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第2章:新たな出会い
モンスター配置
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翌朝、ジギルは満面の笑みを浮かべてジーエフを去っていった。
宿屋に泊まったようなのだが、戻ってきたのはとても遅い時間だったとニーナから聞いている廻は半眼でアルバスを睨んでいる。
「いやまあ、お二人とも大人ですから夜にどういった遊びをしていたのかまでは詮索しませんけどね」
「……てめえ、絶対に変なことを考えてるだろ」
「なんのことでしょうねー」
ふんっ! と声に出して顔を逸した廻に対して、アルバスは嘆息しながら事実を告げる。
「一応言っておくが、やっていたのは模擬戦だからな!」
「夜の?」
「んなわけあるか! 剣術のだよ!」
疑いの目を向ける廻だったのだが、そこにロンドという援護射撃が入った。
「あの、メグル様? 僕の家からははっきりとアルバス様とジギル様が外で剣術の模擬戦をしているのが見えたので本当ですよ?」
「そうなの? ロンド君が言うなら本当なんだね」
「おい、俺と小僧の扱いがおかしくないか?」
「日頃の行いですよねー」
「あ、あはは」
いつもの通りのやり取りを終えた三人は、ジギルを見送るとそのまま経営者の部屋へと移動した。
結局、昨日は廻が換金所で対応した冒険者とジギルしか来訪がなく、今も閑古鳥が鳴いている状態なのでモンスター配置について考えることになったのだ。
とはいえ、廻の中である程度固まっている配置があることは昨日の時点で分かっているので、今日はその確認の意味合いが強かった。
「大枠は昨日話した通りに先を見据えた配置です。ランダムに関しても同じで、レア度2のモンスターを中心にして、後は名前付きのマジシャンとミニデビルを配置します」
「まあ、妥当だな」
「そして、各階層に三軍のレア度2を入れていこうと思っています」
「えっ? どうして三軍なんですか?」
三軍はいわば経験値要員である。
進化に不要なのはもちろんのこと、昇華にも不要の余ったモンスターだ。
合成させて経験値として一軍や二軍の糧になるはずなのだが、そこにも廻は考えがあった。
「合成してみて分かったことなんだけど、レベルが上がったモンスターを合成すると、レベル1のモンスターを合成した時よりも経験値が多く貯まることに気づいたのよ」
「そうなんですか?」
「うん。だから、レア度2を使うのはもったいない気もするんだけど、その方が合成に使った時さらに経験値を貯めることができるから、余らせるよりかは使っちゃおうって考えたの。ライを進化させた後のことを考えてね」
廻の言葉を聞いて、アルバスはなるほどと頷いた。
「そういえば、進化したモンスターはレベルが1に戻るんだったか」
「そうなんですよ。だから、なるべく早くレベルを上げるためにも、多く経験値を貯めることができるモンスターを育てるのも重要かと思ったんです」
「確かにそうかもしれんな」
「でもでも、そうすると弱いランダムがたくさん配置されるってことだにゃ?」
そこに疑問を挟んだのはニャルバンだ。
「レベル1の三軍だから、そうなるわね」
「手応えが無くならないかにゃ?」
「それも心配ですよね。潜った冒険者が早い段階で手応えを感じなかったら最下層まで行かずに戻ってくることも考えられます。他の三軍をレベル上げのために合成できませんか?」
「できるけど……うん、それもそうだね」
「んじゃあ、レア度1の三軍をレア度2の三軍に合成して、そのまま各階層に一匹ずつ配置だな。……てか、レア度2の三軍が一〇匹もいるのか?」
今度はアルバスから疑問の声が上がった。
「実はいるんですよ。ただ、ライガーとゴーストナイトが多く余ってるんです。もちろんミミックにハイゾンビもいますけど、それ以上に最初の二匹が多いです」
「それじゃあ、ミミックとハイゾンビは二軍候補として育てるのもありだな」
「ミミックは確定ですね! でもハイゾンビは──」
「「確定で」」
「確定だにゃ」
「……はーい」
細かな配置はレア度を調整するとして、これで一〇階層まで増やしても問題はなさそうだとホッと胸をなでおろす。
だが、根本的な問題は解決していない。そもそも冒険者が訪れるのかどうかが問題なのだ。
「ジーエフの名物って言えば、今のところニーナさんの料理くらいしか思い浮かばないんですよね」
「んっ? なんだ、もう一つあるじゃないか」
「……何かありましたっけ? あぁ、アルバスさんですか。自分で自分が名物だなんて、自信満々ですね本当に」
「違うわ! メガネの道具だよ!」
「メガネって、ポポイさんの?」
あまりよく分かっていない廻だったが、昨日ジギルが大量に道具を購入していたのを思い出した。
「もしかして、ジギルさんを宣伝に使ったんですか?」
「使ったんじゃなくて、使うんだよ。あれはジギルが役立つと思って買ったわけで、俺が言ったんじゃないからな」
「ポポイさんって、変な人だけどすごい人だったんですね」
「一番の変人は小娘だがな」
「またそんなこと言っていじめるんだから!」
いつものやり取りが始まろうとしたものの、そこは会議中ということで場をわきまえたのかすぐに話しが戻された。
ニーナの料理、そしてポポイの道具が現時点でジーエフの名物になりえるとアルバスは断言する。
「特にメガネ小娘の道具はジギルも認めたものだから、場合によっては道具目的でやってくる冒険者もいるだろうよ」
「そして試しにダンジョンにも潜ってみるか! ってなったら嬉しいですね!」
「まあ、ダンジョンがついでってどんな都市だよって話なんだがな」
「アルバス様、それを今言っても仕方ないと思いますよ?」
今を捨てるわけではないが先を見据えたモンスター配置も決まったことで、今度はどのタイミングで一〇階層まで解放するかの話し合いが始まった。
「私はすぐに開放するのもありだと思います!」
「その根拠は?」
「早くレベル上げができるからです!」
「ただ、それにはデメリットもあるぞ」
「そうですか? 階層を深くする分にはないと思いますけど……」
廻は首を傾げてアルバスを見ており、ロンドも同様に分からないようで考えている。
廻もしばらく考えていたのだが、結局思い当たる節がなかったのでギブアップした。
「教えてくださいー」
「俺とロンドが潜れなくなるってことだ」
「……そうか。階層が深くなればその分最下層に行くまで時間が掛かる。そうなると、宿屋の手伝いや換金所を空ける時間が長くなるから本末転倒ってことですね」
「そういうことだ。冒険者が来る可能性が低い中で階層を深くしても、レベル上げにはならないってことだ」
「む、難しいのね」
階層を深くすればモンスターを多く配置できるもののレベル上げに相当の労力がかかってしまう。
階層をそのままにすればレベル上げがやりやすいが数が限られてしまう。
どちらを取るかは悩みどころであり、その判断もやはり廻に委ねられることになった。
「それじゃあ、とりあえずはそのままで行きましょう」
「簡単に決めちまうんだな」
「レベル上げができないんじゃあ意味がないですから。それに、無理やりロンド君やアルバスさんに潜ってもらって何かあっても怖いですし」
「俺は問題ないぞ? むしろ、まだまだ物足りないくらいだからな」
「だからって一人で潜らせるなんてことはしませんから! ロンド君もだからね!」
「えっ、あっ、はい」
ややとばっちりに近い感じで怒られてしまったロンドは気のない返事になってしまった。
ただ、そこまで怒ってもいなかった廻もそこに追及することなくやや溜息交じりで口を開く。
「本当に心配したんだからね?」
「……はい、すいません」
「まあ、五階層までなら問題はないだろうな」
「もう! 人の気も知らないでそんなこと言わないでくださいよ!」
「レベル上げが必要なんだろう? だったら小僧には潜ってもらわないと困るだろうが」
「ア、アルバスさんも一緒なら……」
「小娘がちゃんと窓口に立てたらなぁ」
「立てますとも!」
「……心配だ」
「……そうですね」
「二人とも酷い!」
結局、廻が換金所の窓口に立つのはしばらくお預けとなり、真剣に語った一人で潜らせないという言葉はすぐに否定されることとなった。
「小僧は今日からとりあえず潜れ。小娘は宿屋の手伝いな」
「分かりました」
「アルバスさんが仕切らないでくださいよ!」
「経営者形無しだにゃ」
最終的には笑いに包まれた話し合いは終了となり、今は五階層で止めておくことになった。
一〇階層まで深くするタイミングに関してはモンスターの成長具合を見ながら決定することとなり、明確にはライがレア度3に進化させることができるめどが立った時と決められた。
宿屋に泊まったようなのだが、戻ってきたのはとても遅い時間だったとニーナから聞いている廻は半眼でアルバスを睨んでいる。
「いやまあ、お二人とも大人ですから夜にどういった遊びをしていたのかまでは詮索しませんけどね」
「……てめえ、絶対に変なことを考えてるだろ」
「なんのことでしょうねー」
ふんっ! と声に出して顔を逸した廻に対して、アルバスは嘆息しながら事実を告げる。
「一応言っておくが、やっていたのは模擬戦だからな!」
「夜の?」
「んなわけあるか! 剣術のだよ!」
疑いの目を向ける廻だったのだが、そこにロンドという援護射撃が入った。
「あの、メグル様? 僕の家からははっきりとアルバス様とジギル様が外で剣術の模擬戦をしているのが見えたので本当ですよ?」
「そうなの? ロンド君が言うなら本当なんだね」
「おい、俺と小僧の扱いがおかしくないか?」
「日頃の行いですよねー」
「あ、あはは」
いつもの通りのやり取りを終えた三人は、ジギルを見送るとそのまま経営者の部屋へと移動した。
結局、昨日は廻が換金所で対応した冒険者とジギルしか来訪がなく、今も閑古鳥が鳴いている状態なのでモンスター配置について考えることになったのだ。
とはいえ、廻の中である程度固まっている配置があることは昨日の時点で分かっているので、今日はその確認の意味合いが強かった。
「大枠は昨日話した通りに先を見据えた配置です。ランダムに関しても同じで、レア度2のモンスターを中心にして、後は名前付きのマジシャンとミニデビルを配置します」
「まあ、妥当だな」
「そして、各階層に三軍のレア度2を入れていこうと思っています」
「えっ? どうして三軍なんですか?」
三軍はいわば経験値要員である。
進化に不要なのはもちろんのこと、昇華にも不要の余ったモンスターだ。
合成させて経験値として一軍や二軍の糧になるはずなのだが、そこにも廻は考えがあった。
「合成してみて分かったことなんだけど、レベルが上がったモンスターを合成すると、レベル1のモンスターを合成した時よりも経験値が多く貯まることに気づいたのよ」
「そうなんですか?」
「うん。だから、レア度2を使うのはもったいない気もするんだけど、その方が合成に使った時さらに経験値を貯めることができるから、余らせるよりかは使っちゃおうって考えたの。ライを進化させた後のことを考えてね」
廻の言葉を聞いて、アルバスはなるほどと頷いた。
「そういえば、進化したモンスターはレベルが1に戻るんだったか」
「そうなんですよ。だから、なるべく早くレベルを上げるためにも、多く経験値を貯めることができるモンスターを育てるのも重要かと思ったんです」
「確かにそうかもしれんな」
「でもでも、そうすると弱いランダムがたくさん配置されるってことだにゃ?」
そこに疑問を挟んだのはニャルバンだ。
「レベル1の三軍だから、そうなるわね」
「手応えが無くならないかにゃ?」
「それも心配ですよね。潜った冒険者が早い段階で手応えを感じなかったら最下層まで行かずに戻ってくることも考えられます。他の三軍をレベル上げのために合成できませんか?」
「できるけど……うん、それもそうだね」
「んじゃあ、レア度1の三軍をレア度2の三軍に合成して、そのまま各階層に一匹ずつ配置だな。……てか、レア度2の三軍が一〇匹もいるのか?」
今度はアルバスから疑問の声が上がった。
「実はいるんですよ。ただ、ライガーとゴーストナイトが多く余ってるんです。もちろんミミックにハイゾンビもいますけど、それ以上に最初の二匹が多いです」
「それじゃあ、ミミックとハイゾンビは二軍候補として育てるのもありだな」
「ミミックは確定ですね! でもハイゾンビは──」
「「確定で」」
「確定だにゃ」
「……はーい」
細かな配置はレア度を調整するとして、これで一〇階層まで増やしても問題はなさそうだとホッと胸をなでおろす。
だが、根本的な問題は解決していない。そもそも冒険者が訪れるのかどうかが問題なのだ。
「ジーエフの名物って言えば、今のところニーナさんの料理くらいしか思い浮かばないんですよね」
「んっ? なんだ、もう一つあるじゃないか」
「……何かありましたっけ? あぁ、アルバスさんですか。自分で自分が名物だなんて、自信満々ですね本当に」
「違うわ! メガネの道具だよ!」
「メガネって、ポポイさんの?」
あまりよく分かっていない廻だったが、昨日ジギルが大量に道具を購入していたのを思い出した。
「もしかして、ジギルさんを宣伝に使ったんですか?」
「使ったんじゃなくて、使うんだよ。あれはジギルが役立つと思って買ったわけで、俺が言ったんじゃないからな」
「ポポイさんって、変な人だけどすごい人だったんですね」
「一番の変人は小娘だがな」
「またそんなこと言っていじめるんだから!」
いつものやり取りが始まろうとしたものの、そこは会議中ということで場をわきまえたのかすぐに話しが戻された。
ニーナの料理、そしてポポイの道具が現時点でジーエフの名物になりえるとアルバスは断言する。
「特にメガネ小娘の道具はジギルも認めたものだから、場合によっては道具目的でやってくる冒険者もいるだろうよ」
「そして試しにダンジョンにも潜ってみるか! ってなったら嬉しいですね!」
「まあ、ダンジョンがついでってどんな都市だよって話なんだがな」
「アルバス様、それを今言っても仕方ないと思いますよ?」
今を捨てるわけではないが先を見据えたモンスター配置も決まったことで、今度はどのタイミングで一〇階層まで解放するかの話し合いが始まった。
「私はすぐに開放するのもありだと思います!」
「その根拠は?」
「早くレベル上げができるからです!」
「ただ、それにはデメリットもあるぞ」
「そうですか? 階層を深くする分にはないと思いますけど……」
廻は首を傾げてアルバスを見ており、ロンドも同様に分からないようで考えている。
廻もしばらく考えていたのだが、結局思い当たる節がなかったのでギブアップした。
「教えてくださいー」
「俺とロンドが潜れなくなるってことだ」
「……そうか。階層が深くなればその分最下層に行くまで時間が掛かる。そうなると、宿屋の手伝いや換金所を空ける時間が長くなるから本末転倒ってことですね」
「そういうことだ。冒険者が来る可能性が低い中で階層を深くしても、レベル上げにはならないってことだ」
「む、難しいのね」
階層を深くすればモンスターを多く配置できるもののレベル上げに相当の労力がかかってしまう。
階層をそのままにすればレベル上げがやりやすいが数が限られてしまう。
どちらを取るかは悩みどころであり、その判断もやはり廻に委ねられることになった。
「それじゃあ、とりあえずはそのままで行きましょう」
「簡単に決めちまうんだな」
「レベル上げができないんじゃあ意味がないですから。それに、無理やりロンド君やアルバスさんに潜ってもらって何かあっても怖いですし」
「俺は問題ないぞ? むしろ、まだまだ物足りないくらいだからな」
「だからって一人で潜らせるなんてことはしませんから! ロンド君もだからね!」
「えっ、あっ、はい」
ややとばっちりに近い感じで怒られてしまったロンドは気のない返事になってしまった。
ただ、そこまで怒ってもいなかった廻もそこに追及することなくやや溜息交じりで口を開く。
「本当に心配したんだからね?」
「……はい、すいません」
「まあ、五階層までなら問題はないだろうな」
「もう! 人の気も知らないでそんなこと言わないでくださいよ!」
「レベル上げが必要なんだろう? だったら小僧には潜ってもらわないと困るだろうが」
「ア、アルバスさんも一緒なら……」
「小娘がちゃんと窓口に立てたらなぁ」
「立てますとも!」
「……心配だ」
「……そうですね」
「二人とも酷い!」
結局、廻が換金所の窓口に立つのはしばらくお預けとなり、真剣に語った一人で潜らせないという言葉はすぐに否定されることとなった。
「小僧は今日からとりあえず潜れ。小娘は宿屋の手伝いな」
「分かりました」
「アルバスさんが仕切らないでくださいよ!」
「経営者形無しだにゃ」
最終的には笑いに包まれた話し合いは終了となり、今は五階層で止めておくことになった。
一〇階層まで深くするタイミングに関してはモンスターの成長具合を見ながら決定することとなり、明確にはライがレア度3に進化させることができるめどが立った時と決められた。
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