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どうやら俺は、死んだらしい
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…ん?どこだここ?
見渡す限り、木、木、木。
…森か。って、
「なんで俺はこんなとこにいるんだよぉォォオオ!!!」
______________
俺の名前は桜木 陽汰(サクラギ ヒナタ)。
いかにも陽キャで女子たちからキャーキャーと黄色い歓声が聞こえてきそうな名前だが、全くそんなことはない。
いや、わかってるんだよ。俺の顔がせいぜい中の上くらいだってことは…
でもな、俺以外の家族は全員美形なんだよ。2コ下の弟は女子からモテモテだし、両親もモテモテだったと聞いている。なのに…なのになんで俺だけこんな平凡顔なんだよ…
家族はそこが俺の良さだって言うけど、どこがいいのか俺には全くわからない。
そんな事を考えながら登校していると、
「よっ!陽汰!」
「おー!優弥!」
この男の名前は梅宮 優弥(ウメミヤ ユウヤ)。物心ついた頃からずっと一緒の、いわゆる幼馴染ってやつだ。こいつは誰が見てもイケメンの部類に入るだろう顔立ちで、悔しいことにモテる。あ、そうそう。俺にはもう一人幼馴染がいて、そいつと優弥が実は_
「おっはよー!陽汰、優弥!」
「おー、おはよー!」
「ったく、麻衣!もうちょっとおしとやかに挨拶できねぇのかよ…」
そんで、この元気な子が朝井 麻衣(アサイ マイ)。これまたびっくりするくらいの美少女で、この前も三人で遊びに行ったら俺らがトイレに行ってる間にどっかの芸能事務所にスカウトされてたな。あ、ちなみに、もう気づいてるかもだけど、優弥と麻衣は付き合ってて、幼馴染美形カップルだ。
…三人で一緒にいると、俺だけすごく見劣りするんだよなぁ。家族といるときもずっとそんな感じだからもう慣れたけど。…く、悔しくなんてないんだからなっ!
「もう、優弥はうるさいなぁ。」
「おいそれどういうことだよ!」
「そーゆーところだよーだ!ね、早く行こ、陽汰!」
「あ、おい、話はまだ終わってねぇぞ!ちょっと待てってー!!」
平凡顔な俺の気も知らないで、二人がイチャイチャ(?)していると、
「おい!君たち危ないぞ!!!」
近くからそんな声が聞こえてきた。
周りを見てみると、上から何かが落ちてきている。
…!!鉄骨だ!!
あいつらはまだ気づいてないみたいだ。
このままではあの二人が危ない!!
鉄骨はすぐそばまで落ちてきているから、どのみちここから三人とも助かるのは無理だ。
それなら…っ!あいつらだけは助けないと!!
おれは、寸前のところで二人を力いっぱい押し、その場所からどかした。
「「陽汰!」」
____________
それが最後の記憶だ。
…そうか、俺は死んだのか。
見渡す限り、木、木、木。
…森か。って、
「なんで俺はこんなとこにいるんだよぉォォオオ!!!」
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俺の名前は桜木 陽汰(サクラギ ヒナタ)。
いかにも陽キャで女子たちからキャーキャーと黄色い歓声が聞こえてきそうな名前だが、全くそんなことはない。
いや、わかってるんだよ。俺の顔がせいぜい中の上くらいだってことは…
でもな、俺以外の家族は全員美形なんだよ。2コ下の弟は女子からモテモテだし、両親もモテモテだったと聞いている。なのに…なのになんで俺だけこんな平凡顔なんだよ…
家族はそこが俺の良さだって言うけど、どこがいいのか俺には全くわからない。
そんな事を考えながら登校していると、
「よっ!陽汰!」
「おー!優弥!」
この男の名前は梅宮 優弥(ウメミヤ ユウヤ)。物心ついた頃からずっと一緒の、いわゆる幼馴染ってやつだ。こいつは誰が見てもイケメンの部類に入るだろう顔立ちで、悔しいことにモテる。あ、そうそう。俺にはもう一人幼馴染がいて、そいつと優弥が実は_
「おっはよー!陽汰、優弥!」
「おー、おはよー!」
「ったく、麻衣!もうちょっとおしとやかに挨拶できねぇのかよ…」
そんで、この元気な子が朝井 麻衣(アサイ マイ)。これまたびっくりするくらいの美少女で、この前も三人で遊びに行ったら俺らがトイレに行ってる間にどっかの芸能事務所にスカウトされてたな。あ、ちなみに、もう気づいてるかもだけど、優弥と麻衣は付き合ってて、幼馴染美形カップルだ。
…三人で一緒にいると、俺だけすごく見劣りするんだよなぁ。家族といるときもずっとそんな感じだからもう慣れたけど。…く、悔しくなんてないんだからなっ!
「もう、優弥はうるさいなぁ。」
「おいそれどういうことだよ!」
「そーゆーところだよーだ!ね、早く行こ、陽汰!」
「あ、おい、話はまだ終わってねぇぞ!ちょっと待てってー!!」
平凡顔な俺の気も知らないで、二人がイチャイチャ(?)していると、
「おい!君たち危ないぞ!!!」
近くからそんな声が聞こえてきた。
周りを見てみると、上から何かが落ちてきている。
…!!鉄骨だ!!
あいつらはまだ気づいてないみたいだ。
このままではあの二人が危ない!!
鉄骨はすぐそばまで落ちてきているから、どのみちここから三人とも助かるのは無理だ。
それなら…っ!あいつらだけは助けないと!!
おれは、寸前のところで二人を力いっぱい押し、その場所からどかした。
「「陽汰!」」
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それが最後の記憶だ。
…そうか、俺は死んだのか。
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