14 / 31
こまっちゃう俺と、男の子同士のドキドキ
しおりを挟む
「んんっ!こまりますっ!」
俺は、ぎゅっとされたまま、雅孝の背中をポコポコっと叩いた。あ、痛くない程度に、かる~くね。
「うん。」
困りますって言ってるのに、雅孝は、どこか嬉しそうに、愛おしそうに抱きしめたまま動かない。
「お嫁さんって、何言ってんだよ。俺たち男の子でしょ?俺がベータだったらどうするの?男の人とは、結婚できないでしょ?」
「…オメガだよ。」
はっ?エッ?ちょっと待って、なんで知ってるの?
だって、内緒にしてたよね、俺がオメガだってこと。
屈強さんたちも、雅孝には言わないって言ってくれてたもん!
「どうしてっ?ベータのほうが世の中には沢山いるんだから、ベータかもしれないだろ?」
「オメガだよ。…僕の、オメガだ。」
確信した声で、雅孝が言う。まっすぐ強い視線でみつめて、俺のおでこに、それはそれは愛おしそうにキスをした。…こんなの、こんなの、友達のキスじゃない。
「どうしてっ…わかるのぉ…っ?」
「わかるよ。間違えたりしない。」
どうして、そんなことがわかるんだよ。わかるわけないじゃん。俺たちはまだ子供で、フェロモンも出てないんだから。
悔しい。がんばってオメガの事を隠してたこととか、無駄だって言われてるみたいで。…俺は、雅孝がアルファだって気が付いてなかったのに。
それに、俺はお嫁さんが欲しいんだぞ。アルファの雅孝に、自分のオメガだって、お嫁さんにしたいって言われるのは困ります。
「雅孝坊ちゃま、みつき様。込み入ったお話の続きは、どうぞお車の中で。ここでは人の耳がございますし、お時間も迫っておりますよ」
「ああ、そうだな」
その時、運転手さんがそっと車に誘導してくれた。
たしかに、誰がいるかわからないところで、バースのお話はまずいよね。有名人の雅孝はほら、スキャンダルとかになっちゃうかもしれないし。
俺たちは、素直に後部座席に座り、車を出してもらった。
でもいつもと違うのは、雅孝がぎゅっと手をつないでくる事。見つめる瞳に、どうしようもなく甘さが滲んでいる事。
「みつき。僕のお嫁さんになってって言われて、どうして困っちゃうのか、言ってごらん?」
「んっと…。俺、大きくなったらお嫁さんが欲しいって思ってて…俺たち、結婚できるっていっても、男の子同士だし…」
どうしよう。雅孝はいつもこういう話し方をするけど、やっぱりいつもと違うように感じちゃう。
いつもなんて、もっとくっついたり、ほっぺにちゅっちゅしてたんだよ?…親友だと思われてると信じていたとはいえ、どうしてそんな大胆な事に耐えられていたのか、わからない。
俺、どんな顔してキスされてた?
手をつなぐことなんて、今までだって普通にしてた。ドキドキなんて、したことがなかった。なのに…雅孝の温かい手に握りこまれている手が…くすぐったい。心臓が、壊れちゃいそう。
「そう…好きな女の子はいる?たとえば、さっき可愛いって言ってた、あのスポンサーのお嬢さんみたいなのが好みのタイプ?」
「ううん!好きな女の子はいないよ。…学校の女の子たちとは、どうしてだかあんまり仲良くなれなくて。睨んでくる子や無視したり、嫌がらせする子…挨拶してくれる子もいるけど、あんまり沢山お話ししてくれないんだ…」
しょんぼりと女の子とのご縁がないことを白状すると、雅孝はちょっと口の端を釣り上げた。
「…だろうねえ。一部の反抗的な子たちは気になるけど、みんな空気の読める、協力的な子たちで助かるよ。…ねえ、みつき」
「はえ?」
なにか、低い声でぼそぼそっとつぶやいた雅孝の言葉の前半はよく聞こえなかったけど、急に呼びかけられて、お背中がしゃんとした。
「知ってた?アルファの女の子には、おちんちんがあるんだよ」
「…ッ!?」
耳元でこっそり囁かれて、マジでびっくりして飛び上がった。
「フフッ、やっぱり知らなかった?お勉強が足りないね。…みつきって、女の子の第二性の見分け、ついてないでしょう?」
「ハイ…」
あ、そうか。第二の性ってことは、女の子のなかにもオメガ、ベータ、アルファの子がいるんだよね。
…見分け?つくわけないじゃん。男の子の第二の性だって、わからないのにさ。
それに、人様をじっと見たりするの、失礼になっちゃいますし。
「この先万が一、気になる女の子ができて、ふたりきりになった途端…甘―い香りのアルファのフェロモンで動けなくされちゃって、ガブっといかれちゃったら…相手が女の子でも、お嫁さんになるのはみつきだよ?…大変!どうするの?こわいね?」
「きゃあ!…こ、こわ、こわいっ…こわいよお」
うっそ!今世は女の子でも、俺をお嫁さんにできちゃう子がいるのっ?女の子だからって、油断できないじゃん。しかも動けなくされちゃうって何?アルファってそんな事できるの?
