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妨害作戦
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詩音と喧嘩?をした後に詩音が飛鳥先輩みたいになると宣言していて意味が分からなかったが数日が経って思ったことがある。最近の詩音はお昼も部活後も飛鳥先輩といて、今も昼ご飯を食べたら飛鳥先輩と話している。流石に帰る時は2人だが帰る前まで飛鳥先輩と話していおり、改めて考えてみたが分からなかった。
「どういう事なんだろう?」
「何が?」
考えていた事を口に出していたのか照先輩が聞いてきた。照先輩はいつも昼ご飯を食べたら自由で屋上にでたり、携帯を触っていたり、寝ていたりしてあんまり雑談したりはしておらず今日は横で携帯を触っていた為、私が呟いたのが聞こえていたみたいで聞き返してきた。
「あ、いえ、詩音と飛鳥先輩が最近仲良くて何話しているのかなって」
「あぁ、そう言えば最近よく喋ってんね~」
「照先輩は気にならないんですか?」
「別にならんよ~」
「・・・そうなんですね」
照先輩は気にならないみたいだったが私はせっかく一緒に居れるし近くにいるなら詩音と話したいのに、詩音は飛鳥先輩と楽しく話しているのでモヤモヤしていた。気を紛らわすために照先輩と話そうと思った。
「照先輩は何してるんですか?」
「これ」
そう言って照先輩は携帯の画面を見せてくれたので見ると画面には、くねくねする人型を操ってステージから敵を落とすゲームが映っていた。
「これ、私もやっていますよ!」
「そうなん?やる?」
「1対1しましょ!照先輩には負けません!」
「めっちゃ敵意剥き出しやん。いいけど」
そう言い照先輩と1対1で戦う事になった。私はそこそこやっていて自信もあったので負けないと宣言した。
「あぁぁ!また負けたー!!」
「負けんのやないん?全敗しとるやん」
私は照先輩にボコボコにされて3戦したが全敗していた。照先輩は私が叫ぶのを見ながらケラケラと笑って煽ってきた。
「ぐぬぬ、先輩!もう1回!もう1回しましょ!」
「しょうがないな~」
照先輩にもう1回しようと言ってゲームがスタートした。照先輩が強すぎて普通にやっても勝てないと思ったので妨害作戦を実行する事にした。照先輩のキャラに近付いた時に照先輩が画面を見れないように腕を照先輩の前に出した。
「おい!見えんっちゃ!!せこいやろ!」
「今回は私が勝たせて貰います!」
「そんなんで勝っていいんか!」
「勝ちは勝ちです!」
照先輩は画面を見ようと避けるが私は照先輩に乗りかかるように妨害していた為どんどんと体も倒れて行く。
「よし!照先輩!私の勝ちです!」
そう言い私のキャラが照先輩のキャラをステージ外に押し出そうと突撃をした。
「そこで突撃は舐めプやろ!」
そう言って照先輩のキャラが私のキャラの突撃を避けて私のキャラはそのまま外へと落ちて行き私の画面にはLOSSの文字が表示される、
「なんでー!!」
「あははは!何が負けませんや!!」
「もう照先輩とはしません!!意地悪です!!」
「ズルして負けた負け犬がなんか言っとるな~」
「ぐぬぬぬ」
照先輩は倒れた状態で凄く笑っていた。妨害しても照先輩に勝てず、なんでだ!と思っていると照先輩は体を起こして携帯のゲームを落としてイヤホンを付け始めた。何するんだろうと見ていると動画サイトを開いて後2分程で公開される動画を見ようとしていた。
「え!照先輩、Shine/シャインさん好きなんですか!?」
「いや、好きってより見とるだけ」
「そうなんですか?てか、新曲じゃないですか!私も聴きたいです!」
「自分の携帯で聴けばいいやん」
「一緒に聴きましょうよ!」
「・・・しょうがないなぁ」
「ありがとうございます!」
照先輩が動画サイトで作曲をしているShineと言う人を見ているのも、曲を聴いているのも驚いた。聴きたいと言うと自分ので聴けばと言われたが、一緒に聴きたいと言うとしぶしぶイヤホンの片耳を貸してくれた。そんな話をしていると動画が始まって曲が流れ始めた。
「うわ!この新曲めっちゃいい!」
「前の曲がローテンポやったけんね、今回アップテンポやね」
「ですね!凄いなぁ」
あっという間に動画が終わりイヤホンを照先輩に返した。Shineさんは中2頃に知ってそこからよく聴いていたが今回のもすごく良かった。
そんな余韻に浸っていると視線を感じてそちら側を見ると詩音と飛鳥先輩がこっちを見ていて、詩音と目が合うと何故か目を逸らされた。なんだろうと思っていると飛鳥先輩が笑顔のまま話しかけて来た。
飛鳥「優希ちゃん、照は私のだよ?」
優希「へ?」
詩音「・・・」
照「?」
飛鳥先輩が言い、私は驚きと飛鳥先輩の笑顔が怖く、詩音は横を向いていて、照先輩はなんの事?とハテナマークを浮かべていた。
「どういう事なんだろう?」
「何が?」
考えていた事を口に出していたのか照先輩が聞いてきた。照先輩はいつも昼ご飯を食べたら自由で屋上にでたり、携帯を触っていたり、寝ていたりしてあんまり雑談したりはしておらず今日は横で携帯を触っていた為、私が呟いたのが聞こえていたみたいで聞き返してきた。
「あ、いえ、詩音と飛鳥先輩が最近仲良くて何話しているのかなって」
「あぁ、そう言えば最近よく喋ってんね~」
「照先輩は気にならないんですか?」
「別にならんよ~」
「・・・そうなんですね」
照先輩は気にならないみたいだったが私はせっかく一緒に居れるし近くにいるなら詩音と話したいのに、詩音は飛鳥先輩と楽しく話しているのでモヤモヤしていた。気を紛らわすために照先輩と話そうと思った。
「照先輩は何してるんですか?」
「これ」
そう言って照先輩は携帯の画面を見せてくれたので見ると画面には、くねくねする人型を操ってステージから敵を落とすゲームが映っていた。
「これ、私もやっていますよ!」
「そうなん?やる?」
「1対1しましょ!照先輩には負けません!」
「めっちゃ敵意剥き出しやん。いいけど」
そう言い照先輩と1対1で戦う事になった。私はそこそこやっていて自信もあったので負けないと宣言した。
「あぁぁ!また負けたー!!」
「負けんのやないん?全敗しとるやん」
私は照先輩にボコボコにされて3戦したが全敗していた。照先輩は私が叫ぶのを見ながらケラケラと笑って煽ってきた。
「ぐぬぬ、先輩!もう1回!もう1回しましょ!」
「しょうがないな~」
照先輩にもう1回しようと言ってゲームがスタートした。照先輩が強すぎて普通にやっても勝てないと思ったので妨害作戦を実行する事にした。照先輩のキャラに近付いた時に照先輩が画面を見れないように腕を照先輩の前に出した。
「おい!見えんっちゃ!!せこいやろ!」
「今回は私が勝たせて貰います!」
「そんなんで勝っていいんか!」
「勝ちは勝ちです!」
照先輩は画面を見ようと避けるが私は照先輩に乗りかかるように妨害していた為どんどんと体も倒れて行く。
「よし!照先輩!私の勝ちです!」
そう言い私のキャラが照先輩のキャラをステージ外に押し出そうと突撃をした。
「そこで突撃は舐めプやろ!」
そう言って照先輩のキャラが私のキャラの突撃を避けて私のキャラはそのまま外へと落ちて行き私の画面にはLOSSの文字が表示される、
「なんでー!!」
「あははは!何が負けませんや!!」
「もう照先輩とはしません!!意地悪です!!」
「ズルして負けた負け犬がなんか言っとるな~」
「ぐぬぬぬ」
照先輩は倒れた状態で凄く笑っていた。妨害しても照先輩に勝てず、なんでだ!と思っていると照先輩は体を起こして携帯のゲームを落としてイヤホンを付け始めた。何するんだろうと見ていると動画サイトを開いて後2分程で公開される動画を見ようとしていた。
「え!照先輩、Shine/シャインさん好きなんですか!?」
「いや、好きってより見とるだけ」
「そうなんですか?てか、新曲じゃないですか!私も聴きたいです!」
「自分の携帯で聴けばいいやん」
「一緒に聴きましょうよ!」
「・・・しょうがないなぁ」
「ありがとうございます!」
照先輩が動画サイトで作曲をしているShineと言う人を見ているのも、曲を聴いているのも驚いた。聴きたいと言うと自分ので聴けばと言われたが、一緒に聴きたいと言うとしぶしぶイヤホンの片耳を貸してくれた。そんな話をしていると動画が始まって曲が流れ始めた。
「うわ!この新曲めっちゃいい!」
「前の曲がローテンポやったけんね、今回アップテンポやね」
「ですね!凄いなぁ」
あっという間に動画が終わりイヤホンを照先輩に返した。Shineさんは中2頃に知ってそこからよく聴いていたが今回のもすごく良かった。
そんな余韻に浸っていると視線を感じてそちら側を見ると詩音と飛鳥先輩がこっちを見ていて、詩音と目が合うと何故か目を逸らされた。なんだろうと思っていると飛鳥先輩が笑顔のまま話しかけて来た。
飛鳥「優希ちゃん、照は私のだよ?」
優希「へ?」
詩音「・・・」
照「?」
飛鳥先輩が言い、私は驚きと飛鳥先輩の笑顔が怖く、詩音は横を向いていて、照先輩はなんの事?とハテナマークを浮かべていた。
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