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【ヤクソ・セイッツェマントイスタ-要するに第十七話-】無敵の魔法少女VS武術を極めし怪人☆彡【ケルタイネン・ルク-黄色の章-02-】
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もう、やになっちゃうな。
振るのも気が重いよ。あの子、最後には泣いてたし。
女の子同士だし、きっと勇気を振り絞ったんだろうけど、ボクには応えられないよ。
恋愛、恋愛かぁ、ボクにはまだわかんないよ。
はぁ、気が重い。
それに少し遅くなっちゃったな、早くしないと塾に遅れちゃうよ。
今日は英会話の塾だったっけ。
やだなぁ、人前で声出すの。
ボク、恥ずかしがりやなんだよぉ。
人前は本当に嫌なんだよね。すぐ顔が赤くちゃっちゃうし。
パパやママは、よく人前で演技とかできるよね。ほんと感心しちゃう。
でも、ボクも変身したときは、人前に立っても平気なんだよね。
魔法少女に変身したときは、自分でない自分みたいで。
ヒーローになりきれてる気がして。
これも演技の一つなのかな。
でも、ボクは俳優やお芝居やりたいわけじゃないから、どうでもいいんだけど。
そこで、ボクは塾に間に合うかどうかスマホで時刻を確認しようとして、魔法少女のアプリに連絡が来ているのに気づいた。
ん? 気づかなかったけど連絡が来てる?
えぇ! 複数の怪人? た、大変だ! すぐ向かわなくちゃ!
この近くだと…… って、ボクの中学校じゃん!
すぐに戻らないと!
もう二通…… シニネンさんからだ。
流石だ、もう一体倒しちゃった! それと、下の名前で呼び合おう?
ボクだとアンバーになるのかな? うん、かっこいいしボクも賛成かも!
シニネンさんはアクアさんになるのか、確かに覚えやすいね。
さて、変身して学校に急がなくっちゃ!
「ケルタイネン・タイカムオトス!!」
ボクが変身して中学校に駆け付けると、校庭の真ん中に仁王立ちしている怪人がいた。
もう日が落ちているし、濃い茶色っぽい色をした怪人だったから誰にも気づかれてないみたいだけど。
それともヴァルコイネンさんの魔法の力かな?
ボクは急いでその怪人の元へと駆け寄る。
「毒電波遮断教団の怪人…… だよね? こんなところで何をしているの!」
なんだろう、この怪人、今までの怪人とはどこか違う気がする。
「ふむ、この中学の生徒と思っていたが、外からやって来たか。大総督殿の予測もあてになるものではないな」
「なっ、狙いはボク!?」
どういうことだろう、ボクがこの学校の生徒だってばれてたってこと?
いや、予測って言ってた!
ボクがこの中学校に通っていると思われているんだ。
なんでバレたんだろう?
でも今はそんなことよりも、この怪人を倒さないと。
「そうだ、黄色の魔法少女よ。我が名は毒電波遮断怪人・イナーゴロク。死より甦りし怪人よ」
死より甦りし?
ゾンビってこと?
なんだかいつもの怪人より手ごわそうだ、気を引き締めないと!
「ボクの名前は、ケルタイネン・アンバーだよ、ボクが狙いだというのならボクだけを狙ってよ! 他の生徒に手を出すことは許さないよ」
友達に、ううん、友達だけじゃない、この学校の生徒に、なんかしたら許さないからな!
「我は弱者に興味はない。あるのは強者との戦いのみ…… いざ、尋常に勝負!」
「望むところだ!」
なんだろう、尋常じゃない威圧感を感じるよ。
それ共に少し甘い匂いもする。
一体何の怪人なんだろう、でも、今はそんなことはどうでも良くて、この怪人を倒すことだけを考えなくっちゃ!
ボクは正義の魔法少女なんだから!
「我は生前、自慢の後脚を失った。だが、それ故に我は新たな力を欲した。我が辿り着いた一つの答え、それが人間どもが生み出した武術よ、通信教育にて武術を納めた我を止めることはできるかな?」
「脚を失った? キミは一体…… か、怪人は怪人だ、ボクが退治する!」
確かにこの怪人は手足が四本しかない。
いつもの怪人は大体六本なのに。
「では、行くぞ!」
今までの怪人は良くも悪くも、虫が人間大になっただけの見た目だったんだけど、この怪人は違う。
まるで失った後ろ脚を補うかのように、前脚と中脚が、まるで人間のように太く長く進化しているよ。
胴体はそのまんま、バッタ? のものだから、とても異様なんだよね。
その姿はまさしく異形と言っていいかもしれない。
それに、外見も見たことのない妙な照りがある。
カブトムシとかのような甲虫の殻の光沢ではなくて、何て言うか、照りがある、まるで体中に何かを塗りまくっている、そう、ボディビルダーの人達がオイルを塗っているようなテカリや照りがあるの。
その上で、なんか、こう、甘じょっぱいような匂いが漂ってくる……
一体何の虫が元になってるんだろう?
後ろ足を失ったって言ってるし、バッタなのかな。
バッタが一番近そうだけど…… ただのバッタじゃないよね?
でも、この怪人は雰囲気というか、その身にまとうオーラが、今までの怪人とは全然違う!
この怪人は、間違いなく強い!
でも、ボクは正義の魔法少女だから! 負けない!
「こっちこそ! いくよ!」
ボクはとりあえず様子見で走り寄る!
ついでに、恥ずかしんだけど、ボクの走り方は俗に言うところの、女の子走りなんだ。
ボク、実は運動神経もないんだよね。
それでも魔法少女の身体能力は凄いから、女の子走りで凄いスピードで走るってことになっちゃうんだけど!
他の魔法少女になんか気持ち悪いって言われちゃうんだよね、ちょっとショックだよ。
でも、今はそんなことよりこの怪人を倒すことの方が先決だよ!
一瞬で距離を詰めて、腕を振り上げてグー作ってそのまま不格好に振り下ろす!
猫が引っ掻く様な無様なパンチだけど、ボクはこのパンチで幾人もの怪人を倒してきたんだ!
「舐めているのか? そのような打では、我には届かんぞ!」
圧倒的な怪力で打ち出したはずのボクのパンチは、怪人イナーゴロクに簡単に受け止められて、いや、絡めとられるって言った方が正確かも知れない、確かにボクのパンチは怪人には届かなかった。
そして、次の瞬間、ボクの視界は回転して、もう太陽が沈んでしまった後の夜空を見てた。
ボクは地面に転がされてた。
いつの間に? どうやって?
ボクが投げ飛ばされたと気づくまで、少しの間を有したくらいだよ。
その間に怪人は、ボクの右腕に素早く足を絡めて腕を引っ張って来た。
一瞬、腕を引き抜かれるかと思ったけど、これ、確か柔道の技だ。
なるほど、武術を学んでいたってこういう事か!
ボクは右腕を関節技で決められながらも、ゆっくりと立ち上がる。
重心がズレているから、転びかけるけど、重さ的には何の問題もない。
無論痛みもないよ!
普通なら骨が折れちゃうかもしれないけど、魔法少女の肉体、とりわけボクの体はそんなやわな作りじゃないだ。
「えい!」
そん掛け声と共に、怪人が取り付いている右腕を振り上げて地面に力いっぱい振り下ろす!
怪人が素早くボクの腕から逃げ出し、ボクの腕は地面を叩く。
深く重い音と共に衝撃が起きて校庭の地面に大きな穴をあける。
後で怒られないかな?
でもボクがやったとはわからないか。
それでも気を付けないと。明日、校庭使う人が人が困るもんね。
「なるほど、中々の膂力。だが、それだけだ。それだけでは我は倒せん」
今、ボク、馬鹿にされたのかな?
でも事実だからな、言い返せないや。
「やってみないと分からないよ!」
そうやって威勢を張ってみたけど、やった結果が訳も分からずに投げられてたボクなんだよね、どうやって倒したらいいんだろう?
振るのも気が重いよ。あの子、最後には泣いてたし。
女の子同士だし、きっと勇気を振り絞ったんだろうけど、ボクには応えられないよ。
恋愛、恋愛かぁ、ボクにはまだわかんないよ。
はぁ、気が重い。
それに少し遅くなっちゃったな、早くしないと塾に遅れちゃうよ。
今日は英会話の塾だったっけ。
やだなぁ、人前で声出すの。
ボク、恥ずかしがりやなんだよぉ。
人前は本当に嫌なんだよね。すぐ顔が赤くちゃっちゃうし。
パパやママは、よく人前で演技とかできるよね。ほんと感心しちゃう。
でも、ボクも変身したときは、人前に立っても平気なんだよね。
魔法少女に変身したときは、自分でない自分みたいで。
ヒーローになりきれてる気がして。
これも演技の一つなのかな。
でも、ボクは俳優やお芝居やりたいわけじゃないから、どうでもいいんだけど。
そこで、ボクは塾に間に合うかどうかスマホで時刻を確認しようとして、魔法少女のアプリに連絡が来ているのに気づいた。
ん? 気づかなかったけど連絡が来てる?
えぇ! 複数の怪人? た、大変だ! すぐ向かわなくちゃ!
この近くだと…… って、ボクの中学校じゃん!
すぐに戻らないと!
もう二通…… シニネンさんからだ。
流石だ、もう一体倒しちゃった! それと、下の名前で呼び合おう?
ボクだとアンバーになるのかな? うん、かっこいいしボクも賛成かも!
シニネンさんはアクアさんになるのか、確かに覚えやすいね。
さて、変身して学校に急がなくっちゃ!
「ケルタイネン・タイカムオトス!!」
ボクが変身して中学校に駆け付けると、校庭の真ん中に仁王立ちしている怪人がいた。
もう日が落ちているし、濃い茶色っぽい色をした怪人だったから誰にも気づかれてないみたいだけど。
それともヴァルコイネンさんの魔法の力かな?
ボクは急いでその怪人の元へと駆け寄る。
「毒電波遮断教団の怪人…… だよね? こんなところで何をしているの!」
なんだろう、この怪人、今までの怪人とはどこか違う気がする。
「ふむ、この中学の生徒と思っていたが、外からやって来たか。大総督殿の予測もあてになるものではないな」
「なっ、狙いはボク!?」
どういうことだろう、ボクがこの学校の生徒だってばれてたってこと?
いや、予測って言ってた!
ボクがこの中学校に通っていると思われているんだ。
なんでバレたんだろう?
でも今はそんなことよりも、この怪人を倒さないと。
「そうだ、黄色の魔法少女よ。我が名は毒電波遮断怪人・イナーゴロク。死より甦りし怪人よ」
死より甦りし?
ゾンビってこと?
なんだかいつもの怪人より手ごわそうだ、気を引き締めないと!
「ボクの名前は、ケルタイネン・アンバーだよ、ボクが狙いだというのならボクだけを狙ってよ! 他の生徒に手を出すことは許さないよ」
友達に、ううん、友達だけじゃない、この学校の生徒に、なんかしたら許さないからな!
「我は弱者に興味はない。あるのは強者との戦いのみ…… いざ、尋常に勝負!」
「望むところだ!」
なんだろう、尋常じゃない威圧感を感じるよ。
それ共に少し甘い匂いもする。
一体何の怪人なんだろう、でも、今はそんなことはどうでも良くて、この怪人を倒すことだけを考えなくっちゃ!
ボクは正義の魔法少女なんだから!
