上 下
54 / 107

【第五十四話】カトキンの説教

しおりを挟む
ソントクを散歩している途中、
カトキンの働く工場の横を通るムーちゃん。
喫煙所にはカトキンと小柄な男がいる。

「何で月曜だけ自転車がパンクするんだよ!これで三週連続だぞ!」
カトキンが強い口調で小柄な男を叱っている。
思わず立ち止まるムーちゃん。

「ゴメンナサイ、デモシンパイシナイデクダサイ」
「心配してるんじゃない!怒ってるの!」

犬がたまりかねてリードを引っ張る。
それにつられてムーちゃんも歩き出すが、カトキンの説教は続いている。
「分かってんのかチミン!今度やったらベトナム料理おごってもらうからな!」
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

狂った世界と勇者の呪い

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:6

突然訪れたのは『好き』とか言ってないでしょ

BL / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:24

私が王女です

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:10,189pt お気に入り:130

獣人の恋人とイチャついた翌朝の話

BL / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:29

夢を見る

現代文学 / 完結 24h.ポイント:49pt お気に入り:0

最愛の人がいるのでさようなら

恋愛 / 完結 24h.ポイント:60,868pt お気に入り:638

私の初恋の人に屈辱と絶望を与えたのは、大好きなお姉様でした

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:2,244pt お気に入り:94

処理中です...