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「クルムの薄桃色の髪はふわふわな綿あめみたいで可愛いなぁ」
「クルムの薄茶の瞳もべっ甲飴みたいで甘くて美味しそうだね」
「ありがとう、兄様!大好きっ!」
「「私達も可愛いクルムが、大好きだよ!」」
僕はこの国の第三王子クルム。
上の二人の兄様達は、この国の陛下である父様にそっくりな、金色の髪に透き通った青い瞳を持つとても立派なαだ。
王族として恥じない明晰な頭脳と、誰もが認める剣術の腕前も持っている。
そんな兄様達と違って僕はと言うと⋯。
母様はサラサラの銀髪に魅惑的な黒い瞳なのに、何故かおばあ様に似てしまった癖のある薄桃色の髪に、お爺様に似てしまった薄茶色の瞳。
その上勉強も運動もとても苦手で、王族として大切な、貴族の貼り付けた笑顔の奥にあるらしい僅かな機微を察する事が出来ない。
僕は王族として落ちこぼれなんだ。
そして自他共に認める残念な王子の一番の理由は、Ωなのに学園の3年生になって半年が過ぎようとしてる今でも、まだ発情期が来ていない事だ。
そのせいで、他国の王族と政略結婚をして国同士の友好を結ぶ事も出来ないし、国内の貴族に降嫁して王家と臣下の絆を深める事も出来ない。
「クルム殿下、また同じ所で間違えてますよ」
「ご、ごめんなさい」
「はあぁぁ、私に謝るより問題の一つでも解いてください」
「あっ、ごめんなさい⋯」
「はあぁぁ、殿下はもう学園を卒業なさるんですよ。なのにまだ教育が必要なんて、王族としていかがなものでしょう」
「ごめんな、さ、い⋯」
「はあぁぁ」
こんな僕でも家族からはとても愛されてる。
特に父様は僕を溺愛していて、僕の頭が残念なせいで、力不足でした、と言って何人も辞めていった教育係の次の先生を探して連れて来てくれた。
ゾルヴィ侯爵夫人が新しい教育係になったのは、僕が3年生に上がった時で、夫人はとても厳しい指導をする人だった。
でも、その厳しい指導をさせているのは、僕が勉強が出来ないせいだから、侯爵夫人には申し訳ないと思っている。
「はぁ⋯何で僕、こんなに何にも出来ないんだろう」
王族として落ちこぼれの僕は、僕の家である王城にいると、ちょっぴり息が苦しくなる時がある。
息を吸っても吸っても、湖の底に沈んでいくような、そんな感覚がするんだ。
そんな時はいつも、城下にある孤児院に行って、子供達と思い切り遊ぶ。
「クルム様ぁ、鬼ごっこしよう!」
「やだぁ、かくれんぼが先っ!」
「クルム様は私達とクッキーを作るの!」
「皆ぁ、順番にするから、喧嘩は駄目だよぉ」
無邪気な子供達に囲まれてると、少し気持ちが軽くなる気がするから。
「殿下、そろそろお帰りの時間です」
「もう、そんな時間?楽しい時間はあっという間に過ぎるよね、ライ」
「殿下、何度も申し上げておりますが、私の事はライオネルとお呼びください」
「えぇ、いいでしょ。だってライの名前長いんだもん」
騎士団の副団長を務めるゾルヴィ侯爵家の嫡男ライオネルは、漆黒の髪に深い海のような濃紺の瞳を持ち、厚い筋肉の鎧を身に纏う、それはそれはもうとても立派なαだ。歳は確か僕より10歳上の28歳だったと思う。
僕は第三王子という微妙な立場と、兄様達と明らかに見た目も二次性も違うのも相まって、周りから見たら、王家の中で異質な存在だった。
そんな僕には、進んで護衛になりたいと手を挙げてくれる者はいなかった。
でもそれは仕方がない事だと思う。将来がはっきりしていない僕の護衛を務めたところで、何の得にもならないからだ。
それでも王城にいる間は問題なかったけど、学園に通う歳なり、護衛として紹介されたのがライだった。
ライはその時にはもう既に、騎士団の副団長になっていて、異例の人事だった。
「クルム殿下、今日より護衛を務めます、ゾルヴィ侯爵家ライオネルと申します」
ライは僕の前に跪き、右腕を胸に当て、忠誠の姿勢を執った。
「ライ、オネル⋯、ちょっと長いね。ライは騎士団の副団長なんでしょ?」
「⋯はい」
「副団長って、仕事がいっぱいあるって聞いたんだけど、僕の護衛なんかに決まっちゃってごめんなさい」
「任務ですから」
「あぁ、うん⋯じゃあ、よろしくね」
ライは任務中は必要最低限しか喋らないような、とても真面目で無口な印象だった。
いつも僕が一方的におしゃべりするのを、ただ黙って聞いてくれた。
ライの母様は僕の教育係の侯爵夫人なんだけど、多分ライは、母親である夫人の事をあまり好きではないようなんだ。
僕を挟んで近くにいても、目も合わせそうとしないから。
孤児院の帰り、いつもの様に馬車の窓からライに声を掛ける。
「ねえ、ライ」
「殿下、馬車の窓から顔を出さないでください」
「だって、一人で何もする事ないんだもん。僕もライみたいに馬に乗りたいなぁ」
「駄目です」
「むぅ。じゃあ、ライ、このままおしゃべりしようよ」
「駄目です。護衛が出来ません」
「⋯⋯むぅ⋯」
「⋯殿下、話なら王城へ戻ってからにいたしましょう」
「ほんと?」
「ですから、窓をお閉めください」
「はぁい」
孤児院から王城に戻り、約束通りライは僕と話をする為に、僕の部屋に残ってくれた。
そういう時、ライは必ず部屋の入り口を大きく開けて、王城の護衛を一人入り口に立たせる。
「ねえライ、ライは婚約者はいないの?」
「お答え出来ません」
「何で?」
「任務と関係ない事ですので」
「ええぇ、だって、僕とおしゃべりしてくれるって言ったのにぃ」
「何故、急にそのような事を聞くのですか?」
「だって⋯、僕にはいないから、ライはどうなのかなぁって思っただけだよ」
「はぁ⋯以前はいましたが、今はおりません」
「えっ?そうなんだ⋯」
何でか分からないけど、ライに婚約者がいないって聞いて、僕の胸がドキってなった。
でも⋯。
「今はいないってどういう事?」
「お答え出来ません」
「むぅ、じゃあさ、また婚約者を決めるの?」
「いいえ、私は一生結婚する気はございません」
「あっ⋯そうなんだ」
何でか今度は胸がきゅうって痛くなった。
「それはライがお母様と、その、仲があんまり良くないのが関係あるの?」
「⋯殿下、これ以上は失礼します」
「あっ、ライ、ごめんなさい!僕、人の気持ちを考えるの苦手で⋯」
「いえ、それでは殿下、私は騎士団に戻ります」
ライは表情を変えずに僕に一礼すると、マントを翻して部屋から出て行ってしまった。
「クルムの薄茶の瞳もべっ甲飴みたいで甘くて美味しそうだね」
「ありがとう、兄様!大好きっ!」
「「私達も可愛いクルムが、大好きだよ!」」
僕はこの国の第三王子クルム。
上の二人の兄様達は、この国の陛下である父様にそっくりな、金色の髪に透き通った青い瞳を持つとても立派なαだ。
王族として恥じない明晰な頭脳と、誰もが認める剣術の腕前も持っている。
そんな兄様達と違って僕はと言うと⋯。
母様はサラサラの銀髪に魅惑的な黒い瞳なのに、何故かおばあ様に似てしまった癖のある薄桃色の髪に、お爺様に似てしまった薄茶色の瞳。
その上勉強も運動もとても苦手で、王族として大切な、貴族の貼り付けた笑顔の奥にあるらしい僅かな機微を察する事が出来ない。
僕は王族として落ちこぼれなんだ。
そして自他共に認める残念な王子の一番の理由は、Ωなのに学園の3年生になって半年が過ぎようとしてる今でも、まだ発情期が来ていない事だ。
そのせいで、他国の王族と政略結婚をして国同士の友好を結ぶ事も出来ないし、国内の貴族に降嫁して王家と臣下の絆を深める事も出来ない。
「クルム殿下、また同じ所で間違えてますよ」
「ご、ごめんなさい」
「はあぁぁ、私に謝るより問題の一つでも解いてください」
「あっ、ごめんなさい⋯」
「はあぁぁ、殿下はもう学園を卒業なさるんですよ。なのにまだ教育が必要なんて、王族としていかがなものでしょう」
「ごめんな、さ、い⋯」
「はあぁぁ」
こんな僕でも家族からはとても愛されてる。
特に父様は僕を溺愛していて、僕の頭が残念なせいで、力不足でした、と言って何人も辞めていった教育係の次の先生を探して連れて来てくれた。
ゾルヴィ侯爵夫人が新しい教育係になったのは、僕が3年生に上がった時で、夫人はとても厳しい指導をする人だった。
でも、その厳しい指導をさせているのは、僕が勉強が出来ないせいだから、侯爵夫人には申し訳ないと思っている。
「はぁ⋯何で僕、こんなに何にも出来ないんだろう」
王族として落ちこぼれの僕は、僕の家である王城にいると、ちょっぴり息が苦しくなる時がある。
息を吸っても吸っても、湖の底に沈んでいくような、そんな感覚がするんだ。
そんな時はいつも、城下にある孤児院に行って、子供達と思い切り遊ぶ。
「クルム様ぁ、鬼ごっこしよう!」
「やだぁ、かくれんぼが先っ!」
「クルム様は私達とクッキーを作るの!」
「皆ぁ、順番にするから、喧嘩は駄目だよぉ」
無邪気な子供達に囲まれてると、少し気持ちが軽くなる気がするから。
「殿下、そろそろお帰りの時間です」
「もう、そんな時間?楽しい時間はあっという間に過ぎるよね、ライ」
「殿下、何度も申し上げておりますが、私の事はライオネルとお呼びください」
「えぇ、いいでしょ。だってライの名前長いんだもん」
騎士団の副団長を務めるゾルヴィ侯爵家の嫡男ライオネルは、漆黒の髪に深い海のような濃紺の瞳を持ち、厚い筋肉の鎧を身に纏う、それはそれはもうとても立派なαだ。歳は確か僕より10歳上の28歳だったと思う。
僕は第三王子という微妙な立場と、兄様達と明らかに見た目も二次性も違うのも相まって、周りから見たら、王家の中で異質な存在だった。
そんな僕には、進んで護衛になりたいと手を挙げてくれる者はいなかった。
でもそれは仕方がない事だと思う。将来がはっきりしていない僕の護衛を務めたところで、何の得にもならないからだ。
それでも王城にいる間は問題なかったけど、学園に通う歳なり、護衛として紹介されたのがライだった。
ライはその時にはもう既に、騎士団の副団長になっていて、異例の人事だった。
「クルム殿下、今日より護衛を務めます、ゾルヴィ侯爵家ライオネルと申します」
ライは僕の前に跪き、右腕を胸に当て、忠誠の姿勢を執った。
「ライ、オネル⋯、ちょっと長いね。ライは騎士団の副団長なんでしょ?」
「⋯はい」
「副団長って、仕事がいっぱいあるって聞いたんだけど、僕の護衛なんかに決まっちゃってごめんなさい」
「任務ですから」
「あぁ、うん⋯じゃあ、よろしくね」
ライは任務中は必要最低限しか喋らないような、とても真面目で無口な印象だった。
いつも僕が一方的におしゃべりするのを、ただ黙って聞いてくれた。
ライの母様は僕の教育係の侯爵夫人なんだけど、多分ライは、母親である夫人の事をあまり好きではないようなんだ。
僕を挟んで近くにいても、目も合わせそうとしないから。
孤児院の帰り、いつもの様に馬車の窓からライに声を掛ける。
「ねえ、ライ」
「殿下、馬車の窓から顔を出さないでください」
「だって、一人で何もする事ないんだもん。僕もライみたいに馬に乗りたいなぁ」
「駄目です」
「むぅ。じゃあ、ライ、このままおしゃべりしようよ」
「駄目です。護衛が出来ません」
「⋯⋯むぅ⋯」
「⋯殿下、話なら王城へ戻ってからにいたしましょう」
「ほんと?」
「ですから、窓をお閉めください」
「はぁい」
孤児院から王城に戻り、約束通りライは僕と話をする為に、僕の部屋に残ってくれた。
そういう時、ライは必ず部屋の入り口を大きく開けて、王城の護衛を一人入り口に立たせる。
「ねえライ、ライは婚約者はいないの?」
「お答え出来ません」
「何で?」
「任務と関係ない事ですので」
「ええぇ、だって、僕とおしゃべりしてくれるって言ったのにぃ」
「何故、急にそのような事を聞くのですか?」
「だって⋯、僕にはいないから、ライはどうなのかなぁって思っただけだよ」
「はぁ⋯以前はいましたが、今はおりません」
「えっ?そうなんだ⋯」
何でか分からないけど、ライに婚約者がいないって聞いて、僕の胸がドキってなった。
でも⋯。
「今はいないってどういう事?」
「お答え出来ません」
「むぅ、じゃあさ、また婚約者を決めるの?」
「いいえ、私は一生結婚する気はございません」
「あっ⋯そうなんだ」
何でか今度は胸がきゅうって痛くなった。
「それはライがお母様と、その、仲があんまり良くないのが関係あるの?」
「⋯殿下、これ以上は失礼します」
「あっ、ライ、ごめんなさい!僕、人の気持ちを考えるの苦手で⋯」
「いえ、それでは殿下、私は騎士団に戻ります」
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