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【ヤクソ・ウュフデクサン-要するに第九話-】バイト魔法少女VSヘッドハンティングミミズ☆彡【ヴァーレアンプナイネン・ルク-桃色の章-02-】
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スーパーでお安く見切り品を手に入れて今日もホクホクです!
さあ、愛しの我が家へ帰りましょう!
でも、なんか辺りが騒がしいですね。なんでしょうか?
もしや怪人さんでも出たんでしょうか?
でも、ぬいぐるみさんからの連絡は来てないようですし、私は家に帰りましょう。
あの怪人さん達、なんだかんだで人命にかかわることはしてこないので、少しくらいほっておいても平気ですしね。
よくよく考えると、そんな怪人さん達を容赦なく成敗している私達の方が罪深い気もしますが、これもお仕事なのでしかないですね!
って、スマホに連絡が来てしまいましたか。
あら、あらあら、どうも複数の怪人さん達が現れているようですね。
この近くにも一体いるようです。やっぱり騒がしかったのか怪人さんの仕業ですかね?
まあ、お仕事なので仕方ないですが、成敗するしかないですね。
でも、私一人で大丈夫でしょうか?
少し不安ですね。
でもでも、複数現れているってことは、皆を待ってる時間もないですよね?
ん? もう一件通知が来てますね。
青色ちゃんからですね、あー、青色ちゃんはもう倒したみたいですね。
じゃあ、私もサクッとやるしかないですね。
まずは変身する場所を探さなければならないですね。
一度スーパーに戻ってトイレをお借りしましょう。
いやー、便利ですね。今はお買い物して手荷物たくさんなんですが、変身すると手荷物も全部どっかに消えちゃうんですよね。
ちゃんと変身を解くと戻って来るので安心で便利ですね。
ささっとトイレの個室に入って、
「ヴァーレアンプナイネン・タイカムオトス!!」
変身完了っと!
さあ、現場に向かわないと。
と、トイレの個室を出たところで、トイレに入ってきたおばさんと遭遇です。
「あっ、どもー」
と、軽く挨拶して横を通り過ぎます。
おばさんは驚いた顔でじっと私のことを見ているけど、大丈夫!
今はかわいい魔法少女の姿!
今の私は三十六歳の主婦じゃないのですよ!
と、自分を元気づけます!
うーん、でも、この反応をみると正体が世間に知られちゃうのは怖いですね。
魔法少女になった私の姿はこんなにも愛くるしいですが。
十歳ちょっとくらいの年齢ですよね、私が若い時もここまでかわいくはなかったですよ。
で、現場はどこでしょうか。
スマホで場所を確認してっと。
えーと、そこそこ近くの遊歩道ですね。
魔法少女の足ならすぐですよ!
で、遊歩道で見つけた怪人にげんなりです。
だってミミズですよ、ミミズ。
気持ち悪いですよ。
この毒電波遮断教団の怪人さん、基本虫の怪人さんなのですが、そのフォルムが虫のまま人間大にまでおっきくなっているだけなんですよね。
要は人間大のミミズなんですよ、気持ち悪いんです。
その上で人間の服を着ているんですよね、不思議です。
あと頭にアルミホイルを巻いた戦闘員さんも結構いますね。
とりあえず魔法少女なので名乗らないといけませんね。
「魔法少女ピンクちゃん! 登場です!」
私の名前、長くて覚えられてないんですよね、ヴァーなんとかなんですが。
私と黄色ちゃんだけなんか長いんですよ。
「クーネクネクネクネ! わぁたくし毒電波遮断怪人・ミミジューマと申しますぅ。現れましたぁな、魔法少女…… ピンクちゃん? そんな名前なのぉ?」
と、ミミズに意外そうに聞き返されます。
なんか心外ですね。
「本当はもっとちゃんとした名前があるんですが、私は覚えてませんので! ピンクちゃんでいいですよ!」
ローズピンクともついているし、ピンクちゃんなのは間違いないですもんね。
「そ、そうなのぉ? まあ、ここで会ったが百年目ぇ、恨みはないがぁ倒させてもらいますよぉ、クーネクネクネクネ!」
そう言ってミミズさんはクネクネします。
「うぇ、気持ち悪いですね。私も恨みはないですが、お金のために成敗させていただきます!」
人間大のミミズ、思ったよりダメです。気持ち悪いです。
表面もネチョネチョしてますし、それが普通にしゃべるのがさらに気持ち悪さを加速してます。
正直、直視してると吐いちゃいそうです。
「お金ぇ?」
と、ミミズさんが、表情はないんですが、なんか驚いている感じですね。
まあ確かにバイトで魔法少女なんて物珍しいですからね。
いえ、魔法少女自体が珍しいんですけども。
「バイトですので」
「え? バイトぉ? バイトなんですかぁ?」
「はい、そうですよ」
と、正直に教えてあげます。
就業規則に怪人に教えてはダメとは書かれていなかったので多分大丈夫のはずです。
「なら、より好待遇でお迎えすると言ったぁらぁ?」
え、好待遇ですか? そう言われると考えちゃいますね。
私、ただのバイトですし。
ただちょっと、いや、かなり不安が残りますよね。
「うーん、虫さんばっかりの職場はちょっと…… 戦闘員さんもなんか気味悪いですし。それに私にも世間体というものがありまして、悪の秘密組織に属するのはやっぱり考えちゃいますね」
バイトとはいえ、一緒に働く人は選びたいですよね。
こちらはみんなかわいい子ばかっかりの職場ですが、あちらは虫ばっかりですし、流石に遠慮したいです。
「そ、そうかぁ、クーネクネクネクネ! いくらもらってるか知らないけど倍額出すと言ったらぁ?」
「ば…… 倍額ですか? うーん、でもこれ以上高いお給料をもらったら、更に怪しいバイトだと怪しまれちゃいますし」
パパさんにエッチなバイトと勘繰られても嫌ですし、今以上に頂くのは逆に避けたほうがいいですよね。
今も怪しいバイトと思われているようですし、早めにぬいぐるみさんに相談しておいたほうがいいですね。
倍額で誘われたと言えば、ぬいぐるみさんも嫌とは言わないでしょうし。
うん、ミミズさんを成敗したら、連絡しておきましょう。
「なら、三倍! 三倍出しぃますよぉ?」
「さ…… 三倍…… 三倍…… い、いえ、いくらお金を積まれようとも当初のバイト先を裏切るような真似は……」
さ、三倍!? 時給三十万越えですか!?
それはバイトと言っていい物なんでしょうか?
でも、もらいすぎて逆に税金を多く払わなくてはならない奴になっちゃうのでは?
でもでも、それは現時点でも、そうなんですか?
世間的には出どころ不明のお金な気もします。税理士さんに相談しないとけなくないですか?
相談したところで、出どころ不明のお金なのでより厄介なことになっちゃいますかね?
そのあたりもぬいぐるみさんに聞いておかないとダメですね?
「ヘッドハンティングというやつですよぉ、よくある話ですよぉ? クーネクネクネクネ!」
ヘッドハンティング! なんか聞いたことありますし、かっこいい響きですね。
にしても三倍…… ですか……
「ちょ、ちょっと考える時間を頂いても?」
これは長考に値する問題です。
時給三十万とかよくわからない、もはや想像できない領域です。
三時間半働いたら一日で百万円超えちゃいますよ?
これは短期のバイトだけでも考えて見るべきなんでしょうか?
「え、ええ、いいですともぉ! クーネクネクネクネ!」
クネクネ踊るミミズを前に私は迷ってしまいます。
さあ、愛しの我が家へ帰りましょう!
でも、なんか辺りが騒がしいですね。なんでしょうか?
もしや怪人さんでも出たんでしょうか?
でも、ぬいぐるみさんからの連絡は来てないようですし、私は家に帰りましょう。
あの怪人さん達、なんだかんだで人命にかかわることはしてこないので、少しくらいほっておいても平気ですしね。
よくよく考えると、そんな怪人さん達を容赦なく成敗している私達の方が罪深い気もしますが、これもお仕事なのでしかないですね!
って、スマホに連絡が来てしまいましたか。
あら、あらあら、どうも複数の怪人さん達が現れているようですね。
この近くにも一体いるようです。やっぱり騒がしかったのか怪人さんの仕業ですかね?
まあ、お仕事なので仕方ないですが、成敗するしかないですね。
でも、私一人で大丈夫でしょうか?
少し不安ですね。
でもでも、複数現れているってことは、皆を待ってる時間もないですよね?
ん? もう一件通知が来てますね。
青色ちゃんからですね、あー、青色ちゃんはもう倒したみたいですね。
じゃあ、私もサクッとやるしかないですね。
まずは変身する場所を探さなければならないですね。
一度スーパーに戻ってトイレをお借りしましょう。
いやー、便利ですね。今はお買い物して手荷物たくさんなんですが、変身すると手荷物も全部どっかに消えちゃうんですよね。
ちゃんと変身を解くと戻って来るので安心で便利ですね。
ささっとトイレの個室に入って、
「ヴァーレアンプナイネン・タイカムオトス!!」
変身完了っと!
さあ、現場に向かわないと。
と、トイレの個室を出たところで、トイレに入ってきたおばさんと遭遇です。
「あっ、どもー」
と、軽く挨拶して横を通り過ぎます。
おばさんは驚いた顔でじっと私のことを見ているけど、大丈夫!
今はかわいい魔法少女の姿!
今の私は三十六歳の主婦じゃないのですよ!
と、自分を元気づけます!
うーん、でも、この反応をみると正体が世間に知られちゃうのは怖いですね。
魔法少女になった私の姿はこんなにも愛くるしいですが。
十歳ちょっとくらいの年齢ですよね、私が若い時もここまでかわいくはなかったですよ。
で、現場はどこでしょうか。
スマホで場所を確認してっと。
えーと、そこそこ近くの遊歩道ですね。
魔法少女の足ならすぐですよ!
で、遊歩道で見つけた怪人にげんなりです。
だってミミズですよ、ミミズ。
気持ち悪いですよ。
この毒電波遮断教団の怪人さん、基本虫の怪人さんなのですが、そのフォルムが虫のまま人間大にまでおっきくなっているだけなんですよね。
要は人間大のミミズなんですよ、気持ち悪いんです。
その上で人間の服を着ているんですよね、不思議です。
あと頭にアルミホイルを巻いた戦闘員さんも結構いますね。
とりあえず魔法少女なので名乗らないといけませんね。
「魔法少女ピンクちゃん! 登場です!」
私の名前、長くて覚えられてないんですよね、ヴァーなんとかなんですが。
私と黄色ちゃんだけなんか長いんですよ。
「クーネクネクネクネ! わぁたくし毒電波遮断怪人・ミミジューマと申しますぅ。現れましたぁな、魔法少女…… ピンクちゃん? そんな名前なのぉ?」
と、ミミズに意外そうに聞き返されます。
なんか心外ですね。
「本当はもっとちゃんとした名前があるんですが、私は覚えてませんので! ピンクちゃんでいいですよ!」
ローズピンクともついているし、ピンクちゃんなのは間違いないですもんね。
「そ、そうなのぉ? まあ、ここで会ったが百年目ぇ、恨みはないがぁ倒させてもらいますよぉ、クーネクネクネクネ!」
そう言ってミミズさんはクネクネします。
「うぇ、気持ち悪いですね。私も恨みはないですが、お金のために成敗させていただきます!」
人間大のミミズ、思ったよりダメです。気持ち悪いです。
表面もネチョネチョしてますし、それが普通にしゃべるのがさらに気持ち悪さを加速してます。
正直、直視してると吐いちゃいそうです。
「お金ぇ?」
と、ミミズさんが、表情はないんですが、なんか驚いている感じですね。
まあ確かにバイトで魔法少女なんて物珍しいですからね。
いえ、魔法少女自体が珍しいんですけども。
「バイトですので」
「え? バイトぉ? バイトなんですかぁ?」
「はい、そうですよ」
と、正直に教えてあげます。
就業規則に怪人に教えてはダメとは書かれていなかったので多分大丈夫のはずです。
「なら、より好待遇でお迎えすると言ったぁらぁ?」
え、好待遇ですか? そう言われると考えちゃいますね。
私、ただのバイトですし。
ただちょっと、いや、かなり不安が残りますよね。
「うーん、虫さんばっかりの職場はちょっと…… 戦闘員さんもなんか気味悪いですし。それに私にも世間体というものがありまして、悪の秘密組織に属するのはやっぱり考えちゃいますね」
バイトとはいえ、一緒に働く人は選びたいですよね。
こちらはみんなかわいい子ばかっかりの職場ですが、あちらは虫ばっかりですし、流石に遠慮したいです。
「そ、そうかぁ、クーネクネクネクネ! いくらもらってるか知らないけど倍額出すと言ったらぁ?」
「ば…… 倍額ですか? うーん、でもこれ以上高いお給料をもらったら、更に怪しいバイトだと怪しまれちゃいますし」
パパさんにエッチなバイトと勘繰られても嫌ですし、今以上に頂くのは逆に避けたほうがいいですよね。
今も怪しいバイトと思われているようですし、早めにぬいぐるみさんに相談しておいたほうがいいですね。
倍額で誘われたと言えば、ぬいぐるみさんも嫌とは言わないでしょうし。
うん、ミミズさんを成敗したら、連絡しておきましょう。
「なら、三倍! 三倍出しぃますよぉ?」
「さ…… 三倍…… 三倍…… い、いえ、いくらお金を積まれようとも当初のバイト先を裏切るような真似は……」
さ、三倍!? 時給三十万越えですか!?
それはバイトと言っていい物なんでしょうか?
でも、もらいすぎて逆に税金を多く払わなくてはならない奴になっちゃうのでは?
でもでも、それは現時点でも、そうなんですか?
世間的には出どころ不明のお金な気もします。税理士さんに相談しないとけなくないですか?
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そのあたりもぬいぐるみさんに聞いておかないとダメですね?
「ヘッドハンティングというやつですよぉ、よくある話ですよぉ? クーネクネクネクネ!」
ヘッドハンティング! なんか聞いたことありますし、かっこいい響きですね。
にしても三倍…… ですか……
「ちょ、ちょっと考える時間を頂いても?」
これは長考に値する問題です。
時給三十万とかよくわからない、もはや想像できない領域です。
三時間半働いたら一日で百万円超えちゃいますよ?
これは短期のバイトだけでも考えて見るべきなんでしょうか?
「え、ええ、いいですともぉ! クーネクネクネクネ!」
クネクネ踊るミミズを前に私は迷ってしまいます。
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