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「悠希~和希~、行ってくるわね~!」
「お母さん、いってらっしゃ~い」
いつも通りの朝が来た。昨日は、家に入ると緊張の糸が切れたのかそのまま寝てしまった。
「シャワー浴びよ…」
ノロノロとベッドから降りて、着替えを持ってお風呂場に行く。
シャワーを浴びながら昨日の事を思い出し、唇に指を当てた。千尋にお願いされたからって、自分からキスするとは思わなかった。何度もされたのに、今日は千尋の唇の感触を覚えている。
「…って、何考えてんだ俺」
お湯を水に切り替えて、頭を冷やすようにシャワーを浴びた。
頭を拭きながらリビングに行くと、和希が出掛けるところだった。
「今日はどこ行くんだ?」
「今日は、みんなで遊園地行くんだ!」
「ふ~ん。気をつけてな」
「うん!行ってきま~す!」
弟ながら、めちゃくちゃ夏休み満喫してるな…。
今日はバイトも休みだし、ダラダラしようと決めた俺は、さっそくソファに寝そべりテレビをつけた。
「流石に平日の朝は面白いの無いな~」
リモコンで選局してると、陸から着信が来た。
「もしもし、珍しいな。どうした~?」
「悠希今日ひま?」
「ああ、バイト無いからひまだけど?」
「なら、プール行かね?」
「部活は?」
「急に休みになってさ~せっかくだから悠希と遊ぼうかと思って」
「良いよ、どこ行けばいい?」
「公園プールでいい?あそこデカいし」
「いいね。あそこ屋根付いてるし」
「じゃ、11時に入り口な」
「ああ、また後でな」
陸と花火大会以外で遊べるとは思わなかったので、ちょっと嬉しかった。
「よし、支度して出掛けるか」
テレビを消して部屋に行き、クローゼットから水着やタオルを取り出し袋に詰めて、部屋着から服に着替えて準備完了。
「ちょっと早いけど、自転車だし行くか」
玄関から出ると、千尋も玄関から出てきた。
「おはよう悠希。どこか行くの?」
「おはよう千尋。うん、陸から部活が休みになったから、プール行かないかって誘われて今から行くとこ」
「そうなんだ。気をつけてね」
「あ~…よかったら千尋も行く?」
「えっ?!あ、今日はちょっと用事があるから…」
「あ、急だったよな、ごめん。千尋も今度行こうな!じゃ」
「あ、うん!行こうね!」
なんだ、普通に話せるじゃん。顔見た瞬間ちょっと戸惑ったけど、この調子なら大丈夫だと、俺は軽い足取りでこの場を後にした。千尋の視線も気にせずに―――――
「お母さん、いってらっしゃ~い」
いつも通りの朝が来た。昨日は、家に入ると緊張の糸が切れたのかそのまま寝てしまった。
「シャワー浴びよ…」
ノロノロとベッドから降りて、着替えを持ってお風呂場に行く。
シャワーを浴びながら昨日の事を思い出し、唇に指を当てた。千尋にお願いされたからって、自分からキスするとは思わなかった。何度もされたのに、今日は千尋の唇の感触を覚えている。
「…って、何考えてんだ俺」
お湯を水に切り替えて、頭を冷やすようにシャワーを浴びた。
頭を拭きながらリビングに行くと、和希が出掛けるところだった。
「今日はどこ行くんだ?」
「今日は、みんなで遊園地行くんだ!」
「ふ~ん。気をつけてな」
「うん!行ってきま~す!」
弟ながら、めちゃくちゃ夏休み満喫してるな…。
今日はバイトも休みだし、ダラダラしようと決めた俺は、さっそくソファに寝そべりテレビをつけた。
「流石に平日の朝は面白いの無いな~」
リモコンで選局してると、陸から着信が来た。
「もしもし、珍しいな。どうした~?」
「悠希今日ひま?」
「ああ、バイト無いからひまだけど?」
「なら、プール行かね?」
「部活は?」
「急に休みになってさ~せっかくだから悠希と遊ぼうかと思って」
「良いよ、どこ行けばいい?」
「公園プールでいい?あそこデカいし」
「いいね。あそこ屋根付いてるし」
「じゃ、11時に入り口な」
「ああ、また後でな」
陸と花火大会以外で遊べるとは思わなかったので、ちょっと嬉しかった。
「よし、支度して出掛けるか」
テレビを消して部屋に行き、クローゼットから水着やタオルを取り出し袋に詰めて、部屋着から服に着替えて準備完了。
「ちょっと早いけど、自転車だし行くか」
玄関から出ると、千尋も玄関から出てきた。
「おはよう悠希。どこか行くの?」
「おはよう千尋。うん、陸から部活が休みになったから、プール行かないかって誘われて今から行くとこ」
「そうなんだ。気をつけてね」
「あ~…よかったら千尋も行く?」
「えっ?!あ、今日はちょっと用事があるから…」
「あ、急だったよな、ごめん。千尋も今度行こうな!じゃ」
「あ、うん!行こうね!」
なんだ、普通に話せるじゃん。顔見た瞬間ちょっと戸惑ったけど、この調子なら大丈夫だと、俺は軽い足取りでこの場を後にした。千尋の視線も気にせずに―――――
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