ぼんやり令息はひねくれ王子の溺愛に気づかない

まんまる

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天使の目覚めと王子の溺愛

22 最終話 ※

ライアス様の献身的なお世話のお陰で、僕は正気を取り戻す事ができた。
領地でしばらくゆっくり過ごした僕は、すっかり体調も元に戻った。とは言っても、王都に戻るには、まだまだ体力に不安あり、僕は毎日散歩に出掛ける事にした。
もちろん、ライアス様が一緒についてきてくれたけど、散歩をしてるとすぐに僕を抱き上げようとするから、歩きにくくて仕方なかった。




領地で療養する事3ヶ月、僕はライアス様と一緒に王都に戻ってきた。

ひと月程早く戻っていた父様が、ライアス様の求婚を受ける旨を陛下に伝えてくれていて、僕とライアス様が王都に着いた時には、すでに両家で婚約が整っていた。

後は2人で婚姻届にサインをすれば、僕とライアス様は晴れて夫夫になる。




王都に戻ってきてから3ヶ月、領地に療養に行った日から数えると半年が経った。


僕とライアス様は今日、婚姻届を提出し、結婚式を挙げる。


「天使がいる⋯」

「えっ?」


今日の為に用意したお揃いの真っ白な婚礼衣装には、ライアス様と初めて心を通わせた日、恋人になって欲しいと言って贈られたブローチが、キラキラと美しく輝いている。

本当は、結婚式用にもっと高価な物を贈ると、ライアス様から言われたけど、僕はどうしても、このブローチを着けたかった。
このブローチは、ライアス様が何年も前から、僕に贈る為に用意してくれていた物らしく、あの舞踏会で着けたのを最後にしたまま、結婚式を迎えたくなかった。

ちゃんとこのブローチに、いい思い出を作ってあげたかった。

僕の生涯でたった一人の愛する人からの、初めての贈り物だったから。



「ライアス様、天使って何ですか?」
「あ、ああっと、それは⋯、ごにょ⋯」

婚礼衣装を着た僕を見て目を見開いたライアス様は、何故か『天使』とつぶやいたまま、動かなくなってしまった。

「はっはっは、ライアスはまだそんな事を言っているのか?」

「あっ、陛下、今日はご参列感謝いたします」
「シェラ、そんな堅苦しい事を言うな。私達は、今日から親子になるのだぞ」
「はわっ、は、はい、お義父とう様」
「うむ、シェラ、ライアスを頼んだぞ。シェラがそばにいないと、ライアスは腑抜けになってしまうからな」
「はいっ!僕、ずっとライアス様と一緒にいます!ぼ、僕もライアス様と離れたくないです!」

「シェ、シェラーー!!愛してるーー!!」
「へぶっ!」

僕はライアス様から思い切り抱き締めらた。

そんな僕達を見て、陛下は柔らかに微笑んでいらした。



「あっ、エリオットさんだ」
「ああ、ちょうど良かった。俺も少し話したい事があったんだ」

エリオットさんが、僕の家の家令見習いになっていたなんて知らなくて、エリオットさんから、使用人に敬称はいりませんと言われ、困った僕は、エリオットと呼ぶ事にした。

ライアス様と、エリオットさんがいる方へ歩いていると、エリオットさんの隣に、執事のニアが立っているのが見えた。
結婚式に2人を招待した時は、『使用人だから裏方に徹したい』と言って最初は断られた。
でも、僕の事を心底心配してくれた2人には、どうしても招待客として出席して欲しかった。

将来家令になるエリオットさんと、僕にずっと仕えてくれているニアが、仲良くしてくれているのだと思うと、とても嬉しかった。

「「ライアス殿下、シェラ様、本日はご結婚おめでとうございます」」

「「ありがとう!」」

4人でにこやかな挨拶をすると、ライアス様が真剣な表情でエリオットさんに向き合った。

「ずっと聞けないでいたが、エリオット、俺の側近を断った理由は、シェラを支える為か?生涯を賭してやりたい事とは、伯爵家の家令なる事だったのか?責めているのではない。ただ、はっきりとした理由を聞いていなかったから、少し気になったたけだ」

エリオットさんがライアス様の側近候補だと聞いた事はあったけど、断っていたとは知らなくて、僕は驚いて声が出そうになって、慌てて口を押さえた。

「私の中では、それも大切な事ではありますが、それが1番の理由ではありません」
「では、その1番の理由とやらを聞かせてもらっていいか?」

エリオットさんは、何故か意味ありげに微笑むと、隣にいたニアの腰をぐいっと引き寄せた。

ん???

