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セレナーデを弾くように
③
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「ひっ……――――!」
かつて経験したことのない快感の嵐の中へと放り込まれた。
息継ぎをする間も無く激しく突き上げられ、ほなみの頭の中は真っ白になる。
西本は頬を上気させながら、乳房を掴み舌を這わせ、腰を活発に動かす。
ふたりが繋がれている場所がますます熱くなり、身の置き所がない感覚に襲われ、ほなみは一瞬気を失った。
「今夜は眠らせないよ……」
熱に浮かされたように上ずった彼の声が、耳に届いたような気がした途端、また激しく揺らされて、ほなみは覚醒し、声を甘く漏らしてしまう。
「可愛い声……もっと……聴かせてくれ……」
「や……ああっ……そんな……っ」
「綺麗だ……ほなみっ……すげ……気持ちいい……っ」
西本が、目を瞑り、苦しげに呟く。
その額から汗が滲み、ほなみの頬に落ちた。
彼は腰の動きを次第にゆっくりとさせ、ほなみの身体に覆い被さり苦しげに息を吐いた。
「……はっ……堪らない……」
彼は完全に動きを止めた。ほなみの中には、熱い彼の楔が入ったままだ。
繋がったまま動きを止めて苦悶の色を浮かべた彼の瞳の色気に、ほなみはゾクリとした。
激しく攻められている最中は、快感と背徳感が合わさって恐ろしかったのだが、彼が急に静かになると物足りなさを感じてしまう。ほなみの身体はもっと愛される事を欲しがっていて、無意識に腰を動かしてしまった。
「んっ……」
ほなみの溜息が口からつい漏れてしまう。
西本の全身がビクリと反応した。
「……ダメだ……動くな……っ」
「?」
「……もう本当に我慢できな……っ……くっ!」
彼は腰を浮かせて自分を一気に引き抜くと、ほなみの両の太股を掴みM字の形に開かせた。
「やっ……そんなかっこう……」
「いい眺めだ……濡れてきらきらと光ってる……」
「ーーっ」
「ほなみも気持よくて……こうなってるんだろう?」
「違……」
「違うなんて……言わせないよ」
蕾からとろり、と雫が伝うのを自覚すると、ほなみは恥ずかしさに震える。
脚を閉じようとするが、彼がそれを許さない。
「……今から、ほなみの中にもっと深く入るよ……もう、俺の事しか考えられなくさせてやる……」
「いやっ――」
ほなみは身をよじり抵抗したが、それもむなしく、再び彼に貫かれてしまった。
一層激しく揺さぶられ ベッドがギシギシと音を立て、ほなみの口から矯声が漏れる。
「ほなみ……っ」
西本が耳元で囁き、首筋に吸い付く。
「あっ……ダメ……ダメ……もうダメっ」
大きな波のように快感が押し寄せ、ほなみも無意識の内に自ら腰を動かしていた。
「い……達(い)くっ……」
彼はそう叫ぶと、一、二秒動きを止め、深い溜息を吐き、ほなみの身体に覆いかぶさった。
「……愛してるよ……」
西本は、ほなみの頬を両手で包み込み甘く響く声で囁いた。
(――私の中で西君が果てた……)
両目から涙が零れた。
――後悔じゃない。悲しいからじゃない。とても幸福だったから――
かつて経験したことのない快感の嵐の中へと放り込まれた。
息継ぎをする間も無く激しく突き上げられ、ほなみの頭の中は真っ白になる。
西本は頬を上気させながら、乳房を掴み舌を這わせ、腰を活発に動かす。
ふたりが繋がれている場所がますます熱くなり、身の置き所がない感覚に襲われ、ほなみは一瞬気を失った。
「今夜は眠らせないよ……」
熱に浮かされたように上ずった彼の声が、耳に届いたような気がした途端、また激しく揺らされて、ほなみは覚醒し、声を甘く漏らしてしまう。
「可愛い声……もっと……聴かせてくれ……」
「や……ああっ……そんな……っ」
「綺麗だ……ほなみっ……すげ……気持ちいい……っ」
西本が、目を瞑り、苦しげに呟く。
その額から汗が滲み、ほなみの頬に落ちた。
彼は腰の動きを次第にゆっくりとさせ、ほなみの身体に覆い被さり苦しげに息を吐いた。
「……はっ……堪らない……」
彼は完全に動きを止めた。ほなみの中には、熱い彼の楔が入ったままだ。
繋がったまま動きを止めて苦悶の色を浮かべた彼の瞳の色気に、ほなみはゾクリとした。
激しく攻められている最中は、快感と背徳感が合わさって恐ろしかったのだが、彼が急に静かになると物足りなさを感じてしまう。ほなみの身体はもっと愛される事を欲しがっていて、無意識に腰を動かしてしまった。
「んっ……」
ほなみの溜息が口からつい漏れてしまう。
西本の全身がビクリと反応した。
「……ダメだ……動くな……っ」
「?」
「……もう本当に我慢できな……っ……くっ!」
彼は腰を浮かせて自分を一気に引き抜くと、ほなみの両の太股を掴みM字の形に開かせた。
「やっ……そんなかっこう……」
「いい眺めだ……濡れてきらきらと光ってる……」
「ーーっ」
「ほなみも気持よくて……こうなってるんだろう?」
「違……」
「違うなんて……言わせないよ」
蕾からとろり、と雫が伝うのを自覚すると、ほなみは恥ずかしさに震える。
脚を閉じようとするが、彼がそれを許さない。
「……今から、ほなみの中にもっと深く入るよ……もう、俺の事しか考えられなくさせてやる……」
「いやっ――」
ほなみは身をよじり抵抗したが、それもむなしく、再び彼に貫かれてしまった。
一層激しく揺さぶられ ベッドがギシギシと音を立て、ほなみの口から矯声が漏れる。
「ほなみ……っ」
西本が耳元で囁き、首筋に吸い付く。
「あっ……ダメ……ダメ……もうダメっ」
大きな波のように快感が押し寄せ、ほなみも無意識の内に自ら腰を動かしていた。
「い……達(い)くっ……」
彼はそう叫ぶと、一、二秒動きを止め、深い溜息を吐き、ほなみの身体に覆いかぶさった。
「……愛してるよ……」
西本は、ほなみの頬を両手で包み込み甘く響く声で囁いた。
(――私の中で西君が果てた……)
両目から涙が零れた。
――後悔じゃない。悲しいからじゃない。とても幸福だったから――
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