「だからね、みつき。男の子同士だとか、相手は女の子じゃなきゃ、だなんて結論を急がないで。僕たちはまだ、子供なんだよ。…お願いだから、僕にもチャンスを頂戴。」
そうささやいた雅孝の声は、彼には珍しく、あまりにも自信なさげで、か弱く聞こえて…思わず雅孝の目を見つめ返した。すると、彼の目が思ったよりもずっと余裕なさそうに揺れていて…俺は、思わずつないだ手を優しく握り返した。
「みつきの前では、かっこいい僕でいたいけど。実は僕だって、自信なんかないよ。天才なんて言う人がいたって、ビビりだし、人より沢山努力しないと何もできやしない、不器用な人間なんだ。…みつきは素敵だから…子供だけじゃない。いろんな大人の優れたアルファが狙ってる…。アルファだけじゃない。ベータだって、きっと君に夢中になっちゃうよ。いつでも、誰かに取られるんじゃないかって、不安なんだっ…」
そんなことない。俺は素敵なんかじゃない。
本当に素敵なのは、輝いているのは雅孝だ。…そんな雅孝に、そこまで言って貰う価値が自分にあるとは思えない。
だけど、前世からの価値観がまだ、俺の中に根強く残ってるのを感じる。
毎日必死で努力している雅孝を元気づけてやりたい気持ちはある…けど。じゃあお嫁さんに来てくれるの?って聞かれたら…その覚悟は、まだ俺には…ない。
何も、同性を愛する人を差別するつもりはない。だけど、そのことで、ずっと前世から親友だと思っていた雅孝のお嫁さんになることに、全く抵抗を感じなくなるのかと言われたら…やっぱり違うんだよね…。
どうしよう…俺は、どうしたら…?
「ねえ、みつき。もう少し、大人になるまでに、ゆっくり考えてみてよ。僕にも時間を頂戴。せいいっぱい、みつきに振り向いてもらえるような、お嫁さんになりたいって思ってもらえるような、いい男になれるように努力するから。」
「…うん、わかった。ゆっくり考えるね。俺も努力するよ。幸せな未来のために」
雅孝にばっかり努力させるのは、何か悔しいもんね。俺もいい男になれるように、がんばろう。そして、ちゃんと雅孝とのことも考えよう。
どうしても男の子は無理なのか、無理じゃないのか。他の女の子のことが、好きになっちゃうのか。未来のことは、わからない。
「本当っ?ありがとう!…じゃあ、僕も今までの、友達としての関係を失うのが怖くて、アプローチは控えめにしてたんだけど…本気で行くね」
「えっ…?」
「ねえ、みつきは、本当に男の子相手だと、ドキドキ、しないの?」
そう言って、雅孝はちょっと男の子っぽい顔で笑って、耳にちゅっとキスをした。
「きゃあっ…!」
俺はゾクゾクッとして飛び上がった。クククッと喉の奥で笑って、雅孝が俺のお胸に手をあてた。
「僕が相手でも、すごく…ドキドキするみたいだね。よかった。じゃあ、やっぱりもう遠慮することないね」
「あの、あの、これはそのっ…ちがうのぉっ…」
何かの間違いなんです!男の子相手に、ドキドキしちゃってるなんて…マジか俺!?
「絶対、お嫁さんになりたいって言わせてみせるよ。覚悟してね、みつき♡;」
「あううっ…」
あれっ?俺…もしかして、寝た獅子を起こしちゃいました…?
どうか…どうかお手柔らかにお願いします…。
俺は、ぎゅっとされたまま、雅孝の背中をポコポコっと叩いた。あ、痛くない程度に、かる~くね。
「うん。」
困りますって言ってるのに、雅孝は、どこか嬉しそうに、愛おしそうに抱きしめたまま動かない。
「お嫁さんって、何言ってんだよ。俺たち男の子でしょ?俺がベータだったらどうするの?男の人とは、結婚できないでしょ?」
「…オメガだよ。」
はっ?エッ?ちょっと待って、なんで知ってるの?
だって、内緒にしてたよね、俺がオメガだってこと。
屈強さんたちも、雅孝には言わないって言ってくれてたもん!
「どうしてっ?ベータのほうが世の中には沢山いるんだから、ベータかもしれないだろ?」
「オメガだよ。…僕の、オメガだ。」
確信した声で、雅孝が言う。まっすぐ強い視線でみつめて、俺のおでこに、それはそれは愛おしそうにキスをした。…こんなの、こんなの、友達のキスじゃない。
「どうしてっ…わかるのぉ…っ?」
「わかるよ。間違えたりしない。」
どうして、そんなことがわかるんだよ。わかるわけないじゃん。俺たちはまだ子供で、フェロモンも出てないんだから。
悔しい。がんばってオメガの事を隠してたこととか、無駄だって言われてるみたいで。…俺は、雅孝がアルファだって気が付いてなかったのに。
それに、俺はお嫁さんが欲しいんだぞ。アルファの雅孝に、自分のオメガだって、お嫁さんにしたいって言われるのは困ります。
「雅孝坊ちゃま、みつき様。込み入ったお話の続きは、どうぞお車の中で。ここでは人の耳がございますし、お時間も迫っておりますよ」
「ああ、そうだな」
その時、運転手さんがそっと車に誘導してくれた。
たしかに、誰がいるかわからないところで、バースのお話はまずいよね。有名人の雅孝はほら、スキャンダルとかになっちゃうかもしれないし。
俺たちは、素直に後部座席に座り、車を出してもらった。
でもいつもと違うのは、雅孝がぎゅっと手をつないでくる事。見つめる瞳に、どうしようもなく甘さが滲んでいる事。
「みつき。僕のお嫁さんになってって言われて、どうして困っちゃうのか、言ってごらん?」
「んっと…。俺、大きくなったらお嫁さんが欲しいって思ってて…俺たち、結婚できるっていっても、男の子同士だし…」
どうしよう。雅孝はいつもこういう話し方をするけど、やっぱりいつもと違うように感じちゃう。
いつもなんて、もっとくっついたり、ほっぺにちゅっちゅしてたんだよ?…親友だと思われてると信じていたとはいえ、どうしてそんな大胆な事に耐えられていたのか、わからない。
俺、どんな顔してキスされてた?
手をつなぐことなんて、今までだって普通にしてた。ドキドキなんて、したことがなかった。なのに…雅孝の温かい手に握りこまれている手が…くすぐったい。心臓が、壊れちゃいそう。
「そう…好きな女の子はいる?たとえば、さっき可愛いって言ってた、あのスポンサーのお嬢さんみたいなのが好みのタイプ?」
「ううん!好きな女の子はいないよ。…学校の女の子たちとは、どうしてだかあんまり仲良くなれなくて。睨んでくる子や無視したり、嫌がらせする子…挨拶してくれる子もいるけど、あんまり沢山お話ししてくれないんだ…」
しょんぼりと女の子とのご縁がないことを白状すると、雅孝はちょっと口の端を釣り上げた。
「…だろうねえ。一部の反抗的な子たちは気になるけど、みんな空気の読める、協力的な子たちで助かるよ。…ねえ、みつき」
「はえ?」
なにか、低い声でぼそぼそっとつぶやいた雅孝の言葉の前半はよく聞こえなかったけど、急に呼びかけられて、お背中がしゃんとした。
「知ってた?アルファの女の子には、おちんちんがあるんだよ」
「…ッ!?」
耳元でこっそり囁かれて、マジでびっくりして飛び上がった。
「フフッ、やっぱり知らなかった?お勉強が足りないね。…みつきって、女の子の第二性の見分け、ついてないでしょう?」
「ハイ…」
あ、そうか。第二の性ってことは、女の子のなかにもオメガ、ベータ、アルファの子がいるんだよね。
…見分け?つくわけないじゃん。男の子の第二の性だって、わからないのにさ。
それに、人様をじっと見たりするの、失礼になっちゃいますし。
「この先万が一、気になる女の子ができて、ふたりきりになった途端…甘―い香りのアルファのフェロモンで動けなくされちゃって、ガブっといかれちゃったら…相手が女の子でも、お嫁さんになるのはみつきだよ?…大変!どうするの?こわいね?」
「きゃあ!…こ、こわ、こわいっ…こわいよお」
うっそ!今世は女の子でも、俺をお嫁さんにできちゃう子がいるのっ?女の子だからって、油断できないじゃん。しかも動けなくされちゃうって何?アルファってそんな事できるの?
「だからね、みつき。男の子同士だとか、相手は女の子じゃなきゃ、だなんて結論を急がないで。僕たちはまだ、子供なんだよ。…お願いだから、僕にもチャンスを頂戴。」
そうささやいた雅孝の声は、彼には珍しく、あまりにも自信なさげで、か弱く聞こえて…思わず雅孝の目を見つめ返した。すると、彼の目が思ったよりもずっと余裕なさそうに揺れていて…俺は、思わずつないだ手を優しく握り返した。
「みつきの前では、かっこいい僕でいたいけど。実は僕だって、自信なんかないよ。天才なんて言う人がいたって、ビビりだし、人より沢山努力しないと何もできやしない、不器用な人間なんだ。…みつきは素敵だから…子供だけじゃない。いろんな大人の優れたアルファが狙ってる…。アルファだけじゃない。ベータだって、きっと君に夢中になっちゃうよ。いつでも、誰かに取られるんじゃないかって、不安なんだっ…」
そんなことない。俺は素敵なんかじゃない。
本当に素敵なのは、輝いているのは雅孝だ。…そんな雅孝に、そこまで言って貰う価値が自分にあるとは思えない。
だけど、前世からの価値観がまだ、俺の中に根強く残ってるのを感じる。
毎日必死で努力している雅孝を元気づけてやりたい気持ちはある…けど。じゃあお嫁さんに来てくれるの?って聞かれたら…その覚悟は、まだ俺には…ない。
何も、同性を愛する人を差別するつもりはない。だけど、そのことで、ずっと前世から親友だと思っていた雅孝のお嫁さんになることに、全く抵抗を感じなくなるのかと言われたら…やっぱり違うんだよね…。
どうしよう…俺は、どうしたら…?
「ねえ、みつき。もう少し、大人になるまでに、ゆっくり考えてみてよ。僕にも時間を頂戴。せいいっぱい、みつきに振り向いてもらえるような、お嫁さんになりたいって思ってもらえるような、いい男になれるように努力するから。」
「…うん、わかった。ゆっくり考えるね。俺も努力するよ。幸せな未来のために」
雅孝にばっかり努力させるのは、何か悔しいもんね。俺もいい男になれるように、がんばろう。そして、ちゃんと雅孝とのことも考えよう。
どうしても男の子は無理なのか、無理じゃないのか。他の女の子のことが、好きになっちゃうのか。未来のことは、わからない。
「本当っ?ありがとう!…じゃあ、僕も今までの、友達としての関係を失うのが怖くて、アプローチは控えめにしてたんだけど…本気で行くね」
「えっ…?」
「ねえ、みつきは、本当に男の子相手だと、ドキドキ、しないの?」
そう言って、雅孝はちょっと男の子っぽい顔で笑って、耳にちゅっとキスをした。
「きゃあっ…!」
俺はゾクゾクッとして飛び上がった。クククッと喉の奥で笑って、雅孝が俺のお胸に手をあてた。
「僕が相手でも、すごく…ドキドキするみたいだね。よかった。じゃあ、やっぱりもう遠慮することないね」
「あの、あの、これはそのっ…ちがうのぉっ…」
何かの間違いなんです!男の子相手に、ドキドキしちゃってるなんて…マジか俺!?
「絶対、お嫁さんになりたいって言わせてみせるよ。覚悟してね、みつき♡;」
「あううっ…」
あれっ?俺…もしかして、寝た獅子を起こしちゃいました…?
