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第1話 予言の聖女
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いよいよ待ちに待った夏がやってきた。
私は今川 聖奈、大学生。
今年は夏休みを丸々使って、全国観光名所巡りの長期旅行に出かけてきます。
一人で。
……一緒に行ってくれる人がいないんだよ、ちくしょう。
「聖奈ちゃん、気を付けて楽しんでいらっしゃい」
「お土産忘れんなよー」
「うん、お母さん、お父さん、行ってきまーす!」
元気よく玄関のドアを開けると、眩しい光が差し込んできた。
確か天気予報では今日は晴天だ。最高の出日和だね。
……でも何かがおかしい。
太陽の光にしては明るすぎて……何も見えない。
「あれ、おかしいな、いくら何でも眩しすぎない?まだ朝だよ?」
私はその時、光が自分の身体の周りから発せられているものだという事に気づく当てもなかった。
そして私の記憶はここで途切れる。
◇◇◇◇
「やった、成功だ」
「これで我らは救われる」
近くで誰かの話し声が聞こえる。
「知らない人の声……誰?……はっ」
気が付くと私は薄暗い部屋の中にいた。
窓もなく密閉された部屋の中では、蝋燭の灯りだけがうっすらと光を放っている。
よく見えないが、足元には幾何学模様が描かれている。
「どこ、ここ?……何これ、魔方陣?」
明らかに自宅ではない。状況が分からず戸惑っていると、フードを被った数人の男女が我先にと縋りついてくる。
「聖女様、どうかこの国をお救い下さい」
「もはやあなた様に縋るしか我らが生き残る術はないのです」
聖女様?私が?
この人たちは一体何を言っているのだろうか。
まだ頭がぼんやりする。私、何をしていたんだっけ。
「聖女様、どうか!」
「何卒、何卒我らをお救い下さい」
うるさい。
さっきから何なのこの人達は。
バタンッ
突然前方の扉が開き、一人の凛々しい青年が部屋に入ってきた。
「こら、お前達少し落ち着け。聖女様も困惑しているだろうが」
まるで中世の騎士を思わせる装いの青年は、フードの男女を一喝して黙らせると、優しい口調で私に話しかけてきた。
「聖女様、魔導士達が失礼を致しました。私はこの国の騎士、アスタリス・フォン・ルーベンヘイムと申します。いきなりこのようなところに連れてこられて状況が理解できないことでしょう。順番にご説明致しますので、まずはこちらへ。国王陛下がお待ちです」
国王陛下?私はいつの間にか外国にでも来ていたんだろうか。国内旅行の予定しかなかったはずだけど。
それにしても皆さん日本語がお上手ですね。
ここに留まっていても何も話が進まない。私はひとまずこの男の人についていくことにした。
「あの、私外国の礼儀作法とか全然分からなくて、王様に失礼な事をしてしまうかもしれませんよ」
「いえ普段通りで結構です。何しろ我々の都合で聖女様をここへお連れしたのですから。むしろ我々の方が聖女様に失礼がなければ良いのですが」
「いえ、そんな事は……」
良かった。これなら何かやらかしても無礼打ちされる事はなさそうだ。
通路に並べられている彫像や壁に飾られている絵画はどれも高級そうなものばかりだ。
国王が居るという事は、ここはどこかのお城という事ですね。
「えっと、そもそもここはどこなんでしょうか?」
「ここはムーレンシア大陸の中央に位置するクラウディア王国の王城、ハイリゲンヴァイス城です」
「ムーレンシア大陸?クラウディア王国?そんな地名聞いた事ないけど」
「それはそうでしょう。聖女様から見たらここは異世界という事になりますからね」
異世界だって?
よく勇者候補となる人間が無理やり異世界に召喚される事があると聞くけど、どうして私なんかがこの世界に呼び出されたんだろう?
もしかして自覚がないだけで私には勇者の資質があった?
いや、でも聖女様って呼ばれてるし、やっぱり違うよね。そもそも聖女様ってどういう事?
あと何で普通に異世界人と言葉が通じてるの……ああ、よくある翻訳魔法とかのアレかな。
そんな事を考えている内に謁見の間に到着した。
「陛下、聖女様をお連れ致しました」
「うむ、ご苦労だった」
「はっ」
玉座には立派な髭を蓄えた厳つい顔の壮年男性が座っている。彼が国王なのは一目瞭然だ。
その両脇には偉そうな人達と、立派な鎧に身を包んだ兵士が整列している。
「さて、聖女様よく来て下さった。いきなりこのような場所に連れてこられてさぞかし戸惑われている事であろう」
「はい、何が何やらさっぱりです」
「私はシルザー・カッツ・クラウディア。この国を治める王である。聖女様をこの世界に呼び出したのは他でもない、この国を救っていただきたいのだ」
「国を救う?私がですか?」
「うむ。今この国は危機に瀕しておる」
「危機ですか?」
「順を追って話そう。この国の国境を挟んだ東側にイーヴィルホードという魔族の国がある。我が国とは友好的とはいかないまでも、長年に渡りお互い不可侵を通してきたのだが、強硬派で知られる新国王セロキートが王座に就いてから状況が一変した。彼奴は魔王を名乗り、その強大な魔力によって悪魔の軍団を作り上げ、我が国への侵略を開始したのだ。既に国境付近の幾つかの都市が魔王軍によって滅ぼされておる」
「魔王?でしたら私なんかより勇者を召喚した方が早いんじゃないでしょうか」
「この国には初代国王クラウディア一世が残した予言があるのだ。魔王が現れ王国に危機が訪れし時、異世界より来る聖女の祈りが王国を救うと。聖女様、どうか我らをお救い下さい」
「救うと言われても、私にそんな力はありませんよ」
「それは聖女様がご自身に秘められたお力に気付いていないだけであろう。まずは礼拝堂へ行き、お祈りだけでもして頂けぬか。もはや聖女様だけが頼りなのだ」
「はあ……そこまで言われるなら。ところで私は元の世界には帰してもらえるんでしょうか」
「国をお救い頂いた暁には、必ずや元の世界へお送りしよう。もちろんこの国に滞在される間は、何不自由ない生活を保証する」
つまりこの国を救うまでは帰してもらえないと。
実質、拒否権はなさそうだ。
止むを得ず私は聖女として神に祈る事を承諾する。
「騎士アスタリスよ、聖女様を礼拝堂へ案内せよ」
「はっ。それでは聖女様どうぞこちらへ」
祈るだけで解決するならさっさと終わらせてしまおう。
折角だから空いた時間でこの国の観光でもさせてもらおうと、この時は簡単に考えていた。
私は今川 聖奈、大学生。
今年は夏休みを丸々使って、全国観光名所巡りの長期旅行に出かけてきます。
一人で。
……一緒に行ってくれる人がいないんだよ、ちくしょう。
「聖奈ちゃん、気を付けて楽しんでいらっしゃい」
「お土産忘れんなよー」
「うん、お母さん、お父さん、行ってきまーす!」
元気よく玄関のドアを開けると、眩しい光が差し込んできた。
確か天気予報では今日は晴天だ。最高の出日和だね。
……でも何かがおかしい。
太陽の光にしては明るすぎて……何も見えない。
「あれ、おかしいな、いくら何でも眩しすぎない?まだ朝だよ?」
私はその時、光が自分の身体の周りから発せられているものだという事に気づく当てもなかった。
そして私の記憶はここで途切れる。
◇◇◇◇
「やった、成功だ」
「これで我らは救われる」
近くで誰かの話し声が聞こえる。
「知らない人の声……誰?……はっ」
気が付くと私は薄暗い部屋の中にいた。
窓もなく密閉された部屋の中では、蝋燭の灯りだけがうっすらと光を放っている。
よく見えないが、足元には幾何学模様が描かれている。
「どこ、ここ?……何これ、魔方陣?」
明らかに自宅ではない。状況が分からず戸惑っていると、フードを被った数人の男女が我先にと縋りついてくる。
「聖女様、どうかこの国をお救い下さい」
「もはやあなた様に縋るしか我らが生き残る術はないのです」
聖女様?私が?
この人たちは一体何を言っているのだろうか。
まだ頭がぼんやりする。私、何をしていたんだっけ。
「聖女様、どうか!」
「何卒、何卒我らをお救い下さい」
うるさい。
さっきから何なのこの人達は。
バタンッ
突然前方の扉が開き、一人の凛々しい青年が部屋に入ってきた。
「こら、お前達少し落ち着け。聖女様も困惑しているだろうが」
まるで中世の騎士を思わせる装いの青年は、フードの男女を一喝して黙らせると、優しい口調で私に話しかけてきた。
「聖女様、魔導士達が失礼を致しました。私はこの国の騎士、アスタリス・フォン・ルーベンヘイムと申します。いきなりこのようなところに連れてこられて状況が理解できないことでしょう。順番にご説明致しますので、まずはこちらへ。国王陛下がお待ちです」
国王陛下?私はいつの間にか外国にでも来ていたんだろうか。国内旅行の予定しかなかったはずだけど。
それにしても皆さん日本語がお上手ですね。
ここに留まっていても何も話が進まない。私はひとまずこの男の人についていくことにした。
「あの、私外国の礼儀作法とか全然分からなくて、王様に失礼な事をしてしまうかもしれませんよ」
「いえ普段通りで結構です。何しろ我々の都合で聖女様をここへお連れしたのですから。むしろ我々の方が聖女様に失礼がなければ良いのですが」
「いえ、そんな事は……」
良かった。これなら何かやらかしても無礼打ちされる事はなさそうだ。
通路に並べられている彫像や壁に飾られている絵画はどれも高級そうなものばかりだ。
国王が居るという事は、ここはどこかのお城という事ですね。
「えっと、そもそもここはどこなんでしょうか?」
「ここはムーレンシア大陸の中央に位置するクラウディア王国の王城、ハイリゲンヴァイス城です」
「ムーレンシア大陸?クラウディア王国?そんな地名聞いた事ないけど」
「それはそうでしょう。聖女様から見たらここは異世界という事になりますからね」
異世界だって?
よく勇者候補となる人間が無理やり異世界に召喚される事があると聞くけど、どうして私なんかがこの世界に呼び出されたんだろう?
もしかして自覚がないだけで私には勇者の資質があった?
いや、でも聖女様って呼ばれてるし、やっぱり違うよね。そもそも聖女様ってどういう事?
あと何で普通に異世界人と言葉が通じてるの……ああ、よくある翻訳魔法とかのアレかな。
そんな事を考えている内に謁見の間に到着した。
「陛下、聖女様をお連れ致しました」
「うむ、ご苦労だった」
「はっ」
玉座には立派な髭を蓄えた厳つい顔の壮年男性が座っている。彼が国王なのは一目瞭然だ。
その両脇には偉そうな人達と、立派な鎧に身を包んだ兵士が整列している。
「さて、聖女様よく来て下さった。いきなりこのような場所に連れてこられてさぞかし戸惑われている事であろう」
「はい、何が何やらさっぱりです」
「私はシルザー・カッツ・クラウディア。この国を治める王である。聖女様をこの世界に呼び出したのは他でもない、この国を救っていただきたいのだ」
「国を救う?私がですか?」
「うむ。今この国は危機に瀕しておる」
「危機ですか?」
「順を追って話そう。この国の国境を挟んだ東側にイーヴィルホードという魔族の国がある。我が国とは友好的とはいかないまでも、長年に渡りお互い不可侵を通してきたのだが、強硬派で知られる新国王セロキートが王座に就いてから状況が一変した。彼奴は魔王を名乗り、その強大な魔力によって悪魔の軍団を作り上げ、我が国への侵略を開始したのだ。既に国境付近の幾つかの都市が魔王軍によって滅ぼされておる」
「魔王?でしたら私なんかより勇者を召喚した方が早いんじゃないでしょうか」
「この国には初代国王クラウディア一世が残した予言があるのだ。魔王が現れ王国に危機が訪れし時、異世界より来る聖女の祈りが王国を救うと。聖女様、どうか我らをお救い下さい」
「救うと言われても、私にそんな力はありませんよ」
「それは聖女様がご自身に秘められたお力に気付いていないだけであろう。まずは礼拝堂へ行き、お祈りだけでもして頂けぬか。もはや聖女様だけが頼りなのだ」
「はあ……そこまで言われるなら。ところで私は元の世界には帰してもらえるんでしょうか」
「国をお救い頂いた暁には、必ずや元の世界へお送りしよう。もちろんこの国に滞在される間は、何不自由ない生活を保証する」
つまりこの国を救うまでは帰してもらえないと。
実質、拒否権はなさそうだ。
止むを得ず私は聖女として神に祈る事を承諾する。
「騎士アスタリスよ、聖女様を礼拝堂へ案内せよ」
「はっ。それでは聖女様どうぞこちらへ」
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