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第一章 森の生活と孤児院改革:森のソロキャンプと運命のもふもふ
第19話 異世界インターネットの検索機能がポンコツすぎる!? 仕方ないので稼ぎに行きます
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『検索結果:
・旅人の羽根亭:一泊 大銅貨3枚~
・木漏れ日の宿:一泊 大銅貨5枚(朝食付き)
・銀のゴブレット亭:一泊 大銅貨2枚 (ドミトリー)』
「………………しょっぼ!」
え、これだけ? 最低料金だけポンと表示されて、あとは何の情報もない。写真なし、口コミなし、もちろんオンライン予約機能もなし!
ネット黎明期の個人サイトかよ! しかも『大銅貨3枚』とか言われても、その価値が全然分からん! この世界の『100均』的なものは何枚なの!?
脳内ツッコミが嵐のように吹き荒れる。
気を取り直して、次の検索ワードを入力する。
「じゃあ、『ハルモニア 仕事』! これなら何か!」
『検索結果:該当する情報は見つかりませんでした』
うん、やっぱそうだよね! 知ってたよ!
どうやらLv.1の検索機能は、私の想像を遥かに超えるポンコツ仕様らしい。求人サイトどころか、ハローワークの張り紙レベルの情報すらないとは……。
検索機能は諦めよう。困った時の神様チャットだ! って神様の返事待ってられないって、街でお金稼ごうとしたけど、結局神様に頼るにしかないんかい! とほほ……。
まぁポイントの補充はどうあれ、街にはいずれ行かなきゃだけど。
私はスローライフがしたいのであって、サバイバルライフをしたいわけじゃないからね。
ん? でも、もしポイント補充出来て、街の外で快適な異世界通販生活できたら、それはスローライフか? でも人と接触せずに仙人のような生活するのもなー。
そんなことを考えながら、ウィンドウの隅っこにある吹き出しアイコンを、再度タップする。
ただ「助けてー!」じゃダメだ。あのチャラ神様相手には、こっちが主導権を握らないと。
あくまで『ご確認』という体で、的確な質問をぶつけてやる!
元OLのプライドを賭け、半透明のキーボードを華麗にタイプ。
『件名:異世界生活に関するご確認
お世話になっております、山根ことりです。
何度も申し訳ございません。
現在、貴職のお力添えにより、ハルモニアという街を目指しております。
つきましては、現地での活動を円滑に進めるため、いくつか質問させていただけますでしょうか。
1. この世界において、身分を証明する公的な書類(戸籍や身分証など)は一般的に存在しますでしょうか。
2. 外見年齢10歳の子供が、単独で宿泊施設を利用することは可能でしょうか。また、その際の注意点などございましたらご教示ください。
3. 当面の生活拠点として、最も安全かつ低コストな選択肢について、貴職のご見解を伺えますと幸いです。
お忙しいところ大変恐縮ですが、ご返信お待ちしております。』
「……完璧」
思わず自画自賛。これぞビジネスメールの極意。相手に「こいつ、できる…!」と思わせる
ことができれば、交渉は8割方成功したも同然なのだ。まあ、相手は神様だけど。
「貴職のお力添えにより」ってのはもちろん嫌味だよ!
さて、問題は、いつ返事が来るかだな……。
『返信は遅いかも』という、あの気の抜けた言葉が脳裏をよぎる。
うん、下手に動くのはやめておこう。
食料の備蓄はまだ十分。焦りは禁物、待つのも仕事のうちだ。
・旅人の羽根亭:一泊 大銅貨3枚~
・木漏れ日の宿:一泊 大銅貨5枚(朝食付き)
・銀のゴブレット亭:一泊 大銅貨2枚 (ドミトリー)』
「………………しょっぼ!」
え、これだけ? 最低料金だけポンと表示されて、あとは何の情報もない。写真なし、口コミなし、もちろんオンライン予約機能もなし!
ネット黎明期の個人サイトかよ! しかも『大銅貨3枚』とか言われても、その価値が全然分からん! この世界の『100均』的なものは何枚なの!?
脳内ツッコミが嵐のように吹き荒れる。
気を取り直して、次の検索ワードを入力する。
「じゃあ、『ハルモニア 仕事』! これなら何か!」
『検索結果:該当する情報は見つかりませんでした』
うん、やっぱそうだよね! 知ってたよ!
どうやらLv.1の検索機能は、私の想像を遥かに超えるポンコツ仕様らしい。求人サイトどころか、ハローワークの張り紙レベルの情報すらないとは……。
検索機能は諦めよう。困った時の神様チャットだ! って神様の返事待ってられないって、街でお金稼ごうとしたけど、結局神様に頼るにしかないんかい! とほほ……。
まぁポイントの補充はどうあれ、街にはいずれ行かなきゃだけど。
私はスローライフがしたいのであって、サバイバルライフをしたいわけじゃないからね。
ん? でも、もしポイント補充出来て、街の外で快適な異世界通販生活できたら、それはスローライフか? でも人と接触せずに仙人のような生活するのもなー。
そんなことを考えながら、ウィンドウの隅っこにある吹き出しアイコンを、再度タップする。
ただ「助けてー!」じゃダメだ。あのチャラ神様相手には、こっちが主導権を握らないと。
あくまで『ご確認』という体で、的確な質問をぶつけてやる!
元OLのプライドを賭け、半透明のキーボードを華麗にタイプ。
『件名:異世界生活に関するご確認
お世話になっております、山根ことりです。
何度も申し訳ございません。
現在、貴職のお力添えにより、ハルモニアという街を目指しております。
つきましては、現地での活動を円滑に進めるため、いくつか質問させていただけますでしょうか。
1. この世界において、身分を証明する公的な書類(戸籍や身分証など)は一般的に存在しますでしょうか。
2. 外見年齢10歳の子供が、単独で宿泊施設を利用することは可能でしょうか。また、その際の注意点などございましたらご教示ください。
3. 当面の生活拠点として、最も安全かつ低コストな選択肢について、貴職のご見解を伺えますと幸いです。
お忙しいところ大変恐縮ですが、ご返信お待ちしております。』
「……完璧」
思わず自画自賛。これぞビジネスメールの極意。相手に「こいつ、できる…!」と思わせる
ことができれば、交渉は8割方成功したも同然なのだ。まあ、相手は神様だけど。
「貴職のお力添えにより」ってのはもちろん嫌味だよ!
さて、問題は、いつ返事が来るかだな……。
『返信は遅いかも』という、あの気の抜けた言葉が脳裏をよぎる。
うん、下手に動くのはやめておこう。
食料の備蓄はまだ十分。焦りは禁物、待つのも仕事のうちだ。
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