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 おまけエピソード

 4章までのまとめ

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 情報が増えてきましたので、整理しておきます。

(目次)
1.メインキャラについて
2.新キャラについて
3.魔法に関する知識ついて
4.魔女法について
5.種族について
---

1.メインキャラについて

ケンジ
種族: 人間
レベル 87
HP 313/313
MP 160/160

<近況>
春先の谷でマリエーヌを助けることに成功した。
彼女に優しくされて喜んでいるが、自分をうまく扱うための計算なんじゃないかとも思っている。
彼女が魔女である以上、結ばれたとしても一緒に暮らせない(4.魔女法についてを参照)。
地球に戻るまでの付き合いだと自分に言い聞かせてはいるが、最近のマリエーヌがとくに可愛過ぎるのでなんとも言えない。

サキュバスCとの戦闘時に、ファイアボールとアイスボールを同時に放てることが分かった。
サキュバスCに勝利したので、実はレベルアップしている(レベル86→87)。



マリエーヌ
種族: 魔女
特性: ステータス異常無効
レベル 822
HP 3006/3006
MP 6845/6845

<最近明らかになったこと>
幼い頃に魔王に里を滅ぼされて、別の里に引っ越した。
その後、サンビュルーリカの魔女学校に合格し、サンビュルーリカに移った(16歳のとき)。
入学初日、クラスメイトのディストーマにレイプされそうになった。
当然ディストーマを憎んでいたが、現在どう思っているかは不明。
学生時代はミルフィーヌにその才能を認められ、彼女から魔法、体術、勉強、男の操り方、処世術などを学んでいた。
自分の里を滅ぼした魔王に復讐することと、パートナー探しを旅の目的としている。
魔王への復讐が完了したら、ケンジを地球に戻す協力をすることになっている。
5年前は、子供をたくさんつくって自分の里をつくることを目的としていた(現在は不明)。

春先の谷でのブルー戦では、回復系の魔法を使えないことが分かった。
また、【混合魔法】を使用できることが明らかになった。
二つの攻撃魔法を組み合わせて新たな魔法を生み出している。
単独で攻撃魔法を使うより遥かに強力だが、消費MPは高く、使用回数は限られている。

<使用した混合魔法>
【ブレイズウォール】
(ファイアウォール+ウィンドウォール)
ファイアウォールに酸素を効率的に取り入れて、青い炎にする。
青い炎は赤い炎より高温なので威力が増す。
マリエーヌはカウンター狙いの魔法として使用している。

【サイクロンボール】
(サンダーボール+ウィンドボール)
サンダーボールを風で激しく回転させ、威力を増加させる。
激しく回転しているため、変化球のように進行方向が曲がるので避けづらい。
マリエーヌは複数個同時に放ち、もはや回避不可能な先制攻撃用の魔法に仕上げている(ブルー戦では追撃用に使ったが)。

【メテオボール】
(アースボール+ファイアボール)
炎でアースボールを芯まで加熱し、灼熱の岩の塊を作り出す。
マリエーヌは大きな岩の塊を発生させ、敵にトドメを刺すための大技にしている。

戦闘で深手を負わされたため、ブルーのことが嫌い。
ブルーに勝利したので、レベルアップしている(821→822)。



エリィ
<近況>
現在、魔界へ出張中。

<新たに使用した魔法>
【バリアント】
エリィのバリアントは守備範囲が広い。
彼女は膨大な魔力をもち、バリアを緻密にコントロールすることは苦手である。
戦闘時に用いるというよりは、城を留守にするときの防御壁として用いている。
このバリアは、エリィと同種の魔力をもつ『サキュバス』、そして自分の魔力を分け与えた(魔法カーズをかけた)『エリィの専属奴隷』には効果がないという特性をもっている。
そのため、ブルーや他のサキュバス達、ケンジもバリアを自由に通過できる。
この特性はエリィが苦労して付与した。

【テンイスルー】
魔界や天界など、異世界に転移できる効力をもつ。
使える者は上位の悪魔や天使であり、あまり知られている魔法ではない。
術者自身が一度行ったことのある(異世界の)場所にしか行けない。
したがって、魔界から地上に戻って来ることも可能。
しかし、イドウスルーのように同じ世界の場所を移動することは不可能である。
ちなみに、異世界間を転移する場合、普通は魔法使いの村でケンジが召喚されたように、魔法陣を用いて手間暇かけて転移する。
魔界生まれのエリィはこの手法で一度地上に来たので、魔界と地上を自由に行き来できる。



ブルー
<新情報>
精液を搾取すると体力が回復する。
痛みに鈍感で、なかなか倒れないタフさをもつ。
痛みに鈍感がゆえに他人に対して残酷になれる。
戦闘中に追い込まれると怒り狂って口調が荒くなる一面がある。
現在、ミルフィーヌの魔法によって、かなり強めに誘惑されている。
しかし、自分がエリィの部下であることはしっかりと覚えている。
マリエーヌ戦では魔法でズタボロにされたので、彼女のことは大嫌い。



2.新キャラについて

ミルフィーヌ
種族: 魔女
特性: HP&MP自動回復
レベル: 606
HP 1707/1707
MP 5052/5052

【外見・特徴】
赤い着物を身にまとい、オシャレな感じの草履ぞうりを履いている。
声は少々低めな方で、喋り方は淡々としている。
犬顔でクリクリっとした大きな瞳をもつが、全てを見透かしたような、ちょっと冷たい視線である。
化粧品のモデルのようなセレブ感が出ているメイク。
どちらかと言えば色白だが、マリエーヌと同様、健康的に見える。
体つきはマリエーヌよりは華奢きゃしゃだが、胸はEカップ。
身長165cm。
髪の毛は黒のストレートで、長さはショートとセミロングの間で、ミディアム。
下唇のすぐ下に小さなホクロがある。
文武両道、才色兼備。

【背景】
サンビュルーリカ出身。
魔女学校入学時は他の追随を許さない圧倒的な存在だったが、卒業時にはマリエーヌに抜かれている。
入学初日からマリエーヌの才能に着目し、教育した。
魔女の里の発展のため、サンビュルーリカで成り上がろうとしている。
ケンジいわく、意識高い系。

【戦闘】
冷静に状況を把握して合理的な作戦を立ててから戦う。
自分で戦っても当然強いが、仲間に任せて自分はサポートに回ることが多い。
全く性質の異なる魔法を二つ同時に放つことができる。
実は、戦闘中だろうとHPもMPも回復し続ける特性をもっているため、持久戦に強い。
回復し続けているので、補助魔法の反動もほぼない。

【これまでに使用した魔法】
ヒールレイン
バイバイアタック
バイバイディフェンス
バイバイスピード
バイバイマジック
(もちろん攻撃魔法も使える)

ダブル
トリプル
 ↑自分の分身を生み出せる。ケンジの助言で他人の分身もつくれる可能性があることに気づき、現在ブルーで検討中。

誘惑魔法(?)も使えるらしいが、今のところ詳細は不明である。



アバンギャルド
種族: 魔女
クラスメイトを威圧と暴力で支配する。
サンビュルーリカ出身。

<戦闘スタイル>
防御魔法【バリアント】を得意とする。
エリィと違い、バリアの制御が得意なので、戦闘中に小さなバリアを発生させて防御に使うことができる。
入学時は1対1でマリエーヌを倒すほどの戦闘技術をもっていた。



アリス
種族: 魔女
マリエーヌたちのクラスメイト。
他里出身。
入学当日にアバンギャルドに負けて、奴隷にされてしまった。



ディストーマ(謎の男)
種族: 魔女(♂)
レベル 341
HP 905/905
MP 1659/1659

【外見】
フード付きの黒いマントを身につけている。
顔は口元しか見えない。
身長は170cm弱。

【背景】
学生時代からマリエーヌに恨みをもち、復讐するためにケンジを洗脳しようとしたが失敗した。
サンビュルーリカの儀式を受けているので、現在もマリエーヌやミルフィーヌ、アバンギャルドを攻撃することはできない。
そのため、ケンジを洗脳して代わりに復讐してもらおうとした。
現在は別の手段を考えているらしい。
他人の話を聞かず、マイペースな性格。
サンビュルーリカの儀式の説明もあまり聞いておらず、入学初日、アバンギャルドに戦線布告をしてしまい痛い目にあった。
他里出身。
専用魔法は時空魔法。
トランスタイムは膨大な魔力を消費する。

【これまでに使用した魔法】
テレポス
イドウスルー
トランスタイム



ザッシ
種族: 龍族
レベル: 335
HP 1455/1455
MP 102/102

【特徴】
ミルフィーヌの仲間。
恐竜のようなゴツゴツした尻尾が生えている、龍族。
髪の毛は短髪で黒く、肌は日焼け気味。
整った顔立ちのイケメン。
年齢はケンジと同じぐらいで、20代後半。
槍を武器にしており、ジャンプ力が高い。
軽装の鎧を装備しており、筋肉質。
身長は180センチ近くあり、自分の身長ぐらいある長い槍を装備している。
槍は刃の部分が金属で、持つところは木製。
基本的に元気が良く、声が大きくて荒々しい。



プロトン
種族: アヒラメ族
レベル: 215
HP 1109/1109
MP 16/16

【特徴】
ミルフィーヌの仲間。
アヒラメ族であり、長い舌をもつ。
赤髪の短髪で、少々色白。
身長175センチ。
年齢はケンジより年下で20代中盤だが、落ち着いた性格である。
軽装の鎧を装備しており、筋肉質。
格闘技が得意。
口から射精し、戦いを援護することもある。



ストマイド
種族: 魔女(♂)

【特徴】
サンビュルーリカ魔女学校の先生。
他里出身。
時空魔法の講義を担当している(専用魔法は時空魔法)。
ケンジいわく、年齢は40歳前後。
男で先生になるのはレアケースであり、優秀なので人気がある。
マリエーヌのことを特別扱いしており、自分の研究室に誘っていた。
ケンジ的には露骨な特別扱いは教育的にナンセンス。



先輩
種族: 魔女(♂)
マリエーヌやミルフィーヌの一つ上の学年(特進クラス)。
サンビュルーリカ出身。
クラスの魔女にムゴい仕打ちを受けており、ミルフィーヌに助けてもらうために彼女の奴隷になった。



3.魔法に関する知識ついて

【専用魔法】
魔女の里の男[魔女(♂)]が使う魔法の系統のこと。
攻撃魔法のみ使用可能、回復魔法のみ使用可能……など。
攻撃魔法の場合、「炎系のみ使用可能」など、一属性の場合が多い。

【形態変化】
攻撃魔法の形を変える技術
例: マリエーヌのウインドウォール……東の大陸の砂浜に穴を開けた時とエンダークの舌を切った時とでは全く違う形にしていた。

【規模調節】
魔法の規模を調節する技術
例: マリエーヌのアイスボール……コロシアムの魔法剣士戦と飛空艇から落下した時とで、サイズを大きく変えていた。

【魔法操作】
放った魔法の進路を自在に操る技術
例1: マリエーヌ対ケンジ……コロシアムでファイアボールの進行方向を曲げていた。
例2: 飛空艇落下時……マリエーヌはアイスボールを操り、東の大陸に到着した。

【補助魔法】
ステータスを一時的に増加させる。
元に戻ると反動がある。
例えば、バイバイスピードを使用した後では、足が疲れ過ぎてプルプルする。
この魔法によるステータス値の増加は、アンチマジックをかけられても解除されない。

【時空魔法】
時や空間を操る魔法。
空間を瞬間移動するテレポス、非常に広範囲な空間移動を可能にするイドウスルー、対象者の時を止めるタイムストップ、過去に戻れるトランスタイムなどが存在している。
テンイスルーも時空魔法だが、異世界を行き来できるので召喚魔法に分類する人もいる。

【召喚魔法】
異世界から生物を呼び出す魔法。
神とか精霊とか悪魔とかを呼び出す他、人間や魔族も呼び出すことが可能である。
魔界から戦いを有利に進めてくれる生物を召喚するのが一般的。
召喚された目的が果たされる、もしくは召喚士が死ぬことにより、召喚された者が元の世界に戻される。



4.魔女法について

【部分魔女法】里の長によって決定される、その里ごとに定められた法
【全体魔女法】全ての魔女の里に適用される法

里の長は、『魔女王』と呼ばれる。
全体魔女法は、サンビュルーリカの魔女王が決める。

<サンビュルーリカの部分魔女法>

『サンビュルーリカで暮らす男は、次の効果をもつ儀式を受けることを義務とする。サンビュルーリカで暮らしたことのある魔女への物理攻撃および魔法攻撃の無効化。この効果は生涯続くものとする』

 ↑攻撃魔法だけではなく、ステータスに異常をもたらす魔法[毒・マヒ・眠り(←まだ登場していません)、時間停止(←タイムストップによる)など]も無効化される。
回復魔法は無効化されない。

『ただし、本里の職務によってはその儀式を解除することがある。その職業とは、魔女学校の教員および魔女隊である。魔女隊とは、王の命令によって戦闘を行う者達のことである』

 ↑魔女隊は城の護衛や戦争を仕事としている。


<全体魔女法>

『魔女は、魔女学校を卒業後、魔女の里の外に出て繁殖のためのパートナー(配偶者)を最低一人は見つけなくてはならない。妊娠中に魔女の里に帰り、出産すること。ただし、そのパートナーは里内に連れて帰ってきてはいけない』

 ↑パートナーを里内に連れて帰ってきてはいけないというのは、パートナーが魔女を超え得る強さをもっていた場合、魔女たちの対抗勢力になる可能性があるためである。
ケンジがマリエーヌとくっついたとしても、別居することになる。

『魔女は出産後、里の職に就くこと。ただし、新たにパートナーを見つける場合は里外に出て良い。ただし、同じパートナーを選んではいけない』

 ↑最終的に、魔女はみんな里に戻って働かなくてはならない。
色々なパートナーを選ばなくてはいけないのは、色々なタイプの魔女を産んで強国にするため。

『里の男は、魔女をパートナーにすることが可能である。ただし、パートナーにできる人数は一人に限る。パートナーが見つからない場合にのみ、魔女の里の外に出て生活しても良い。ただし、魔女王の招集には応じる義務がある』

 ↑魔女(♂)は、魔女(♀)をパートナーにすることができる。
誰とも結ばれなければ里の外(人間や魔人のところ)に出て行っても良い。
ただし、大規模な建築や食料の生産、戦争など、人手が欲しい時は召集がかかる。

『魔女が魔女の里の外から人を呼び、共に生活を営む場合、外から来た者を奴隷化しなくてはならない』

 ↑奴隷化する権利は魔女(♀)だけに与えられている。
ケンジがマリエーヌとずっと一緒にいることを望むならば、里の中で奴隷として暮らすことになる。
この場合、マリエーヌは別の男と子供をつくることになる。

『研究目的の生物の場合は、この限りではないが無力化すること』

 ↑研究目的の生物を里に持ち込む場合は、奴隷にしなくても良い。
ブルー(の分身)を研究目的で里の中に入れることも可能である。
客人として迎えたい場合も里の中に入れて問題ない。
例えば、ケンジやザッシ、プロトンも客人として一時的に入ることができるが、里側の審査を通過しなくてはならない。



5.種族について

人間……地上の至る所にいる。戦闘力は低い。

魔女……北の大陸に里がある。
ちなみに、魔女から生まれてくる男女比は女性:男=95:5ぐらい。
人間や魔人からの評判はあまり良くない。
魔女の里の発展のために(出産するために)、人間や魔人の男を利用していることが大きな要因である。

龍族……金色の谷に生息している。
ザッシも龍族。

魔族[魔人、魔物(モンスター)]……地上の至る所にいる。 
アヒラメ族も魔人。

悪魔(サキュバス、etc.)……サキュバスは魔界にいるが、エリィの一派は珍しく、地上にいる。
エリィが魔界のしがらみを面倒に思っているため。

 他にも、エルフ、神、精霊などが存在する。
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