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第一章 森の生活と孤児院改革:胃袋を掴め!
第41話 みんなの笑顔と1万ポイントゲット! 食文化革命は大成功!
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翌朝。
私は、子供たちの騒がしい声で目を覚ました。
「うわー! なんだこれ!」
「甘い匂いがする!」
声の主は、やっぱりレオとルークだった。
どうやら、私の仕掛けたサプライズに、気づいてくれたようだ。
私がのそりとベッドから起き上がると、そこには、プリンのカップを手に持って、目をまん丸にしている子供たちの姿があった。
「コトリ! これ、お前が作ったのか!?」
リックが、少し興奮した様子で私に詰め寄ってくる。
その手には、もちろんプリンのカップ。おや、もう半分くらい食べてるじゃないか、素直じゃないなあ。
「うん、まあね。夜、こっそり作ってみたんだ」
「すっげー! 店で売ってるやつみたいだ!」
「おいしい! ぷるぷるしてる!」
レオとルークは、夢中でプリンを頬張っている。
アンナも、「すごいわ、コトリ……。本当に、何でもできるのね……」と、感心したような、呆れたような顔で私を見ていた。
そして、エミリー。
彼女は、小さなスプーンで、一口、また一口と、大事そうにプリンを食べていた。
そして、ふと顔を上げて、私と目が合うと、はにかむように、小さく、でもはっきりと、微笑んだ。
(……うっ!)
その笑顔の破壊力たるや!
私の心のHPは、一瞬でゼロになった。
可愛い……! 可愛すぎるぞ、エミリー!
君のためなら、お姉さん、毎日でもプリン作っちゃうよ!
そんな、幸せな光景が広がる寝室の入り口に、いつの間にかマーサ院長が立っていた。
その手には、空になったプリンのカップ。
「……コトリ」
呼ばれて、私はびくっと体を震わせる。
やばい、勝手に厨房を使ったこと、怒られる…?
「はい!」
「……あんた」
マーサ院長は、じっと私の目を見つめると、静かに、しかしはっきりと言った。
「一体、何者なんだい…?」
その質問に、私はなんと答えればいいのか分からなかった。
神様のミスで死んだ、元OLです、なんて言えるはずもない。
「ただの、コトリです。料理が好きな、ただの子供ですよ」
私がそう言って笑うと、マーサ院長は、ふん、と鼻を鳴らした。
「とぼけなさんな。あんたが来てから、この孤児院は変わり始めた。子供たちの顔つきが、変わったよ……」
その言葉は、責めているようには聞こえなかった。
むしろ、どこか、温かい響きがあった。
「……ありがとうよ。あの子たちの、あんな顔を見たのは、久しぶりだ」
マーサ院長は、それだけ小さな声で呟くと、くるりと背を向けて、厨房の方へと歩いて行ってしまった。
その背中は、昨日よりも、少しだけ、シャンとして見えた。
(……なんか、認められた……?)
よく分からないけど、悪い気はしない。
私が快適な生活を送るために始めた改革が、結果的に、みんなを笑顔にしている。
それは、なんだか、すごく、いいことのように思えた。
そして、その瞬間。
私の目の前に、あの聞き慣れた半透明のウィンドウが表示された。
『ハルモニア孤児院の栄養状態を改善し、子供たちの心身の健康を向上させました』
『食文化への貢献が認められます』
『ボーナスとして、10,000ポイントを付与します』
(よっしゃー! 1万ポイントゲットー!)
やっぱりきた!
人助け(という名の自己満足)は、ちゃんとポイントに還元される!
(みんなを幸せにすればするほど、私のスローライフが潤っていく! これぞWIN-WINの関係! 最高じゃないか!)
私の脳内は、再び歓喜のサンバカーニバルに包まれた。
よし、こうなったら、もっともっと、この孤児院を快適な場所に変えてやる!
私のための、最高の快適空間を作り上げるために!
そして、ついでに、みんなを笑顔にするために!
私の改革は、まだ始まったばかりだ。
私は、子供たちの騒がしい声で目を覚ました。
「うわー! なんだこれ!」
「甘い匂いがする!」
声の主は、やっぱりレオとルークだった。
どうやら、私の仕掛けたサプライズに、気づいてくれたようだ。
私がのそりとベッドから起き上がると、そこには、プリンのカップを手に持って、目をまん丸にしている子供たちの姿があった。
「コトリ! これ、お前が作ったのか!?」
リックが、少し興奮した様子で私に詰め寄ってくる。
その手には、もちろんプリンのカップ。おや、もう半分くらい食べてるじゃないか、素直じゃないなあ。
「うん、まあね。夜、こっそり作ってみたんだ」
「すっげー! 店で売ってるやつみたいだ!」
「おいしい! ぷるぷるしてる!」
レオとルークは、夢中でプリンを頬張っている。
アンナも、「すごいわ、コトリ……。本当に、何でもできるのね……」と、感心したような、呆れたような顔で私を見ていた。
そして、エミリー。
彼女は、小さなスプーンで、一口、また一口と、大事そうにプリンを食べていた。
そして、ふと顔を上げて、私と目が合うと、はにかむように、小さく、でもはっきりと、微笑んだ。
(……うっ!)
その笑顔の破壊力たるや!
私の心のHPは、一瞬でゼロになった。
可愛い……! 可愛すぎるぞ、エミリー!
君のためなら、お姉さん、毎日でもプリン作っちゃうよ!
そんな、幸せな光景が広がる寝室の入り口に、いつの間にかマーサ院長が立っていた。
その手には、空になったプリンのカップ。
「……コトリ」
呼ばれて、私はびくっと体を震わせる。
やばい、勝手に厨房を使ったこと、怒られる…?
「はい!」
「……あんた」
マーサ院長は、じっと私の目を見つめると、静かに、しかしはっきりと言った。
「一体、何者なんだい…?」
その質問に、私はなんと答えればいいのか分からなかった。
神様のミスで死んだ、元OLです、なんて言えるはずもない。
「ただの、コトリです。料理が好きな、ただの子供ですよ」
私がそう言って笑うと、マーサ院長は、ふん、と鼻を鳴らした。
「とぼけなさんな。あんたが来てから、この孤児院は変わり始めた。子供たちの顔つきが、変わったよ……」
その言葉は、責めているようには聞こえなかった。
むしろ、どこか、温かい響きがあった。
「……ありがとうよ。あの子たちの、あんな顔を見たのは、久しぶりだ」
マーサ院長は、それだけ小さな声で呟くと、くるりと背を向けて、厨房の方へと歩いて行ってしまった。
その背中は、昨日よりも、少しだけ、シャンとして見えた。
(……なんか、認められた……?)
よく分からないけど、悪い気はしない。
私が快適な生活を送るために始めた改革が、結果的に、みんなを笑顔にしている。
それは、なんだか、すごく、いいことのように思えた。
そして、その瞬間。
私の目の前に、あの聞き慣れた半透明のウィンドウが表示された。
『ハルモニア孤児院の栄養状態を改善し、子供たちの心身の健康を向上させました』
『食文化への貢献が認められます』
『ボーナスとして、10,000ポイントを付与します』
(よっしゃー! 1万ポイントゲットー!)
やっぱりきた!
人助け(という名の自己満足)は、ちゃんとポイントに還元される!
(みんなを幸せにすればするほど、私のスローライフが潤っていく! これぞWIN-WINの関係! 最高じゃないか!)
私の脳内は、再び歓喜のサンバカーニバルに包まれた。
よし、こうなったら、もっともっと、この孤児院を快適な場所に変えてやる!
私のための、最高の快適空間を作り上げるために!
そして、ついでに、みんなを笑顔にするために!
私の改革は、まだ始まったばかりだ。
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