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第一話
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目が覚めると見慣れない部屋の中にいた…
ここどこ…?
……あたしは…どうしたんだっけ?
周りを見ると、ベットに小さな机とレトロな鏡台。あとは箱とか袋とかが積み重なっていて、生活感はまるでない。窓もカーテンはなくて、雨戸?板みたいのが打ち付けてあるし…物置?
やだなぁ。よく見ると家具も部屋もホコリっぽいし!なんであたし、こんなとこにいるんだろう……
う~!思い出せ、思い出せ!
確かあたしは会社にいたはず。
そうだ!地獄の3徹で、ようやっと先方に納品して、やっと今日は家に帰れる~!って。
床で撃沈した同僚の鈴木を踏まないように避けて、そしたらドアの前に誰かが立っていたのよ!
ちょっと派手な感じのその女の人は真っ直ぐあたしの方に歩いてきて
「高橋あかりさんね。」
返事も聞かないで、思い切りぶつかってきて、刺された。
そうだよ!刺されたんだよ!
お腹の辺りが、カッて熱くなって、でも、こっちは3徹でフラフラしてたもんだからその女の人と床に倒れて、痛いんだか、熱いんだかわかんなくなって…
いろんな人の怒鳴り声とか悲鳴とか、すっごい騒ぎになって、誰かが社長の奥さんて言ってたな。なんか暴れながら「泥棒猫っ!!」って言われた気がする…
あたしの事?泥棒猫?
社長がキャバクラのおネェちゃんに入れあげてるのは、会社では公然の秘密ってやつだ。社員は終電で帰れれば御の字って言うような、超ブラックな環境で、一人悠々と定時に帰っていく姿に、何度見えない拳を振り上げたことか!
もしかして、社長の浮気相手があたしってこと?イミワカンナイ…
まあ、会社の紅一点だったのは認めるけど、有り得ない!あたし28だよ!50台の社長と関係なんて冗談じゃない!そりゃあ恋人はここ数年いないけど、社長だけは絶対あるわけないじゃん!!
あのクソジジイのせいで人違いで刺されて!って……
あれ?
てことは、あたし死んじゃったってこと?……いやいやいや!
でも、ここ絶対に病院じゃないし、お腹もどこも痛くないし。
そう思って、お腹に手を出しててるけど、刺されたあとは何もない。
気がつけば、着ているのはゆったりとしたワンピースだ。
あの時は会社だったから、一応パンツスーツだったはず。
自分の置かれている状況が全くわからない。ホコリだらけの部屋を見渡して、ふと鏡が目に入った。
レトロで可愛らしい鏡台には大きな鏡がついていて、薄暗い部屋の中を映しているだけだ。
鏡台の前に立って、鏡を覗くあたしの姿は……映っていない!
思わず鏡に手を伸ばしたら、なんの抵抗もなく突き抜けた。
手首まで埋まってしまった鏡をマジマジと見つめる。
そうっと手を引き抜く……抜けた……
思わず何度も何度も鏡に手を突っ込んでみたけど、やっぱり手はずぶずぶと鏡にめり込んでいく。いや、めり込むというかすり抜ける?
あはは……ははっ………やっぱりあの時、死んじゃったの?!
あたし、幽霊?!マジで!!
足から力が抜けてそのまま床に座り込むけど、床に溜まった埃はそのままだ。
よく見れば歩き回った足跡もない。
……マジか………
ここどこ…?
……あたしは…どうしたんだっけ?
周りを見ると、ベットに小さな机とレトロな鏡台。あとは箱とか袋とかが積み重なっていて、生活感はまるでない。窓もカーテンはなくて、雨戸?板みたいのが打ち付けてあるし…物置?
やだなぁ。よく見ると家具も部屋もホコリっぽいし!なんであたし、こんなとこにいるんだろう……
う~!思い出せ、思い出せ!
確かあたしは会社にいたはず。
そうだ!地獄の3徹で、ようやっと先方に納品して、やっと今日は家に帰れる~!って。
床で撃沈した同僚の鈴木を踏まないように避けて、そしたらドアの前に誰かが立っていたのよ!
ちょっと派手な感じのその女の人は真っ直ぐあたしの方に歩いてきて
「高橋あかりさんね。」
返事も聞かないで、思い切りぶつかってきて、刺された。
そうだよ!刺されたんだよ!
お腹の辺りが、カッて熱くなって、でも、こっちは3徹でフラフラしてたもんだからその女の人と床に倒れて、痛いんだか、熱いんだかわかんなくなって…
いろんな人の怒鳴り声とか悲鳴とか、すっごい騒ぎになって、誰かが社長の奥さんて言ってたな。なんか暴れながら「泥棒猫っ!!」って言われた気がする…
あたしの事?泥棒猫?
社長がキャバクラのおネェちゃんに入れあげてるのは、会社では公然の秘密ってやつだ。社員は終電で帰れれば御の字って言うような、超ブラックな環境で、一人悠々と定時に帰っていく姿に、何度見えない拳を振り上げたことか!
もしかして、社長の浮気相手があたしってこと?イミワカンナイ…
まあ、会社の紅一点だったのは認めるけど、有り得ない!あたし28だよ!50台の社長と関係なんて冗談じゃない!そりゃあ恋人はここ数年いないけど、社長だけは絶対あるわけないじゃん!!
あのクソジジイのせいで人違いで刺されて!って……
あれ?
てことは、あたし死んじゃったってこと?……いやいやいや!
でも、ここ絶対に病院じゃないし、お腹もどこも痛くないし。
そう思って、お腹に手を出しててるけど、刺されたあとは何もない。
気がつけば、着ているのはゆったりとしたワンピースだ。
あの時は会社だったから、一応パンツスーツだったはず。
自分の置かれている状況が全くわからない。ホコリだらけの部屋を見渡して、ふと鏡が目に入った。
レトロで可愛らしい鏡台には大きな鏡がついていて、薄暗い部屋の中を映しているだけだ。
鏡台の前に立って、鏡を覗くあたしの姿は……映っていない!
思わず鏡に手を伸ばしたら、なんの抵抗もなく突き抜けた。
手首まで埋まってしまった鏡をマジマジと見つめる。
そうっと手を引き抜く……抜けた……
思わず何度も何度も鏡に手を突っ込んでみたけど、やっぱり手はずぶずぶと鏡にめり込んでいく。いや、めり込むというかすり抜ける?
あはは……ははっ………やっぱりあの時、死んじゃったの?!
あたし、幽霊?!マジで!!
足から力が抜けてそのまま床に座り込むけど、床に溜まった埃はそのままだ。
よく見れば歩き回った足跡もない。
……マジか………
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