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第3章:外の世界
ランドンの取り扱い
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二杉達と別れてから数週間が経ち、廻はランドンの扱いをどうするべきかをずっと悩んでいた。
あまりに強く、凶暴なランドンを一五階層に配置し続けるのはランキングを上げるうえでは申し分ないのだが、人死を避けたい廻からすると凶暴過ぎるという一面も出てきてしまう。
ランキングが出た翌日にアルバスへ相談したのだが、『冒険者は死ぬことを覚悟している』と一蹴されてしまい、結局のところ今日まで悩み続けているのだ。
「あーうー、どうしよー」
「まだ悩んでいるのかにゃ?」
廻は今、経営者の部屋の机に突っ伏している。
最近では突っ伏している風景に慣れてきたのか、ニャルバンも特に心配する素振りを見せることもなく、ただ言葉を掛けるだけに止めていた。
「だって、ランドンを配置してから今日まで、人死が出てないことの方が奇跡だと思わない?」
「そうだにゃ。ランドンは僕が見てきた中でもトップクラスの実力を持っているから、人気が出たらジーエフは凄い都市になるのにゃ!」
「そういうことじゃないのよ! 私は、誰かが死ぬのを見たくないの!」
日本という比較的安全な世界で暮らしてきた廻にとって、死というものは身近に存在していなかった事柄である。
避けられるのであれば、どうにかして避けたいという思いが強くあった。
「何かしらで注意喚起ができないかしら」
「まさかダンジョンに注意を促す物があるとは誰も思わないのにゃ」
注意を促す為の物に何があるのかを廻は考え始めた。
日本で言えば張り紙が目につく物なのだが、場所はダンジョンであり、壁はゴツゴツとした岩肌なので張り紙がくっつくのかが不安である。仮にくっついたとしてもすぐに剥がれてしまう可能性もあった。
ならば看板はどうだろう。地面に打ち付けておけば、何かの拍子にずれたりすることもないだろうし、さらに看板を強度の高い素材で作ってしまえば、壊される可能性も低くなるのではないか。
だが、そのような素材があるのかどうか、廻には見当もつかなかった。
「うーん……アークスさんに相談するのが一番かなぁ」
「何か名案でも浮かんだのかにゃ?」
「どうだろう。とりあえず聞いてみるから、ちょっと出てくるねー」
「いってらっしゃいだにゃ」
廻は突っ伏していた体を起こすと、ニャルバンに手を振りながら経営者の部屋を後にした。
※※※※
現在のジーエフは多くの冒険者で賑わっている。
それもこれも冒険者が流してくれた噂が広がっている証拠だ。
その証拠に、道を歩く廻の耳にはこのような会話が聞こえてきている。
「──なあなあ、超レアなモンスターが現れるらしいって噂、聞いたか」
「──その噂を聞いたから私はここにいるのよ」
「──だが、そいつはもの凄く強いって聞いたぞ? なんでも、元冒険者ランキング1位のアルバス・フェローがいても倒せなかったとか」
ランドンの噂が広まり、その討伐を目的として多くの冒険者が集まっているのだ。
経営者としては嬉しい限りである──そのはずなのだが、廻の表情はあまり晴れていない。
「うぅぅ~、このままじゃあ人死が出ちゃうかも~」
ランドンへの注意喚起を促したいのだが、それを経営者から伝えてしまえばダンジョンの情報を漏らしているのと同意であり、よく思われない行為なのである。
アルバスと共にダンジョンに潜った冒険者から情報は伝わっているのだろうが、それでも自身の目で見ないと納得できない冒険者も多く、こうして人が集まってきているのだ。
気持ち早足になった廻は、アークスの鍛冶屋の扉を開けた。
「いらっしゃいませー! って、メグルさんじゃないですか、どうしたんですか?」
「アークスさん、こんにちは。お店は順調ですか?」
アークスの鍛冶屋は五日前に完成した。
当初はもっと早くできる予定だったのだが、冒険者の往来が思いのほか多く、ジレラ夫妻が食堂の手伝いにかかりっきりになってしまったことで日にちが伸びでしまったのだ。
