呪われて猫になったせいで婚約破棄されましたが、元婚約者は大の猫好きでした

空木切

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おまけ 猫耳…?

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 ロベルトが突然訪ねてきた。珍しいこともあるものだ。メイドにすぐ行くと伝え、しかし面倒で溜め息を吐いた。

「折角来てくれたのに、溜め息はどうかと……」

 アリゼが隣で苦笑いを浮かべている。膝の上には白い猫が、機嫌が良さそうにごろごろ喉を鳴らしている。幸せな光景だ。可愛いアリゼも愛らしい猫(俺には懐いていない)もいる。

 今日は特に用事もなく、昼下がりの陽気の中、アリゼと庭に出て花を眺めていたところだった。
 ほのかに言葉を交わしながら、ただ穏やかに妻と時間を過ごす。こんな幸せが他にあるだろうか。それを邪魔されれば相手が誰であれいとわしい。とはいえ無視もできない相手だ。放っておけば庭まで来るに決まっている。俺は渋々立ち上がった。

「仕方ない。行ってくる」
「私も挨拶をします」
「不要だ」

 振り向いて制する。アリゼと白い猫が同時に俺を見上げた。愛しいアンバーとイエローの瞳に射抜かれるとまた腰を下ろしてしまいたくなる。

「アリゼはここにいてくれればいい」
「でも。ロベルト様にはお世話になりましたから、せめて一言だけでも挨拶をさせてください」
「追い払ったらすぐ戻る。どうせろくな用じゃない」

 俺はアリゼの手を取って、その白い肌に口付けた。アリゼは未だに慣れない様子で頬を火照らせている。こんなに可愛い彼女をあのやかましい男に会わせたくもない。

「カイラス、不意打ちはやめて……」
「俺は嫉妬しっと深いんだ。分かって欲しい」
「う~……」

 アリゼは困り果てている。すると彼女のひざで大人しくしていた猫がシャーッと俺を威嚇いかくした。毛を逆立て、睨んでいる。まるで子を守る親だ。アリゼが焦りながらそっと声をかけている。

「フィル、落ち着いて。どうしていつも威嚇するの? カイラスは何も悪いことをしていないのに」

 俺も気を使って接しているつもりだが、やはり猫は敏感らしい。どんなに抑え込んでも俺のあふれんばかりの愛が彼女、フィルの警戒心を刺激してしまう。
 俺がアリゼの手を離して三歩ほど下がると、フィルは機嫌を取り戻してアリゼに頭をすり寄せた。なんて心躍る風景だろう。このまま絵画にでもして飾っておきたいくらいだ。

「……仕方ない。行ってくる」
「カイラス。せっかくだから、ロベルト様とゆっくり話してきてね」

 何を話すことがあるんだ。アリゼの笑顔に後ろ髪を引かれつつ、応接間へ向かった。


**


 部屋に入るとロベルトが子供のような笑顔で俺を迎え入れた。この家の主人かのように堂々とソファに座っている。

 メイドと話して暇を潰していたらしく、若いメイドが必要以上に恐縮しながら下がっていくのを俺は見た。何を話していたのか、笑みを押し殺しているのがバレバレだ。
 ロベルトとはこういう男なのだ。当人にその気はなくとも簡単に人をたぶらかす。

「カイラス、久々だな! 結婚してからどうだ? アリゼとは仲良くしてるか?」
「うるさい」
「相変わらず冷たいな。それで……少し内密な話があるんだ」

 人払いをしろということか。メイドが笑みをこらえきれないようなのでちょうどいい。部屋の周囲に人を近付けないように言いつけて、人気がなくなるのを待った。

「何の用だ」
「悪いな、わざわざ。ところでアリゼは? 出かけてるのか?」
「……………………」

 何が目的だろうか。無言で睨みつけていると、ロベルトは困ったように肩をすくめた。

「怖い顔すんなって」
「早く用件を言え」

 ロベルトは急に口ごもった。火の入っていない暖炉を見て、壁にかけた絵画に目をやって、床に視線を落とす。俺の我慢強さを試しているのだろうか。生憎だ。

「言わないなら俺は戻る」
「わ、分かった分かった! 言う!」

 ふう、と息を吐いて、ロベルトは床に置いていたかばんに手を入れた。何かを取り出して間のテーブルに置く。俺はそれをまじまじ見つめた。ロベルトがらしくもなく、あたふたし始める。

「言いたいことは分かるが先に説明させてくれ! 決してよこしまな気持ちじゃないんだ。笑わないで聞いて欲しい」
「早く言え」

 面白くもなく、楽しくもないのに笑うわけがない。ロベルトは俺が落ち着き払っているからか、少しずつ調子を取り戻して話し始めた。

「こっ……これは、猫の耳をかたどった……カチューシャだ。わけが分からない話だとは思うが、お前なら理解してくれるだろうと信じて話す」

 ロベルトは二年前、自身の誕生パーティの際に猫のような娘を見かけたらしい。猫の耳と尻尾を持った娘。幻か見間違いだろうが、その姿が忘れられないのだと、ロベルトはしおらしく語った。

 俺には心当たりがある。猫娘は幻ではなく本物で、その正体は呪われたアリゼだ。全て知っているが、他人に教える気もない。

「馬鹿馬鹿しいと思うだろ? 当然、俺はシャーリーのことを一番に愛している。それは変わらない。しかし、どうしても脳に焼き付いて離れないんだあの後ろ姿が……」

 相当に思い詰めている様子だ。確かにアリゼは後ろ姿も可憐で花も恥じるほどだが、ロベルトに理解されたくもない。

「職人に頼んでこの猫の耳を作ってもらったんだ。子供の遊びに使うからと。まだ子はないんだが……」
「経緯はいい。何故この場に持ってきたのかを聞きたい」

 大体読めてきた。黒い猫耳がテーブルの上に載っているのだから。ロベルトは悪びれもせず、いや、少し悪そうにしながら言った。

「端的に言って、アリゼにこれをつけて欲しい」
「帰れ」

 冗談ではない。アリゼがまた猫になってしまったらと思うと、想像しただけでも恐怖で身が震える。猫は好きだが、アリゼはアリゼのまま俺の隣にいて欲しい。あんな思いは二度と御免だ。

「ま、待てって。少しくらい良いだろ? 俺が全部説明するし、アリゼにも不愉快な思いはさせないから」
「お前の妻に頼めばいいだろう」
「既に頼んだ。でも何かが違うんだ……違うんだよなあ……」

 アリゼが猫娘の正体ではあるが、この猫耳を身に着けたところでロベルトが納得するとは限らない。妄想がふくれ上がっていて、本物を見てもしっくりこないというのはよくあることだ。

 ロベルトを追い払うには、さっさと希望を叶えてやればいいが。アリゼに会わせたくはない。万が一、ロベルトが……。……考えたくもない。

 嫌なことにアリゼもロベルトに少なからず好意を抱いているようだ。会話中にロベルトの名前を出しただけでもアリゼは嬉しそうな顔をする。万が一が現実になってはたまらない。

「頼むよカイラス。一瞬でいいんだ。俺だって、これ以上わけの分からない幻に囚われたくない。ここまでやったんだから、いい加減、潔く諦めたい」
「……………………」

 大の男の情けない声を聞こうと俺の心は全く動かない。ロベルトは俺の顔色を窺うようにしては項垂うなだれている。ロベルトが何をしたいのか、俺にはまるで分からない。

「……アリゼにそんな物をつけさせてどうしたい」
「だから、俺はこの気持ちを満たしたくてだな」
「満たされたらどうする。アリゼを連れて帰る気か?」
「いやいや! そんなことは……そん……」

 ロベルトは黙ってしまった。賢い男だと思っていたが実際はそうでもないらしい。否、逆か。阿呆になるほど、形振り構わないほど心を奪われているのだ。俺にもその気持ちは分かる。分かるが、協力はできない。

「幻は幻のままにしておけ」
「…………ごもっとも……」

 自身の行動の危うさにようやく気付いたのか、ロベルトは項垂れたまま長い長い溜め息を吐いた。しかし諦めきれない様子で言う。

「ぜ……絶対に連れ帰ったりしないから……」
「阿呆か」
「じゃあカイラス、君がつけてみてくれないか」
「阿呆だな」

 うるさくてかなわないので、結局は妥協案で俺が猫耳を生やす羽目になった。ロベルトはしばらくじっくり観察して、「昔飼っていた猫によく似ている」としみじみ零した。

「全然俺に懐かなかったんだよなあ。その不機嫌な顔つきが本当にそっくりだ。連れて帰ろうかな」
「……………………」
「冗談だって。睨むなよ。似てるのは本当だけど」

 ロベルトは笑っているが何も面白くない。猫耳を外して突き返すがロベルトは受け取らない。鞄を持ち上げ俺の顔を楽しそうに見てくる。

「満足したから帰るよ。それは好きにしてくれ」
「捨てるぞ」
「いいよ。……カイラスが幸せそうで何よりだ。うん。アリゼのことも大事にしてるみたいだしな」

 当たり前だ。言われるまでもない。ロベルトが空いている方の手を差し出す。俺はその手を握った。ロベルトはニコニコしている。

「じゃあなカイラス。今度は普通の用件で来るよ」
「来なくていい」
「……こんなに冷たいカイラスが、身を呈して守りたくなるような女性か。やっぱり気になるなあ」
「ロベルト」

 咎めるつもりで言うと、ロベルトは顔を強張らせて手を離した。

「カイラスは怒ると迫力あるな……。せめてアリゼに挨拶だけでもさせてくれないか。愛する夫を長々独占して悪かったとお詫びでも」
「いらん、帰れ」

 部屋の外に声をかけてメイドを呼び戻すと、ロベルトの相手を頼んでほぼ強制的に帰した。
 ……以前はこうしつこい男ではなかったというのに、どういう心境の変化だろうか。終始にやにやと嬉しそうだったが、何故なのか理由も分からない。



 庭へ出る。自然と早足になる俺の視線の先では、アリゼがフィルと遊んでいた。
 ベンチの上、俺が座っていたところにフィルが座って、ひもの玩具を注視している。紐の先がいくつも枝分かれしてシャワーのようになっている玩具だ。

 アリゼが手を揺らすたびに、紐はばらばらと不規則にうごめく。フィルが前足を伸ばすとアリゼは腕を引いた。フィルは必死になって前足で宙をかいている。アリゼは面白く見えるように紐を複雑に動かしていた。

 俺はその様子を遠目に眺めていたが、やがてフィルが俺を振り向いた。アリゼも同じようにする。

「カイラス。ロベルト様はもう……あっ!」

 フィルが紐を前足で挟んで引っ張った。アリゼは手を放して、フィルは満足そうに紐にじゃれついている。

「取られちゃった」
「フィルは賢いな」
「私より頭がいいかも。ロベルト様はお帰りになりました?」
「ああ。玩具を置いていった」

 俺は手にしていた物をアリゼに見せてやる。猫の耳を象ったカチューシャ。捨てるつもりでいたが、猫に似たものを捨てるのは気が引けて扱いに困っていた。
 アリゼは目を丸くしている。

「それは一体……?」
「カチューシャだそうだ」

 言いながら自分の頭につける。アリゼはすぐ笑顔になった。

「あははっ! 猫だ、かわいい!」

 アリゼが笑ってくれるのなら悪くない。一方フィルは石のように固まって俺を凝視している。猫の言葉は分からないが何となく言いたいことは分かる。

「フィル、俺は仲間だ」
「ふふ。だめ、もう、おかしい……! あははは」

 アリゼは笑い転げている。俺はしゃがんでフィルと視線を合わせた。真っ白い毛並みを逆立てている。

「警戒されている……」
「フィル。カイラスをよく見て。同じ猫なの、仲良くしようよ~」

 フィルは少し気をゆるめたように見えた。俺は湧き上がる感情を抑え込んでそっと手を伸ばす。フィルは小さな体をびくっと震わせて、俺の手を素早く数発殴ってからアリゼの膝に飛び乗った。アリゼは何の苦もなくフィルの体を撫でて、苦笑した。

「やっぱり駄目かー。カイラス、怪我はしてない?」
「かっ……かわいいなあ……! フィルが俺の手、俺の手に触っ……触……!」

 爪は立てていなかった。ただばしばしと叩かれただけだ。俺は玩具か。玩具と同じなのか。それでもいい。一瞬触れたような気がしなくもない肉球の感触が手に残っている。フィルの方から俺に触れてきてくれるなんて、こんなに嬉しいことはない。

「相変わらず本当に猫が好きなのね」
「好きだ。俺はアリゼと猫がいればいい」
「私も入れてくれるのは嬉しいけど……もっと欲張って欲しいな」

 俺は充分に欲張っているつもりだ。フィルがちょうを追いかけて行く。猫は本当に気まぐれだ。

 再びベンチに腰掛けてアリゼの肩に触れる。少し恥ずかしそうに下を向いたのが可愛くて、愛があふれ出して止める術もない。

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感想 5

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みんなの感想(5件)

凛蓮月@騎士の夫〜発売中です
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2022.05.27 空木切

お祝いの言葉ありがとうございます~!この感想を見て初めてランキング入りを知りました…笑
楽しんでいただけたようで本当に嬉しいです。読みながらにやにやしてます。貴方の感想にとても励まされました!
二人とも仲良く愛に溢れた生活を送っていくと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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凛蓮月@騎士の夫〜発売中です
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2022.05.26 空木切

やっぱり王子様のキスは大事です!
絶対甘い言葉を言わせたくて頭を捻りました(笑
ロベルトはしっかりしているので既にしっかり婚約者がいます…残念ながら…。
本編後のおまけ話にロベルトが登場するので、ぜひそちらも読んでいただけると嬉しいです。
感想ありがとうございます!

解除
おゆう
2022.05.24 おゆう

個人的にはロベルトの方が良いなー(笑)。妹はやった事がバレて修道院にでも入れられれば良いのにヽ(`Д´)ノプンプン。

2022.05.25 空木切

その気持ち、分かります。しかしカイラスもいい男ですよ…!カイラスもぜひ!
感想ありがとうございます~!嬉しいです!

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