どうか…どうかお手柔らかにお願いします…。
16
あなたにおすすめの小説
起きたらオメガバースの世界になっていました
さくら優
BL
眞野新はテレビのニュースを見て驚愕する。当たり前のように報道される同性同士の芸能人の結婚。飛び交うα、Ωといった言葉。どうして、なんで急にオメガバースの世界になってしまったのか。
しかもその夜、誘われていた合コンに行くと、そこにいたのは女の子ではなくイケメンαのグループで――。
【Amazonベストセラー入りしました】僕の処刑はいつですか?欲しがり義弟に王位を追われ身代わりの花嫁になったら溺愛王が待っていました。
美咲アリス
BL
「国王陛下!僕は偽者の花嫁です!どうぞ、どうぞ僕を、処刑してください!!」「とりあえず、落ち着こうか?(笑)」意地悪な義母の策略で義弟の代わりに辺境国へ嫁いだオメガ王子のフウル。正直な性格のせいで嘘をつくことができずに命を捨てる覚悟で夫となる国王に真実を告げる。だが美貌の国王リオ・ナバはなぜかにっこりと微笑んだ。そしてフウルを甘々にもてなしてくれる。「きっとこれは処刑前の罠?」不幸生活が身についたフウルはビクビクしながら城で暮らすが、実は国王にはある考えがあって⋯⋯?(Amazonベストセラー入りしました。1位。1/24,2024)
公爵子息だったけど勘違いが恥ずかしいので逃走します
市之川めい
BL
魔王を倒した英雄によって建国されたグレンロシェ王国。その後は現在までに二人、王家の血を引く者から英雄が現れている。
四大公爵家嫡男、容姿端麗、成績優秀と全てにおいて恵まれているジルベールは、いつか自分も英雄になると思い、周りには貴公子然とした態度で接しながらも裏では使用人の息子、レオンに対して傲慢に振る舞い性的な関係まで強要していた。
だが、魔王の襲来時に平民であるはずのレオンが英雄になった。
自分とレオンの出生の秘密を知ったジルベールは恥ずかしくなって逃走することにしたが、レオンが迎えに来て……。
※性描写あり。他サイトにも掲載しています。
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
シナリオ回避失敗して投獄された悪役令息は隊長様に抱かれました
無味無臭(不定期更新)
BL
悪役令嬢の道連れで従兄弟だった僕まで投獄されることになった。
前世持ちだが結局役に立たなかった。
そもそもシナリオに抗うなど無理なことだったのだ。
そんなことを思いながら収監された牢屋で眠りについた。
目を覚ますと僕は見知らぬ人に抱かれていた。
…あれ?
僕に風俗墜ちシナリオありましたっけ?
オメガだと隠して魔王討伐隊に入ったら、最強アルファ達に溺愛されています
水凪しおん
BL
前世は、どこにでもいる普通の大学生だった。車に轢かれ、次に目覚めた時、俺はミルクティー色の髪を持つ少年『サナ』として、剣と魔法の異世界にいた。
そこで知らされたのは、衝撃の事実。この世界には男女の他に『アルファ』『ベータ』『オメガ』という第二の性が存在し、俺はその中で最も希少で、男性でありながら子を宿すことができる『オメガ』だという。
アルファに守られ、番になるのが幸せ? そんな決められた道は歩きたくない。俺は、俺自身の力で生きていく。そう決意し、平凡な『ベータ』と身分を偽った俺の前に現れたのは、太陽のように眩しい聖騎士カイル。彼は俺のささやかな機転を「稀代の戦術眼」と絶賛し、半ば強引に魔王討伐隊へと引き入れた。
しかし、そこは最強のアルファたちの巣窟だった!
リーダーのカイルに加え、皮肉屋の天才魔法使いリアム、寡黙な獣人暗殺者ジン。三人の強烈なアルファフェロモンに日々当てられ、俺の身体は甘く疼き始める。
隠し通したい秘密と、抗いがたい本能。偽りのベータとして、俺はこの英雄たちの中で生き残れるのか?
これは運命に抗う一人のオメガが、本当の居場所と愛を見つけるまでの物語。
黒とオメガの騎士の子育て〜この子確かに俺とお前にそっくりだけど、産んだ覚えないんですけど!?〜
せるせ
BL
王都の騎士団に所属するオメガのセルジュは、ある日なぜか北の若き辺境伯クロードの城で目が覚めた。
しかも隣で泣いているのは、クロードと同じ目を持つ自分にそっくりな赤ん坊で……?
「お前が産んだ、俺の子供だ」
いや、そんなこと言われても、産んだ記憶もあんなことやこんなことをした記憶も無いんですけど!?
クロードとは元々険悪な仲だったはずなのに、一体どうしてこんなことに?
一途な黒髪アルファの年下辺境伯×金髪オメガの年上騎士
※一応オメガバース設定をお借りしています
ドジで惨殺されそうな悪役の僕、平穏と領地を守ろうとしたら暴虐だったはずの領主様に迫られている気がする……僕がいらないなら詰め寄らないでくれ!
迷路を跳ぶ狐
BL
いつもドジで、今日もお仕えする領主様に怒鳴られていた僕。自分が、ゲームの世界に悪役として転生していることに気づいた。このままだと、この領地は惨事が起こる。けれど、選択肢を間違えば、領地は助かっても王国が潰れる。そんな未来が怖くて動き出した僕だけど、すでに領地も王城も策略だらけ。その上、冷酷だったはずの領主様は、やけに僕との距離が近くて……僕は平穏が欲しいだけなのに! 僕のこと、いらないんじゃなかったの!? 惨劇が怖いので先に城を守りましょう!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる