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勝負の結果
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その日は夜も遅くなり、二杉とジーンは一泊することになった。
というのも、経営者の部屋から戻ってきた二人が見たものが、酔いつぶれてしまったジーンの姿だったのだ。
机に突っ伏しており、正面の椅子ではアルバスが珍しく困った表情をしている。
「……すまん、まさかグラス一杯でおかしくなるとは思わなかった」
良かれと思って差し出した酒だったのだが、ジーンは下戸だった。
オレノオキニイリでは周知の事実であり、知らない人が誘っても本人が断っていたのだが、今回はお邪魔しているという立場から断りきれなかったのだ。
結果、目の前の現状が完成してしまった。
「あー、すまん。俺も一言伝えておくべきだった」
「アルバスさん! 何してくれてるんですか!」
「いや、マジですまん」
あまりにも素直に謝るので、何かあったのだろうかと疑いの目を向けていると、横から苦笑しているロンドが説明してくれた。
「ジーン様がアルバス様に絡んでたんです。謝罪から始まって、冒険者として尊敬していたとか、噂話も多いのであれは本当か、これはどうなんだって。アルバス様も自分が飲ませてしまった手前断れなくて、ここに来てからずっとなので一時間くらいは付き合ってましたよ」
「い、一時間!」
「……本当にすまなかった」
廻が驚き、二杉が顔を覆いながら再び謝罪を口にする。
アルバスは片手を上げて椅子から立ち上がろうとしたのだが──
「アドゥバズざば! どきょにいきゅにょでしゅきゃ!」
「ジーン、お前のご主人様が帰ってきたぞ?」
「……んー?」
虚ろな目で振り返り、顔を覆ったまま固まっている二杉を見つけたジーン。
強い忠誠心から不甲斐ない自分を見せてしまったことで、一気に酔いが覚めてくれることを期待したアルバスだったのだが、そう上手くはいかなかった。
「……フタシュギしゃま」
「……な、なんだ?」
「…………いっひょににょみまひょー!」
普段のクールな様子からは全く想像がつかないジーンの酔っ払った姿。
今もあれだけ忠誠を誓っていた敬愛すべき二杉に抱きつきながら机に引っ張っていく。
「こうなったジーンは寝るまでこのままだ。アルバスよ、すまんが最後まで付き合ってくれ」
「嫌だ! こんな面倒くさいことをまだ続けるとか、マジで──」
「ぐふふ、にがしましぇんよ、アドゥバズざばー!」
冒険者ランキング283位の実力を発揮し、酔っているとは思えないほどの速度でアルバスを背後から羽交い締めにすると、背中に胸を押し当てながら椅子に無理やり座らせる。
「おい! この女、マジでヤバイんじゃないのか!」
「だから協力してくれ!」
「よーひ、かんぱいりゃー!」
三人だけで飲み直しが始まったようなので、廻はそそくさと台所の方まで避難すると、そこにいた笑顔を絶やさないニーナに声を掛けた。
「ニーナさん、ジーンさんは大丈夫でしょうか?」
「大丈夫でしょう。あれくらいは冒険者ならよくありますから」
「……よくあるんですね」
「うふふ、少なくてもあれ以上の修羅場を私は何度も見ていますよ」
想像したくないなと考えた廻は乾いた笑い声だけを残してその場を後にする。
その夜、三人は深夜の時間帯まで飲み明かし、最後には二杉がジーンを担いで部屋に戻るという結末になるのだった。
※※※※
翌朝、二日酔いが酷いだろうと思っていたジーンはとてもスッキリとした表情を浮かべており、一方の二杉は明らかに顔色を悪くしていた。
廻が昨日の出来事をジーンに尋ねると──
「それがよく覚えていないのです」
と答えてみせた時は、さすがに顔を引きつらせてしまった。
咄嗟に二杉に視線を向けたのだが、顏を横に振り『黙っていてくれ』という仕草を見せる。
昨日の出来事をジーンが知ってしまえば、自身の失態を一生呪い続けるかもしれないと廻でも思ってしまったので、ここはあえて黙っていることにした。
アルバスも昨日のことに言及することはなく、何事もなかったかのように見送りへやってきた。
「それにしても、友好ダンジョン都市ってすごいですね。どうやって帰るんだろうって思っていたら、もう神の遺産が使えるなんて」
「正直なところ、俺も驚いたがな」
「二杉さんも知らなかったんですか?」
「転移できることは聞いていたが、このような装置だとは知らなかった。俺も友好ダンジョン都市を結ぶのは初めてだからな」
転移装置はジーエフの入口横、突如として小屋が出現していた。
小屋の中に入ると床一面に幾何学模様が描かれており、小屋自体が転移装置になっているのだろう。
オレノオキニイリでも同じようなことが起きているだろうから、早く戻って住民に説明してあげなければいけない。
経営者がいない都市の入口に突然謎の建物が現れたのだから、知らない人間からすると恐怖以外の何物でもないはずだ。
「それじゃあ俺達は行くよ」
「皆様、本当に申し訳ありませんでした。それと、ありがとうございます」
「今度は私がオレノオキニイリにお邪魔しますね!」
「その時は歓迎させてもらうよ」
廻と二杉は対立していたことを忘れたかのように、笑顔で固い握手を交わし、お互いの都市発展を願って別れた。
二人の姿が目の前から突然消えた時には驚いたが、たったこれだけで別の都市に移動できるのだから、神の遺産というのは恐ろしものだ。
「……さて! 私達も戻りましょう!」
「これからどうするんだ?」
「どうするって、いつもと同じですよ。ガチャを引いてはモンスターのレベルを上げて、都市の為に家を建てたり、色々と改善しないといけないことは多いです」
「とりあえずは赤髪小僧達の家と、アークスの店だな」
「そうですね……ところでアルバスさん」
「なんだ?」
換金所に戻りながらの道すがら、廻は疑問に思ったことを口にする。
「どうしてアークスさんだけ名前で呼んでるんですか? 私は小娘だし、ロンド君は小僧だし、今もカナタ君を赤髪小僧って」
「アークスの腕は俺も認めているからな」
「そうですか……って、それは私のことを認めてないってことですか!」
「いや、経営者を認めるとかないだろ」
「じゃあなんで名前で呼んでくれないんですか!」
「小娘は小娘だからな」
「酷いですよ!」
いつも通りの言い合いをしながら、いつも通りの日々が戻ってきた。
当面の目標は住居を増やすことと鍛冶屋を建てること。
それともう一つ、廻は考えていることがあった。
「昨日みたいなことがあったらニーナさんも可哀想ですし、家と鍛冶屋と並行して酒場も考えないといけませんね」
「あー、確かにそうだな。結局、ポチェッティノさんも最後まで付き合ってくれてたしな」
酒場を作ることが急務だと判明したので、廻は脳内の優先事項に酒場の主人と刻み込んだ。
「さーて、今日からまた頑張りましょう!」
「へいへい」
アルバスの気のない返事を聞きながら、廻は元気よく駆け出したのだった。
第2章 完
というのも、経営者の部屋から戻ってきた二人が見たものが、酔いつぶれてしまったジーンの姿だったのだ。
机に突っ伏しており、正面の椅子ではアルバスが珍しく困った表情をしている。
「……すまん、まさかグラス一杯でおかしくなるとは思わなかった」
良かれと思って差し出した酒だったのだが、ジーンは下戸だった。
オレノオキニイリでは周知の事実であり、知らない人が誘っても本人が断っていたのだが、今回はお邪魔しているという立場から断りきれなかったのだ。
結果、目の前の現状が完成してしまった。
「あー、すまん。俺も一言伝えておくべきだった」
「アルバスさん! 何してくれてるんですか!」
「いや、マジですまん」
あまりにも素直に謝るので、何かあったのだろうかと疑いの目を向けていると、横から苦笑しているロンドが説明してくれた。
「ジーン様がアルバス様に絡んでたんです。謝罪から始まって、冒険者として尊敬していたとか、噂話も多いのであれは本当か、これはどうなんだって。アルバス様も自分が飲ませてしまった手前断れなくて、ここに来てからずっとなので一時間くらいは付き合ってましたよ」
「い、一時間!」
「……本当にすまなかった」
廻が驚き、二杉が顔を覆いながら再び謝罪を口にする。
アルバスは片手を上げて椅子から立ち上がろうとしたのだが──
「アドゥバズざば! どきょにいきゅにょでしゅきゃ!」
「ジーン、お前のご主人様が帰ってきたぞ?」
「……んー?」
虚ろな目で振り返り、顔を覆ったまま固まっている二杉を見つけたジーン。
強い忠誠心から不甲斐ない自分を見せてしまったことで、一気に酔いが覚めてくれることを期待したアルバスだったのだが、そう上手くはいかなかった。
「……フタシュギしゃま」
「……な、なんだ?」
「…………いっひょににょみまひょー!」
普段のクールな様子からは全く想像がつかないジーンの酔っ払った姿。
今もあれだけ忠誠を誓っていた敬愛すべき二杉に抱きつきながら机に引っ張っていく。
「こうなったジーンは寝るまでこのままだ。アルバスよ、すまんが最後まで付き合ってくれ」
「嫌だ! こんな面倒くさいことをまだ続けるとか、マジで──」
「ぐふふ、にがしましぇんよ、アドゥバズざばー!」
冒険者ランキング283位の実力を発揮し、酔っているとは思えないほどの速度でアルバスを背後から羽交い締めにすると、背中に胸を押し当てながら椅子に無理やり座らせる。
「おい! この女、マジでヤバイんじゃないのか!」
「だから協力してくれ!」
「よーひ、かんぱいりゃー!」
三人だけで飲み直しが始まったようなので、廻はそそくさと台所の方まで避難すると、そこにいた笑顔を絶やさないニーナに声を掛けた。
「ニーナさん、ジーンさんは大丈夫でしょうか?」
「大丈夫でしょう。あれくらいは冒険者ならよくありますから」
「……よくあるんですね」
「うふふ、少なくてもあれ以上の修羅場を私は何度も見ていますよ」
想像したくないなと考えた廻は乾いた笑い声だけを残してその場を後にする。
その夜、三人は深夜の時間帯まで飲み明かし、最後には二杉がジーンを担いで部屋に戻るという結末になるのだった。
※※※※
翌朝、二日酔いが酷いだろうと思っていたジーンはとてもスッキリとした表情を浮かべており、一方の二杉は明らかに顔色を悪くしていた。
廻が昨日の出来事をジーンに尋ねると──
「それがよく覚えていないのです」
と答えてみせた時は、さすがに顔を引きつらせてしまった。
咄嗟に二杉に視線を向けたのだが、顏を横に振り『黙っていてくれ』という仕草を見せる。
昨日の出来事をジーンが知ってしまえば、自身の失態を一生呪い続けるかもしれないと廻でも思ってしまったので、ここはあえて黙っていることにした。
アルバスも昨日のことに言及することはなく、何事もなかったかのように見送りへやってきた。
「それにしても、友好ダンジョン都市ってすごいですね。どうやって帰るんだろうって思っていたら、もう神の遺産が使えるなんて」
「正直なところ、俺も驚いたがな」
「二杉さんも知らなかったんですか?」
「転移できることは聞いていたが、このような装置だとは知らなかった。俺も友好ダンジョン都市を結ぶのは初めてだからな」
転移装置はジーエフの入口横、突如として小屋が出現していた。
小屋の中に入ると床一面に幾何学模様が描かれており、小屋自体が転移装置になっているのだろう。
オレノオキニイリでも同じようなことが起きているだろうから、早く戻って住民に説明してあげなければいけない。
経営者がいない都市の入口に突然謎の建物が現れたのだから、知らない人間からすると恐怖以外の何物でもないはずだ。
「それじゃあ俺達は行くよ」
「皆様、本当に申し訳ありませんでした。それと、ありがとうございます」
「今度は私がオレノオキニイリにお邪魔しますね!」
「その時は歓迎させてもらうよ」
廻と二杉は対立していたことを忘れたかのように、笑顔で固い握手を交わし、お互いの都市発展を願って別れた。
二人の姿が目の前から突然消えた時には驚いたが、たったこれだけで別の都市に移動できるのだから、神の遺産というのは恐ろしものだ。
「……さて! 私達も戻りましょう!」
「これからどうするんだ?」
「どうするって、いつもと同じですよ。ガチャを引いてはモンスターのレベルを上げて、都市の為に家を建てたり、色々と改善しないといけないことは多いです」
「とりあえずは赤髪小僧達の家と、アークスの店だな」
「そうですね……ところでアルバスさん」
「なんだ?」
換金所に戻りながらの道すがら、廻は疑問に思ったことを口にする。
「どうしてアークスさんだけ名前で呼んでるんですか? 私は小娘だし、ロンド君は小僧だし、今もカナタ君を赤髪小僧って」
「アークスの腕は俺も認めているからな」
「そうですか……って、それは私のことを認めてないってことですか!」
「いや、経営者を認めるとかないだろ」
「じゃあなんで名前で呼んでくれないんですか!」
「小娘は小娘だからな」
「酷いですよ!」
いつも通りの言い合いをしながら、いつも通りの日々が戻ってきた。
当面の目標は住居を増やすことと鍛冶屋を建てること。
それともう一つ、廻は考えていることがあった。
「昨日みたいなことがあったらニーナさんも可哀想ですし、家と鍛冶屋と並行して酒場も考えないといけませんね」
「あー、確かにそうだな。結局、ポチェッティノさんも最後まで付き合ってくれてたしな」
酒場を作ることが急務だと判明したので、廻は脳内の優先事項に酒場の主人と刻み込んだ。
「さーて、今日からまた頑張りましょう!」
「へいへい」
アルバスの気のない返事を聞きながら、廻は元気よく駆け出したのだった。
第2章 完
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