12 / 42
【Case.1】狙われた竜の卵
12 誰も見たくなかった
しおりを挟む
ソレは一瞬の出来事だった。
ホリーさんは、腰の剣を抜き放っていたけれど、お坊ちゃんを直接斬って捨てたりはせず、僕の目には、目の前の空気をただ斬っただけ、という風にも見えた。
「な、何を――」
さては斬り損ねたのか、元々ハッタリで剣を抜いただけだったのかと、お坊ちゃんの口元に馬鹿にした様な笑いが浮かび上がったけれど、その状態を最後まで維持する事は出来なかった。
あ……と誰かが声を上げたタイミングを待っていたかの様に、お坊ちゃんの着ていた服のあちこちに亀裂が入り、そのままはらりと地面に舞い落ちたのだ。
「な……っ、なななな……⁉」
気が付けば、由緒正しい……かどうかは知らないけど、ナントカ侯爵家のお坊ちゃんが、下穿き一枚と言うあられもない(別に誰も見たくない)姿になっていて、食堂の中が別の意味で静まり返っていた。
「あらぁ……? 最近書類仕事ばっかりだったから、ちょっと腕が鈍っちゃったかしら? せっかくだから涼しく全裸にしてあげようと思ったのにぃ」
「⁉」
ホリーさんの発言からするに、どうも持っていた剣で、お坊ちゃんの服を意図的に切り刻んで衆人環視の中で晒し者にしたっぽかった。
「「「――――」」」
中には自分の事じゃないのに、無意識に身体の前の部分に手をあてている人がいる。
下穿き一枚の姿は、意図的でも本当に偶然だったとしても、どちらにしてもホリーさんの怒りの深さが出ている様で、怖すぎた。
いずれにせよ、お坊っちゃんはどうやらこの状況に耐えられなくなったらしく、膝から床に崩れ落ちていた。
「ホリィーっっ‼」
僕やニールスが茫然としている間に、誰か別の冒険者が副ギルド長を呼びに走ったんだろう。
辺りに響く大きな声と足音が近づいてきて、食堂の入口にあるウェスタンドアが勢いよく開かれた。
「おまえ……っ、ソレをやる時はメシ食ってない時にしろって何回言わせんだよ⁉」
「あら、マレク」
さすがかつて一緒に冒険者活動をしていた時があると言うだけあって、通常考え得る、ギルド長と副ギルド長の関係よりは、随分と気安い。
「あら、じゃねぇっ! 誰がメシ食ってる最中に野郎の裸なんて見たいんだよ! 時と場所を考えてやれよ、この脳筋‼」
「ちょっと、か弱い女性に向かって脳筋はないんじゃないの⁉ 大体、野郎って言ってもお子ちゃまじゃないのよ。誰も筋肉隆々だの太ったオヤジだの相手にこんなコトはしていないでしょうが!」
「誰が『か弱い』んだ、寝言は寝て言え! っつうか、アレより若けりゃ普通に性犯罪だ、ど阿呆! ああっ、もう、説教は後だ後! おい、その辺にいる初心者集団! 奢ってやるからコイツら縛り上げるの手伝え!」
何も食堂にいるのが、上位の冒険者だけだとは限らない。
辺りをざっと見回した副ギルド長は、自分が顔を知るE級冒険者たちが何人かいる事に気が付いたんだろう。
まだ彼らの懐事情がさほど温かくない事も察して、小遣い稼ぎも兼ねて声をかけていた。
奢り、と聞いた他の冒険者たちもちょっと反応を見せていたけど、指名されたのが全て初心者冒険者たちだと分かった瞬間に、それならばと手伝いを譲っていた。
基本、皆、自分が初心者でお金がなかった時代を経ているからだろう。
そのあたりは寛容と言うか、ケンカになる事は少ないのだ。
もちろん全員がそういう態度をとれる訳ではないけれど、少なくとも今日、この中にはいなかった。
「――あれ、ハルト君? 食堂にいたんだ。そっか、ニールス君とお昼だったのね」
マレクさんに怒鳴りつけられて、不満げに頬を膨らませていたホリーさんが、どうやら僕たちの存在に気が付いたみたいだった。
「ハルト君、この後は騎乗訓練に行くのよね?」
こら待て、面倒事を丸投げすんな!などと叫んでいるマレクさんを、しれっと無視する形で、ホリーさんの方からこちらへと歩み寄ってくる。
「あ、はい。その予定です」
僕は一応、マレクさんをチラ見しながら「放っておいて良いんですか?」と視線で問いかけてみたけど、ホリーさんは、多分わざと、気付かないフリをしていた。
「んー……今日から訓練だって言うのに悪いんだけど、多分近々、おつかい頼むコトになると思うから、気合入れて訓練してきてくれる?」
「え……」
突然そんなコトを言われて、話についていきそびれてしまった僕に、ホリーさんが視線を合わせるように少し屈んできた。
「――あのお坊ちゃんの話、リュートに伝えて欲しいのよ」
グッと声のトーンを落として、僕の周囲にも聞こえたかどうかと言うくらいの声で言葉を続ける。
「もちろん、アイツらにも事情聴取はするし、もうちょっと話の裏付けも取るけど、どっちにしてもルブレヒト侯爵家は、今回の件に無関係じゃないっぽいから」
「!」
さんざん、お坊ちゃんを煽っていても、ホリーさんはちゃんと侯爵家の名前を把握していた。
僕の「さすが」と言う表情に気が付いたのか「ヘンなところで感心しないで」と、軽く額を小突かれてしまったけど。
「あの様子だと、お坊ちゃん自身はただのわがままなガキンチョだけど、父親とその側近あたりは、いずれ卵が手に入る事が分かっていたコトになるでしょ? ちょっと見過ごせないわよね」
「……確かにそうですね」
「だからごめん、あんまり猶予を与えてあげられそうにないわ。時間かけると、お貴族様は大抵が買収と揉み消しに走るから。そうさせないうちに動かないといけないのよ」
「……分かります」
リュート叔父さんが向かった先は、辺境伯領。
副都よりもさらに情報が届きづらい事は間違いない。
とは言え、ルブレヒト侯爵家とザイフリート辺境伯家との関係性が、今の時点では誰も分からない。
仲が良いのか悪いのか、あるいはつかず離れず中立の立場同士なのか。
その辺りはこれから、ホリーさんやマレクさんが調べるんだろう。
「連絡係、頼りにしてるから。頑張れハルト君、訓練、気を付けてね!」
――最後は普通の声の大きさになったホリーさんから、僕は勢いよく背中を叩かれた。
ホリーさんは、腰の剣を抜き放っていたけれど、お坊ちゃんを直接斬って捨てたりはせず、僕の目には、目の前の空気をただ斬っただけ、という風にも見えた。
「な、何を――」
さては斬り損ねたのか、元々ハッタリで剣を抜いただけだったのかと、お坊ちゃんの口元に馬鹿にした様な笑いが浮かび上がったけれど、その状態を最後まで維持する事は出来なかった。
あ……と誰かが声を上げたタイミングを待っていたかの様に、お坊ちゃんの着ていた服のあちこちに亀裂が入り、そのままはらりと地面に舞い落ちたのだ。
「な……っ、なななな……⁉」
気が付けば、由緒正しい……かどうかは知らないけど、ナントカ侯爵家のお坊ちゃんが、下穿き一枚と言うあられもない(別に誰も見たくない)姿になっていて、食堂の中が別の意味で静まり返っていた。
「あらぁ……? 最近書類仕事ばっかりだったから、ちょっと腕が鈍っちゃったかしら? せっかくだから涼しく全裸にしてあげようと思ったのにぃ」
「⁉」
ホリーさんの発言からするに、どうも持っていた剣で、お坊ちゃんの服を意図的に切り刻んで衆人環視の中で晒し者にしたっぽかった。
「「「――――」」」
中には自分の事じゃないのに、無意識に身体の前の部分に手をあてている人がいる。
下穿き一枚の姿は、意図的でも本当に偶然だったとしても、どちらにしてもホリーさんの怒りの深さが出ている様で、怖すぎた。
いずれにせよ、お坊っちゃんはどうやらこの状況に耐えられなくなったらしく、膝から床に崩れ落ちていた。
「ホリィーっっ‼」
僕やニールスが茫然としている間に、誰か別の冒険者が副ギルド長を呼びに走ったんだろう。
辺りに響く大きな声と足音が近づいてきて、食堂の入口にあるウェスタンドアが勢いよく開かれた。
「おまえ……っ、ソレをやる時はメシ食ってない時にしろって何回言わせんだよ⁉」
「あら、マレク」
さすがかつて一緒に冒険者活動をしていた時があると言うだけあって、通常考え得る、ギルド長と副ギルド長の関係よりは、随分と気安い。
「あら、じゃねぇっ! 誰がメシ食ってる最中に野郎の裸なんて見たいんだよ! 時と場所を考えてやれよ、この脳筋‼」
「ちょっと、か弱い女性に向かって脳筋はないんじゃないの⁉ 大体、野郎って言ってもお子ちゃまじゃないのよ。誰も筋肉隆々だの太ったオヤジだの相手にこんなコトはしていないでしょうが!」
「誰が『か弱い』んだ、寝言は寝て言え! っつうか、アレより若けりゃ普通に性犯罪だ、ど阿呆! ああっ、もう、説教は後だ後! おい、その辺にいる初心者集団! 奢ってやるからコイツら縛り上げるの手伝え!」
何も食堂にいるのが、上位の冒険者だけだとは限らない。
辺りをざっと見回した副ギルド長は、自分が顔を知るE級冒険者たちが何人かいる事に気が付いたんだろう。
まだ彼らの懐事情がさほど温かくない事も察して、小遣い稼ぎも兼ねて声をかけていた。
奢り、と聞いた他の冒険者たちもちょっと反応を見せていたけど、指名されたのが全て初心者冒険者たちだと分かった瞬間に、それならばと手伝いを譲っていた。
基本、皆、自分が初心者でお金がなかった時代を経ているからだろう。
そのあたりは寛容と言うか、ケンカになる事は少ないのだ。
もちろん全員がそういう態度をとれる訳ではないけれど、少なくとも今日、この中にはいなかった。
「――あれ、ハルト君? 食堂にいたんだ。そっか、ニールス君とお昼だったのね」
