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幼少 ―初めての王都―
第48話 猫耳、だと……。
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リア姉は食事に舌鼓を打ち満面の笑み、父上は哀愁《あいしゅう》漂《ただよ》う雰囲気《ふんいき》を放ち俺はそれに気づかないようにしていた何とも奇妙《きみょう》な夕食を終え、マリエルと共に子供部屋を目指す。
子供部屋とはグンター達三人が寝泊まりしている部屋のことだ。
「若様、左です」
「・・・躓《つまず》いたんだ」
「お気を付けください」
問題なく・・・・・・大きな問題は特になく部屋の前に着き中に入ると「アル様お帰りなさい。」とグンターが一番に反応してきた。そのグンターの周りには何かに熱中するイーヴォと同じく何かに熱中している雪のように白い髪を持った若い女性が一人。ルーリーどこ行ったんだ?
普段周りのことにあまり関心を抱かないイーヴォが何に熱中しているのかが気になったので近づいていき覗《のぞ》き込む。
ここにきてようやく白髪の女性の方が猫耳をぴくぴくとさせてこちらを向いた。余程集中していたらしい。それじゃあ猫耳の無駄使いだろう。
振り向いた際に先ほどまで見えていなかった整った顔が目に映る。年齢はハッツェンとかと同じくらいかな?美少女だ。
―――――ん?猫耳?
「ああ、すみません。挨拶もしないで―――あたしはミラと言います。フリーダ先生の教え子で来年からヴァンティエール家に仕える予定です」
かなり雑なあいさつだが全然かまわない、俺的にはこれくらいがちょうどいいのだ。
しかしミラには悪いが自己紹介の内容よりも今もなおぴくぴくと動いている猫耳に目が吸い寄せられてしまう。
(美少女×天然の猫耳だと…!そんなの、そんなの反則じゃないか…。)
つまりはそういうこと。
前世でも美少女×猫耳の組み合わせは絶大な人気を誇っていた。しかも人工物で、だ。天然ものに出会えたことに感謝しなくては…。
そんな俺のやけに熱っぽい視線を感じたのか彼女は「ああ、これですか。気になります?」と言ってふさふさの真っ白な猫耳を触る。
「アルテュール様は獣人が嫌いですか?」
残念な話だがこの世界には獣人嫌いが一定数存在する。そんな輩と出会ってきたのだろう彼女は美しい顔を面倒そうに歪めながら続けて聞いてきた。
俺が彼女の猫耳を見ていたのをマイナスな方向に解釈してしまったらしい。これはしっかりと伝えて誤解を解かなければならない。
というか俺は獣人を嫌いな人間の心情が分からない。俺たちヒューマンも見ようによっては毛のない猿だろ。何故忌避《きひ》する。
真剣な眼差しでミラのその深緑の瞳を見つめる。
「(ケモミミ美少女が)大好きです」
「そ、そうですか……」
ミラはやや引いているが誤解は解けたようだ。ならばよし。
ふさふさの耳と尻尾に触りたいという気持ちを我慢して未だに反応してこないイーヴォを見るとその手元には見覚えのある箱があった。
(寄木細工《よせぎざいく》の秘密箱じゃないか。何でこんなところに…。やっぱりどこの世界にも同じようなことを考える奴はいるのか…)
寄木細工の秘密箱は俺も前世で持っていた。確か箱根で買った気がする。そしてその時俺のお年玉が吹っ飛んでいった気もする・・・。
ここでようやく、あぁリア姉が渡してきた大銅貨《だいどうか》三枚っていうのはこれのことか、と納得する。
ということは後で俺の方に請求が来るということかな?だから先払いで俺に渡してきた。かなり大雑把な予想だが的外れではないだろう。
イーヴォの口からも説明してもらうとしよう。状況の確認という意味もあるが一番の目的は今回の件で次から何でも買ってもらえると思っては困るからだ。
「イーヴォ、その箱どうした?」
話しかけられて初めて俺の存在に気づいたイーヴォは熱心に動かしていた手をピタッと止めこちらを見る。気まずそうな後ろめたいような顔をしている。これは俺に挨拶をし忘れたことに対してのものではない。箱を買ってもらった経緯《けいい》に対するものだろう。
「・・・リアさまにかってもらった」
俺の質問に対してイーヴォは呟く。やはりリア姉が絡んでいた。
まだ言いたいことがありそうなので俺は黙って聞き、先を促す。
「・・・アルさまのおかねつかった。大銅貨三まいも・・・ごめんなさい」
(うん、ここまで自分から言えるのならいいだろう。どこかの阿保《グンター》みたいに自慢してきたらどうしてやろうと思っていたが…。)
イーヴォは告白を終えて箱を大事そうにぎゅっと抱える。俺としては反省しているようなので全然かまわない。イーヴォはまだ4歳なのだ、己の物欲に抗《あらが》えなんて酷《こく》なことは言わない。確かに大銅貨三枚の出費は痛くないわけじゃない。でもイーヴォが夢中になれる物を買えたと思えば安いもんだ。
沈黙が続きどんどん顔を下に向けてしまうイーヴォ。これ以上は可哀そうだと思った俺はなるべく優しい声で話しかける。
「もともとイーヴォの買いたいものは俺が買う約束をしていたんだ、少々高い買い物だが何も問題ない。ただ本音を言えば俺に相談してほしかったな。次からはそうしてくれると嬉しい。遠慮はするなよ?無理なものは無理だと言うが叱ったりはしないからな」
「…ありがとうアルさま」
イーヴォは再度箱をぎゅっと抱きしめる。そこまで大切にしてくれているならいいや。
イーヴォの件に関してはこれで終わりだが一応念のために近くで心配そうに事の成り行きを見守っていたグンターにも言っておく。
「これはグンターも同じだ。本当に必要なものなら買ってやる。相談しろ。ガラクタは買わんがな」
「ありがとうございますアル様。肝に銘じておきます」
グンターも大丈夫そうだな。あの一件で学んだらしい。
よし、この件については本当にこれで終わりなので部屋に入ってきたときからあった疑問を聞いてみるとしよう。
「ルーリーは?」
「―――ルーリーは私が預かっているよ」
答えたのはグンターでもミラでもない。
後ろから声がしたので振り返るとそこにはルーリーを抱いているばあちゃんがいた。
ルーリーからは規則正しい寝息が聞こえてくる。
「ばあちゃん、久しぶり」
「ああ、久しぶりだねアル。前会ったのは半年くらい前かね、少し大きくなったかい?」
「大きくなったんじゃない?知らないけど」
「はぁ、相変わらず返事がかわいくないねぇ。マクシムに似たのかね」
結構ガチでため息ついている。普通孫が自分の夫に似たのなら少しくらいは嬉しくなるのでは?残念な子を見る眼が痛いぜ。
「ルーリーと何してたの?」
少し内容を変えて再度質問する。するとばあちゃんは恥ずかしいような、呆れているような、そんな顔をしてクークーと寝息を立てているルーリーを見て言う。
「この子に一本取られてね。その褒美として魔法を教えているんだよ」
「そうなんだ、いいなぁ」
前半の言葉の意味はよく分からないが、魔法を教えてもらえるのは普通に羨ましい。相変わらず第一位階の魔法しか教えてもらっていないので、俺は今使える魔法を極めている最中だ。これはこれで面白いのだが、第一位階に関してはブレンとイゾルダよりもうまくなってしまったため目新しさがなくなった。上位の魔法士ほどバリエーション豊かな魔法が使える。魔導士ともなればそのバリエーションはとてつもない種類に上るだろう、目新しいどころじゃないと思う、目から鱗が何百枚落ちるかわからない。ただ前からばあちゃんに「魔法を教えてくれ」と何度頼んでも「今は基礎だ」の一点張りで教えてくれない。なんでだろう。
俺のつぶやきを聞いたばあちゃんは「イアマ様から紹介を貰ったのだろう?それを待ちなさいな。それにそんな暇あるのかい?パーティーの準備とかがあるだろう。参加する貴族の名前とか、作法やらなんやらいろいろと」と言ってくる。
ダメでもともとなので今更がっかりしたりはしない、というか情報早いな。おばあ様に頼みごとをしたのはつい数時間前だ。そう考えると魔導士にも何かしらのネットワークがあるのだろうか。
しかしばあちゃん、俺に勉強の類《たぐい》で挑発するなんてナンセンスだぜ。
「参加する貴族の名前なら全員分覚えています。ついでに各々の領地の特徴なども。また作法も―――」
「ああ、もういい。私が悪かったよ……とにかく、ルーリーはしばらくの間こっちで預かるよ。どうやらこの子は変わりたいようだからね」
勉強マウントを取っていたのだがルーリーの話になったのでふざけるのをやめて真剣になる。
―――ルーリーは確かに変わりたがっていた。ここに来たのもそれが一番の理由だ。
しかし俺にはどうすればルーリーの気持ちを前向きに持っていけるのかが分からなかった。上司としては情けないかもしれないが、ここはばあちゃんに任せておこう。
「ばあちゃん、ルーリーのことお願いします」
深々と頭を下げる、それにならってグンターといつの間にかこちらに来ていたイーヴォも頭を下げていた。――箱を抱きかかえたまま。今くらい放しなさいよ…。
「わかったよ、あんたたちに言われなくてもそうするつもりさ。はぁ、急に真面目になって―――そんなところまでマクシムに似なくてもいいじゃないか……」
俺は溜息《ためいき》の後にしたばあちゃんのつぶやきを聞き逃さなかった。
ばあちゃんは近くで話をしてもぜんぜん起きなかったルーリーをベットに寝かせ、部屋を出て行く。その直前に見えたばあちゃんの横顔は少しだけうれしそうだった。
やはりうちの女性陣はギャップに弱いらしい。
子供部屋とはグンター達三人が寝泊まりしている部屋のことだ。
「若様、左です」
「・・・躓《つまず》いたんだ」
「お気を付けください」
問題なく・・・・・・大きな問題は特になく部屋の前に着き中に入ると「アル様お帰りなさい。」とグンターが一番に反応してきた。そのグンターの周りには何かに熱中するイーヴォと同じく何かに熱中している雪のように白い髪を持った若い女性が一人。ルーリーどこ行ったんだ?
普段周りのことにあまり関心を抱かないイーヴォが何に熱中しているのかが気になったので近づいていき覗《のぞ》き込む。
ここにきてようやく白髪の女性の方が猫耳をぴくぴくとさせてこちらを向いた。余程集中していたらしい。それじゃあ猫耳の無駄使いだろう。
振り向いた際に先ほどまで見えていなかった整った顔が目に映る。年齢はハッツェンとかと同じくらいかな?美少女だ。
―――――ん?猫耳?
「ああ、すみません。挨拶もしないで―――あたしはミラと言います。フリーダ先生の教え子で来年からヴァンティエール家に仕える予定です」
かなり雑なあいさつだが全然かまわない、俺的にはこれくらいがちょうどいいのだ。
しかしミラには悪いが自己紹介の内容よりも今もなおぴくぴくと動いている猫耳に目が吸い寄せられてしまう。
(美少女×天然の猫耳だと…!そんなの、そんなの反則じゃないか…。)
つまりはそういうこと。
前世でも美少女×猫耳の組み合わせは絶大な人気を誇っていた。しかも人工物で、だ。天然ものに出会えたことに感謝しなくては…。
そんな俺のやけに熱っぽい視線を感じたのか彼女は「ああ、これですか。気になります?」と言ってふさふさの真っ白な猫耳を触る。
「アルテュール様は獣人が嫌いですか?」
残念な話だがこの世界には獣人嫌いが一定数存在する。そんな輩と出会ってきたのだろう彼女は美しい顔を面倒そうに歪めながら続けて聞いてきた。
俺が彼女の猫耳を見ていたのをマイナスな方向に解釈してしまったらしい。これはしっかりと伝えて誤解を解かなければならない。
というか俺は獣人を嫌いな人間の心情が分からない。俺たちヒューマンも見ようによっては毛のない猿だろ。何故忌避《きひ》する。
真剣な眼差しでミラのその深緑の瞳を見つめる。
「(ケモミミ美少女が)大好きです」
「そ、そうですか……」
ミラはやや引いているが誤解は解けたようだ。ならばよし。
ふさふさの耳と尻尾に触りたいという気持ちを我慢して未だに反応してこないイーヴォを見るとその手元には見覚えのある箱があった。
(寄木細工《よせぎざいく》の秘密箱じゃないか。何でこんなところに…。やっぱりどこの世界にも同じようなことを考える奴はいるのか…)
寄木細工の秘密箱は俺も前世で持っていた。確か箱根で買った気がする。そしてその時俺のお年玉が吹っ飛んでいった気もする・・・。
ここでようやく、あぁリア姉が渡してきた大銅貨《だいどうか》三枚っていうのはこれのことか、と納得する。
ということは後で俺の方に請求が来るということかな?だから先払いで俺に渡してきた。かなり大雑把な予想だが的外れではないだろう。
イーヴォの口からも説明してもらうとしよう。状況の確認という意味もあるが一番の目的は今回の件で次から何でも買ってもらえると思っては困るからだ。
「イーヴォ、その箱どうした?」
話しかけられて初めて俺の存在に気づいたイーヴォは熱心に動かしていた手をピタッと止めこちらを見る。気まずそうな後ろめたいような顔をしている。これは俺に挨拶をし忘れたことに対してのものではない。箱を買ってもらった経緯《けいい》に対するものだろう。
「・・・リアさまにかってもらった」
俺の質問に対してイーヴォは呟く。やはりリア姉が絡んでいた。
まだ言いたいことがありそうなので俺は黙って聞き、先を促す。
「・・・アルさまのおかねつかった。大銅貨三まいも・・・ごめんなさい」
(うん、ここまで自分から言えるのならいいだろう。どこかの阿保《グンター》みたいに自慢してきたらどうしてやろうと思っていたが…。)
イーヴォは告白を終えて箱を大事そうにぎゅっと抱える。俺としては反省しているようなので全然かまわない。イーヴォはまだ4歳なのだ、己の物欲に抗《あらが》えなんて酷《こく》なことは言わない。確かに大銅貨三枚の出費は痛くないわけじゃない。でもイーヴォが夢中になれる物を買えたと思えば安いもんだ。
沈黙が続きどんどん顔を下に向けてしまうイーヴォ。これ以上は可哀そうだと思った俺はなるべく優しい声で話しかける。
「もともとイーヴォの買いたいものは俺が買う約束をしていたんだ、少々高い買い物だが何も問題ない。ただ本音を言えば俺に相談してほしかったな。次からはそうしてくれると嬉しい。遠慮はするなよ?無理なものは無理だと言うが叱ったりはしないからな」
「…ありがとうアルさま」
イーヴォは再度箱をぎゅっと抱きしめる。そこまで大切にしてくれているならいいや。
イーヴォの件に関してはこれで終わりだが一応念のために近くで心配そうに事の成り行きを見守っていたグンターにも言っておく。
「これはグンターも同じだ。本当に必要なものなら買ってやる。相談しろ。ガラクタは買わんがな」
「ありがとうございますアル様。肝に銘じておきます」
グンターも大丈夫そうだな。あの一件で学んだらしい。
よし、この件については本当にこれで終わりなので部屋に入ってきたときからあった疑問を聞いてみるとしよう。
「ルーリーは?」
「―――ルーリーは私が預かっているよ」
答えたのはグンターでもミラでもない。
後ろから声がしたので振り返るとそこにはルーリーを抱いているばあちゃんがいた。
ルーリーからは規則正しい寝息が聞こえてくる。
「ばあちゃん、久しぶり」
「ああ、久しぶりだねアル。前会ったのは半年くらい前かね、少し大きくなったかい?」
「大きくなったんじゃない?知らないけど」
「はぁ、相変わらず返事がかわいくないねぇ。マクシムに似たのかね」
結構ガチでため息ついている。普通孫が自分の夫に似たのなら少しくらいは嬉しくなるのでは?残念な子を見る眼が痛いぜ。
「ルーリーと何してたの?」
少し内容を変えて再度質問する。するとばあちゃんは恥ずかしいような、呆れているような、そんな顔をしてクークーと寝息を立てているルーリーを見て言う。
「この子に一本取られてね。その褒美として魔法を教えているんだよ」
「そうなんだ、いいなぁ」
前半の言葉の意味はよく分からないが、魔法を教えてもらえるのは普通に羨ましい。相変わらず第一位階の魔法しか教えてもらっていないので、俺は今使える魔法を極めている最中だ。これはこれで面白いのだが、第一位階に関してはブレンとイゾルダよりもうまくなってしまったため目新しさがなくなった。上位の魔法士ほどバリエーション豊かな魔法が使える。魔導士ともなればそのバリエーションはとてつもない種類に上るだろう、目新しいどころじゃないと思う、目から鱗が何百枚落ちるかわからない。ただ前からばあちゃんに「魔法を教えてくれ」と何度頼んでも「今は基礎だ」の一点張りで教えてくれない。なんでだろう。
俺のつぶやきを聞いたばあちゃんは「イアマ様から紹介を貰ったのだろう?それを待ちなさいな。それにそんな暇あるのかい?パーティーの準備とかがあるだろう。参加する貴族の名前とか、作法やらなんやらいろいろと」と言ってくる。
ダメでもともとなので今更がっかりしたりはしない、というか情報早いな。おばあ様に頼みごとをしたのはつい数時間前だ。そう考えると魔導士にも何かしらのネットワークがあるのだろうか。
しかしばあちゃん、俺に勉強の類《たぐい》で挑発するなんてナンセンスだぜ。
「参加する貴族の名前なら全員分覚えています。ついでに各々の領地の特徴なども。また作法も―――」
「ああ、もういい。私が悪かったよ……とにかく、ルーリーはしばらくの間こっちで預かるよ。どうやらこの子は変わりたいようだからね」
勉強マウントを取っていたのだがルーリーの話になったのでふざけるのをやめて真剣になる。
―――ルーリーは確かに変わりたがっていた。ここに来たのもそれが一番の理由だ。
しかし俺にはどうすればルーリーの気持ちを前向きに持っていけるのかが分からなかった。上司としては情けないかもしれないが、ここはばあちゃんに任せておこう。
「ばあちゃん、ルーリーのことお願いします」
深々と頭を下げる、それにならってグンターといつの間にかこちらに来ていたイーヴォも頭を下げていた。――箱を抱きかかえたまま。今くらい放しなさいよ…。
「わかったよ、あんたたちに言われなくてもそうするつもりさ。はぁ、急に真面目になって―――そんなところまでマクシムに似なくてもいいじゃないか……」
俺は溜息《ためいき》の後にしたばあちゃんのつぶやきを聞き逃さなかった。
ばあちゃんは近くで話をしてもぜんぜん起きなかったルーリーをベットに寝かせ、部屋を出て行く。その直前に見えたばあちゃんの横顔は少しだけうれしそうだった。
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