【完結】宮本武蔵、異世界を斬る! 〜日ノ本の剣聖は異世界に転移しても剣を振るい、女子高生の弟子とともに異世界最強の大剣聖となる~

ともボン

文字の大きさ
39 / 64

第三十九話   サムライガール、いざ参る

しおりを挟む
(一体、何が起こったの……)

 伊織は青ざめた顔で、頭部に鉄斧てっぷが突き刺さったリーチの死体を見る。

 見れば見るほど不可解な光景であった。

 どうしてリーチの頭部に、手に持っていた鉄斧てっぷが突き刺さっているのだろう。

 目を閉じる前のカイエンの口振りからして、カイエンがリーチに対して何かしたのは間違いない。

 だが、そのが分からなかった。

 伊織はリーチの死体からカイエンへと視線を移す。

 リーチとカイエンの間合いは五メートルぐらいだろうか。

 兵法者とおぼしきカイエンならば、すぐに詰められる距離のはずだ。

(でも、それだけだと説明がつかない)

 伊織も素人ではない。

 視覚を遮しゃだんしていたとはいえ、ある程度は聞こえてきた音によって状況を予想することはできる。

 それこそリーチとカイエンの二人が闘いを繰り広げたというのならば、音だけでも闘っているということぐらいは把握できたのだ。

 しかし、二人が攻防を繰り広げたという音はなかった。

 聞こえてきたのは、リーチとカイエンの会話。

 そして何かが割れる音――おそらくはリーチの頭部に鉄斧てっぷが突き刺さったときの音と、リーチの「化け物」という叫び声であったのだ。

 だからこそ、伊織は目の前の光景に頭が激しく混乱してしまった。

 現実に起こった出来事として、カイエンがリーチを殺したのは間違いない。

 けれども二人は五メートルの間合いを詰めたという痕跡はなく、それでいて一方的にリーチのみが殺されたということになる。

 もちろん、伊織はカイエンがリーチを殺した場面を見たわけではなかった。

 ただ、状況から察するにそう判断するしかなかったのだ。

 伊織が不可解な現状に困惑こんわくしていると、自分を見る目線に気づいたカイエンは伊織へと顔を向けた。

 伊織とカイエンの視線が交錯こうさくする。

拙者せっしゃの言うことを守ったようだな。その顔つきを見れば分かるぞ」

 カイエンは口角を鋭利に上げると、床を噛み締めるような足取りで伊織に近づいていく。

 伊織は指一本動かすこともできず、その代わりゴクリと生唾なまつばを飲み込んだ。

 まるで獰どうもうな肉食獣が近寄ってくるような圧力を感じる。

「安心せい。そこの阿呆とは違って何もせぬわ……むしろ逆よ」

 カイエンは伊織の真横に立つと、おむむろに左手で小刀を抜き放った。

 伊織の脳裏に首を斬られるイメージがよぎったのも束の間、カイエンは無表情のまま小刀を一閃させる。

 伊織は驚きに目を大きく見開いた。

 カイエンが斬ったのは伊織の首ではなく、伊織の自由を奪っていた手首の縄のみを正確に斬ったのだ。

 直後、伊織は床を蹴ってその場から移動した。

 自由の身になったことを喜ぶこと以上に、武器を持ったカイエンの近くに一秒たりともいたくなかったからである。

「ど、どうして……」

 やがて間合いの外へと脱した伊織は、怪訝けげんな顔つきをカイエンに向けた。

 カイエンは落ち着いた様子で、伊織の視線を真っ向から受け止める。

「どうしてお主を解放したのか、か? そもそもお主に用があったのは、あのリーチという男で拙者せっしゃではない。拙者せっしゃの目的はあくまでも伝承作品マスターピースの刀だ」

 カイエンはよどみなく言葉を続ける。

「そして取引材料である二代目殿の息子がこちらの手にある以上、もうお主に用などはない。それにお主は今から来る男の弟子らしいではないか。ならば、お主の拘束を解いていたほうが大人しく取引に応じることだろう」

(女子供を誘拐した奴の言い草じゃないわね……でも)