マレクさんに怒鳴りつけられて、不満げに頬を膨らませていたホリーさんが、どうやら僕たちの存在に気が付いたみたいだった。
「ハルト君、この後は騎乗訓練に行くのよね?」
こら待て、面倒事を丸投げすんな!などと叫んでいるマレクさんを、しれっと無視する形で、ホリーさんの方からこちらへと歩み寄ってくる。
「あ、はい。その予定です」
僕は一応、マレクさんをチラ見しながら「放っておいて良いんですか?」と視線で問いかけてみたけど、ホリーさんは、多分わざと、気付かないフリをしていた。
「んー……今日から訓練だって言うのに悪いんだけど、多分近々、おつかい頼むコトになると思うから、気合入れて訓練してきてくれる?」
「え……」
突然そんなコトを言われて、話についていきそびれてしまった僕に、ホリーさんが視線を合わせるように少し屈んできた。
「――あのお坊ちゃんの話、リュートに伝えて欲しいのよ」
グッと声のトーンを落として、僕の周囲にも聞こえたかどうかと言うくらいの声で言葉を続ける。
「もちろん、アイツらにも事情聴取はするし、もうちょっと話の裏付けも取るけど、どっちにしてもルブレヒト侯爵家は、今回の件に無関係じゃないっぽいから」
「!」
さんざん、お坊ちゃんを煽っていても、ホリーさんはちゃんと侯爵家の名前を把握していた。
僕の「さすが」と言う表情に気が付いたのか「ヘンなところで感心しないで」と、軽く額を小突かれてしまったけど。
「あの様子だと、お坊ちゃん自身はただのわがままなガキンチョだけど、父親とその側近あたりは、いずれ卵が手に入る事が分かっていたコトになるでしょ? ちょっと見過ごせないわよね」
「……確かにそうですね」
「だからごめん、あんまり猶予を与えてあげられそうにないわ。時間かけると、お貴族様は大抵が買収と揉み消しに走るから。そうさせないうちに動かないといけないのよ」
「……分かります」
リュート叔父さんが向かった先は、辺境伯領。
副都よりもさらに情報が届きづらい事は間違いない。
とは言え、ルブレヒト侯爵家とザイフリート辺境伯家との関係性が、今の時点では誰も分からない。
仲が良いのか悪いのか、あるいはつかず離れず中立の立場同士なのか。
その辺りはこれから、ホリーさんやマレクさんが調べるんだろう。
「連絡係、頼りにしてるから。頑張れハルト君、訓練、気を付けてね!」
――最後は普通の声の大きさになったホリーさんから、僕は勢いよく背中を叩かれた。
11
あなたにおすすめの小説
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
Sランクパーティーを追放された鑑定士の俺、実は『神の眼』を持ってました〜最神神獣と最強になったので、今さら戻ってこいと言われてももう遅い〜
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティーで地味な【鑑定】スキルを使い、仲間を支えてきたカイン。しかしある日、リーダーの勇者から「お前はもういらない」と理不尽に追放されてしまう。
絶望の淵で流れ着いた辺境の街。そこで偶然発見した古代ダンジョンが、彼の運命を変える。絶体絶命の危機に陥ったその時、彼のスキルは万物を見通す【神の眼】へと覚醒。さらに、ダンジョンの奥で伝説のもふもふ神獣「フェン」と出会い、最強の相棒を得る。
一方、カインを失った元パーティーは鑑定ミスを連発し、崩壊の一途を辿っていた。「今さら戻ってこい」と懇願されても、もう遅い。
無能と蔑まれた鑑定士の、痛快な成り上がり冒険譚が今、始まる!
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
《レベル∞》の万物創造スキルで追放された俺、辺境を開拓してたら気づけば神々の箱庭になっていた
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティーの雑用係だったカイは、魔王討伐後「無能」の烙印を押され追放される。全てを失い、死を覚悟して流れ着いた「忘れられた辺境」。そこで彼のハズレスキルは真の姿《万物創造》へと覚醒した。
無から有を生み、世界の理すら書き換える神の如き力。カイはまず、生きるために快適な家を、豊かな畑を、そして清らかな川を創造する。荒れ果てた土地は、みるみるうちに楽園へと姿を変えていった。
やがて、彼の元には行き場を失った獣人の少女やエルフの賢者、ドワーフの鍛冶師など、心優しき仲間たちが集い始める。これは、追放された一人の青年が、大切な仲間たちと共に理想郷を築き、やがてその地が「神々の箱庭」と呼ばれるまでの物語。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる