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第六話 そして運命は回り出す
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午前中と午後は陽光が暖かい晴天だったが、夕方からは一転して暗色の雲が空を包み始めた。
徐々に風も強くなり、午後七時を過ぎた頃には完全に豪雨となった。
「痛えェ~、まだ背中がじくじくと痛えよ」
「自業自得だ。むしろ軽い打撲程度で済んだことに喜べ」
天馬と空也の二人は、学生寮の中にあった食堂で遅めの夕食を取っていた。
元は理科室だった部屋を改築して食堂にしたらしいが、木製の細長いテーブルに丸い椅子に座っていると小学生の理科の実験を少なからず思い出してしまう。
食堂には天馬と空也の他に十五人ほどの少年が食事を取っていた。
「そうガッカリするなよ」
注文した天ぷら蕎麦定食を食べていた天馬に、大盛りカレーライスを食べていた空也がニヤリと下卑た笑みを向けてきた。
「一体何のことだ?」
「とぼけるなよ。何で食堂に女子がいないのか気になってたんだろ?」
本当は食堂の内装を見渡していただけだったのだが、空也の濁った目には天馬が必死に女子を探している風に見えたらしい。
「残念ながら女子は別館に住んでるのさ。まあ行こうと思えば渡り廊下を渡ってすぐに行けるが、許可もなしに女子寮に足を踏み入れると恐ろしいことになるぞ」
硬く握った拳をテーブルに叩きつけ、空也が真剣な目で言った。
「俺も三度ほど挑戦したんだが、すべて木っ端微塵に玉砕した。なぜだと思う?」
台詞に拍車がかかってきた空也を正面に見据えたまま、天馬は無表情で箸を黙々と動かしていた。
空也の無駄な話は依然として続く。
「小見山渚。そう、正面玄関で出会ったあの凶暴な女のせいだ。はっきり言ってあの女が女子寮の寮長に抜擢されたせいで、俺たち男子生徒が夢の花園である女子寮に合法的に遊びに行くという行為が遮断されてしまった」
テーブルに叩きつけた拳をわなわなと震わせ、空也は歯をぎりりと軋ませている。
(こいつはさっきから何を口走ってるんだ?)
天馬は最後まで残していた海老の天ぷらを咀嚼しながら、目の前にいる男は真正のアホだと悟った。
正直、女子寮云々は天馬にとってどうでもよかった。
気になるのはただ一点。明日から始まる学校生活のことだけである。
普通の高校生活とは違い、授業の大半は専門的な分野を勉強する航空戦闘学校。
パイロットコースを志望した生徒ならば、専門知識の他に徹底的な体力強化の訓練を課せられることだろう。
それに予習してきた情報によれば、パイロットは強圧なGに耐えうるための特殊な訓練も行われるらしい。
不安でもあり楽しみでもある。それが今現在思っている率直な感想だった。
一方、天馬の考えとは裏腹に空也は淡々と独白を繰り返していた。
「信じられるか? ちょっとゲームでもして遊ぼうって言っただけでいきなり蹴りが飛んできたんだぜ。幸い大事には至らなかったが、あのときはさすがの俺も肝を冷やしたよ……ってちゃんと聞いてるのか?」
「ん? 何か言ったか?」
天ぷら定食を食べ終わった天馬は、トレーを持って席から立ち上がった。
「おい、どこへ行く? 俺の話はまだ終ってねえぞ」
「大体の話は分かった。せいぜい死なないように頑張れよ」
付き合ってられないとばかりに天馬は空になった食器を返そうとカウンターに向かって歩いていく。
そのとき、一人の生徒が息を切らせて食堂に飛び込んできた。
「きたきたきた! ついにクラス分けが発表されたぞ!」
その瞬間、食堂の中にいた生徒たちが一斉に立ち上がった。
食堂に飛び込んできた生徒に対して「本当か!」とか、「どこに発表された!」とか言い寄っていく。
食堂に飛び込んできた生徒が「寮長室隣の掲示板だ」と叫ぶと、途中だった食事を放り出して天馬と空也以外の全員が食堂から退室していった。
