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エピローグ やがてその少年は最強パイロットとなる
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当然のことながら、天馬の噂は瞬く間に学校中に広まった。
戦闘機を無断使用して翼竜に戦いを挑んだ無謀なパイロット。
当初こそ教官たちは事実を隠そうと努力奮闘したが、人間の口に戸は建てられない。
ましてや他の航空戦闘学校よりも閉鎖的な場所に設立された第168航空戦闘学校ではなおさらであった。
そして件の人物であった天馬は、戦闘機の無断使用という大罪を犯したにもかかわらず、1週間の寮内待機と放課後の格納庫兼整備工場の清掃という比較的軽い懲罰だけで済んだのは幸いだった。
本来ならば退学処分になってもおかしくないのだが、パイロットコースに所属する人間は他のコースの人間よりも優遇され、将来的にも航空自衛軍に入隊する意思を露にしている生徒には信じられないほど寛大であった。
そのため、滅多なことでは退学処分にはならない。
しかし、それでも飛行免許を取得していない生徒が戦闘機を教官の許可なく無断使用するなど言語道断である。
だからこそ天馬が行ったことは十分に退学処分に値する行為だったのだが、そんな天馬を救ったのは12ミリヴァルカン機関砲と連動されていたガンカメラだった。
空中戦のデータを効率よく採取するため練習機に搭載されていたガンカメラ。
それにに天馬が【第一種】の翼竜と激しい空中戦を繰り広げた様子がすべて克明に映っていたのである。
教官たちはこのガンカメラの映像を見るなり、天馬のパイロットとしての才能と技術に驚嘆した。
そして天馬の処分について検討する緊急会議が開かれ、多数の教官たちから天馬を退学にするのは将来的に大きな損失になると意見が飛び交ったという。
「白樺君」
天馬はふと閉じていた目蓋をゆっくりと開けた。
クラスメイトである向日葵が心配そうな顔で自分を見ろしている。
「よう、もう授業は終わったのか?」
「うん。今ちょうど昼休みになったとこだよ」
そう言うと向日葵は、芝生の上に寝そべっていた天馬の隣に座った。
天馬はちらりと横目で向日葵を見る。
3日振りに顔を合わす向日葵は、どこか焦燥感を乗り越えた節があった。
3日前――天馬が戦闘機を無断使用として【第一種】の翼竜と死闘を繰り広げたあの日、向日葵はなぜ海岸にいたのか理由を激しく問いただされた。
訊いたのは鹿取である。
あの日、航空自衛軍の飛行部隊が到着するまで時間稼ぎをしたF‐TⅠに搭乗していたのは鹿取であった。
鹿取は海岸付近の道路に機体を着陸させるなり、まず戦闘機を無断使用した天馬を殴りつけた。
そしてその後、放心していた向日葵になぜこの場所にいるのか理由を尋ねたのだが、その先は口元から流れた血を拭いながら天馬が答えた。
しばしの沈黙の後、向日葵が口を開く。
「ごめんね、白樺君。全部、あなたに責任を負わせるような真似をさせて」
「別に構わない。俺がしたくてしたことだ」
そう、天馬は鹿取たちに一切ミントのことは喋らなかった。
そして自分が戦闘機を無断使用したのは、翼竜に撃墜された父親の仇を討つために無我夢中で行動を起こしたと言い訳をしていた。
事実、天馬がパイロットコースを志望した理由はそのためだった。
航空戦闘学校のパイロットコースを卒業し、航空自衛軍の飛行部隊に入隊して翼竜と戦う。
だが、いくら父親の仇を討つためだと大義名分を掲げたところで、天馬は自分のしたことがどんなに愚かな行為だったかはよく分かっている。
それでもあのときは行動せざるを負えなかった。
もしも自分が戦闘機を無断使用した騒ぎを起こさなかったら、集合場所にいない向日葵の捜索に教官たちは駆り出されていたことだろう。
「本当に……本当にごめんね」
掠れた声とともに向日葵の目元から涙が伝う。
「泣かないでもいいだろ。俺はこうして寮内待機と格納庫の清掃だけで済んだし、お前だって担任の松崎から小言を言われただけだろ? ならそれでいいじゃないか」
とそこまで喋ったところで、天馬ははっと気づいた。
「まだミントのことを気にしてるのか?」
上体を起こしながら天馬が訊くと、向日葵はこくりと頷いた。
頬を伝う大粒の涙が顎先から芝生へと落ちていく。
「確かにお前の気持ちも分からないことはない……だが、翼竜は翼竜だ。決して人間とは共存できない。あれでよかったんだ」
向日葵は無言だった。
顔をうつむかせて肩を震わせている。
天馬は右手の人差し指と親指で目頭を押さえながら嘆息した。
自分は間違ったことは言っていない。
だが、正しいことも言っていない。
向日葵が世話をしていた翼竜の幼体は、将来的に危険な存在になる可能性が高い。
けれども世話をしていた向日葵からしてみれば、怪我をした子犬や子猫を看病していたことと同じだったのだろう。
実際、向日葵は必死になってミントの世話をしていたし、信じられないことにミントも向日葵に懐いていた。
もしかしてあのまま向日葵が世話を続けていたら、ミントは成体になったとしても人間を襲わなくなるのではないかと思うくらいに。
しかし、それも結局は何の根拠もないただの理想論に過ぎない。
翼竜以外の肉食動物にしたってそうだ。
生まれたときから世話をした虎の子どもが、大人になって凶暴な人食い虎と化した例も確かに存在している。
だから将来どうなるかなど、決して誰にも予想ができない。
向日葵はスカートのポケットからハンカチを取り出すと、目元から溢れてくる涙を拭った。
「そうだね。白樺君の言うとおりかもしれない」
涙を綺麗に拭った向日葵が顔を向けてくる。
「でも……やっぱり悲しいよ」
すると向日葵は天馬の肩に自分の頭を寄りかけてきた。
不意のことに天馬はビクッと身体を硬直させる。
「お、おい! 何を……」
慌てて天馬は向日葵を引き剥がそうと手を伸ばしたが、結局その手は虚空を摑んだに過ぎなかった。
「う……うううう……」
全身を震わせながら向日葵は再び大粒の涙を流した。
声を出さないように必死に堪えていたのだろうが、嗚咽にも似た悲痛な泣き声が口内から漏れ出している。
「雨野……ちょっとだけだぞ」
天馬は自分の肩にしがみつくようにして泣いている向日葵に優しく言うと、視線を向日葵から晴天の空に移した。
学生寮からしばらく歩いた場所にある川辺の芝生からは、遠くに見える市街地の様子と広大な大自然の風景と一体化した素晴らしい晴天の空が一望できる。
どこからか吹く心地よい風を感じながら、天馬は風に揺られている白い雲を眺めた。
「今は好きなだけ後悔して好きなだけ泣けばいいさ。でもな、俺たちはいずれ後悔すらもできなくなる……それはだけは覚えておいたほうがいい」
向日葵は返事をせずにすすり泣いていたが、天馬はそれでよいと思った。
自分たちにはまだ時間があった。
そして時間というものはよくも悪くも人間の気持ちに変化を与えてくれる。
天馬はふと目蓋を閉じて五感を研ぎ澄まさせた。
隣で泣いている向日葵の声に混じり、遠くの空から鳥の鳴き声が聞こえた。
その他にも川のせせらぎや虫の羽音も耳に届いてくる。
天馬は心中で固く誓った。
この豊かな自然や隣にいる向日葵のような人間たちを守るために生命を賭けようと。
そのとき、向日葵がぼそりと呟いた。
「……ありがとう、白樺君」
必死に搾り出したのだろう向日葵の感謝の言葉を聞き、天馬は目蓋を開けた。
そして、気恥ずかしそうに「ああ」と答えて向日葵の顔を見る。
涙を流し終えた向日葵の目は赤く腫れていたが、その表情はこの果てしない青空のようにいたく晴々としていた。
この数年後、1人の青年が航空自衛軍に入隊することになる。
青年の名前は白樺天馬。
第168航空戦闘学校のパイロットコースを首席で卒業し、のちの航空自衛軍の入隊テストでもトップの成績を叩き出した。
やがて天馬は航空自衛軍の特殊飛行部隊に入り、最強の戦闘パイロットとしてドラゴンこと翼竜たちと果てしない死闘を繰り広げることになる。
だが、それはまだ誰も知らない。
ただ、これからの日本の歴史だけが知っている。
〈了〉
戦闘機を無断使用して翼竜に戦いを挑んだ無謀なパイロット。
当初こそ教官たちは事実を隠そうと努力奮闘したが、人間の口に戸は建てられない。
ましてや他の航空戦闘学校よりも閉鎖的な場所に設立された第168航空戦闘学校ではなおさらであった。
そして件の人物であった天馬は、戦闘機の無断使用という大罪を犯したにもかかわらず、1週間の寮内待機と放課後の格納庫兼整備工場の清掃という比較的軽い懲罰だけで済んだのは幸いだった。
本来ならば退学処分になってもおかしくないのだが、パイロットコースに所属する人間は他のコースの人間よりも優遇され、将来的にも航空自衛軍に入隊する意思を露にしている生徒には信じられないほど寛大であった。
そのため、滅多なことでは退学処分にはならない。
しかし、それでも飛行免許を取得していない生徒が戦闘機を教官の許可なく無断使用するなど言語道断である。
だからこそ天馬が行ったことは十分に退学処分に値する行為だったのだが、そんな天馬を救ったのは12ミリヴァルカン機関砲と連動されていたガンカメラだった。
空中戦のデータを効率よく採取するため練習機に搭載されていたガンカメラ。
それにに天馬が【第一種】の翼竜と激しい空中戦を繰り広げた様子がすべて克明に映っていたのである。
教官たちはこのガンカメラの映像を見るなり、天馬のパイロットとしての才能と技術に驚嘆した。
そして天馬の処分について検討する緊急会議が開かれ、多数の教官たちから天馬を退学にするのは将来的に大きな損失になると意見が飛び交ったという。
「白樺君」
天馬はふと閉じていた目蓋をゆっくりと開けた。
クラスメイトである向日葵が心配そうな顔で自分を見ろしている。
「よう、もう授業は終わったのか?」
「うん。今ちょうど昼休みになったとこだよ」
そう言うと向日葵は、芝生の上に寝そべっていた天馬の隣に座った。
天馬はちらりと横目で向日葵を見る。
3日振りに顔を合わす向日葵は、どこか焦燥感を乗り越えた節があった。
3日前――天馬が戦闘機を無断使用として【第一種】の翼竜と死闘を繰り広げたあの日、向日葵はなぜ海岸にいたのか理由を激しく問いただされた。
訊いたのは鹿取である。
あの日、航空自衛軍の飛行部隊が到着するまで時間稼ぎをしたF‐TⅠに搭乗していたのは鹿取であった。
鹿取は海岸付近の道路に機体を着陸させるなり、まず戦闘機を無断使用した天馬を殴りつけた。
そしてその後、放心していた向日葵になぜこの場所にいるのか理由を尋ねたのだが、その先は口元から流れた血を拭いながら天馬が答えた。
しばしの沈黙の後、向日葵が口を開く。
「ごめんね、白樺君。全部、あなたに責任を負わせるような真似をさせて」
「別に構わない。俺がしたくてしたことだ」
そう、天馬は鹿取たちに一切ミントのことは喋らなかった。
そして自分が戦闘機を無断使用したのは、翼竜に撃墜された父親の仇を討つために無我夢中で行動を起こしたと言い訳をしていた。
事実、天馬がパイロットコースを志望した理由はそのためだった。
航空戦闘学校のパイロットコースを卒業し、航空自衛軍の飛行部隊に入隊して翼竜と戦う。
だが、いくら父親の仇を討つためだと大義名分を掲げたところで、天馬は自分のしたことがどんなに愚かな行為だったかはよく分かっている。
それでもあのときは行動せざるを負えなかった。
もしも自分が戦闘機を無断使用した騒ぎを起こさなかったら、集合場所にいない向日葵の捜索に教官たちは駆り出されていたことだろう。
「本当に……本当にごめんね」
掠れた声とともに向日葵の目元から涙が伝う。
「泣かないでもいいだろ。俺はこうして寮内待機と格納庫の清掃だけで済んだし、お前だって担任の松崎から小言を言われただけだろ? ならそれでいいじゃないか」
とそこまで喋ったところで、天馬ははっと気づいた。
「まだミントのことを気にしてるのか?」
上体を起こしながら天馬が訊くと、向日葵はこくりと頷いた。
頬を伝う大粒の涙が顎先から芝生へと落ちていく。
「確かにお前の気持ちも分からないことはない……だが、翼竜は翼竜だ。決して人間とは共存できない。あれでよかったんだ」
向日葵は無言だった。
顔をうつむかせて肩を震わせている。
天馬は右手の人差し指と親指で目頭を押さえながら嘆息した。
自分は間違ったことは言っていない。
だが、正しいことも言っていない。
向日葵が世話をしていた翼竜の幼体は、将来的に危険な存在になる可能性が高い。
けれども世話をしていた向日葵からしてみれば、怪我をした子犬や子猫を看病していたことと同じだったのだろう。
実際、向日葵は必死になってミントの世話をしていたし、信じられないことにミントも向日葵に懐いていた。
もしかしてあのまま向日葵が世話を続けていたら、ミントは成体になったとしても人間を襲わなくなるのではないかと思うくらいに。
しかし、それも結局は何の根拠もないただの理想論に過ぎない。
翼竜以外の肉食動物にしたってそうだ。
生まれたときから世話をした虎の子どもが、大人になって凶暴な人食い虎と化した例も確かに存在している。
だから将来どうなるかなど、決して誰にも予想ができない。
向日葵はスカートのポケットからハンカチを取り出すと、目元から溢れてくる涙を拭った。
「そうだね。白樺君の言うとおりかもしれない」
涙を綺麗に拭った向日葵が顔を向けてくる。
「でも……やっぱり悲しいよ」
すると向日葵は天馬の肩に自分の頭を寄りかけてきた。
不意のことに天馬はビクッと身体を硬直させる。
「お、おい! 何を……」
慌てて天馬は向日葵を引き剥がそうと手を伸ばしたが、結局その手は虚空を摑んだに過ぎなかった。
「う……うううう……」
全身を震わせながら向日葵は再び大粒の涙を流した。
声を出さないように必死に堪えていたのだろうが、嗚咽にも似た悲痛な泣き声が口内から漏れ出している。
「雨野……ちょっとだけだぞ」
天馬は自分の肩にしがみつくようにして泣いている向日葵に優しく言うと、視線を向日葵から晴天の空に移した。
学生寮からしばらく歩いた場所にある川辺の芝生からは、遠くに見える市街地の様子と広大な大自然の風景と一体化した素晴らしい晴天の空が一望できる。
どこからか吹く心地よい風を感じながら、天馬は風に揺られている白い雲を眺めた。
「今は好きなだけ後悔して好きなだけ泣けばいいさ。でもな、俺たちはいずれ後悔すらもできなくなる……それはだけは覚えておいたほうがいい」
向日葵は返事をせずにすすり泣いていたが、天馬はそれでよいと思った。
自分たちにはまだ時間があった。
そして時間というものはよくも悪くも人間の気持ちに変化を与えてくれる。
天馬はふと目蓋を閉じて五感を研ぎ澄まさせた。
隣で泣いている向日葵の声に混じり、遠くの空から鳥の鳴き声が聞こえた。
その他にも川のせせらぎや虫の羽音も耳に届いてくる。
天馬は心中で固く誓った。
この豊かな自然や隣にいる向日葵のような人間たちを守るために生命を賭けようと。
そのとき、向日葵がぼそりと呟いた。
「……ありがとう、白樺君」
必死に搾り出したのだろう向日葵の感謝の言葉を聞き、天馬は目蓋を開けた。
そして、気恥ずかしそうに「ああ」と答えて向日葵の顔を見る。
涙を流し終えた向日葵の目は赤く腫れていたが、その表情はこの果てしない青空のようにいたく晴々としていた。
この数年後、1人の青年が航空自衛軍に入隊することになる。
青年の名前は白樺天馬。
第168航空戦闘学校のパイロットコースを首席で卒業し、のちの航空自衛軍の入隊テストでもトップの成績を叩き出した。
やがて天馬は航空自衛軍の特殊飛行部隊に入り、最強の戦闘パイロットとしてドラゴンこと翼竜たちと果てしない死闘を繰り広げることになる。
だが、それはまだ誰も知らない。
ただ、これからの日本の歴史だけが知っている。
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