「我は生前、自慢の後脚を失った。だが、それ故に我は新たな力を欲した。我が辿り着いた一つの答え、それが人間どもが生み出した武術よ、通信教育にて武術を納めた我を止めることはできるかな?」
「脚を失った? キミは一体…… か、怪人は怪人だ、ボクが退治する!」
確かにこの怪人は手足が四本しかない。
いつもの怪人は大体六本なのに。
「では、行くぞ!」
今までの怪人は良くも悪くも、虫が人間大になっただけの見た目だったんだけど、この怪人は違う。
まるで失った後ろ脚を補うかのように、前脚と中脚が、まるで人間のように太く長く進化しているよ。
胴体はそのまんま、バッタ? のものだから、とても異様なんだよね。
その姿はまさしく異形と言っていいかもしれない。
それに、外見も見たことのない妙な照りがある。
カブトムシとかのような甲虫の殻の光沢ではなくて、何て言うか、照りがある、まるで体中に何かを塗りまくっている、そう、ボディビルダーの人達がオイルを塗っているようなテカリや照りがあるの。
その上で、なんか、こう、甘じょっぱいような匂いが漂ってくる……
一体何の虫が元になってるんだろう?
後ろ足を失ったって言ってるし、バッタなのかな。
バッタが一番近そうだけど…… ただのバッタじゃないよね?
でも、この怪人は雰囲気というか、その身にまとうオーラが、今までの怪人とは全然違う!
この怪人は、間違いなく強い!
でも、ボクは正義の魔法少女だから! 負けない!
「こっちこそ! いくよ!」
ボクはとりあえず様子見で走り寄る!
ついでに、恥ずかしんだけど、ボクの走り方は俗に言うところの、女の子走りなんだ。
ボク、実は運動神経もないんだよね。
それでも魔法少女の身体能力は凄いから、女の子走りで凄いスピードで走るってことになっちゃうんだけど!
他の魔法少女になんか気持ち悪いって言われちゃうんだよね、ちょっとショックだよ。
でも、今はそんなことよりこの怪人を倒すことの方が先決だよ!
一瞬で距離を詰めて、腕を振り上げてグー作ってそのまま不格好に振り下ろす!
猫が引っ掻く様な無様なパンチだけど、ボクはこのパンチで幾人もの怪人を倒してきたんだ!
「舐めているのか? そのような打では、我には届かんぞ!」
圧倒的な怪力で打ち出したはずのボクのパンチは、怪人イナーゴロクに簡単に受け止められて、いや、絡めとられるって言った方が正確かも知れない、確かにボクのパンチは怪人には届かなかった。
そして、次の瞬間、ボクの視界は回転して、もう太陽が沈んでしまった後の夜空を見てた。
ボクは地面に転がされてた。
いつの間に? どうやって?
ボクが投げ飛ばされたと気づくまで、少しの間を有したくらいだよ。
その間に怪人は、ボクの右腕に素早く足を絡めて腕を引っ張って来た。
一瞬、腕を引き抜かれるかと思ったけど、これ、確か柔道の技だ。
なるほど、武術を学んでいたってこういう事か!
ボクは右腕を関節技で決められながらも、ゆっくりと立ち上がる。
重心がズレているから、転びかけるけど、重さ的には何の問題もない。
無論痛みもないよ!
普通なら骨が折れちゃうかもしれないけど、魔法少女の肉体、とりわけボクの体はそんなやわな作りじゃないだ。
「えい!」
そん掛け声と共に、怪人が取り付いている右腕を振り上げて地面に力いっぱい振り下ろす!
怪人が素早くボクの腕から逃げ出し、ボクの腕は地面を叩く。
深く重い音と共に衝撃が起きて校庭の地面に大きな穴をあける。
後で怒られないかな?
でもボクがやったとはわからないか。
それでも気を付けないと。明日、校庭使う人が人が困るもんね。
「なるほど、中々の膂力。だが、それだけだ。それだけでは我は倒せん」
今、ボク、馬鹿にされたのかな?
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