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恋をするために故意的に当たりに行く
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昼休み、教室の隅で机に顔を伏せながら睡眠をとっていると、友人が話しかけてきた。
「ねーねー、ひとつ相談乗ってよ」
「なに?」
大事な私の睡眠時間を取られたので少し不機嫌気味に答える。
「あのさー、うちのクラスの川崎くん居るじゃん」
「いるね。で、川崎くんがどうしたの?」
「なんか最近私とすれ違う時、肩がぶつかるんだよね」
「どうゆう事?」
「教室ですれ違う時とか、廊下ですれ違う時とか、ぶつかるの!!正確にはぶつかってくるの!!私は毎回避けようとしてるんだけど……ねぇ、なんでだと思う?」
「いや、それは絶対恋だよ」
「いや、故意なのは分かってるよ。毎回川崎くんから当たってくるんだから…」
「分かってるんだ……」
「私どうすればいいかな?」
「そんなの、ちゃんと思い伝えるしかないんじゃない?」
「やっぱりそうだよね、ちゃんとやめてって伝えてくる!」
果たして恋なのか故意なのか、2人には分からない。でもきっとどっちもだろう。
「ねーねー、ひとつ相談乗ってよ」
「なに?」
大事な私の睡眠時間を取られたので少し不機嫌気味に答える。
「あのさー、うちのクラスの川崎くん居るじゃん」
「いるね。で、川崎くんがどうしたの?」
「なんか最近私とすれ違う時、肩がぶつかるんだよね」
「どうゆう事?」
「教室ですれ違う時とか、廊下ですれ違う時とか、ぶつかるの!!正確にはぶつかってくるの!!私は毎回避けようとしてるんだけど……ねぇ、なんでだと思う?」
「いや、それは絶対恋だよ」
「いや、故意なのは分かってるよ。毎回川崎くんから当たってくるんだから…」
「分かってるんだ……」
「私どうすればいいかな?」
「そんなの、ちゃんと思い伝えるしかないんじゃない?」
「やっぱりそうだよね、ちゃんとやめてって伝えてくる!」
果たして恋なのか故意なのか、2人には分からない。でもきっとどっちもだろう。
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