「私の生涯を賭してやりたい事は⋯」

エリオットさんはそう言って、いきなりニアを抱き締めたかと思ったら、ニアを愛おしそうに見つめて、額にチュッと口付けをした。

「なっ!?」
「はわっ!?」

「私の生涯を賭してやりたい事は、ニアに、私の求婚を受け入れてもらう事です」

「「えええぇぇっ!!!???」」

「ニアとは心も体も深く繋がっておりますが、私が何度求婚しても、首を縦に振ってくれないのです」

心も、体⋯も?

2人には仲良くなってもらいたいと思っていたけど、まさか、そんなものはとっくに通り越して、深い仲になっていたとは⋯。

固まる僕とライアス様を見て、ニアが申し訳なさそうに口を開いた。

「ライアス殿下、シェラ様、驚かせて申し訳ありません。私はシェラ様に感謝してもしきれない恩があります。男爵家の末弟の私が職探しで困っている時、まだ幼いシェラ様が、お父上の伯爵に私を執事として雇うように進言してくださった。その時、私はシェラ様に生涯仕えると誓ったんです。だから、エリオット様の気持ちには応えられないのです」

いつも穏やかに僕の隣にいてくれたニアの気持ちを、僕は初めて知った。
でも⋯。

「ニアがうちに面接に来た時、父様にニアがいいって言ったのは、確かに僕だよ。でもそれは、ニアの印象がとても優しそうだったから、そんなニアがいいと思ったんだ。だから、僕のお陰なんかじゃなくて、ニアがそれまで頑張って努力して身に付けてきたものが認められたんだ。父様も分かっていたはずだよ」
「シェラ様ぁ、ありがとうございます。こんなにご立派になられて。ううっ、さすが私の天使」
「天使?」

なんだか今日は、使という単語をよく耳にする気がする。

そんな事を考えながらぼんやりしていると、ライアス様が、小刻みに震えているのに気がついた。

「二、ニア!シェラを天使と言っていいのは、俺だけだ!」
「お言葉ですが、ライアス殿下、シェラ様の可愛らしさを一番分かっているのは、私です」
「なっ!?何だと!?いいや、俺が一番だ!」
「いいえ、私です」
「いいや!俺だ!」

えっ⋯?これ⋯何の時間?
僕、恥ずかしい。

僕の気持ちを察してくれたのか、エリオットさんがニアをライアス様から引き離してくれた。

「シェラ様、ニアはいつもこうなんです。だから私の求婚に応えてくれるまで、のんびり待つしかないんです」

エリオットさんは、そう言って苦笑いした。

でも僕は、そんな2人が何だかとても幸せそうに見えて、僕の心もぽっと温かくなった。





結婚式も無事に終わり、僕はライアス様と、今日から住む事になる王城に帰ってきた。

「はぁ、シェラ、やっと一緒にいられる」
「ふふっ、はい、ライアス様」
「俺はもっと早く、シェラを王城に呼びたかったんだが」
「そ、それは、まだ婚約期間だったし、それに、僕⋯」
「ん?シェラ、どうした?」
「だって⋯、僕の体、ライアス様に全部見られてるって思ったら、恥ずかしくて⋯」
「なっ!?誤解だ!俺は見てないぞ!俺はずっと目隠しをしていたんだ!」
「でも⋯、それでも、僕の体、ライアス様に触れられていたんだって思ったら、何か、変な感じになるんです」

「ライアス様?あれっ?ライアス様?」

ライアス様は、目玉が飛び出るんじゃないかと心配になるくらい、目を見開いて驚いている。

「ライアス様?大丈夫ですか?」

動かなくなってしまったライアス様の顔を下から覗き込むと、ライアス様の目に、カッと魂が戻ってきた。

「シェラーーー!!!」

「わわっ!」

ライアス様は、僕を軽々と抱き上げると、大きなベッドに連れてきて、抱き合ったままベッドになだれ込んだ。

「シェラ、もう、これ以上、我慢できない。俺、初めてシェラを見た時から、ずっと俺のものにしたくてたまらなかった」

ライアス様から頬をそっと撫でられ、熱を孕んだ瞳で見つめられた。

ぞくっ

僕も、ライアス様の熱を受け入れたい。

「ライアス様⋯、僕、まだちょっと怖いけど、ライアス様に、触れて欲しい」

僕がライアス様の瞳を見て、精一杯気持ちを伝えると、ライアス様は、一瞬目を見開いた後、僕を愛おしそうに見つめた。

「シェラ、俺も怖いよ」
「えっ⋯?」

「俺の愛は年季が入ってるんだ。もしかしたら、シェラをめちゃくちゃにしてしまうかもしれない。優しくできるか自信がないんだ」

「ライアス様⋯、僕、ライアス様の愛、全部受け止めます。ライアス様、愛しています」


にこぱっ


「シェ、シェラが天使のように笑った⋯」
「ふふっ、またそれですか?」


「シェラーーー!!!愛してるーーー!!!」

「ぐえっ!」


ライアス様はいきなり僕に覆いかぶさり、僕の唇を激しく貪った。

「シェラ、口を開いて」

ぞくっ

ライアス様の半開きの唇がいやらしく動いて、僕はまなじりを赤く染めながら、言われるがまま、そっと口を開いた。

ライアス様は口許くちもとに甘美な微笑みをたたえ、僕の上唇を優しく食んできた。

ぬるり

「ふあっ、ああっ」

突然、ライアス様の舌が口の中に入ってきて、僕の舌を探すように、ゆるゆると動いた。
僕の小さな舌は、ライアス様の厚い舌に容易に絡め取られ、舌が絡まるいやらしい水音が部屋に響いて、恥ずかしくてたまらなかった。

どのくらいそうしていたのか、気づくと、僕とライアス様の身につけていた物は全て剥ぎ取られていて、産まれたままの姿で抱き合っていた。

ライアス様は荒い息のまま僕の唇から離れ、首筋に舌を這わせた。

「はぁっ、ん⋯、あぁっ」
「くっ、シェラ、可愛い」

ライアス様はふっと笑って、僕の胸に顔をうずめ、小さな尖りを口に含んだ。

「ひゃっ、あっ、あっ、そこ、やぁっ」

目がチカチカする程の快感が全身を駆け巡り、僕は思わず声を漏らした。

「くっ、シェラ、そんな声、反則だ。もう、加減が効かない」

ライアス様の苦しそうな声が聞こえたかと思ったら、また胸の尖りに強烈な快感が走った。
僕はライアス様に、両方の尖りを同時に指でねられていた。

「やあっ!ああっ!やめ⋯、ああぁっ!」
「ごめん、シェラ、やめてやれない」

ライアス様はそのまま尖りを捏ねながら、僕の太ももの間に入り込み、自分の太ももで、ぐっと僕の太ももを割り開いた。

「ひゃっ」

その途端、既に兆している僕の昂りに、ライアス様の反り返った立派な昂りが擦れた。 
ライアス様は息を乱しながら、両手で僕の胸の尖りを捏ね、腰を前後に揺すり出した。

「やあぁっ!だめっ!だめっ!きちゃう!」

僕は堪らず、はしたない声を上げた。

「ああ、シェラ、可愛い、はぁ、噛み砕きたい」
「いやっ!いやあー!」

ライアス様がおかしな事を言っているのが聞こえたけど、僕はあまりの気持ち良さで、それどころではなかった。

「ライアス様っ、お願い、もう、やめてぇー」

僕の必死の懇願が聞こえたのか、我に返ったライアス様は、ようやく腰を止めてくれた。

「シェラ!すまないっ!大丈夫かっ!?」
「はぁはぁ、ライアス様、大丈夫です。ちょっと、驚いただけです」

「ああ、シェラ、可愛い、愛してる、食べたい」

「へっ?」

「シェラ、すまない、先に謝っておく」

「へっ??あっ、ああっ、やあぁぁぁ!」



ライアス様から、まなじりにじんだ涙を指で拭われたかと思ったら、いきなり舌を絡められ、激しく唇を貪らた。
胸の尖りを舌で転がされ、腹を撫でられた。
小ぶりな昂りを口に含まれ、羞恥より快感が勝り、自分でも驚く程の喘ぎ声を上げていた。



「シェラ、もう、我慢ができない、いいか?」

ライアス様から許しを乞われたのは、僕の奥のすぼまりが、どろどろにほぐされた後だった。

僕は喘ぎすぎて、もう一言も声が出せなかった。
僕は返事の代わりに、ライアス様に両腕を伸ばして、小さくうなずいた。


散々ライアス様に解された窄まりに、硬いものが押し当てられた。

もう、何も怖くない。
だって、僕はライアス様を愛してる。
僕はライアス様の腕を、ぎゅっと掴んだ。


「あっ、ああっ、あああぁぁぁっ!」

お腹の中に、経験した事のない圧迫感と快感が一度に入ってきた。
ライアス様の昂りが僕の中を進む度に、中が擦れて、ビリビリと刺激が走る。

「シェラ、ああ、気持ちいい、止まらない」
「やぁっ、あぁっ、あああぁぁっ」

ライアス様の腰がいやらしく前後にしなる度に、大きな波のような快感が押し寄せる。

ライアス様の腰の律動が徐々に速くなった。
僕の太ももにライアス様の腰が何度も何度も打ち付けられ、僕はもう達する寸前まで押し上げられた。


「ああっ、ライ、アス様ぁ、もう、だめぇ」

「シェラ、可愛い、俺ももう、もたない、くっ、シェラ、一緒に、くっ、うっ、くぅっ」

「ああぁぁっっ!!やあぁぁぁっっっ!!」


全身が小刻みに痙攣して、僕は達してしまった。
ライアス様の体に汗がにじみ、僕の中でびくんびくんと昂りが跳ねるのが、愛しくて堪らなかった。


「ライアス様ぁ、愛して、ま、す」


僕は最後にそうつぶやいて、意識を手放した。




ガブガブ ガブガブガブッ

な、何?

頭を何かにかじられる感覚がして、目が覚めた。

ゆっくり目を開けると、目の前にはライアス様の逞しい胸があった。どうやら僕は、ライアス様にガッチリ抱き締めらているようだ。

それにしても、さっきから感じる頭の違和感は何だろう?

「ライアス様?僕の頭に何かしてますか?」
「あっ!シェラ、目が覚めたか?!」
「はい」
「体は大丈夫か?」
「はい」
「加減が効かずに、無理をさせた」
「ライアス様、僕も、ちゃんと気持ちよかったです。だから、謝らないでください」
「シェラ⋯、ああ、可愛い、たまらん」

ガブガブ 

「ライアス様?」
「な、何だ?」
「あのぉ、どうしてさっきから顔を見せてくれないんですか?僕も、ちょっと苦しいので、少し離してもらっていいですか?」
「⋯⋯」
「ライアス様?」

ライアス様は、やっと抱き締めている腕を緩めてくれた。

僕はライアス様の胸の中で顔を上げて、ライアス様の顔を見上げた。

ん?

ライアス様の口が何だか汚れているような⋯。

べちょ

んん??

僕は顔を動かした時に、髪の毛が濡れているのに気がついた。

ライアス様の口の汚れと、僕の髪の濡れ具合。

「ライアス様」

ぎくっ

「ライアス様、もしかして、僕の頭を食べてました?」

「そ!?そんな事、してない⋯」

僕は黙って頭に手をやり、髪の毛を触ってみた。

べちょっ

「ライアスさ⋯」
「す、すまないっ!シェラがあまりに可愛くて、俺、シェラを見ると、食べたくなるんだ!」

ライアス様は、しゅんと小さくなってしまった。

「ふふっ、ライアス様、可愛い」
「なっ!?」
「僕もライアス様を食べていいですか?」

僕がぱかっと口を開けると、ライアス様はぶるぶると震え出した。



「シェ、シェラーーーーー!!!!!」

「ぐっ、ぐえっ!は、な、し、てぇー!」



僕はライアス様の背中をバンバン叩きながら、この人となら、きっと幸せになれるだろうな、なんて思った。






終わり


番外編を2話程考えています
もうしばらくお付き合いください

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