「おかげさまで。以前に交流した冒険者の人達が噂を広めてくれたみたいで」
「そうなんだ、よかったー」
「あの、それで何か要件があったんじゃないんですか?」
「あっ! そうだった!」
以前まではまだ話す時に固くなっていたアークスだが、今では廻との会話も普通にこなすことができるようになっている。
「えっとですねぇ、ダンジョンに看板を立てようと思うんだけど、何か壊れないようなとても硬い素材なんてないかな?」
「……へっ? ダンジョンに看板ですか?」
「そう、看板」
「……えっと、なんの為に?」
そこで廻がランドンへの注意喚起を行う為に、安全地帯に看板を立てる予定なのだと説明する。
「……えっ、それって、必要あります?」
「絶対に必要じゃないですか!」
冒険者は死と隣り合わせと職業であり、それは鍛冶師として冒険者と関わることが多いアークスは十分理解している。
そんなアークスからすると、そのような注意喚起は冒険者を冒涜する行為ではないかと考えてしまった。
「冒険者は生きるも死ぬも覚悟を持っているんです。注意喚起の看板なんて、いらないと思いますよ?」
「他のダンジョンがどうかは分からないけど、私は人死を見たくないの。それじゃあアークスさんは仲良くなった人が冒険者だったら、死んでもいいって思ってるんですか?」
「そ、そんなことは思ってないですよ」
廻とアークスの言い合いは鍛冶屋の外にも聞こえており、通りすがりの冒険者が何事だと覗いている。
そこに誰からどう伝わったのかは分からないが、大剣を背負った強面の男性が大股で近づいてきた。
集まっていた冒険者も男性を見るとそそくさと道を開け、鍛冶屋のドアまで一直線に進んでいく。そして──
「小娘! アークス! 何をやってんだ!」
「「す、すいません!」」
窓がガタガタと震えるほどの怒声を響かせたアルバスに対して、二人は反射的に謝罪を口にしていた。
「……たくっ、面倒を掛けるなよ」
「「……はい」」
「それで、何をもめていたんだ?」
アルバスの言葉を受けて、廻はアークスに伝えた看板の説明をビクビクしながら行っていく。
元冒険者であるアルバスからもいらないと言われてしまえば、経営者とはいえ廻の意見は通らないだろう。
強権を振るえばできるのだが、それを廻はしない──したくなかった。
「……はぁ。まーた小娘は変なことを考えるな」
「ダ、ダメですか?」
「ダメだな」
アルバスの一言に大きく肩を落とす廻。
「──だがまあ、小娘のダンジョンだ、好きにしたらいいんじゃないか?」
「……えっ?」
「ちょっと、フェロー様!」
「いいいい、いいんですか!」
驚くアークスに、興奮する廻。
対象的な反応を見せる二人に対して、アルバスは自身の意見を口にしていく。
「アークスの意見がごく一般的な答えだろう。それは俺にも分かっている」
「ならどうして……」
「ジーエフの経営者が小娘だからで、小娘のダンジョン経営の方針に則ってるからだ」
前半の意見は廻の本意とは異なり顔をしかめそうになったのだが、後半の意見は納得できる内容だった。
それでも、廻としては経営者だから、という理由でダンジョンの行く末を決めたくないのでアルバスに質問する。
「私の経営方針というのは、人死を出したくない、というところですよね?」
「そうだ。それ以外に何かあるのか?」
「いえ、ありませんけど……」
「小娘の意見が一般的な答えとも異なっていて、自分の方針にも則っていなければ俺は反対させてもらう。だが、今回はそうじゃないからな。好きなようにやらせてやればいい」
「……なんだか、私が権力に物を言わせてるみたいで嫌です」
「なんだ、俺の意見だけじゃ不満か?」
「そ、そういうわけじゃないですけど」
「フェロー様がそういうなら、僕は構いませんよ」
「アークスさんもなんでアルバスさんの言うことは聞くんですか!」
完全に蔑ろにされたと思った廻が涙目で振り返りアークスに詰め寄るが、そういうわけではなかった。
「ち、違いますよ! フェロー様の説明を聞いて、納得できたからこそ構わないと思ったんです」
「……それって、私の説明じゃあ納得できなかったってことですよね?」
「うっ! ……ま、まあ、そういうことになります?」