天馬は何が何だか分からずに呆然とその場に立ち尽くしていた。
たかがクラス分けが発表された程度でなぜそんなに目の色を変える必要があるのだろう。
「くくく、今日来たばかりのお前が不思議がるのも無理はない」
いつの間にか、気配を殺した空也が真後ろまで接近していた。
眼鏡もかけていないくせに人差し指で眼鏡を押し上げる行為をする。
「どうでもいいが、他人の思考を読んだような変な言い方は止めろ」
トレーをカウンターに返した天馬が空也に呟く。
「まあ、聞け。お前は知らないと思うが、今年新設された第168航空戦闘学校に入学した生徒は男女合わせて六十三人。そのうち男子生徒の割合は約七割。そして残り三割の女子生徒はほぼ全員がメディックコースを志望している」
空也はそこで言葉を一旦区切ると、人差し指を立てて「ここからが本題だ」と言った。
「本来ならばパイロット、メカニック、メディックコースを志望したそれぞれの生徒は同じクラスにはならないんだが、生徒数が少ないのと施設の都合で同じクラスに組み分けられることになったんだ。当然、分け方によって女子生徒の数が多いクラスと少ないクラスが出てくる。最悪、女子生徒の数が皆無だという恐ろしいクラスになる可能性だって否定できない。だから他の奴らは血走った目で結果発表を見に行ったのだ」
空也の説明を聞いて天馬は軽い頭痛に見舞われた。
「そんなくだらないことに神経を使ってどうするんだ」
これから高い技術と知識を習得しなければならない栄誉ある航空戦闘学校の学生が、たかが女子生徒の数に翻弄されるなんて愚の骨頂だ。
そんなことに無駄な神経と体力を使うぐらいなら、その分の情熱を訓練に費やせばいのに。
天馬は頭痛を鎮めるためにこめかみを押さえていると、空也がポン、と肩に手を置いてきた。
「そう堅いこと言うなよ。俺たちはまだ十五歳だぜ。異性に興味を持つのは男として当然だ……それに」
ふっと苦笑した空也は、その後一瞬だが悲しげな表情を浮かべた。
「全員が全員長生きできるとは限らないだろ? 俺たちパイロットコースの奴は特にだ。だからこそ、今だけでも青春を思う存分謳歌したいのさ。分かるだろ? お前にもさ」
天馬は肩に置かれていた手をそっと退かした。
「それは分かる……分かるが、俺には少し羽目を外しすぎているように見えるだけだ」
それだけ言うと、天馬は踵を返して歩き出した。
「何だよ、結局お前も見にいくんじゃねえか」
天馬は振り向かずに背中越しに言い放った。
「風呂だよ」
食堂を一人で出た天馬は、頼りなく輝いている蛍光灯の光を頭上に受けながら大浴場へと向かった。
歩くたびに木製の廊下がギシギシと鳴る。
その途中、天馬はちらりと窓ガラスを通して外を覗いた。
「今夜は嵐かな」
木々を大きく揺らしている強風は未だ止む様子はなく、無数の雨粒が窓ガラスを容赦なく叩き続けていた。
同時刻――。
荒れ狂う激しい豪雨は微塵も止む気配はなかった。
曇天の空には縦横無尽に走り回る稲光が輝く。
第168航空戦闘学校から数キロメートル離れた位置にあった海岸も凄まじいほど荒れ果てていた。
砂浜の砂は強風に煽られて中空に舞い上がり、人間の一人や二人簡単に飲み込むほどの高波が岩礁に激突する。
そして砂浜には座礁した船の破片や海水用具の一部から始まり、他の海域から流れてきた海水浴客が棄てたのだろうゴミなどが次々と漂着した。
キ……キキ……キキ……
しかし数メートル先さえも見えない暗がりの中、漂着物に混じって小さな鳴き声を上げる黒いモノが砂浜に漂着した。
砂浜に辿り着いてからも異様な鳴き声を発する黒いモノはモゾモゾと動くのみ。
移動速度は決して速くなく、言うなれば亀よりも少し速く移動する程度だろうか。
黒いモノは必死に足を動かして移動する。
だが、強風に煽られて思いどおりに移動することができない。
どこか怪我をしているのだろうか、黒いモノが移動してきた砂浜にはドス黒い血が点々と続いていた。
それでも黒いモノは必死になって移動していく。
上空から激しく身体を叩きつける雨にも負けず、やがて黒いモノは砂浜の近くにあった雑木林の中へと消えていった。
徐々に風も強くなり、午後七時を過ぎた頃には完全に豪雨となった。
「痛えェ~、まだ背中がじくじくと痛えよ」
「自業自得だ。むしろ軽い打撲程度で済んだことに喜べ」
天馬と空也の二人は、学生寮の中にあった食堂で遅めの夕食を取っていた。
元は理科室だった部屋を改築して食堂にしたらしいが、木製の細長いテーブルに丸い椅子に座っていると小学生の理科の実験を少なからず思い出してしまう。
食堂には天馬と空也の他に十五人ほどの少年が食事を取っていた。
「そうガッカリするなよ」
注文した天ぷら蕎麦定食を食べていた天馬に、大盛りカレーライスを食べていた空也がニヤリと下卑た笑みを向けてきた。
「一体何のことだ?」
「とぼけるなよ。何で食堂に女子がいないのか気になってたんだろ?」
本当は食堂の内装を見渡していただけだったのだが、空也の濁った目には天馬が必死に女子を探している風に見えたらしい。
「残念ながら女子は別館に住んでるのさ。まあ行こうと思えば渡り廊下を渡ってすぐに行けるが、許可もなしに女子寮に足を踏み入れると恐ろしいことになるぞ」
硬く握った拳をテーブルに叩きつけ、空也が真剣な目で言った。
「俺も三度ほど挑戦したんだが、すべて木っ端微塵に玉砕した。なぜだと思う?」
台詞に拍車がかかってきた空也を正面に見据えたまま、天馬は無表情で箸を黙々と動かしていた。
空也の無駄な話は依然として続く。
「小見山渚。そう、正面玄関で出会ったあの凶暴な女のせいだ。はっきり言ってあの女が女子寮の寮長に抜擢されたせいで、俺たち男子生徒が夢の花園である女子寮に合法的に遊びに行くという行為が遮断されてしまった」
テーブルに叩きつけた拳をわなわなと震わせ、空也は歯をぎりりと軋ませている。
(こいつはさっきから何を口走ってるんだ?)
天馬は最後まで残していた海老の天ぷらを咀嚼しながら、目の前にいる男は真正のアホだと悟った。
正直、女子寮云々は天馬にとってどうでもよかった。
気になるのはただ一点。明日から始まる学校生活のことだけである。
普通の高校生活とは違い、授業の大半は専門的な分野を勉強する航空戦闘学校。
パイロットコースを志望した生徒ならば、専門知識の他に徹底的な体力強化の訓練を課せられることだろう。
それに予習してきた情報によれば、パイロットは強圧なGに耐えうるための特殊な訓練も行われるらしい。
不安でもあり楽しみでもある。それが今現在思っている率直な感想だった。
一方、天馬の考えとは裏腹に空也は淡々と独白を繰り返していた。
「信じられるか? ちょっとゲームでもして遊ぼうって言っただけでいきなり蹴りが飛んできたんだぜ。幸い大事には至らなかったが、あのときはさすがの俺も肝を冷やしたよ……ってちゃんと聞いてるのか?」
「ん? 何か言ったか?」
天ぷら定食を食べ終わった天馬は、トレーを持って席から立ち上がった。
「おい、どこへ行く? 俺の話はまだ終ってねえぞ」
「大体の話は分かった。せいぜい死なないように頑張れよ」
付き合ってられないとばかりに天馬は空になった食器を返そうとカウンターに向かって歩いていく。
そのとき、一人の生徒が息を切らせて食堂に飛び込んできた。
「きたきたきた! ついにクラス分けが発表されたぞ!」
その瞬間、食堂の中にいた生徒たちが一斉に立ち上がった。
食堂に飛び込んできた生徒に対して「本当か!」とか、「どこに発表された!」とか言い寄っていく。
食堂に飛び込んできた生徒が「寮長室隣の掲示板だ」と叫ぶと、途中だった食事を放り出して天馬と空也以外の全員が食堂から退室していった。
天馬は何が何だか分からずに呆然とその場に立ち尽くしていた。
たかがクラス分けが発表された程度でなぜそんなに目の色を変える必要があるのだろう。
「くくく、今日来たばかりのお前が不思議がるのも無理はない」
いつの間にか、気配を殺した空也が真後ろまで接近していた。
眼鏡もかけていないくせに人差し指で眼鏡を押し上げる行為をする。
「どうでもいいが、他人の思考を読んだような変な言い方は止めろ」
トレーをカウンターに返した天馬が空也に呟く。
「まあ、聞け。お前は知らないと思うが、今年新設された第168航空戦闘学校に入学した生徒は男女合わせて六十三人。そのうち男子生徒の割合は約七割。そして残り三割の女子生徒はほぼ全員がメディックコースを志望している」
空也はそこで言葉を一旦区切ると、人差し指を立てて「ここからが本題だ」と言った。
「本来ならばパイロット、メカニック、メディックコースを志望したそれぞれの生徒は同じクラスにはならないんだが、生徒数が少ないのと施設の都合で同じクラスに組み分けられることになったんだ。当然、分け方によって女子生徒の数が多いクラスと少ないクラスが出てくる。最悪、女子生徒の数が皆無だという恐ろしいクラスになる可能性だって否定できない。だから他の奴らは血走った目で結果発表を見に行ったのだ」
空也の説明を聞いて天馬は軽い頭痛に見舞われた。
「そんなくだらないことに神経を使ってどうするんだ」
これから高い技術と知識を習得しなければならない栄誉ある航空戦闘学校の学生が、たかが女子生徒の数に翻弄されるなんて愚の骨頂だ。
そんなことに無駄な神経と体力を使うぐらいなら、その分の情熱を訓練に費やせばいのに。
天馬は頭痛を鎮めるためにこめかみを押さえていると、空也がポン、と肩に手を置いてきた。
「そう堅いこと言うなよ。俺たちはまだ十五歳だぜ。異性に興味を持つのは男として当然だ……それに」
ふっと苦笑した空也は、その後一瞬だが悲しげな表情を浮かべた。
「全員が全員長生きできるとは限らないだろ? 俺たちパイロットコースの奴は特にだ。だからこそ、今だけでも青春を思う存分謳歌したいのさ。分かるだろ? お前にもさ」
天馬は肩に置かれていた手をそっと退かした。
「それは分かる……分かるが、俺には少し羽目を外しすぎているように見えるだけだ」
それだけ言うと、天馬は踵を返して歩き出した。
「何だよ、結局お前も見にいくんじゃねえか」
天馬は振り向かずに背中越しに言い放った。
「風呂だよ」
食堂を一人で出た天馬は、頼りなく輝いている蛍光灯の光を頭上に受けながら大浴場へと向かった。
歩くたびに木製の廊下がギシギシと鳴る。
その途中、天馬はちらりと窓ガラスを通して外を覗いた。
「今夜は嵐かな」
木々を大きく揺らしている強風は未だ止む様子はなく、無数の雨粒が窓ガラスを容赦なく叩き続けていた。
同時刻――。
荒れ狂う激しい豪雨は微塵も止む気配はなかった。
曇天の空には縦横無尽に走り回る稲光が輝く。
第168航空戦闘学校から数キロメートル離れた位置にあった海岸も凄まじいほど荒れ果てていた。
砂浜の砂は強風に煽られて中空に舞い上がり、人間の一人や二人簡単に飲み込むほどの高波が岩礁に激突する。
そして砂浜には座礁した船の破片や海水用具の一部から始まり、他の海域から流れてきた海水浴客が棄てたのだろうゴミなどが次々と漂着した。
キ……キキ……キキ……
しかし数メートル先さえも見えない暗がりの中、漂着物に混じって小さな鳴き声を上げる黒いモノが砂浜に漂着した。
砂浜に辿り着いてからも異様な鳴き声を発する黒いモノはモゾモゾと動くのみ。
移動速度は決して速くなく、言うなれば亀よりも少し速く移動する程度だろうか。
黒いモノは必死に足を動かして移動する。
だが、強風に煽られて思いどおりに移動することができない。
どこか怪我をしているのだろうか、黒いモノが移動してきた砂浜にはドス黒い血が点々と続いていた。
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