 カイエンの話を聞きながら、伊織はちらりとマサミツを見る。

 どのような理由であれ、晴れて自由の身になったのは確かだ。

 これを機会に何とかマサミツを取り戻すことはできないだろうか。

 などと伊織が思考を巡らせた瞬間、カイエンは鋭い眼光を飛ばしてきた。

「余計なことをしないほうが身のためだ。もしも拙者せっしゃの目をあざむき、二代目殿の息子を取り戻そうと考えているのならば、そのときは女だろうと容赦ようしゃはせんぞ」

 突如、カイエンの肉体から颶風ぐふうの如き殺気がほとばしった。

 その殺気は不可視の刃と化し、伊織の肉体へと容赦ようしゃなく突き刺さってくる。

 伊織は自分とカイエンとの実力差を一発で看破かんぱした。

 まともに闘っても、今の自分はカイエンには絶対に勝てない。

 カイエンは全身を小刻みに震わせた伊織を見て、不揃いな歯が見えるほどの笑みを浮かべた。

拙者せっしゃとの差を肌で感じたのならば、さっさとこの場から去るがいい……それとも拙者せっしゃと死合ってでも、二代目殿の息子を取り戻してみるか? 拙者せっしゃはどちらでも構わんぞ」

 カイエンが戯言たわごとのつもりで言ったのは伊織も分かった。

 それほど二人の実力は雲泥うんでいの差がある。

 ここで伊織が決死の覚悟で闘いを挑んだとしても、カイエンからすれば赤子が歯向かってくることに等しかっただろう。

 つまり、万が一にもカイエンは負けないと思っているのだ。

(そうよね。何の武器も持っていない小娘なんて眼中に入るはずないもの)

 正直、伊織はこのまま本堂の外へと逃げ出したかった。

 相手は隻腕せきわんとはいえ、剥き身の小刀を持った本物の剣士である。

 しかも左手でありながら、正確に縄だけを斬れるほどの技量の持ち主だ。

 おそらく、右腕を無くしてからも凄まじい修練を積んできたのだろう。

 そして伊織も幼少の頃から剣道や居合の修練を積んできたものの、それは安全性の高いスポーツとしての稽古を積み重ねてきたに過ぎない。

 武蔵やカイエンのように、のために剣の腕を磨いてきたわけでは決してなかった。

 伊織はへそ下から約九センチの場所――下丹田げたんでんに意識を集中させ、細く長い呼吸を繰り返す。

 やがて意識がクリアになっていき、全身の震えが次第に収まっていく。

 この異世界に転移される前の自分だったなら、今と同じような状況に遭ったら脱兎だっとの如く逃げ出していただろう。

 しかし、伊織はもう強く決めているのだ。

 魔法や魔物が存在するこの異世界において、本物の剣聖である宮本武蔵の弟子として生きていく決意を。

 だとしたら、このまま本堂の外へと逃げ出すわけにはいかなかった。

 武蔵のような一流の兵法者であり剣聖を目指す者として、自分の欲求を満たすために女子供を誘拐するようなやからを野放しにするわけにはいかない。

 ましてや拘束を解かれた身で本堂の外へと逃げ出せば、自分は宮本武蔵の弟子を名乗る資格を完全に失ってしまうだろう。

 それこそ武蔵が今の自分と同じ状況になったとき、必ずカイエンからマサミツを救い出すために全力を注いだはずである。

(まともに闘いを挑んでも勝てる相手じゃない……だけど、まともに闘うことだけが闘いじゃないはず)

 伊織は周囲を見渡しながら、何かしらの突破口がないか必死に考えた。

 カイエンに対して正面から素手で闘いを挑んでも、返り討ちに遭うのは火を見るよりも明らかであった。

 だが、これがスポーツではなく死合いという観点で見れば、もしかすると万に一つは伊織にも勝機があるかもしれない。

 なぜなら、兵法者の死合いにはルールがないからだ。

 強敵に対して正面から堂々と挑むのではなく、相手の特性や現在の地理的状況を踏まえた上で突破口を見つけ出すのも兵法者の戦い方である。

(可能性がありそうなのは、あの斧を使うことなんだけど)

 伊織はリーチの頭部に刺さっている鉄斧てっぷを見つめた。

 ざっと本堂の中を見渡してみたが、まともに武器として使えるのはリーチの鉄斧てっぷぐらいしか見当たらない。

(ダメだ……さすがにあの斧は使えない)

 けれども、伊織はリーチの鉄斧てっぷを使うという選択肢を除外する。

 勢いに任せてリーチの鉄斧てっぷを手にしたところで、カイエンと互角に闘えるほど使いこなせる自信がなかったからだ。

 ましてや斧はリーチの頭部に深く刺さっており、引き抜くことすら簡単ではないだろう。
 
 だとしたら、やはりリーチの鉄斧てっぷを武器として使うのは非常に危険である。

 頭部から引き抜くことに手間取っているうちに、あっという間にカイエンに間合いを詰められて斬られるのがオチだった。

 伊織が現状を打破できない自分に歯噛みしていると、カイエンは感心したように「拙者せっしゃ戯言たわごとをまともに受け止めるか」と呟く。

「面白い。その度胸に免じて、あの男が来るまで遊んでやろう」

 言うなりカイエンは護摩壇ごまだんの元へと歩を進めていく。

 やがてカイエンは護摩壇ごまだんの前に立つなり、護摩壇ごまだんの両隣にあった二本の燭台しょくだいを交互に見る。

 二本の燭台しょくだいは皿の部分から足の部分までが細長い棒でつながっていて、見ようによっては鉄パイプのようにも見えなくもない。

 するとカイエンは二本の燭台しょくだいに向かって小刀を振るった。

 空中に銀色の閃光が走り、二本の燭台しょくだいの皿と足の部分が斬り落とされる。

 カランカランと金属の音が鳴り、床の上に二本の細長い棒が転がった。

(何をするつもりなの?)

 伊織が頭上に疑問符を浮かべたとき、カイエンは小刀をさやに納めた。

 続いてカイエンは細長い棒の一本を手に取って「振れるな」と独りごちると、その手に取った細長い棒を伊織に向かって放り投げた。

 伊織は慌てて細長い棒を両手でキャッチする。

「あくまでも余興よきょうだ。しかし、余興よきょうとはいえ何の見返りもないのは張り合いがなかろう。特にお主にとってはな」

 カイエンはもう一本の細長い棒を拾い上げると、その先端を伊織に突きつける。

「さあ、どこからでも掛かって参れ。もしも、お主が拙者せっしゃに一太刀でもまともに浴びせられたならば、二代目殿の息子を無傷で返すと約束してやろう」

 カイエンの言い回しが少し気になったものの、このときの伊織は手にした細長い棒の感触を確かめることに意識が向いた。

 伊織は何度か細長い棒を振ってみる。

 真剣よりも低く、木刀よりも殺傷力の高そうな鉄棒だ。

 長さは八十から九十センチほどかもしれない。

 体重の乗った一撃が頭部にでも命中したら、絶対に痛いという表現では済まないだろう。

(これはチャンスかもしれない)

 カイエンにとっては武蔵が来るまでの余興よきょうだったのかもしれないが、伊織にしてみればマサミツを救い出せる確率が何倍も跳ね上がった幸運なことだった。

 もちろん、素手や鉄斧てっぷでカイエンに挑むことに比べたらの話である。

 だが、それでも大きなチャンスには違いなかった。

 カイエンが油断していることと、手頃な武器を手に入れたことは必ず自分にとって追い風になるだろう。

 伊織は姿勢を正しく保ち、両手に持った鉄棒を中段に構える。

 カイエンは「ほう」と驚きの声を上げた。

「少しは楽しめそうだ……よかろう、お主の名と流名を聞いてやろう」

 一角ひとかどの剣士が対戦相手の名前と流派を聞くということは、それなりの闘いをするに値する相手だと認めたことを意味している。

 けれども、伊織はどう答えればいいのか迷った。

 自分の名前は名乗れるものの、流派名をどう返答すればいいのか困ったのだ。

 一番多く稽古してきた剣道は流派名ではなく、全日本剣道連盟が定めた武道の総称である。

 では、二番目に多く稽古をしてきた居合道の流派名――無双むそう直伝じきでん英信流えいしんりゅうを名乗るべきだろうか。

 伊織は心中で首を左右に振る。

(違う。私が名乗るべき流派名は……)

 意を決した伊織は、下丹田げたんでんに力を込めた。

 そして――。

、宮本伊織――いざ、参る!」

 自分の名前と武蔵の流名を言い放った。

 本音を言えば、今の自分が円明流えんめいりゅうを名乗る資格がないことは分かっている。

 伊織はまだ一度たりとも、武蔵から円明流えんめいりゅうの手ほどきを受けていないのだ。

 だが、ここで伊織が武蔵の流名を口にしたのは理由があった。

 覚悟である。

 この窮地きゅうちを何としてでも切り抜け、必ず武蔵から円明流えんめいりゅうを学ぶという覚悟を持った上で名乗ったのだ。

円明流えんめいりゅうの宮本伊織だな。承知した……ならば、こちらも名乗るとしよう」

 カイエンは眼光を剃刀かみそりのように鋭くさせる。

巌流がんりゅう、ハザマ・カイエン――さあ、掛かって参れ」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

最強剣士が転生した世界は魔法しかない異世界でした! ~基礎魔法しか使えませんが魔法剣で成り上がります~

渡琉兎
ファンタジー
政権争いに巻き込まれた騎士団長で天才剣士のアルベルト・マリノワーナ。 彼はどこにも属していなかったが、敵に回ると厄介だという理由だけで毒を盛られて殺されてしまった。 剣の道を極める──志半ばで死んでしまったアルベルトを不憫に思った女神は、アルベルトの望む能力をそのままに転生する権利を与えた。 アルベルトが望んだ能力はもちろん、剣術の能力。 転生した先で剣の道を極めることを心に誓ったアルベルトだったが──転生先は魔法が発展した、魔法師だらけの異世界だった! 剣術が廃れた世界で、剣術で最強を目指すアルベルト──改め、アル・ノワールの成り上がり物語。 ※アルファポリス、カクヨム、小説家になろうにて同時掲載しています。

オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい

広原琉璃
ファンタジー
「あの……ここって、異世界ですか?」 「え?」 「は?」 「いせかい……?」 異世界に行ったら、帰るまでが異世界転移です。 ある日、突然異世界へ転移させられてしまった、嵯峨崎 博人(さがさき ひろと)。 そこで出会ったのは、神でも王様でも魔王でもなく、一般通過な冒険者ご一行!? 異世界ファンタジーの "あるある" が通じない冒険譚。 時に笑って、時に喧嘩して、時に強敵(魔族)と戦いながら、仲間たちとの友情と成長の物語。 目的地は、すべての情報が集う場所『聖王都 エルフェル・ブルグ』 半年後までに主人公・ヒロトは、元の世界に戻る事が出来るのか。 そして、『顔の無い魔族』に狙われた彼らの運命は。 伝えたいのは、まだ出会わぬ誰かで、未来の自分。 信頼とは何か、言葉を交わすとは何か、これはそんなお話。 少しづつ積み重ねながら成長していく彼らの物語を、どうぞ最後までお楽しみください。 ==== ※お気に入り、感想がありましたら励みになります ※近況ボードに「ヒロトとミニドラゴン」編を連載中です。 ※ラスボスは最終的にざまぁ状態になります ※恋愛(馴れ初めレベル)は、外伝5となります

爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。

秋田ノ介
ファンタジー
  88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。  異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。  その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。  飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。  完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。  

大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います

町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

ゴミスキルと追放された【万物鑑定】の俺、実は最強でした。Sランクパーティが崩壊する頃、俺は伝説の仲間と辺境で幸せに暮らしています

黒崎隼人
ファンタジー
Sランク勇者パーティのお荷物扱いされ、「ゴミスキル」と罵られて追放された鑑定士のアッシュ。 失意の彼が覚醒させたのは、森羅万象を見通し未来さえも予知する超チートスキル【万物鑑定】だった! この力を使い、アッシュはエルフの少女や凄腕の鍛冶師、そして伝説の魔獣フェンリル(もふもふ)といった最強の仲間たちを集め、辺境の町を大発展させていく。 一方、彼を追放した勇者たちは、アッシュのサポートを失い、ダンジョンで全滅の危機に瀕していた――。 「今さら戻ってこい? お断りだ。俺はこっちで幸せにやってるから」 底辺から駆け上がる痛快逆転ファンタジー、ここに開幕!

処理中です...