頬を掻きながら明後日の方向に視線を向けるアークス。
廻はプルプルと震えた後、カウンターに突っ伏してしまった。
あまりに強く、凶暴なランドンを一五階層に配置し続けるのはランキングを上げるうえでは申し分ないのだが、人死を避けたい廻からすると凶暴過ぎるという一面も出てきてしまう。
ランキングが出た翌日にアルバスへ相談したのだが、『冒険者は死ぬことを覚悟している』と一蹴されてしまい、結局のところ今日まで悩み続けているのだ。
「あーうー、どうしよー」
「まだ悩んでいるのかにゃ?」
廻は今、経営者の部屋の机に突っ伏している。
最近では突っ伏している風景に慣れてきたのか、ニャルバンも特に心配する素振りを見せることもなく、ただ言葉を掛けるだけに止めていた。
「だって、ランドンを配置してから今日まで、人死が出てないことの方が奇跡だと思わない?」
「そうだにゃ。ランドンは僕が見てきた中でもトップクラスの実力を持っているから、人気が出たらジーエフは凄い都市になるのにゃ!」
「そういうことじゃないのよ! 私は、誰かが死ぬのを見たくないの!」
日本という比較的安全な世界で暮らしてきた廻にとって、死というものは身近に存在していなかった事柄である。
避けられるのであれば、どうにかして避けたいという思いが強くあった。
「何かしらで注意喚起ができないかしら」
「まさかダンジョンに注意を促す物があるとは誰も思わないのにゃ」
注意を促す為の物に何があるのかを廻は考え始めた。
日本で言えば張り紙が目につく物なのだが、場所はダンジョンであり、壁はゴツゴツとした岩肌なので張り紙がくっつくのかが不安である。仮にくっついたとしてもすぐに剥がれてしまう可能性もあった。
ならば看板はどうだろう。地面に打ち付けておけば、何かの拍子にずれたりすることもないだろうし、さらに看板を強度の高い素材で作ってしまえば、壊される可能性も低くなるのではないか。
だが、そのような素材があるのかどうか、廻には見当もつかなかった。
「うーん……アークスさんに相談するのが一番かなぁ」
「何か名案でも浮かんだのかにゃ?」
「どうだろう。とりあえず聞いてみるから、ちょっと出てくるねー」
「いってらっしゃいだにゃ」
廻は突っ伏していた体を起こすと、ニャルバンに手を振りながら経営者の部屋を後にした。
※※※※
現在のジーエフは多くの冒険者で賑わっている。
それもこれも冒険者が流してくれた噂が広がっている証拠だ。
その証拠に、道を歩く廻の耳にはこのような会話が聞こえてきている。
「──なあなあ、超レアなモンスターが現れるらしいって噂、聞いたか」
「──その噂を聞いたから私はここにいるのよ」
「──だが、そいつはもの凄く強いって聞いたぞ? なんでも、元冒険者ランキング1位のアルバス・フェローがいても倒せなかったとか」
ランドンの噂が広まり、その討伐を目的として多くの冒険者が集まっているのだ。
経営者としては嬉しい限りである──そのはずなのだが、廻の表情はあまり晴れていない。
「うぅぅ~、このままじゃあ人死が出ちゃうかも~」
ランドンへの注意喚起を促したいのだが、それを経営者から伝えてしまえばダンジョンの情報を漏らしているのと同意であり、よく思われない行為なのである。
アルバスと共にダンジョンに潜った冒険者から情報は伝わっているのだろうが、それでも自身の目で見ないと納得できない冒険者も多く、こうして人が集まってきているのだ。
気持ち早足になった廻は、アークスの鍛冶屋の扉を開けた。
「いらっしゃいませー! って、メグルさんじゃないですか、どうしたんですか?」
「アークスさん、こんにちは。お店は順調ですか?」
アークスの鍛冶屋は五日前に完成した。
当初はもっと早くできる予定だったのだが、冒険者の往来が思いのほか多く、ジレラ夫妻が食堂の手伝いにかかりっきりになってしまったことで日にちが伸びでしまったのだ。
「おかげさまで。以前に交流した冒険者の人達が噂を広めてくれたみたいで」
「そうなんだ、よかったー」
「あの、それで何か要件があったんじゃないんですか?」
「あっ! そうだった!」
以前まではまだ話す時に固くなっていたアークスだが、今では廻との会話も普通にこなすことができるようになっている。
「えっとですねぇ、ダンジョンに看板を立てようと思うんだけど、何か壊れないようなとても硬い素材なんてないかな?」
「……へっ? ダンジョンに看板ですか?」
「そう、看板」
「……えっと、なんの為に?」
そこで廻がランドンへの注意喚起を行う為に、安全地帯に看板を立てる予定なのだと説明する。
「……えっ、それって、必要あります?」
「絶対に必要じゃないですか!」
冒険者は死と隣り合わせと職業であり、それは鍛冶師として冒険者と関わることが多いアークスは十分理解している。
そんなアークスからすると、そのような注意喚起は冒険者を冒涜する行為ではないかと考えてしまった。
「冒険者は生きるも死ぬも覚悟を持っているんです。注意喚起の看板なんて、いらないと思いますよ?」
「他のダンジョンがどうかは分からないけど、私は人死を見たくないの。それじゃあアークスさんは仲良くなった人が冒険者だったら、死んでもいいって思ってるんですか?」
「そ、そんなことは思ってないですよ」
廻とアークスの言い合いは鍛冶屋の外にも聞こえており、通りすがりの冒険者が何事だと覗いている。
そこに誰からどう伝わったのかは分からないが、大剣を背負った強面の男性が大股で近づいてきた。
集まっていた冒険者も男性を見るとそそくさと道を開け、鍛冶屋のドアまで一直線に進んでいく。そして──
「小娘! アークス! 何をやってんだ!」
「「す、すいません!」」
窓がガタガタと震えるほどの怒声を響かせたアルバスに対して、二人は反射的に謝罪を口にしていた。
「……たくっ、面倒を掛けるなよ」
「「……はい」」
「それで、何をもめていたんだ?」
アルバスの言葉を受けて、廻はアークスに伝えた看板の説明をビクビクしながら行っていく。
元冒険者であるアルバスからもいらないと言われてしまえば、経営者とはいえ廻の意見は通らないだろう。
強権を振るえばできるのだが、それを廻はしない──したくなかった。
「……はぁ。まーた小娘は変なことを考えるな」
「ダ、ダメですか?」
「ダメだな」
アルバスの一言に大きく肩を落とす廻。
「──だがまあ、小娘のダンジョンだ、好きにしたらいいんじゃないか?」
「……えっ?」
「ちょっと、フェロー様!」
「いいいい、いいんですか!」
驚くアークスに、興奮する廻。
対象的な反応を見せる二人に対して、アルバスは自身の意見を口にしていく。
「アークスの意見がごく一般的な答えだろう。それは俺にも分かっている」
「ならどうして……」
「ジーエフの経営者が小娘だからで、小娘のダンジョン経営の方針に則ってるからだ」
前半の意見は廻の本意とは異なり顔をしかめそうになったのだが、後半の意見は納得できる内容だった。
それでも、廻としては経営者だから、という理由でダンジョンの行く末を決めたくないのでアルバスに質問する。
「私の経営方針というのは、人死を出したくない、というところですよね?」
「そうだ。それ以外に何かあるのか?」
「いえ、ありませんけど……」
「小娘の意見が一般的な答えとも異なっていて、自分の方針にも則っていなければ俺は反対させてもらう。だが、今回はそうじゃないからな。好きなようにやらせてやればいい」
「……なんだか、私が権力に物を言わせてるみたいで嫌です」
「なんだ、俺の意見だけじゃ不満か?」
「そ、そういうわけじゃないですけど」
「フェロー様がそういうなら、僕は構いませんよ」
「アークスさんもなんでアルバスさんの言うことは聞くんですか!」
完全に蔑ろにされたと思った廻が涙目で振り返りアークスに詰め寄るが、そういうわけではなかった。
「ち、違いますよ! フェロー様の説明を聞いて、納得できたからこそ構わないと思ったんです」
「……それって、私の説明じゃあ納得できなかったってことですよね?」
「うっ! ……ま、まあ、そういうことになります?」
頬を掻きながら明後日の方向に視線を向けるアークス。
廻はプルプルと震えた後、カウンターに突っ伏してしまった。
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