第二次戦国時代

豆大福

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神奈川編

第1話 光の影

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 東京都が日本の中で唯一認めた道府県。それが神奈川だ。特にその中心地域である横浜は国内有数の貿易港で、一時期には日本の貿易額の7割から8割という膨大な利潤を生み出し、「日本の顔」として栄えていたのだ。さらにその多額の財産により23区に匹敵する大都市が出来上がった。

 そんな神奈川だが、昔から東京との関係は根深く、日本最大の街を誇る江戸と日本最大の貿易港である横浜は人の行き来が盛んで両者にとっても無くてはならない存在であったのだ。その関係は現在になっても変わらず友好的なままてまある。しかし、近年あまりにも大きくなった東京により格差が生まれているのだ。これにより首都からの内政干渉と海軍の接収が後を絶たなかった。

そんな神奈川の状況にとって好機かまたは不幸とも捉えられる大事件が、そう日本崩壊とその後に起きた首都圏大規模脱出事件である。
 結果、多くの難民が神奈川に押し寄せてきたことにより「第2の首都」と言われるぐらい人口が増えたが代償として地元の人たちの食糧、に住まい、職業が奪われてしまう。これにより地元の住民と東京都のエリート都民との対立が表面化しひどい地域は排斥運動が起こる始末であった。これは最重要課題の一つである。
 
 もう一つの課題としてその隣国である東京も崩壊の足音が聴こえているのだ。旧政府の失墜により、過激派組織に財閥勢力、そしてパルチザン勢力による勢力争いが始まっていた。神奈川にとって東京の安定は急務であり生命線でもあるのだ。もし崩れれば我々もなし崩し崩壊するだろう。

そんな神奈川の国力は

領土 43位 (2415㎢)
経済力 3位
軍事  3位
(陸軍) 30万人(4位)
(海軍) 艦艇150隻 (1位)
(空軍) 戦闘機200機(4位)

人口 3位 (980万人)

 元々神奈川の海軍力は強大で同盟国の援助もあり日本最大の艦隊数を保有している。それ以外観てももはや東京と対して変わらない国力を持っていて、選択肢も幅広くなった。

そんな神奈川にとって一番重要なのが先程言った東京との関係である。政府内部でも大きく揉めており、

"このまま中立で東京の下で働くべきと言う者"

"東京を安定させるためにどこかしらの勢力に介入すべきと言う者"

"そして東京からの完全自立や内部で対立しているのを利用してそのまま神奈川が首都圏を占領せよと言う者まで現れている"。

完全に東京からの影響力が消えた今、この空白地帯の関東を自由に戦略を組むことができるのだ。

我々はどの選択肢を選んでも言えることが一つだけある。
それは
"この日から神奈川にとって歴史の1Pを自由に描けることなのだ。"



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