ホーク・フリート

海飛

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ープロローグー

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  日本は、その昔、航空母艦という名の艦艇を有していた。しかし、終戦と同時に日本は憲法を大改正。憲法第9条というものを作成し、事実上日本に海軍はなくなり、それと同時に残っていた艦艇はほぼ敵国への賠償艦として譲渡。もしくは解体された。もちろん、その中に空母もいたという。
そして、現代日本。その海軍の伝統を継ぐ組織「海上自衛隊」が設立。「護衛艦」と呼ばれる艦艇が登場し、その役割は攻撃ではなく、防衛または災害支援となっていった。

2025年。日本は憲法を大改正。海上自衛隊の空母保有が認められた。しかし、その大改正は世界を揺るがすこととなった。日本をよく思わない国は次々と軍備を拡張。第二次世界大戦期のような軍事力を持つようになった。それを制止しようとアメリカも軍備を拡張。そして、それらをよく思わない者も組織の中から出てきた。

世界は再び軍事国家が次々と現れ、荒れようとしていた。
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