75 / 109
ダボンナ王国独立編 ~リーズ・ナブルの馬事《まこと》騒ぎ~
ベン・ブリッチは準備した
しおりを挟む
できれば話をしたかったな、と。
クランで所有している建物へ向けて夜道を歩きながら、ベン・ブリッチはそう頭の中で呟いた。
リーズ・ナブル。
冒険者ギルドであの男に会ったときに感じた、他の者とは趣が異なる感覚。それに従ってちょっかいを掛けてみたのだが、予想以上に頭が回るようで、たちまちの内にギルド員から報酬を巻き上げた。
自分の演技もあってのことだろうが、初めて訪れた土地であっただろうにこうもやってのける胆力が気に入り、食事に誘った。
話を聞いてみればなかなか面白い経歴を持っているようで、なんとあの魔鋼級冒険者であるユルゲンとも交流のあるという。
まあどこまで本当かは分からなかったが、その後のケインの襲撃に対応し、いうだけの実力はあると納得できた。
だから、こう思ってしまったんだろう。
「チャンスが来ちまったなんて、そんな都合のいいことなんてあるわけねぇのにな」
ケインの奴の行動は年を重ねるごとに過激になっていった。
それではいけないと何人もの人に言われたにも関わらず、あいつが凶行をやめることはなかった。
クランの人間だけに留まらず、街に来る冒険者相手に挑みかかることすら始めたときは遂にそこまでするようになったかと、ケインを止められなかった己の無力さを嘆いた。
せめてこの右足が本来の動きをしてくれていれば、まだあいつを押し止めることができたかもしれないというのに。
あいつの強さはそれほどまでに高まっていた。
だがそれをあしらうだけの実力がリーズ・ナブルにあると分かったとき、もしかしたらと思ってしまった。
これ以上の被害が出る前にこの男に協力してもらえれば、ケインの目を覚めさせることができるかもしれないと。
「……そう、思ってたんだけどなぁ」
でもそれは、あいつの意思をことごとく侵害していることだった。
確かに身を守ることができるとマチルダに任せた。それが間違ったことだとは思っていない。
でも、ほとぼりが冷めるまでなんて言い訳して、あいつを利用しようとしていたのを見抜かれて。
情けないにもほどがあると、改めてそう思わされた。
目が覚めた、というのだろうか。
覚悟を決めた、というのだろうか。
今さらだとは自分でも思うが、こんなことを会って間もない人間に頼む方がどうかしていたのだ。
そう思ったら、行動は早かった。
風呂での一件の後、野宿の準備をした俺は夜の間に魔物が出現する土地へと足を運んだ。
そして戦った。
魔物を相手に戦って、戦って。
傷も負ったが、それ以上に体の奥で燻っていた何かが燃え上がるのを感じて右足の怪我のことなど気にならなくなっていた。
久々に感じる命のやりとりに、鈍っていた体から錆びが落ちていく感覚は俺に戦うことの高揚感を与えてくれた。
たぶんだが、この高揚感があいつの支えになっていたのではないかと、ふと思ってしまった。
親を頼ることができなくなったあいつが、唯一頼りにしたのが父親から教えられてきた剣術だったのかもしれない。
でもな、お前が今やっていることは、お前の両親が望んでないことじゃねぇのかって、俺は思うよ。
あの人はな、お前を守るためにどうしようもない傷を負った。ミハナさんだってそうだ。
目を覚まさない両親を見守るだけの生活がどんだけお前を苦しめてたか、俺には想像するしかねぇけどよ。
それでも、逃げちゃあいけなかったんだ。
俺もそうだ、傷を負ったことを理由にして、苦しんでるお前から逃げた。声も掛けられなかった。自分のことで精一杯だった。
そんな俺が言うことなんて、お前が聞くはずもなかったんだ。
だから、俺はお前と正面から戦うことにしたよ。
こんな方法で言うことを聞かそうなんて間違ってると思う。
でもな、俺だって男なんだよ。
やられてばっかで済ませるほど、人間できてねぇんだ。
鼻っ柱を折ってからじゃねぇと、お前は俺の話なんて聞きはしないだろうからな。
そんなことを考えていたら、いつの間にかクランの建物の前にいた。あいつのことだ、どうせいつも通りあの部屋にいることだろう。
敷地の中を進み、道中に会うクランメンバーが傷だらけの俺に驚いていたが、軽く挨拶をするだけで俺はさっさと目的の場所に向かっていた。
少し奥に長い建物の、その最奥。
クランの長であったドイルさんが使っていた部屋。そこにあいつはいる。
その部屋の前まで来て、中に人の気配があることを確かめた俺は目の前の扉を開いた。
中には部屋の中央で床に座っているケインの後ろ姿があった。
「……何の用?」
後ろにいるのが俺だと分かっているのか、不機嫌な態度でこちらを向くことなく聞いてきた。
「明日の昼、ここの鍛練場で俺と立ち合え」
俺も余計なことを言うつもりはないので簡潔に用件を言った。
それはどういうことなのか、分からないこいつではないだろう。ゆっくりと立ち上がってこちらを向いたケインの表情は暗い愉悦のようなものが浮かんでいた。
それは俺の今の姿を見ても変わらず、おそらくだがこんな傷だらけの奴が何を言ってるんだと思っているのだろう。
「別にいいけど、結果は分かってるんだしさ」
「なら」
「でもそれだけじゃあ、面白くないよね」
そう言ったケインが出してきた条件というのは、やはりというべきものだった。
とどのつまりはリーズとの戦いを望むものであり、立ち会いで自分が勝ったならば奴を呼べというものだった。
だがそれに俺が頷くわけがない。
もう、あいつを巻き込むようなことをしたくはなかった。
それではやる意味がないというケイン。しかし、俺たち二人の話に入りこんでくる人がいた。
「―――俺ならいいぜ」
それは背後から、自分が通ってきた通路から聞こえてきた。
その声の主はもう一人を背後に連れて部屋へと入ってきた。
それはリーズ・ナブルであり、クランの副長ハリマであった。
「お前……」
「よう、一日ぶり。そっちの小僧も相変わらずのようで」
突然の事態に驚く俺に、さらに驚くことをこの男は言ってのけるのだった。
「ここでなんて小さいことはやめて、もっと大きな催しにしようぜ」
それは街一つを巻き込んだ、剣闘大会の開催の報せであった。
何のことかと呆然としていれば、チラシのようなものを渡されじゃあなと去っていった。
詳しいことを何も聞けないまま、俺たちは副長からの話を聞くことになるのだった。
リーズ、お前は何を考えてるんだ。
クランで所有している建物へ向けて夜道を歩きながら、ベン・ブリッチはそう頭の中で呟いた。
リーズ・ナブル。
冒険者ギルドであの男に会ったときに感じた、他の者とは趣が異なる感覚。それに従ってちょっかいを掛けてみたのだが、予想以上に頭が回るようで、たちまちの内にギルド員から報酬を巻き上げた。
自分の演技もあってのことだろうが、初めて訪れた土地であっただろうにこうもやってのける胆力が気に入り、食事に誘った。
話を聞いてみればなかなか面白い経歴を持っているようで、なんとあの魔鋼級冒険者であるユルゲンとも交流のあるという。
まあどこまで本当かは分からなかったが、その後のケインの襲撃に対応し、いうだけの実力はあると納得できた。
だから、こう思ってしまったんだろう。
「チャンスが来ちまったなんて、そんな都合のいいことなんてあるわけねぇのにな」
ケインの奴の行動は年を重ねるごとに過激になっていった。
それではいけないと何人もの人に言われたにも関わらず、あいつが凶行をやめることはなかった。
クランの人間だけに留まらず、街に来る冒険者相手に挑みかかることすら始めたときは遂にそこまでするようになったかと、ケインを止められなかった己の無力さを嘆いた。
せめてこの右足が本来の動きをしてくれていれば、まだあいつを押し止めることができたかもしれないというのに。
あいつの強さはそれほどまでに高まっていた。
だがそれをあしらうだけの実力がリーズ・ナブルにあると分かったとき、もしかしたらと思ってしまった。
これ以上の被害が出る前にこの男に協力してもらえれば、ケインの目を覚めさせることができるかもしれないと。
「……そう、思ってたんだけどなぁ」
でもそれは、あいつの意思をことごとく侵害していることだった。
確かに身を守ることができるとマチルダに任せた。それが間違ったことだとは思っていない。
でも、ほとぼりが冷めるまでなんて言い訳して、あいつを利用しようとしていたのを見抜かれて。
情けないにもほどがあると、改めてそう思わされた。
目が覚めた、というのだろうか。
覚悟を決めた、というのだろうか。
今さらだとは自分でも思うが、こんなことを会って間もない人間に頼む方がどうかしていたのだ。
そう思ったら、行動は早かった。
風呂での一件の後、野宿の準備をした俺は夜の間に魔物が出現する土地へと足を運んだ。
そして戦った。
魔物を相手に戦って、戦って。
傷も負ったが、それ以上に体の奥で燻っていた何かが燃え上がるのを感じて右足の怪我のことなど気にならなくなっていた。
久々に感じる命のやりとりに、鈍っていた体から錆びが落ちていく感覚は俺に戦うことの高揚感を与えてくれた。
たぶんだが、この高揚感があいつの支えになっていたのではないかと、ふと思ってしまった。
親を頼ることができなくなったあいつが、唯一頼りにしたのが父親から教えられてきた剣術だったのかもしれない。
でもな、お前が今やっていることは、お前の両親が望んでないことじゃねぇのかって、俺は思うよ。
あの人はな、お前を守るためにどうしようもない傷を負った。ミハナさんだってそうだ。
目を覚まさない両親を見守るだけの生活がどんだけお前を苦しめてたか、俺には想像するしかねぇけどよ。
それでも、逃げちゃあいけなかったんだ。
俺もそうだ、傷を負ったことを理由にして、苦しんでるお前から逃げた。声も掛けられなかった。自分のことで精一杯だった。
そんな俺が言うことなんて、お前が聞くはずもなかったんだ。
だから、俺はお前と正面から戦うことにしたよ。
こんな方法で言うことを聞かそうなんて間違ってると思う。
でもな、俺だって男なんだよ。
やられてばっかで済ませるほど、人間できてねぇんだ。
鼻っ柱を折ってからじゃねぇと、お前は俺の話なんて聞きはしないだろうからな。
そんなことを考えていたら、いつの間にかクランの建物の前にいた。あいつのことだ、どうせいつも通りあの部屋にいることだろう。
敷地の中を進み、道中に会うクランメンバーが傷だらけの俺に驚いていたが、軽く挨拶をするだけで俺はさっさと目的の場所に向かっていた。
少し奥に長い建物の、その最奥。
クランの長であったドイルさんが使っていた部屋。そこにあいつはいる。
その部屋の前まで来て、中に人の気配があることを確かめた俺は目の前の扉を開いた。
中には部屋の中央で床に座っているケインの後ろ姿があった。
「……何の用?」
後ろにいるのが俺だと分かっているのか、不機嫌な態度でこちらを向くことなく聞いてきた。
「明日の昼、ここの鍛練場で俺と立ち合え」
俺も余計なことを言うつもりはないので簡潔に用件を言った。
それはどういうことなのか、分からないこいつではないだろう。ゆっくりと立ち上がってこちらを向いたケインの表情は暗い愉悦のようなものが浮かんでいた。
それは俺の今の姿を見ても変わらず、おそらくだがこんな傷だらけの奴が何を言ってるんだと思っているのだろう。
「別にいいけど、結果は分かってるんだしさ」
「なら」
「でもそれだけじゃあ、面白くないよね」
そう言ったケインが出してきた条件というのは、やはりというべきものだった。
とどのつまりはリーズとの戦いを望むものであり、立ち会いで自分が勝ったならば奴を呼べというものだった。
だがそれに俺が頷くわけがない。
もう、あいつを巻き込むようなことをしたくはなかった。
それではやる意味がないというケイン。しかし、俺たち二人の話に入りこんでくる人がいた。
「―――俺ならいいぜ」
それは背後から、自分が通ってきた通路から聞こえてきた。
その声の主はもう一人を背後に連れて部屋へと入ってきた。
それはリーズ・ナブルであり、クランの副長ハリマであった。
「お前……」
「よう、一日ぶり。そっちの小僧も相変わらずのようで」
突然の事態に驚く俺に、さらに驚くことをこの男は言ってのけるのだった。
「ここでなんて小さいことはやめて、もっと大きな催しにしようぜ」
それは街一つを巻き込んだ、剣闘大会の開催の報せであった。
何のことかと呆然としていれば、チラシのようなものを渡されじゃあなと去っていった。
詳しいことを何も聞けないまま、俺たちは副長からの話を聞くことになるのだった。
リーズ、お前は何を考えてるんだ。
0
あなたにおすすめの小説
【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
転生したら実は神の息子だった俺、無自覚のまま世界を救ってハーレム王になっていた件
fuwamofu
ファンタジー
ブラック企業で過労死した平凡サラリーマン・榊悠斗は、気づけば剣と魔法の異世界へ転生していた。
チート能力もない地味な村人として静かに暮らすはずだった……が、なぜか魔物が逃げ出し、勇者が跪き、王女がプロポーズ!?
実は神の息子で、世界最強の存在だったが、その力に本人だけが気づいていない。
「無自覚最強」な悠斗が巻き起こす勘違い系異世界英雄譚、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる