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いつも通りの毎日。
教室の端っこの席、そこが俺の聖域。そこに着くまで、通学中は自分の、久木拓生の世界に入る。
ハマってるアニソンをイヤフォンで聴きながら高校に通学するのが日課。
俺は無線のイヤフォンが先生にバレないように肩まで髪を伸ばしている。
よく学校の頭髪検査には引っかかるし、夏は暑苦しいが髪を結べばどーってことない。無問題。
さて今日は聖域で何をしようか、まずは朝礼前に日課のソシャゲのデイリーミッションをこなして...そういえば最近気になってた小説買ったんだよな、それを読むのもいい、それにあの漫画の最新話も更新されてた気が...
あぁ、ほんとに毎日楽しいな。
やる事がいっぱいある。
そんなことを考えながら自分の席に着く、そしてスマホを手に取りゲームを開いて...
簡単なゲームだけどこれも楽しい...
と堪能してる時だった。
俺の目の前の席で、俺の方を向くように座る
最近迷惑な...“ヤツ“が来た。
「おーい、オタク!!」
「んだよ...恭介、その呼び方やめろって...」
「なんで!?」
それがコイツ、一応...俺の幼馴染の高橋恭介。
最近絡むようになってきて大変迷惑である。
何故こうなったのかは周りの視線を見れば大体の予想が着く、今も男子や女子がこちらを見て笑っているからだ。
恭介が元いたグループは...簡単に言うとクラスのカーストで言えば上位の、陽キャと呼ばれるものだった。
恭介が言うにはグループに“居た“というか、“居させてもらってた“の方が正しいらしい。
荷物持ちをさせられたり、時にはお金を出すことでそのグループに居たらしいが、最近追い出されたらしい。
何故追い出されたのかと訳を聞いても恭介は話してはくれなかった。
が...それで行く所が無くなった彼はここにいる訳だが...
「な~オタク~、それ何やってんの~?」
「うるさい、お前に関係なくね?それに俺は拓生だ。」
人の名前を弄っているのか分からないが、拓生をオタクとコイツは呼んでる、
バカなのか、失礼なのか、どちらにしてもバカだと俺は思う。
昔っからこうだ...いつも馬鹿やってて...何がしたいんだか...
恭介を無視しながらゲームを続けていると、元の俺の前の席の人が近づいてくる。
「おい、そこどけよ」
「えっ...あ、ご、ごめん。」
そう言いながら恭介は素直に退いたようだった
...前の席の人、こんな口調強い感じじゃなかったのにな。
陽キャグループから恭介がハブられた途端、クラスの人は高橋恭介は下に見てもいいと思っているようだった。
昨日のクラスのメッセージでも、陽キャにより恭介だけ退出させられ、それを前の席の人はナイスだとか賞賛していたな。
誰も陽キャにより削除された恭介をクラスのメッセージに追加する人はいなかったようで、俺はクラスメッセージに自分を追加するよう恭介に頼まれてたんだ...
正直...
超めんどくさい...
恭介も人に削除されたりグループを追い出されたところで諦めたらいいのに、変にこだわりがあると昔から思う。最近はそれが酷い。
これからも恭介へのこんな陰湿ないじめのようなものが続くとなると目の余るものがある。それに最近は恭介が俺に話しかけることで俺も同類扱いされて、下に見られてると思うことがある。
俺はただ学校生活をエンジョイしてただけなのに...これで壊されちゃ、俺も黙ってられない。
どうにかして...俺に付きまとうのを辞めないか恭介を説得する必要があるみたいだ...
俺は、次は隣の席に座り出す幼馴染を少し睨んだ。
教室の端っこの席、そこが俺の聖域。そこに着くまで、通学中は自分の、久木拓生の世界に入る。
ハマってるアニソンをイヤフォンで聴きながら高校に通学するのが日課。
俺は無線のイヤフォンが先生にバレないように肩まで髪を伸ばしている。
よく学校の頭髪検査には引っかかるし、夏は暑苦しいが髪を結べばどーってことない。無問題。
さて今日は聖域で何をしようか、まずは朝礼前に日課のソシャゲのデイリーミッションをこなして...そういえば最近気になってた小説買ったんだよな、それを読むのもいい、それにあの漫画の最新話も更新されてた気が...
あぁ、ほんとに毎日楽しいな。
やる事がいっぱいある。
そんなことを考えながら自分の席に着く、そしてスマホを手に取りゲームを開いて...
簡単なゲームだけどこれも楽しい...
と堪能してる時だった。
俺の目の前の席で、俺の方を向くように座る
最近迷惑な...“ヤツ“が来た。
「おーい、オタク!!」
「んだよ...恭介、その呼び方やめろって...」
「なんで!?」
それがコイツ、一応...俺の幼馴染の高橋恭介。
最近絡むようになってきて大変迷惑である。
何故こうなったのかは周りの視線を見れば大体の予想が着く、今も男子や女子がこちらを見て笑っているからだ。
恭介が元いたグループは...簡単に言うとクラスのカーストで言えば上位の、陽キャと呼ばれるものだった。
恭介が言うにはグループに“居た“というか、“居させてもらってた“の方が正しいらしい。
荷物持ちをさせられたり、時にはお金を出すことでそのグループに居たらしいが、最近追い出されたらしい。
何故追い出されたのかと訳を聞いても恭介は話してはくれなかった。
が...それで行く所が無くなった彼はここにいる訳だが...
「な~オタク~、それ何やってんの~?」
「うるさい、お前に関係なくね?それに俺は拓生だ。」
人の名前を弄っているのか分からないが、拓生をオタクとコイツは呼んでる、
バカなのか、失礼なのか、どちらにしてもバカだと俺は思う。
昔っからこうだ...いつも馬鹿やってて...何がしたいんだか...
恭介を無視しながらゲームを続けていると、元の俺の前の席の人が近づいてくる。
「おい、そこどけよ」
「えっ...あ、ご、ごめん。」
そう言いながら恭介は素直に退いたようだった
...前の席の人、こんな口調強い感じじゃなかったのにな。
陽キャグループから恭介がハブられた途端、クラスの人は高橋恭介は下に見てもいいと思っているようだった。
昨日のクラスのメッセージでも、陽キャにより恭介だけ退出させられ、それを前の席の人はナイスだとか賞賛していたな。
誰も陽キャにより削除された恭介をクラスのメッセージに追加する人はいなかったようで、俺はクラスメッセージに自分を追加するよう恭介に頼まれてたんだ...
正直...
超めんどくさい...
恭介も人に削除されたりグループを追い出されたところで諦めたらいいのに、変にこだわりがあると昔から思う。最近はそれが酷い。
これからも恭介へのこんな陰湿ないじめのようなものが続くとなると目の余るものがある。それに最近は恭介が俺に話しかけることで俺も同類扱いされて、下に見られてると思うことがある。
俺はただ学校生活をエンジョイしてただけなのに...これで壊されちゃ、俺も黙ってられない。
どうにかして...俺に付きまとうのを辞めないか恭介を説得する必要があるみたいだ...
俺は、次は隣の席に座り出す幼馴染を少し睨んだ。
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