★淫・呪・秘・転★カテナ・コピディタス編

流転小石

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第四章 過去の真実と未来への希望

第86話 召還魔法陣の伝授

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監視対象者が2人の妻の事で龍人達に相談しに向かっていた。
今回はラソンとカマラダに知恵を借りるらしい。

監視室に転移した監視対象者が通路を進んで行くと例にフィドキとラソンが居た。
「ラソン、ちょっと相談したい事が有るんだけどさぁ、カマラダにも聞いて欲しい事なんだ」
黙ってカマラダを呼び出しているラソン。
「直ぐに来るそうよ」
「ありがとう」
2人の会話に何か言いたそうな黒い龍人だ。

外の景色を映せる魔導具を眺めていたらカマラダが現れた。
「やぁ、モンドリアンさん。今日はどんな楽しい事が有るのかな?」
(えっ、相談事なんだけど)
「あのですねぇ・・・」

妻達の事を含む家族事情を説明し有効な手段、もしくは凄い魔物を確保したいと打ち明けた。
「なるほど。パウリナとロリの為であれば何かしてあげますかねぇ、ラソン」
「そうねぇ、どんな魔物が良いかしら」

地上の沢山の魔物に龍国に存在する一部の魔物達等候補は沢山存在する。
そこにフィドキアが入って来た。
「だが、それらの魔物は魔法を使って攻撃してくるぞ」
「あっ、それはダメだよ。一応闘技場で獣人や教会の人達が観戦する予定だから」
「困ったわねぇ」
監視対象者の要望よりも強すぎたらしい。
そんな魔物が何処かに居て、簡単に捕まえる事に監視対象者は疑問を持った。
(まぁ龍人が数人いたら何でも有りか)
「じゃ魔法の使えないヤツで巨大なのは居ないかな?」
改めて要望が出た。

腕組みをして考える三人だ。
「ねぇ、アレはどうかしら?」
「もしかしてアレかい?」
「ふぅむ・・・」
ラソンが提案しカマラダが確認するがフィドキアが難色を示している。

「思い当たる魔物は居るのよ」
「大昔、爆発的に繁殖して大陸中に、その”生物”だけになった事が有ったから、ちょっとだけ心配なんだ」
「そんなのがまだ居るの?」
「一部の地域に隔離されている」
「へぇ、じゃ何故少なくなったの?」
「我らが殲滅した」

「繁殖力だけなの?」
「あれは、繁殖力もさることながら凶暴で何でも食べるのだ」
「一体どんなヤツなの?」
龍人達が躊躇っている魔物に興味を示す監視対象者だ。

「「「・・・」」」
三人とも熟考しフィドキアが話した。
「しばらく考えさせてくれ」
「別にその魔物以外でも構わないよ。ロリとパウリナの力で倒せて、見た目に凶暴で大きな魔物が良いな」
「今は、ほとんど危険な魔物は居ないからねぇ」
「そうですか」
「うむ、この世界で知性無く暴れる魔物は処分したからな」
「へぇそうなんだ」
「因みにデプレタドルと言う名の魔物だけど、獣人の世界では知っている者は居ないと思うなぁ。もしかしたら魔導書や古文書に出ているかも知れないけど」
「ありがとうカマラダ。調べてみるよ」


※Dieznueveochosietecincocuatrotresdosunocero


再度、監視対象者が転移してきた。
カマラダとラソンにフィドキアが、モンドリアンが来るのを待ち構えていた様だ。

「やぁみんな。チョット確認したい事があるけど良いかな?」
「何だ。言ってみろ」
フィドキアが割り込んできた。

「その古代の魔物は一匹だったら繁殖もしないよね? 一体どのくらいの大きさなんだ?」
「確かに一匹で有れば繁殖の問題は無いが・・・」
「結構大きいわ」
「仕方が無い。見せてやるか」
カマラダはまだ躊躇しているしラソンも濁して話すから、フィドキアが手っ取り早く見せると言う。

「そこの画面を見ろ」

映し出されたのは、どうやら採掘場の様な所で得体の知れない者が沢山居た。
体型は人型だ。
しかし太い足に腕、分厚い胸板。
がに股で歩き、両手はぶらぶらさせている。
そして・・・大きな口。
人型だが・・・首が無い。
肩から延びた頭は、まるで爬虫類の様だけど鱗は無い様に見える。
肩まである大きな口の上に大きな目が二つ。
ギョロッとしていた。
画面越しでは大きさが解らないが数種類いる様だ。
全体に濃い緑っぽい皮膚だが腹は白い。
背中の部分が赤い者や青い者。
他にも違う色が沢山見える。

「まぁ色は気にするな。アレの大きさは4~5mか」
「何ぃ! 4~5mも有るのかよ!」
「要旨は気にするな、お前の要望は満たしているはずだ」
「まぁな・・・」
「では召喚魔法陣をやる」
そう言って監視対象者の肩を掴むと電気が走り魔法陣が伝授された。
「ちょっとまっ、ゥガッ!!」





Epílogo
龍人からの魔法伝達は人体に触れる事で移動が可能になる。
しかしその際に伝達による電気衝撃がある。
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