世界渡りの絶対強者

星の空

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異世界・エジルアイト編

1-3 間に合った

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─   ドリナイヤ  side  ─
私、ドリナイヤ・ギール・ドラウンドは思いふけっていた。
「ふぅ」
「お父たま、ため息ついてどうちたの?」
私の娘(ルナリア・ギール・ドラウンド第1王女)は、私がため息をついて気になったのか問うてきた。
「あら、珍しいわねあなたがため息をつくなんて。」
私の妻(レオレア・ギール・ドラウンド)は私がため息をついたことが珍しいらしい。
「何、先程盗賊に襲われた時にな。
齢7くらいの子供が50人ほどいた盗賊を殲滅させたのだよ。
ラグセスが正義感から叱ろうとしていたがその子は殺される覚悟をしていたのさ。」
「それって精神が成熟するには早すぎない?ルナリアと同年代だし。」
確かにそうだ。だが、歴戦の戦士の如く戦っていたからエルフかそこらだろうか?
「お父たま、その子のお名前は?」
「後で我が家に来るように言って専用の紋章を渡しておいたからいずれ分かるよ。」
ルナリアには申し訳ないが、彼との交流は難しいだろう。
「中から見てたけど舞を舞うように凄かったのです!また見てみたいです。」
「あら、そうだったかしら?」
「はい!」
「「ふふふ」」
家族団欒と王都に向かっていった。
ただ、彼が偉業を成すことは分かりきっていた。

─  ドリナイヤ  sideout  ─



─  ルフェイ  side  ─

俺はドリナイヤと別れてからすぐに盗賊の拠点に来た。
そこでふと思いついたことをした。
・«全ステータス成長100倍加»
Lv.が1上がる事にステータス値が経験値の100倍上昇する
・«全スキル成長100倍加»
Lv.が1上がる事にスキルレベルが経験値の100倍上昇する
・«成長速度100倍加»
一般的にレベルは獲得経験値量で異なるが普通では1上がるがこのスキルは100レベルに上昇する
・«成長限界撤廃»
成長限界がLv.100だとしたらLv.∞になるので無限に成長し続ける。
・«存在確定»
«存在抹消»が«気配遮断»の最上位互換ならばこれは«気配察知»の最上位互換でリアルタイムで対象の位置情報がわかる。生き物で敵・味方・中立を赤・青・白で分ける
5つのスキルを創り早速使う。
入り口を見張っている2人の側に«存在抹消»で近づき短剣2本で一線。

ピロン♬レベルアップしました。

どうやら2人を殺しただけでひとレベル上がる量の経験値量になった様だ。早速確認する。
✲✲✲
真名   ルフェイ・イルシオン
年齢   7歳      性別    男(の娘)
種族   神喰狼竜フェンリル
Lv.4800
筋力:4080000
敏捷:5210000
耐久:2344000
魔力:∞
幸運:87
特殊技能イレギュラースキル
・概念創造・魔法創造・物質創造
・技能創造・全適正・成長限界撤廃
・存在抹消・存在確定・不可視化
・全ステータス成長100倍加
・全スキル成長100倍加
・成長速度100倍加
固有技能ユニークスキル
・森羅万象:Lv.8000
・疾風迅雷:Lv.12000
・絶対強者:Lv.40000
・戦魔総者:Lv.8000
一般技能ノーマルスキル
・武術:Lv.4000
・魔導:Lv.4000
・全眼:Lv.4000
・封蔽:Lv.4000
・家事:Lv.4000
【魔法】
・煉獄魔法:Lv.4
・灼熱魔法:Lv.5
・大海魔法:Lv.4
・極氷魔法:Lv.4
・暴嵐魔法:Lv.5
・瞬雷魔法:Lv.6
・豪輝魔法:Lv.5
・聖王魔法:Lv.4
・暗黒魔法:Lv.4
・無影魔法:Lv.6
・時空魔法:Lv.7
【加護】
・創造神の加護
・戦武神の加護
・魔導神の加護
・全能神の加護
【称号】
・神殺しの末裔
・絶対神候補者
・全属性獲得者
・精霊に魅入られし者
・黄泉帰りの覇者
・限界を超えし者
・超越者
✲✲✲
は…………………………
こんなの生物にいるのかよ?いたらやべぇぞおい。
ステータス2人で40経験値を獲得したことになるが、ユニークスキルとノーマルスキルのレベルがバグを引き起こしていた。
取り敢えず封蔽でステータス欄のレベルやステータス値などの見られたら不味いものを隠蔽する。
✲✲✲
真名   ルフェイ・イルシオン
年齢   7歳      性別    男(の娘)
種族   神喰狼竜フェンリル
Lv.48(000)
筋力:4080(000)
敏捷:5210(000)
耐久:2344(000)
魔力:5346(∞)
幸運:87
特殊技能イレギュラースキル】※
・概念創造・魔法創造・物質創造
・技能創造・全適正・成長限界撤廃
・存在抹消・存在確定・不可視化
・全ステータス成長100倍加
・全スキル成長100倍加
・成長速度100倍加
固有技能ユニークスキル
・森羅万象:Lv.8(000)
・疾風迅雷:Lv.1(2)0(00)
・絶対強者:Lv.4(000)
・戦魔総者:Lv.8(000)
一般技能ノーマルスキル
・剣術:Lv.8(000)
・魔導:Lv.4000※
・全眼:Lv.4000※
・封蔽:Lv.8(000)
・家事:Lv.8(000)
【魔法】
・煉獄魔法:Lv.4
・灼熱魔法:Lv.5※
・大海魔法:Lv.4
・極氷魔法:Lv.4※
・暴嵐魔法:Lv.5
・瞬雷魔法:Lv.6
・豪輝魔法:Lv.5※
・聖王魔法:Lv.4※
・暗黒魔法:Lv.4※
・無影魔法:Lv.6※
・時空魔法:Lv.7
【加護】※
・創造神の加護
・戦武神の加護
・魔導神の加護
・全能神の加護
【称号】※
・神殺しの末裔
・絶対神候補者
・全属性獲得者
・精霊に魅入られし者
・黄泉帰りの覇者
・限界を超えし者
・超越者
~※と()内は隠蔽した項目です~
✲✲✲
これならば怪しいところが無いだろう。
俺は洞窟内に侵入した。
中には8人しかいない。あの男が言ったことは本当らしい。
近くの4人のいる部屋に行くと声が聞こえた。
「……んか遅くねぇか?」
「どうせいつもの如く人数が多いからまとまらないんだろ。」
「はぁ、あいつらいいよな奴隷を商人に売る前に犯せるなんて。」
「いつもそんなこと言……………」
俺は部屋からの声を聞いてすぐさま«存在確定»で奴隷の位置を確認した瞬間に物音をたてずに駆け出した。

数秒後にある部屋の前に着いたら声が聞こえた。
「………やっ!!イヤッ!!やめて、イヤァッ!!」
「大人しくしろってんだろ!お前ら抑えとけ!」
「「「うすっ!」」」
俺は扉を打ち飛ばして奴隷の猫人族の少女を盗賊4人からかッ攫い途中財宝の部屋があったのでそこから取り出したローブを被せた。
「…………………間に合ったか……テメェら、覚悟は出来てんだろゥな?」
「「「「え、いつの間に?」」」」
俺は猫人族の少女を鑑定した。
✲✲✲
真名   レーナ・ヴォルド・ザーパイラ
年齢   5歳   性別   女
種族   猫人族キャット・ピープル
Lv.3
筋力:75
敏捷:102
耐久:83
魔力:64
幸運:97
【特殊技能】
・勇者の心・英雄の心・心貞繋悠
・肉体的成長遅長・ステータス成長超速
【固有技能】
・夜目:Lv.5
・疾風迅雷:Lv.2
・五感超感:Lv.4
・遮断結界:Lv.3
【一般技能】
・剣術:Lv.2
・体術:Lv.1
・鑑定:Lv.4
・隠蔽:Lv.2
・身体強化:Lv.3
【魔法】
・風魔法:Lv.3
・雷魔法:Lv.2
・光魔法:Lv.2
・影魔法:Lv.1
【加護】
戦武神の加護
獣神の加護
【称号】
・勇者・英雄候補者・ザーパイラ獣国第3王女・絶望を知りし者
【状態】
・奴隷(縛)・絶望・依存(new!)
✲✲✲
この子は王族らしい。ってなぜ俺は王族と盗賊にしか会えないのだろうか?
兎に角、今はこの娘をどうするのかとこの盗賊D・E・F・Gをどうにかしなければならない。
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