俺の初恋を返せ!!~好きだった女の子が帰ってきた!えっ?俺が嫁とか聞いてない!!

syouki

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9.明日からどうしよう・・・

呆然と鏡を見ていると、ドアの向こうから話し声が聞こえてきた。とっさに服を戻すと、誰かがドアをノックした。

「千尋~そろそろ帰るわよ~」
「うん、わかった~」

千尋のお母さんだったみたいで、ドアを開けずに声を掛けてきた。

「じゃ、今日は帰るね。おやすみハル君」

そう言って、俺のおでこにチュッとキスをして部屋を出ていった。

「なっ・・・!」

一瞬何をされたのか解らなかったが、おでこに手を当て一人顔を赤くした。
ドアの外では、千尋達を見送る母さんの声がしている。

「あの子毎日ダラダラしてるだろうから、いつでも遊びに来て良いわよ」
「ありがとうございます、香澄さん」

母さんが悪魔の発言をしている。・・・まて。今日は母さん家に居たけど、普段は仕事で居ないんだった!そんな状況で、千尋と二人になるのはひじょ~~~にマズい!明日からの夏休みが、一気に地獄の日々に変わってしまう!どうしようかと考えていると、ノック音がした。

「悠希~お風呂入っちゃってよ~」
「あ、うん」

ドアの向こうから風呂の催促をされた。俺は重い足取りで風呂場に向かった。
服を脱ぐと、鏡にしっかりとキスマークが映し出された。

「はぁ~、こんなのいつ消えるんだよ~」

泣きそうになりながら、風呂に入る。擦ったところで消えるわけもないのに、力任せに擦って痛いだけだった。
湯船に漬かりながらも、明日からの事を考える。

「・・・そうだ!バイトの時間を増やせば良いんだ!そうだ、そうしよう!」

考えが決まったところで、風呂から出た。疲れていたのか、そのままベッドに倒れこむとすぐに寝てしまった。

――――side千尋


~ベッドの上で枕を抱きしめて悶える千尋~

はぁ~、やっぱり生ハル君カワイイ~!
小さい頃から可愛かったけど、全然変わってなくて、むしろ可愛さ倍増!俺の腕の中にすっぽり入っちゃってるし、まさに俺のって感じ!お昼は強引にキスしちゃったけど、ハル君も気持ちよさそうだったし、夜はカワイイ声も出てたし、ハル君も満更でもなかったよね!キスマークは予定になかったけど、ま、良いよね!ハル君は俺のだし!でも、明日からどうやって攻めていこうかな~。おそらく警戒してくるよな~。何とか新学期が始まるまでに恋人になっておきたいけど・・・。この際、既成事実しちゃう?いや、それは悪手か・・・。やっぱり正攻法が一番かな!あ~、早くをハル君の中に挿れて、カワイイ聞きたい~!!

――――邪な千尋の夜は終わらない――――

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