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ひまひまひまひまぁ!!!
しおりを挟む(あーーー暇だなぁ)
「お嬢様今日は何をなさいますか?」
「うーん、なにしよー……」
「お勉強が今日は何も無いですからねぇ」
「アベリアーそれいつものことだよぉ」
なんでこんなに暇かって?
それはね、私が神童だからなの……
うわっ自分で言うと恥ずかしっ////
まさかこの世界がこんなに低レベルなんて知るわけないじゃない?
いやでも確かに、前世で読んでた漫画ではよくこんな展開でてきたわ……その時点で気をつけるべきだったのよねぇ、
本当なら必死に勉強して名門学園にはいろぉ!
ってなってるはずなのよね?多分……
本当にここが漫画とかの世界なら私、なにか狂わせてないよね?
そもそもなんで私には前世の記憶があるの?
ここで何をしろって言うの?
神にあったわけでもなく、
前世でこのストーリーを読んだ訳でもない。
でも、なにか引っかかるのよねぇ……
「お嬢様?」
「んっ?あっ、おさんぽでもしよ!」
「かしこまりました。ではお着替えをしましょう」
せっかくこんなに可愛い顔に産まれたのに、よくこんな事ばったり考えてるから眉間にシワがよっちゃう。
やだやだ!今考えても仕方がない!
これ口癖になりそ。
サァーーー
パタパタ!!
「いいかぜぇー!!」
「お嬢様あまり走るとこけますよぉ!」
「だーいじょおぶー!」
「今日のお昼はお外にしましょうか?」
「うんっ!そーする!」
なんか、外に出るとうじうじ考えてたことが嘘みたいに吹っ飛んでったよ!!
さいこぉー!!
「アベリア!こっちきて!お花いっぱい!」
「えぇ、綺麗ですね!」
「ごはんここでたべよ!」
「はいそれがいいですね」
ふふふ~♡
美味しいご飯に
綺麗なお花
隣には優しい侍女のアベリア
ここは天国かぁ~
「よっ!アリア!」
(うげっ……なんか目の前にやたらキラキラした人種が)
「いらしていたのですね、○○○様」
(アベリアナイスカバー!)
「今日はなにをされに?」
「アリアにあいにきたんだよ!」
「まぁ?でもいまからアリア様はお部屋にお戻りになるので」
「ん?あぁそーか?ならまた今度来るよ!」
「えぇ。そう為さってください」
あの男ニガテなんだよね。
悪いやつじゃないと思うんだけど、なんかしつこい!
うん、まるで大型犬ね。
あの男の子の正体はいかに……
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