってもらえると助かります」
『──……そ、そうだよねー、ごめーん』
「いや、まあ、いいんですけど」
困惑しながら頭を掻くロンドは、気を取り直して歩き出した。
それでも先程までの気負いがいい感じに抜け、リラックスすることができたのでよかったのかもしれない。
「ところで、何かあったんですか?」
『──えっ? 何で?』
「だって、声を掛けてきたので」
『──あー、ちゃんと聞こえるかなって思っただけだよ?』
「……そ、そうですか」
はぁ、と溜息をつき周囲を警戒していると、奥のフロアに何かの気配を感じ取った。
──ひた、ひた。
何かの足音が聞こえ、曲がり角の奥から一匹のモンスターが姿を現した。
「ゴブリンですね」
『──えっと、一階層のゴブリンは、オートだから多分弱いよー』
「モンスターに強いも弱いもないと思うんですけど……よし、やるか」
廻の言葉を頭から振り払うかのように頭を左右に振り、ショートソードを抜いてゴブリンを見据える。
剣先を正面に、やや立てて構え、すり足で間合いを詰めていく。
ロンドに気づいたゴブリンは、間合いなど考えることなく真っ直ぐに突進してきた。その右手には棍棒が握られており、頭の上で振り回している。
呼吸が乱れないようにゆっくりと息を吸い、吐き出しながらゴブリンの動きを注視する。
ケラケラと笑いながらお互いの間合いに侵入すると、大きく振りかぶった棍棒を振り下ろす。
「ふっ!」
大振りの棍棒を、左足を下げて半身を取り回避、ガラ空きになった背中に袈裟斬りを放つ。
肩口から深々と侵入して肉と骨を斬り裂き、臓腑を巻き込みながら逆の脇腹へ抜けていく。
絶叫を上げながら二つに切り裂かれたらゴブリンはその場に崩れ落ちると、不思議なことに絶命してから数秒後には白い灰となって消えてしまった。
その後に残されたのは、ゴブリンから出てきたドロップアイテムだ。
「ゴブリンの爪、ですね」
『──……グ、グロい』
「えっ? 何か言いましたか?」
『──ううん、何でもない、何でもないわよ』
「そ、そうですか」
首を傾げながら、ドロップアイテムを腰に下げた袋に入れて再び歩き出す。
道中では何度もオートのゴブリンと遭遇したが、ロンドは危なげなく斬り捨てていった。
※※※※
経営者の部屋では、廻とニャルバンが椅子に腰掛けてモニターのようなものを見ていた。
そこには上から覗き込むようにして映し出されたロンドの姿があった。
「……ねえ、ニャルバン」
「どうしたのにゃ?」
「モンスターを殺すのって、こんなにもグロいんだね」
「モンスターも生きているからにゃ。そこは仕方ないのにゃ」
「見てるだけでも気持ち悪くなりそうだわ」
ふぅ、と息を吐き出して上を向く廻。真っ暗な空間で何もないことは分かっているのだが、一度視線をモニターから外したかった。
「それにしても、前に見た地図も凄かったけど、モニターまであるなんてビックリだわ」
「これは経営者の部屋でしか使えないから気をつけるにゃ」
「外でもダンジョンの中を見たいとは思わないわね。でも、これってお試しだから見れてるのかな?」
「違うにゃ。解放して外から冒険者が入ってきた時も見られるにゃ」
経営者の部屋にいればいつでもダンジョンの状況を見ることができるというが、それが役に立つのかと考えると、廻にはよく分からなかった。
「まあ、冒険者を見るというよりかは、配置したモンスターの状況を見るのが一番かにゃ」
「見てどうするの?」
「経験値を獲得したのか、レベルアップしたのか、その時の状況を見ることができるのにゃ!」
「でもそれって、後からでも確認できるわよね?」
「そうだにゃ」
「……まあいっか。今はロンド君を見れて安心できるしね」
自分の中で納得させると、廻は視線をモニターに戻した。
「……あっ! あれってランダムのキラービーじゃないの?」
「本当だにゃ!」
今までオートのゴブリンとばかり戦っていたロンドだが、ついにランダムと相対することになった。
※※※※
耳障りな羽音を耳にして、ロンドは視線を通路の奥、やや上方へ向けた。
そこには黄と黒の縞模様が特徴的なモンスター、キラービーが複眼でロンドを凝視していた。
尻部分からは毒針を覗かせて、空を飛ぶモンスターで制空権を取られていることもあり、新人冒険者の天敵である。
『──ロンド君! そのモンスターはランダムだから気をつけてね!』
「分かりました!」
ショートソードを構えてその場で立ち止まる。すり足で近づかないのは、相手が空を飛んでいるからである。
空を飛ぶモンスターへの攻撃手段を持っていないロンドにとって、キラービーは天敵中の天敵だ。相手から仕掛けてくるのを待ち、カウンターで仕留める算段を立てていた。
キラービーは天井ギリギリまで飛び上がり、ホバリングしながらゆっくりと近づいてくる。
そして──急降下からロンド目掛けて毒針を突き刺しにきた。
毒針は掠るだけでも状態異常になる為、ゴブリンの時とは違い大きく後方へ飛び回避を選択。
キラービーは地面スレスレで軌道修正して円を描くようにして上昇、ロンドの攻撃が届かない位置まで移動すると再びホバリングしながら近づいてきた。
『──だ、大丈夫?』
「策は、あります」
ロンドはすり足で自分からもキラービーへ近づき、迎え撃つ態勢を整える。
今回も制空権を持っているキラービーから仕掛けた。先ほどと同様に急降下からの毒針だ。
すり足で近づいていたロンドだが、急降下が始まるやいなや、大股で後方へ移動を開始。彼我の距離が1メートルに迫った時、斜め後方に飛びながらショートソードを上段に構えた。
すれ違いざまに羽音が耳朶を震わせるが気にも止めずに、渾身の力で上段斬りを放つ。
黄と黒の縞模様が両断されたキラービーは、急降下の勢いそのままで地面に激突し転がっていくと、壁に激突してようやく止まった。
胴体を両断されたキラービーは、ゴブリンと同様に白い灰へと変わってしまう。
ロンドはというと、毒針は回避したもののすれ違いざまに羽が頬を掠めて小さな切傷を負ってしまった。
左腕で血を拭いながら、ドロップアイテムである毒針を回収して通路の先を見据える。
「確か、この先に安全地帯があったはずだよね」
一階層に降りてからここまで休む暇がなかったロンドは、自然と早足になりながら安全地帯を目指した。
0
あなたにおすすめの小説
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
遊鷹太
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる