13 / 65
13-相談
しおりを挟む「あ、あのさ……実はそのことで一つ相談があるんだけど……」
「うんっ。どうしたの?」
中山さんの屈託のない笑みに心がズキズキと痛むが、俺は意を決し、日中起きた出来事について相談する。
「あのスピーチを見ていたっていう先輩達から、新歓コンパの誘いを受けたんだ。
とはいっても他校のサークルらしいし、最初は彼女との約束があるからって断ったんだけど、そしたら二人共、人前で泣き始めちゃって……先輩との約束がどうとか、人が足りないだとか……
なんとかなだめようとして、彼女が良いって言うなら行ってもいいって答えちゃったんだ」
「もちろん良いよっ! 私のことを話してくれたのもすっごく嬉しいし、困ってる人達の頼みだから断れなかったんだよね?
満保君のそういう優しいところ、大好きだよっ」
意外にもすんなり了承を受け、肩透かしを食らう。自分が変に身構えてただけなのかもしれない。
よくよく考えれば、単に新歓コンパに誘われただけだ。特に深く考える必要もなかったか。
中山さんの笑顔に気が楽になっていると―――
「でもその先輩達―――きっと可愛い人達だったんでしょっ」
「うっ……」
どうやら鼻の下を伸ばしていたこともお見通しのようだ。
「で、でも中山さんの方がずっと可愛いしっ! あんな見るからに軽そうな見た目の人達になんか興味ないよ!」
俺は必死に弁明するが、中山さんはじとりとした目で俺を見ながら、ニヤニヤと口角を上げる。
「ていうことは、私より可愛い子だったら興味あるんだねぇ~。
それにそんなに派手な見た目の人達に誘われて、了承しちゃったんだぁ」
「い、いやいやいやいや! 中山さんより可愛い子なんていないから!
それに話を受けたのは泣いちゃったから仕方なくでっ……! も、もちろん中山さんがダメって言うなら断るつもりだったよ!
他校の新歓コンパなんて、ぜ、全~然興味なんてなかったしぃっ!」
俺があたふたと言い訳を述べると、中山さんはクスクスと笑いを堪えた。
「ふふっ、満保君の反応が面白いから、ちょっぴりからかっちゃった。ごめんね意地悪して。怒ってなんかないよ。
私のことは気にせず参加してあげて、満保君っ」
中山さんがぺろりと舌を出し、俺は苦笑いを浮かべた。
「―――あ、でも……も、もし帰りが遅くなったり、女の子と、お、お泊りとかになっちゃったら……そ、その……帰ったら、埋め合わせして欲しいなぁ」
「も、もちろん、すっ―――あっ、いや、しないしないっ! 絶対そんなことしないから!
まっすぐ帰って中山さんとセックスしまくるっ!」
またもやじとりと見られ、俺は誠心誠意約束を誓った。
「それじゃあ、この後もまた……いっぱいエッチしてくれる?」
「え、あ、も、もちろんいいけどっ、大丈夫なの?」
「うんっ、まだこんな時間だし、体も元気だよっ!
それに今度は私が満保君をいっぱい気持ちよくしてあげたいのっ!」
『ガバッ』
「うっ、うわっ―――」
元気いっぱいエロエロモードな中山さんに飛びつかれ、俺達はなし崩しに数十回戦目のセックスへと突入した―――
翌日―――俺は大学での履修登録に関する説明会を受けた後、家に帰って再び中山さんとの情事に耽っていた。
朝起きた時も中山さんはおはようの挨拶もそこそこに、朝勃ち中のチンポにしゃぶりつき、朝の身支度中も、朝食中も、常にセックスを求められた。
「満保くぅん、オマンコ舐めてぇ?」
俺がトイレに入る時は俺の顔にマンコを押し付けクンニを催促し、また中山さんがトイレに入る時はチンポごと引っ張られ、放尿中にしゃぶり倒された。
もはや家の中では常にノーパンスカート状態で俺のチンポを求め、俺にはチンポをズボンに仕舞うことすら禁止されてしまった。
流石にこの状態で時間のコピーやタイムリープを繰り返していては永遠に時間が進まないため、日中に中山さんとエロいことをする時は基本的にアプリを使わないことに決めた。
その代わり夜は毎日限界までコピーとタイムリープを繰り返して、中山さんを滅茶苦茶にしてあげるつもりだ。
セックスが日常に溶け込む程のエロ一色となってしまったが、喜び以外の何物でもないため、特に気にしていない。
テレビを見ていても、飯を食っていても、常に中山さんが俺のチンポを握り、しゃぶり、胸に挟み、上に跨がる姿がたまらなく愛おしい。
そんな快楽オンリーのハッピータイムを満喫していると、とうとう約束の時間が近付いてきた。
~~~
日中―――
「ほんとーーー!? 嬉しいーーー! それじゃあ待ち合わせは○○駅の前で、18時でいいかな!?
楽しみに待ってるから、ぜったい、ぜーーーったいに来てね!?」
大学の用事を終えた後、例のギャルに参加出来ることを電話で伝えると、大声で喜んだ。
電話越しながら、金髪ギャルの浮かれっぷりが嫌というほど伝わってくる。
場所は駅近くの居酒屋ということだったので、一応中山さんにも伝え、了承の再確認を取った。
もちろん中山さんは二つ返事でOKしてくれたが、その時に「今日は帰って来ないかもしれないから」と、待ち合わせの時間まで快感増幅セックスを求められた。
~~~
そして今に至る。
「あぁぁぁあん! もっとぉ!! もっとしてぇええーーーーー!」
『パンッパンパンッパンッ』
俺は絶対に帰ると念押ししたが、どっちにしろ俺の金玉を空っぽにするまでやめないそうだ。
それも嫉妬心ゆえの行動だと思うと、可愛いすぎるったらありゃしない。なんてエロい浮気防止策なんだ。
俺は中山さんの求めに応じ、快感を4倍に増やして精液を大量に放出した―――
待ち合わせ時間の5分前となり、俺は約束の場所でぼーっと立っていた。
興味ないとは言ったものの、生まれて初めて参加するリア充大学生の新歓コンパだ。一応この時代の流行に合わせ、ブランド物で薄めのテイラードジャケットを羽織り、下にはピチっとしたスラックスを履き、腕には高級時計を付け、軽く腕まくりをすることで鍛えられた腕と時計をアピールするという、それなりにキメ込んだファッションで身を取り繕った。
すると程なくして、遠くから例の二人がこちらに向かって手を振りながら歩いてきた。
「わーっ、本当に来てくれたんだー東大生君っ!」
「うわぁ~私服もオシャレで筋肉質~! ひょっとして待たせちゃったかなぁ~?」
「ありがとうございます。全然大丈夫ですよ、今来たばかりです」
早速俺のファッションについて世辞めいた言葉を言われたが、軽く流して笑顔を振りまく。これもやり直した人生で培った俺のコミュニケーション能力だ。というより―――
いや、人のファッションにどうこう言う見た目じゃないだろこの二人……
見れば金髪の方は相も変わらずピアスの付いたへそを丸出しにして、ピッチピチのショーパンを履いている。かたやピンクの方はシースルーの下に見せブラがチラ付き、ミニスカートからこれまた見せパンが見え隠れしていた。
流石に私服まで先輩に強制されているとは思えないため、勧誘の際のコスチュームも二人の趣味なのではと、思わず勘ぐってしまう。
「さっ、いこいこっ」
俺の疑いに満ちた目線も構うことなく、二人は俺の両脇に腕を取って店の方向へとグイグイ進んでいった―――
1
あなたにおすすめの小説
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる